こんにちは、sadachi. です!
「明日への74」は好評裡のうちに、2022年11月13日(日)に終了いたしました。たくさんのご来場をいただき感謝申し上げます。ありがとうございました!
団塊の世代に生まれた私たちが大阪万博を経て、金沢美大を卒業したのが1971年でした。
それから47年、2018年の11月に卒業生有志による「古希展」が開催され、その4年後まさに今、新たな同士を迎えて「明日への74」が開催される運びとなりました。
皆さま、お待たせしました!
あの伝説の「古希展」から早4年。
新たな仲間を加えた第二弾作品展、
「明日への74」を開催いたします。
思い出の地、金沢で再び花咲く
制作と友情の目撃者とならん事を。
DMの文章です。
場所も同じく「石川国際交流サロン」に集った仲間たち。
ここに、その作品を順次紹介していきます。
お時間の許す方は会場へお運びいただき、74歳にして今も盛んな制作と友情の目撃者になっていただければ幸いです。
それでは、どうぞ…!!!
Contents
【展覧会名】
明日への74(金沢美大1971年卒同期生有志による)
【場所】
石川国際交流サロン
H.P.:https://www.ifie.or.jp/japan/facilities/salon/home_salon.html
【住所】
〒920-0962 金沢市広坂1-8-14
【電話・Fax】
電話:076-223-8696、Fax:076-223-8685
【期間】
令和4年11月1日(火)~令和4年11月13 日(日)
※ 月曜休館日
【開館時間】
10:00~18:00(最終日は16:00まで)
【内容】
金沢美大1971年卒の有志15名の作家たちが、東京、名古屋、関西、九州から集まり、74歳を記念してグループ展を第二の故郷・金沢で開催します。前回4年前に続き第二回目の開催です。絵画、工芸、彫刻、商業デザイン、工業デザインと各分野で現在でも制作活動を続けている仲間が出品します。多種、多彩でユニーク、面白く、楽しい展覧会です。
掲載作品に関しては、前面ガラス越しの撮影になりますので、解像度が落ちています。
石黒 大右 (大阪府在住)
4年前に開催された金美同期有志による「古希展」を拝見して刺激を受け、71歳から水彩画をはじめました。作品はインスタにdaisuke_ishiguroで投稿しています。ご覧いただけましたら幸いです。
水都大阪(堂島川と水晶橋)
水都大阪(土佐堀川と淀屋橋)
これぞ大阪の街(通天閣と新世界)
交わる(近江八幡堀と白雲橋)
掲載作品に関しては、前面ガラス越しの撮影になりますので、解像度が落ちています。
伊関 秀雄 (兵庫県在住)
「明日への74」への想い 写生を始めたのは確か小学生の低学年の頃?大きな湖(檜原湖)に感動して描いたと記憶している。あれから60数年、絵心を忘れずに居たことが「明日への74」へと繋がっている。
木島平村の春(菜の花畑)
木島平の春(山菜)
木島平の春(水芭蕉)
木島平の春(ブナ林)
江里 敏明 (京都府在住)
前回の古希展から4年・・・。かつての同窓の面々と何十年振りかで再会し、作品を持ち寄り刺激しあいました。以来、歳は取ったものの皆の熱意に刺激され、ますます制作の意欲は増すばかり。今回もテラコッタ作品で挑戦します。
トルソー テラコッタ
干支 子 テラコッタ
干支 寅 テラコッタ
干支 午 テラコッタ
干支 申 テラコッタ
干支 亥 テラコッタ
鐘馗 テラコッタ
金田 博 (東京都在住)
大学卒業後、東京で製品開発デザイン30年、大学で聴覚障害学生にデザイン教育15年、60歳頃から独学で木工拭漆を始め、手仕事の充実感と造形に出会い自分が使いたい器などを作る、これからも楽しみながら創りたい。
北村 三恵子 (京都府在住)
最高の場所、時間。今回は灯りを中心にフェルトの暖かな光の中で過ぎてゆくおだやかな時間、大切にしたいものです。ものづくりの楽しさはこれからも・・・
小網 重一 (石川県在住)
陶器と漆をコラボした陶胎漆器に魅せられ、生活用品を中心に制作しています。水を通さず、狂わない陶器に、保温性と断熱性がある漆との合体は、思いがけず柔らかい感触に仕上がりました。手にとって楽しんで下さい。
阪本 やすき (長崎県在住)
同窓生数人が久々に金沢で顔を合わせ、古希を機会にグループ展をやろう!となった。誰が誰をさそうか基準はない、詮索もしない。僕にも声がかかり心が弾んだ!あれから4年、再び「明日への74」展。タイトルは人間国宝の呟きで決まった。
「綾シリーズ」 冷酒シーン
「綾シリーズ」 燗酒シーン
「綾シリーズ」 締めの蕎麦
「すみのわ」
「カトラリー」
「部屋の隅に華を添える」
佐藤 有里恵 (東京都在住)
私の日本画は、少し変わっていると言われる。確かに本来の日本画のイメージは湧いてこない。これは、日本画の勉強をしていなかったので、かえって自由な発想で描けるのかもしれない。さらに、もっと自由に描きたい。
遠くから聞こえる
喧
高橋 汽章 (石川県在住)
皆で逢えるだけでも充分なのに、ましてや作品を通して語り合う事が出来るとは。なんと極上の集いでせう。少々気が早いかも知れないが、そろそろ「明日への77」のご準備を。
掲載作品に関して前面ガラス越しの撮影になりますので、解像度が落ちています。
高畠 泰子 (石川県在住)
コロナや国際情勢など社会が変化している今。青春時代を共に過ごした仲間たちと作品展を開催できることは大きな喜びである。現役を退いて日が経ってもこうして仲間たちに刺激され、制作することに幸せを感じている。
竜金花
君子蘭
秋桜
鉄線花
薔薇
千葉 貞義 (石川県在住)
ついぞ手に付かなかった孫の絵ですが、今回の展覧会の出品にあたりアルバムをひも解いたところ、目についた一葉があったので、これを題材に鉛筆、色鉛筆、水彩と3点それぞれ描いてみました。いかがでしょうか?
孫・大地2歳(色鉛筆画)
孫・大地5歳(水彩画)
孫・大地8歳(鉛筆デッサン)
中川 衛 石川県在住)
「明日への74」展では同級生の集まりの作品発表であり、緊張感なく楽しく参加しています。当展を通してご高覧された多くの方に、長い年月で培われた伝統工芸の技法の素晴らしさを知っていただければと思っています。
象嵌朧銀花器 勝虫舞う
象嵌花器 夜空(南)
西尾 昭子 (兵庫県在住)
赤レンガの校舎、大欅 ― 青春の日々を共に過ごした人、知らなかった人…、50年の時を経て、ここに集い、其々の作品に触れる幸せに感謝します。自分なりに絵と向き合う気持ちと感覚、そして体力を持ち続けたいと思います。
春光
想い ’22
宙
掲載作品に関して前面ガラス越しの撮影になりますので、解像度が落ちています。
吉川 秀男 (静岡県在住)
最近、誘われて人物クロッキー、パステル画を始めました。思うに任せぬ腕と指先、そして線、これからも続けて行こうと久しぶりの刺激でした。「人生は挑戦に充ちている!」を胸にアート活動を続けて行こうと…。
Ⅲ Cat’s
「call me?」
まだかな…?
ゆるい…1日
正面図
「ジャマだけど…」
「アンという名のロシアンブルー」
Bros.
「日日是好日(にちにちこれこうじつ)」
今回は「『明日への74』金沢美大1971年卒業同期生15人による作品展」と題しまして、さまざまなジャンルの作品をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
15人とありますが、1名だけブログ掲載は不可というメンバーがいたため、14人の紹介となったことをお詫びいたします。
74歳にしてなお制作に意欲を持ち続ける戦士たち、近未来の目標は3年後の77歳・・・。
喜寿に到達したときに「明日への77」で再び、私たちの制作と友情の目撃者となっていただければ、この上ない喜びを感じることでしょう。
それでは今回はここまでとさせていただきます、最後までご覧いただき誠にありがとうございました!