こんにちは、貞千です!
6月も中旬になると日中は暑く感じます。ただ朝夕は涼しいですよね。そんな日は犀川が呼んでいます。気持ちいいですよ!
ということで、今回は「犀川散歩」第二弾です!例によって、自宅から犀川へ出て最初に上菊橋を渡り右岸を歩きます。
右岸の主なところをご紹介しながら、御影大橋まで行きたいと思います。御影大橋から左岸を歩いて帰ります。これで大体10000歩弱くらいでしょうか。いい距離です!
これを書いていて気づいたんですが、下流方面へ歩くときは何故か右岸を歩いていますね。左岸から右岸で帰るコースは3割にも満たないんじゃないでしょうか?
逆に上流方向へ歩くときは、左岸を歩いて右岸から帰ってくる方が圧倒的に多いです。これって、無意識のうちに犀川を左側にして歩いていることになります。ちょっと不思議な気持ちになっています!
では早速、上菊橋からスタートです!
Contents
坂を下って犀川緑地へ行くと上菊橋が目の前です。この両側には花壇があるのですが、この花壇の花の植え込みは年2回、十一屋校下の担当です。私も家内と参加したことがあります。
橋上から左側斜め前方に「さらら荘」が見えます。ここは以前、「さらら館」といって金沢では唯一ペットが泊まれるペンションでした。
家内とウォーキングのさ中、あそこでお茶飲めないかなとフラットは入ったのが10年前。
以来ズーっと交流が続き、私と家内の今の知り合いはほとんどここでできたといっても過言ではないくらい、ひとつのコミュニティになっています。
2年ほど前、代替わりして今のさらら荘になったのですが、行く機会がほとんどなくなっているのが現状です。
でも、何かあると“やれ花見だ!”、“忘年会だ!”と誰ともなしに集まりの要請があり、主人が音頭を取ったりなんかして、そうですねェ年3~4回は集まるかしら、いいもんですよ!
上菊橋のたもとのスロープを通って犀川の川縁へ出ます。ちょうどさらら荘の下ですね。
ファア~!川面を渡ってくる風が気持ちいいい!
下菊橋の下を通って桜橋方面へ、因みに下菊橋のたもとには菊川交番と消防の菊川分団、小公園があり公衆トイレもあります。
右に家内がいつも行っている美容室を過ぎると桜橋との中間点ぐらい、ここには大きな鯉とおぼしき魚影をたくさん見ます。この辺りはカモの姿もたくさん見たのですが、今は来た当初よりも数が激減しています。居場所が変わっているんでしょうね!
この下菊橋から約200mぐらいでバーベキューができます。ちょうどおりてくるスロープがあるのですがそこまでの草地です。自転車の道がありますのでそこから道路側まです。下菊橋の橋下及び自転車道のアスファルトから川側の芝生はできませんのでご注意ください。を入力
カモの親子連れを見ました。数えたら子ガモが8羽、元気に育っているようです。それにしても親ガモはすごいですね、毅然として子ガモを見守っています。母親なんでしょうね。そういえば、このシチュエーションは親がいつも1羽しかいませんね。父親はどこへ行っているんでしょう?
桜橋の下はいつも休憩場所です。石段の上に木を設えた階段で相当古くなっていますが、頑張っているようです。私たち以外にもこの階段で休んでいる方はたくさんいるんですよ!
ほどなく行くと「室生犀星」の文学碑があります。川縁からは行けませんので、少し先へ行くと公衆トイレがあるのでそこを通り抜けて“犀星のみち”に出るとすぐです。
“小景異情”の一節あんずの詩が刻まれています。
あんずよ
花着け
地ぞ早やに輝やけ
あんずよ花着け
あんずよ燃えよ
室生犀星
この碑の文字は、室生犀星自の自筆によるものだそうですよ!見る価値ありですね!
その先に「ステーキハウスにしむら」があります。ここも犀川を歩いているとどうしても目に飛び込んでくる場所なんですね。
お肉大好き人間の家内が、通るたびににしむらがあるよというもんですから、入ってみました。予約がないと無理かなと思っていたのがどうぞと言ってくれたのでよかったです。お肉も柔らかく、家内は大満足です!
犀川大橋の手前にお花畑があります。普段は通行できないところなので上から見るのですが、通り抜けは不可ですが中に入って写真を撮るくらいはできます。たぶん個人の管理だと思うのですが…。バラとか季節の花が咲くのでホッとしています!
犀川大橋が近付いてきました。ここから先は後半にしましょう!
犀川大橋、つい最近まで橋下に足場を組んで橋梁の補強工事をしていました。その足場の不思議なことに川に支柱がないのです。作業員は中に入っていくのですが、宙吊り状態です。技術の進歩って凄いもんだと感心させられます。
犀川大橋というくらいですからどんだけ~と思うかもしれませんが、橋そのものはそんなに大きくはありません。それよりグリーン一色に見える橋、実はグラデーションになっているんです。知ってましたァ~?
犀川大橋前後の北側は、言わずと知れた片町の繁華街、ここは上がるのも不便ですしご紹介なしの通り抜けです!またこの大橋前後だけ川の両側が極端に狭くなっています。朝は自転車も多いので結構怖いですよ!
先に行くと新橋ですね。アユ釣りが解禁されましたが、新橋を過ぎると太公望の姿がちらほらします。桜橋から上流にもたくさんいるのですがこの辺りでもサギが必ずといっていいくらい見かけます。また道が広くなって、芝生が広がります。
そして、遠くに御影大橋の雄姿が見えてきます。その手前に公衆トイレがあり、上に上がると「犀川神社」です。
元車町にあった春日社が1768年に洪水で流失した後に災害・災難等からの守護の願いを込めて、現在の中央通町に建立されて現在に至っているといいます。朝は結構参拝している人が多いですよ!
いよいよ御影大橋です。ここの下流側の袖に階段があるのでここを登って犀川を左岸側に渡ります。
御影大橋にはきれいなアーチがあるのですが、片方だけです。何故両方に架けなかったのでしょうね、単弦ローゼ橋というそうです。ここの歩道は弓型の曲線になっています。直線の方がコスパがいいはずですから、単弦というのもデザインなんでしょうね。
金沢の橋で気付いたことがひとつ、あまり大きな橋ではないのに大橋なんですよね。犀川大橋でしょ、御影大橋、大豆田大橋、若宮大橋、そうそう浅野川に浅野川大橋もありましたね。金沢の人は“大”をつけるのが好きなんですかね。庄川にかかっている中田橋なんか地味ですけど大きいですよ!
では、左岸を上流の方に向かって帰ります!
ほどなく行くと公衆トイレです、ちょうど右岸の場所の反対側ですね。市民がいろんな形で犀川を楽しむときに必ず必要ですもんね。いいことです!
石野病院の大きな看板を過ぎて新橋の下をくぐります、ここから道幅が狭くなります。11月頃でしたか、この辺りにイルミネーションが展開されるんですよね。なんか片町のお祭りみたいな感じでしたけど結構きれいでしたよ!
この間にも、花壇がありますね。花壇が設えてあるということは金沢市の管轄だと思うのですが、いつも管理されているので気持ちがいいです!
犀川を越えると、たもとに「寺喜屋」という小料理屋さんがあったんですよね。故あって、店は亡くなりましたがここの女将さんが前出のさらら館のオーナーママとお友達で最近も一緒になってカラオケとかも行きましたよ。さらら館コミュニティですね!
ほどなくすると、先日ご紹介した「山錦楼」とか「つば甚」、「杉の井穂濤」などが見えてきます。結構、ここにも一流料亭が固まっているんですね。
因みに、歩いているのは犀川の土手なのですが、上の道も右岸と同じように“犀星のみち”なんです。句碑とかはないですけどね。
桜橋の左岸、ここにハトがたむろしています。どこにいてもおかしくないハトですが、犀川で見かけるのはここだけです。誰か餌付けでもしているのでしょうか?不思議ですね!
桜橋を過ぎて中ほどまで行くと「湯屋るる犀々」があります。最初歩いているうちは何だろうと思っていましたが、最近人気のホテルで、評判もいいようです。
このホテルの前、犀川ですが…。ほんとにたくさんいたカモをトンと見かけなくなりました。カモは朝早くから餌を食べているのですが、私がウォーキングから帰る頃は食べ終わったあとなんでしょうね、ちょうど川べりに羽を休めているのを見るのが常でした。
土手を歩いていると知らん顔なのですが、下の小径へ入っていくと順番に気付いてサーっと川の方へ逃げていくのです。可愛かったですけどね!
ホントそうですね!
昔はカモだけじゃなく、キジとかサギとか、ムクドリなんかももっと多かったですよ。キジなんか最近全然見なくなりましたから、寂しいですよ!
下菊橋まで戻ると大がい家内はここから上がろうと言います。私は何とか少しでも歩きたいので上菊橋まで引っ張ろうとします。まあ、半々ですかね!
犀川が大好きなことは何度もお伝えしているのですが、まだまだ飽き足らない気持ちでいっぱいです。
あの爽快感と開放感、また会話をするわけでもないのにすれ違う人たちとの触れ合い、桜から新緑に包まれた緑、季節感いっぱいのスポットです。
孫が来て玉蹴りをしてもそんなにお金がかからない、ここでは私にとって安上がりも演出してくれる最高の場所になっています。
もう1ヵ所犀川の河川敷でバーベキューのできる場所があります。
大豆田大橋の右岸、「APA金沢本店ビル」の前の草地です。下菊橋とここの2ヵ所以外でバーベキューをするのは禁止されています。また足付きのコンロであれば、炭もOKだったのですが、2016年3月からカセットボンベのみ使用可能となっています。ご注意ください!
第一弾から下流をご紹介した「犀川散歩」第二弾、いかがだったでしょうか?
ウォーキングやジョギング、ふらっと散歩など犀川を愛する人はたくさんいます。ぜひ、爽やかな犀川の河川敷でお会いしましょう!
それでは、今回はここまでとさせていただきます。
また次回の貞千がオススメする金沢風景・グルメ完全攻略ナビでお会いしましょう!
さようなら!