こんにちは、sadachi. です!
石川県は19日、金沢市割出町の高齢者介護施設「ハッピーホームわりだし」と、県内の飲食店で新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生したと発表しています。
感染者はそれぞれ12人と7人で、県内のクラスター12例目となっています。
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高齢者介護施設「ハッピーホームわりだし」では、入居者8人と職員4人の計12人の感染が確認されたんですね。
高齢者施設のクラスター認定は県内初めとなり、感染拡大を防ぐため県は同日、感染管理専門の医師や看護師ら3人でつくる県版クラスター対策班を派遣したそうです。
対策班は、玄関先で防護服に身を固め施設へ、職員らに対し感染症対策を3時間以上にわたって、感染リスクに応じて区分けするゾーニングなどを指導したとのことですよ。
施設は認知症の高齢者が暮らすグループホームで入居者18人、職員ら23人の計41人のうち19日までに全入居者と職員18人の計36人の検査をしたとのことです。
今回感染が確認された12人以外の24人は、陰性だったとのことですよ。
検査が残っている職員ら5人に関しては、今日以降に検査をするとしています。
施設を運営するNPO法人「ハッピーホーム」によると、施設は1棟2階建てで2014年に事業を開始、認知症を患い、介護度が要支援2以上の金沢市民が入居しているとのことです。
入居者が別の階を行き来することは原則ないといい、どこからウイルスが入ったのか感染経路は分かっていないといいます。
入居者18人は1階と2階に9人ずつで、陽性が出た8人は全員2階で暮らし、職員4人も2階の担当者だったそうです。
感染者12人のうち、まず7人が19日の午後5時の会見で発表され、残る5人は会見後に人数のみ発表されています。
7人のうち入居者は4人で、80代男性と70代女性は肺炎を発症しているといい、ほかの90代と70代の女性は症状を調査中としています。
職員は30~70代の男女3人でいずれも無症状、県は追加で発表された5人など詳細は20日に公表するとしています。
施設内では感染防止のため、3月以降は緊急時を除き入居者との面会を禁止、入館する場合は検温とマスク着用、手指の消毒を徹底していたそうですよ。
施設内は既に消毒したそうで、感染していない入居者10人は施設で共同生活を続けるそうですが、今後2週間は一緒にテレビを見たりゲームするなどの娯楽は中止するとしています。
また共用スペースのリビングダイニングで一緒に食事をしてきたそうですが、保健所の指導を受け今後2週間は各居室でとり、実質的な隔離措置を取るとのことです。
白山民子代表理事は「全職員一丸で万全な感染予防に努めてきた。どこから入ってきたのか、本当に謎だ。保健所などと相談し、予防処置を今まで以上に徹底したい」と話しています。
高齢者の方は重症化のリスクが高いですから、容体の急変などに十分留意していただいて、死者は絶対に出さないことをお願いしたいと思います。
石川県が新たに19日に発表した新型コロナウイルス感染者は19人、介護施設の12人以外の7人は、うち1人が確認されたことによって飲食店のクラスターと認定され、県内2例目となっています。
これで、県内の新型コロナウイルスの感染者は505人となり、500人の大台を突破してしまいましたね。
計7人の飲食店クラスターは、すでに感染が発表された6人を含め、小松、加賀両市の20~50代の男女で、従業員やその知人らの間で感染が広がっていったそうですよ。
両クラスターを除く新たな感染者は6人で、カラオケ大会関係はこのうち加賀市の60代と80代の女性2人で、カラオケクラスターは累計81人と二ツ屋病院に迫っています。
感染経路が不明なのは小松市の70代女性と加賀市の20代女性の2人で、残る2人は小松市の30代と50代の女性で、すでに発表された感染者が経営する飲食店の従業員だそうですよ。
7人の症状は、いずれも軽症か無症状とのことです。
石川県内のクラスター
(感染者集団)の状況
二ツ屋病院 86人
カラオケ大会 81人
中日本高速 29人
加賀東芝 20人
金沢市飲食店 14人
県内の製造業 14人
酒を伴う会食① 14人
ハッピーホーム 12人
岡部病院 8人
県内の飲食店 7人
金沢大学 6人
酒を伴う会食② 6人
そのほか石川テレビ放送(金沢市)の報道制作局に勤める50代男性社員が、新型コロナウイルスに感染したそうです。
石川県が19日に発表した19人には含まれていないとのことで、20日の発表になるそうです。
男性は10日夕に体調不良を感じ11日に発熱、この日に金沢市保健所に相談したそうですが、感染の可能性は低いと検査されなかったといいます。
14日に医療機関を受診したところ「夏風邪」と診断されたといいます。
その後も熱が下がらなかったとのことで、19日に同じ医療機関で抗体検査をしたところ、陽性と判明したそうなんですね。
男性は、8日以降休暇を取っていたため出社していないそうで、外出もしていないとのことで社内や仕事の関係に濃厚接触者はいないとのことなんですね。
このケースで考えさせられるのは、可能性が低いと検査がされなかったということですね。
さらに別の医療機関では「夏風邪」と診断されていることで、この間に重症化していったらと考えると怖いですよね、他人ごとではないなとつくづく思います。
【県内その他の話題】
▶南加賀地域で新型コロナウイルスの感染が拡大していることを受け、小松市は18日から8月末までを「緊急行動期間」として、市民に感染予防の徹底を呼び掛けているそうです。
大人数や長時間の会合・飲食を避けることや、マスクの着用、手・指の消毒を改めて促しているんですね。
また家庭内での感染が増えているため、家族間でタオルを共用しないことや、料理を大皿で取り分けず小分けすることなども求めているんですよ。
市のホームページや防災無線、啓発ポスターなどで市民に周知し、さらに町内会やこども園、福祉施設などにも個別に注意を呼び掛けるとしているそうですよ。
▶金沢市田上新町町会は、新型コロナウイルスの影響で行事を中止したため、手つかずとなった予算を充て、全407世帯に1世帯2000円分の商品券を配布するそうです。
同町会は、感染拡大で8月の夏祭りと9月に延期していた社会体育大会の中止を決め、町会費から配分されていた90万円が宙に浮く形になったそうなんですね。
アンケートや役員会議を経て、自粛疲れの住民を少しでも元気づけようと、全世帯に商品券を配ることにしたそうですよ。
全国共通で有効期限はなく、1日時点で居住者名簿に登録されている世帯に、今月下旬から配布するそうですよ。
▶七尾市の和倉温泉旅館協同組合は、温泉のPRキャラクター「わくたまくん」をモチーフにしたマスク「わくたまスク」を作製し、21の加盟旅館に計1500枚を配布しています。
旅館を利用する子どもに贈り、新型コロナウイルスの感染予防に役立ててもらおうとのことなんですね。
▶金沢市の明治安田生命保険金沢支社は、市に43万2400円を寄付しています。
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石川県内だけでクラスターが12例ですか、なんか最近だけでバタバタと、まるでクラスター連鎖ではないかと思われるくらいの感じで発生しているような気がします。
特に今回の高齢者介護施設のクラスターは、重症化のリスクが高いだけに怖いですね。
それと、関係者の話では「やるべき対策はやっていた」とのこと、どこからウイルスが入ってきたのか、対策を講じていてもということになると、この先の見通しが立たなくなります。
連日の二桁、クラスターがなければと思うと、悔しいですよね。
それでは、今回はここまでとさせていただきます!
最後までご覧いただき誠にありがとうございました!