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犀川散歩!チョー気持ちいい!カモやサギ、カワセミと戯れる!

こんにちは、貞千です!

室生犀星がこよなく愛したといわれる犀川、

   美しき川は流れたり
   そのほとりに我はすみぬ
   春は春、なつはなつの
   花つける堤に坐りて
   こまやけき本の情けと愛とを知りぬ
   いまもその川のながれ
   美しき微風ととも
   蒼き波たたへたり

と詠んでいます。

何とも、誘われませんか?

私は誘われて、今回の「犀川散歩」になりました。いい日和です!

ということで今回は、私のウォーキングコースの1つである「犀川」を散歩します。桜は終わってしまったけれど、今が一番いい季節だと感じています。

私の家は若草町にあるので、犀川まで10分程度。大きな欅の木がそびえる八幡神社の裏坂から法島町不動尊を通って道なりに右折するとすぐです。

左手が犀川緑地、右側にはいしかわ子ども交流センターがあり、それらの駐車場の間を抜けて犀川の土手に上がると視界がいっぺんに広がります。

犀川です!

ここからは、左手斜め前方に上菊橋、手前には大きな芝生広場、右手遠くに雪見橋、その左手後方には医王山の美しい山並みが望めます。

フワーっと幸せ感が私の中に広がります。チョー気持ちいい!

手前の芝生の広場では、4月のはじめ義母と家内の三人で花見をしました。犀川土手はいたる所に桜があり、季節には満開の桜が市民を憩うのです!

通常この広場ではグラウンドゴルフをやっています。私が金沢に来た頃は、ゲートボールだったように思うのですが、グラウンドゴルフに取って代わられたようですね!

朝方には、通勤・通学で歩く人や自転車の人を多く見かけます。いつだったか、女子高生と思える十数人の自転車集団と遭遇、すれ違いざま『おはよございます』と声をかけて通り過ぎていきました。とても爽やかな気持ちになったものです。

では、いよいよ犀川へ降りていきましょう!

 

Contents

犀川散歩、チョー気持ちいい!まず左岸を歩く

犀川の川べりまで下りて、まず流れを見ます。そこから何を得るわけでもありませんが、今日は水が澄んでいるな…とか、今日は水量が多いなァ~とか、感じるのがいいです。

ここは左岸、ここから上流方向・雪見橋の方に歩きます。

犀川
金沢市の最高峰標高1644mの奈良岳に源を発し、金沢市内の中心部を通って日本海に注いでいる二級河川が犀川です。同じように中心部を流れる浅野川は愛称「女川」で、それと比較して「男川」と呼ばれ地元に親しまれています。因みに、犀川と同じ名称の川は秋田県や長野県、岐阜県、京都府にあり、全国で7本の川が存在します。

上流方向に臨むと正面に雪見橋、左手後方には医王山、右手遠くには白山連峰が連なり、空気が澄んでいるせいか綺麗ですねェ~!土手は桜並木です!

ペットの散歩、ウォーキング、ジョギングの人達とすれ違います。これが土、日になると平日の2~3倍に増えるんですよ!休日ドライバーならぬ休日ジョッカーというところですかね!

アユの解禁期には太公望の姿をたくさん見ます。ただ土、日でもあまり増えたりはしてしないので、お年寄りの方とか常連さんが多いんですかね!

右手には、いしかわ子ども交流センターがあり、星空を眺めることができるプラネタリウムや約8000冊の図書館があり、遊びながら社会で必要なルールや礼儀を学べる施設になっています。児童向けのイベントもあります。

この辺りから雪見橋まですっかり整備され、ほとんどが芝生になっています。私が来た頃は雑木等が生い茂り、キジの姿をたくさん見ましたが、最近はトンと見かけなくなりました。ちょっと残念ですね!

土手の右側には、犀川緑地公園が広がっています。犀川みんなのギャラリーがあり、児童遊具やベンチ、公衆トイレなどの施設が整っています。小川のせせらぎがあり、樹木がたくさんあるので、バードウォッチングのメッカにもなっています。

雪見橋を越えると、左手の川べりに芝生はなく雑木が生い茂っており、右側は樹木と犀川緑地公園になります。間の土手を歩くことになりますがもちろん公園の中に遊歩道もあり、公衆トイレもあるので、こちらを歩くことも多いです。

大桑橋の手前、犀川緑地公園の終点は大桑ぐるぐる広場です。大きな芝生の広場で、休憩施設や遊具、公衆トイレなどが整備されています。大桑橋を渡って右岸に入りましょう!

大桑橋を渡って右岸は雪見橋まで整備がされてなく、土手というよりも普通の生活道路になっています。ここから下流に向かうわけですが、ウォーキングの時は大桑橋から雪見橋を通って、上菊橋、下菊橋、桜橋辺りで左岸に渡り帰ると、大体90~120分、≒12000歩ぐらいです。

コースとしては、もっと上流の貝殻橋まで行き、上菊橋で帰るコース。上菊橋から下流の御影大橋や大豆田大橋から戻るコースなど、その日の気分で変えたりします。最長は若宮大橋ですね!

一級河川と二級河川
河川は私たちの生活に深くかかわり、私たちの暮らしを守り産業の発展を担っています。そんな河川の中で流域面積が大きく、国の管轄になっているのが一級河川です。二級河川とは、流域面積が比較的小さい水系で都道府県が管理している一級河川以外の河川をいいます。

 

犀川散歩!カモやサギ、カワセミと戯れる!

犀川及び犀川河畔には野鳥や野花などたくさんの生物が息づいています。

カルガモ、カラス、トビ、ハト、スズメ、セキレイ、ムクドリなどの野鳥は見ない日がないほどよく見かけます。その他にも出遭う野鳥はたくさんいるのですが、名前がわからず・・・。

カルガモが小さいヒナと一緒の姿はとても可愛いです!ですが、見るたびにヒナの姿が減っていくのは悲しいですね。それでも2~3羽は残るようです。この春のウォーキングの時に新橋から御影大橋の間で7羽のヒナを見守るお母さんカモを見つけました。とっても嬉しかったです!

秋になると、産卵のためでしょうね、サケが上ってきます。とっても傷ついていて、痛々しいくらいの姿なので、つい、頑張ったねと声をかけてあげたくなっちゃいます!

冬場には、カモなどの渡り鳥がたくさん飛来します!ウミアイサやカワアイサなども渡ってきますので、大型のカメラをかかえたカメラマンがシャッターチャンスを狙って県外からも来ています。

おじいさん
毎年、夏休みに訪れる“孫”、昨年は何度か一緒に犀川へ出ています。河原でお婆ちゃんと思しき人と石切りをしていた子ども、うちより2~3歳は上と思われる男の子、マネをするようにそばで孫も石切りを始めました。全くうまくいかない孫、二人の距離が段々近くなり、そのうちに今まで言葉を交わしていないのに手ほどきを受けていました。かといって、親し気な会話があるでもなく、黙々と投げていましたね。子どもって凄いなあ~と感じた一瞬です!

シラサギやアオサギも優雅ですね。家内と二人で歩くときには、どちらが先に見つけるか競争です。先に見つけると、誇らしげになるのも不思議です!

一度だけ犀川でカワセミを見たことがあります。2月頃に兼六園の瓢池にはよく来るので2度ほど見たのですが、犀川で見たのは初めてでその一度きりです。また出遭えたらいいな~と思っています!

川の中にはたくさんの魚たちがいるのでしょうが、見ることができるのは初夏から岸辺で泳ぐ小魚とたまに飛び跳ねるアユ(?)でしょうか。鯉の魚影はよく見ます、緋鯉も二回見ましたね!

夏場に見るハグロトンボ、優雅で美しく、繊細な中に気品を感じる姿に感動さえ覚えます。ハグロトンボに最初に出遭ったのは、大阪時代・鉢ヶ峯の小川の辺を歩いていたとき、フワーッと飛び立った光景が忘れられません。群生していたんですね。

それが犀川で再会、感動しました!もちろん群生していないのが少し残念ですが毎年遭いに行きます!

そうそう、一度だけというのがもう一つありました。それはカメです。カメは水辺で見ることはありますが…。見たのは大桑橋から雪見橋間の右岸の道路上、ゴルフ練習場と城南中学の間ぐらい、川までは相当距離があります。

車に轢かれる位置ではないのでそっとしておきましたが、これ以上道の中に出てはいけないよ…とつぶやいていました!

犀川河畔は、野生の草花の宝庫でもあります。ヒメジョオン、ミヤコグサ、ブタナ、シモツケ、サルビアセージなどなど、それに蝶が飛び交い、トンボがはやし立てます。

私も、歩きながら気持ちの中では精いっぱいみんなと戯れています。犀川って、チョー最高!チョー気持ちいい!

 

まとめ

今回の犀川散歩!いかがだったでしょうか?

私の場合、犀川は私のフィールドと言っていいくらい大好きなので、あれも紹介したい、これも紹介したいという思いでいっぱいです!

おじいさん
お弁当持って、ブルーシートを敷いてお花見やピクニック、孫とのボール蹴りやボール投げ、竹とんぼやかけっこなど犀川はどんな時でも私たちを受け入れてくれます。一面真っ白な雪の中に足跡をつけるのも好きです。遠くに目標を見つけて、それに向かって歩くとまっすぐ歩けるもんです。後ろを振り返って満足しています!

拙い文章でしたが、私が犀川を大好きだということはわかっていただけたんじゃないかと思います。今度また機会がありましたら、茶房&Hotel「さらら荘」とかバーベキューのできる場所とか、室生犀星の碑などをお届けしますね!。

それでは今回はここまでとさせていただきます!

じゃあ、また「貞千がオススメする金沢風景・グルメ完全攻略ナビ」でお会いしましょう!

さようなら!

sadachi

こんにちは、sadachi. です! 当ブログににお越しいただき、誠にありがとうございます。 今までは、私の拙い文章で進めてきましたが、今後はいろんな似顔絵に挑戦して、その仕上げていく過程を見ていただきたいと思います。 あなたのちょっとしたお時間に、私の似顔絵を見ていただくことができたら、最高に嬉しいです! よろしくお願いいたします!

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sadachi