こんにちは、sadachi. です!
石川県は20日、新たに20~80代の男女19人が新型コロナウイルスに感染を確認したと発表、感染していた二ツ屋病院の入院患者だった70代女性が死亡したと公表しています。
このうちの感染経路不明者は半数を超えて13人となり、1日あたりでは過去最多になってしまったとのことです。
これで県内の感染者数は計524人、死者は計30人になってしまったんですね、残念です!
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昨日の報道で、日本感染症学会理事長の舘田一博東邦大教授は、国内の新型コロナウイルスの感染状況について「今まさに第2波の真っただ中にいる」との見解を示していますね。
これに対して西村康稔経済再生担当相は第2波を認めたわけではないですが、「定義があるわけではないが、大きな波であることは間違いない」と大筋で認めているんですね。
こういった状況の中われらが石川県では、クラスターの連鎖ともいえる発生が確認され、連日二桁の感染者も確認されています。
怖いのは、感染経路不明者が多くなってきているということですよね。
昨日の発表では、1日当たり過去最多の13人、これは市中感染がどんどん広まっているということになりはしないかと懸念しています。
感染者が無症状でどこにでもいる、もしくはウイルスがどこにでも存在するとなれば、個人の感染予防対策にも支障が生じるのでは…と、不安になります。
20日に発表された経路不明の13人なんですが、金沢市が最多の6人、加賀市が4人、小松、白山、津幡の各市町が1人となっています。
その中には、金沢市の60代男性医師ら医療従事者3人が含まれているといいますから、残念でなりませんね。
石川県は、濃厚接触者がいないかどうか幅広く調査するとしているそうですよ。
20日に発表された新型コロナウイルスの新たな感染者は19人、それにも増して悲しいのは二ツ屋病院(かほく市)で入院されていた70代の女性患者さんが亡くなったことですね。
亡くなった女性には基礎疾患があり、数カ月入院していたとのことですよ、残念ですね。
二ツ屋病院関係の死者は23人になっているんですね、比率でいうと県内全体の77%を占めていることになります。
もう1点注目すべきは、重症者が2人から6人になったことですね、重症化しやすいとされる高齢者の容体が悪化したためとみているそうですけど、とても心配ですね。
県が感染状況や医療提供体制を示す独自のモニタリング指標のひとつ、重症患者用病床使用率(基準値30%未満)は、昨日の6.7%から一挙に19.4%まで増加しています。
北野喜樹健康福祉部長は「高齢者を中心に重症化リスクがある。感染者が増えれば増加は避けられず、まずは感染の抑制だ」と述べているんですね。
当たり前のことなんですけど、その”感染の抑制”をどうするのかを聞きたいんですけどね。
そのほかの指標に関しては、感染者経路不明者数・基準値1人未満(直近7日間平均)では、5.9人に急上昇しています、当然ですね。
検査陽性率・基準値7%未満(直近7日間平均=クラスター関連を除く)では、これも9.5%と基準値を超えているんですね。
病床使用率・基準値50%未満では、20日で216床への拡充が完了したとのことで、基準値は超えているんですが57.9%に大幅に改善されています。
それでも、それぞれの数値が今後も今の状態で伸びていくとすると、モニタリング指標そのものが破綻するということも考えられますね。
政府の新型コロナ感染症対策分科会の尾身茂会長が20日、「全国的にみると大体ピークに達したというのが私たちの読み」と、見解を示したそうなんですね。
ピークが今だとすると、これからは沈静化に向かうということですよね、ホントかな!?
でも重症化しやすい高齢の感染者は増えており、死者が10人を超えている日が続いている現状を踏まえると、納得というわけにはいきませんね。
お盆を含む夏休みが終わって、今後経済活動が活発化していくにつれて、拡大傾向なんてことにならないように心から願っていますよ。
さて、県内の状況ですけど、8月に入り県内の新規感染者は20日時点で計203人で、県や政府の緊急事態宣言が発令されたのが4月中旬でしたね。
その4月20日時点と比べると8月の新規感染者の方が40人多いということです、クラスターは同数の5例発生しているんですね。
20日に発表された県内2ヵ所目の飲食店のクラスターですけど、新たに加賀市の40代男性1人の感染が確認されて、計8人になったそうですよ。
また12人のクラスターが確認された金沢市割出町の認知症の介護施設「ハッピーホームわりだし」で19日に人数だけ公表した入居者4人と職員1人の詳細を発表しています。
それによると、入居者4人は80~90代の女性でいずれも無症状で、職員は60代の介護職の女性で軽症とのことですよ。
感染が判明した2階の入居者8人は20日中に医療機関に入院させたそうで、2階で唯一陰性だった入居者1人も念のため入院させる調整をしているそうですよ。
施設の入居者18人と職員ら23人の計41人の検査はすべて終了、職員の同居者ら6人も検査をして全員陰性だったとのことです。
1階の入居者9人に関しては、施設内で感染対策を徹底したうえで生活を続けるそうですよ。
県は19日に続き県版クラスター対策班を派遣し、感染拡大を防ぐゾーニングをはじめ、防護服の使い方や手指消毒などを指導するとしています。
また県内にある高齢者や障害がある人の入所施設に対し、感染防止対策の徹底などを注意喚起する通知を出しています、金沢市も市内の施設に出したとのことですよ。
▶加賀市医療センターでは20日、30代の女性医療技師が新型コロナウイルスに感染、濃厚接触者はいないということで、センターは休まずに診療を続けるそうです。
ただ加賀市は市内で感染者が急増していることから、センターの診療体制を維持するため、市民に急がない受診を控えるように求めているそうですよ。
▶石川テレビ放送は20日、放送技術局に勤務する津幡町在住の60代男性スタッフが新型コロナウイルスに感染したと発表しています。
19日に発表した報道制作局の男性社員とは接触の機会はなく、感染経路は別だそうですよ。
同社は社内消毒をして、男性スタッフと接触の可能性がある社員9人を、自宅待機にしたそうですよ。
スタッフの感染を受けて、自社制作番組『石川さん情報LIVE リフレッシュ』は21日から当分の間放送休止とし、『FNN 石川さん Live News it』は20日からローカル枠を大幅に短縮するとのことなんですね。
▶小松市のコマニーで、東京事務所に勤務する男性社員が新型コロナウイルスに感染したと公表しています、事務所は消毒を行い、通常通り営業を続けているそうですよ。
【県内その他の話題】
▶金沢市の鳴和プラスチックは、フェースシールド100個とマウスシールド70個を小松市教育委員会へ贈っています。
▶北陸郵便局長協会南加賀地区郵便局長会は、泡ハンドソープの4㍑入り80個と250ミリ㍑入り240個を小松市に贈っています。
▶金沢市の金沢バランス接骨院は、アルコール除菌液1年分・12㍑を小松市土居原町の中華料理「餃子菜館勝ちゃん」へ贈っています。
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石川県新型コロナウイルス感染症対策本部会議アドバイザー市村宏金沢大教授(ウイルス感染症制御学)は、「大きな波が来ている」との見解を示しています。
市中感染が広がり、高齢者介護施設でクラスターが発生し、感染対策と社会経済活動の両立を説き、高齢者施設での感染拡大を防ぐことが最優先課題だと指摘しているんですね。
飲食関係で感染者が出るのはもっともだが、高齢の感染者が増えれば30床ある専用病床を圧迫する恐れがあるとして、いかに高齢者施設のクラスターを抑えるか、施設にウイルスを入れないかが大きな課題と述べています。
また経路不明者が増えていることについて、市中感染が広がっている傾向だとして「不特定多数の人が集まる場所へは今後2週間ほどは控えることが必要」と指摘しているんですよ。
第3波、第4波は必ず来るとして、感染を完全に防ぐのは難しく、ビジネスも動かしていかなければいけない。ある程度の感染者が出るのを許容する社会にならないといけないと話したそうなんですね。
何となくわかるような気がしますが、辛いですね。
それでは、今回はここまでとさせていただきます!
最後までご覧いただき誠にありがとうございました!