こんにちは、sadachi. です!
今日も石川県の新型コロナウイルスの感染状況をお伝えしていきますね。
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石川県は3日、新たにゼロ歳~80代の男女11人が新型コロナウイルスに感染したと発表、1人が中等症で残りの10人は軽症か無症状とのことです。
金沢医療センター関係のクラスター(感染者集団)は、クラスターが確認される前に退院していた人や、入院患者の親族と来訪者の6人で、関連の感染者は計36人になっています。
6人のうち3人が退院者とのことで、うち金沢市の70代無職男性は2日にけがで石川県済生会金沢病院に搬送されたときに発熱があり、抗原検査を受けて陽性と判明したそうです。
この男性が肺炎を患っており3日には、コロナ患者を受け入れている別の病院に転院しているとのことです。
退院者以外のほかの3人は、感染者が出た病棟を訪れた金沢市の40代男性会社員、白山市の60代無職女性に既に感染が確認された入院患者の親族で、津幡町のゼロ歳女児だそうですよ。
金沢医療センターは、6日まで制限するとした入院患者らの受け入れを、8日まで延長すると発表しています。
センターは、感染拡大を防止するため8月31日から入退院や外来、救急診療を停止しているのですが、人員確保など医療態勢を整えるためと説明しています。
2日に入院患者の感染が確認された石川県済生会金沢病院は3日、患者がいた外科系病棟の入退院を2週間ほど中止すると発表しています。
20代女性看護師の感染が8月31日に確認され、1日に中止した入退院や救急患者の搬送を2日に再開したところだったといいます。
3日にいったん中止した救急搬送と外来診療は4日から通常通り実施するとし、外科系病棟の入院患者38人と医療従事者22人にPCR検査をするとしています。
感染経路が不明なのは2人で、金沢市の60代男性と80代女性だそうで、濃厚接触者としての感染は3人で、加賀、七尾両市と宝達志水町の40~50代の男女とのことです。
県内11人の感染が発表されたあとに、七尾市の東部中学校の生徒1人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されています。
市教育委員会は午後、全校生徒約440人を下校させ、6日まで臨時休校にするそうです。
生徒は2日にPCR検査を受け、3日に感染が確認されたそうで、無症状だそうですよ。
保健所は、濃厚接触者の特定や検査を進め、4日には学校を消毒して、ほかの感染者が確認されなければ、学校を7日から再開するとしています。
石川県の谷本正憲知事は3日、政府が先月踏み切った新型コロナウイルス感染症の無症状、軽症者に自宅療養を認める要件緩和に対して、
「自宅療養で保健所はきちっとした経過観察ができるんですかね。外へ出歩かれると感染を広げる」
と疑問を呈しているんですね。
埼玉県で自宅待機中に2人が亡くなったことにも言及、政府の真意がどうなのかは確認しなければいけないとして「よくわからない」と語っています。
続けて「石川県は今のところ自宅療養は一切やらない」と強調したそうですよ。
加藤勝信厚生労働相は、宿泊施設を十分確保できていない自治体がある以上、1人暮らしで自立生活ができる、同居家族がいて適切な感染管理ができるなどと、保健所が判断した場合には自宅療養ができると明らかにしているんですね。
石川県では現在、無症状者も全て入院、その後は県が確保した民間のホテルに移って療養してもらうとしているんですね。
【その他のコロナ情報】
▶県9月補正予算案
谷本知事が3日に発表した県9月補正予算案は、新型コロナウイルスの検査体制の充実や、地域経済の復興に向けた手厚いメニューが並んだそうですよ。
全国初となる法人県民税の減税や、かつてない規模の制度融資拡充には大きな決断をしたとして、コロナ禍で苦しむ企業に「血のにじむような努力に県としても報いたい」と述べているんですね。
「大変厳しい状況だが、企業の皆さんに何としても頑張っていただき、将来の税収を増やさないと、県としてもコロナ後の発展は望めない」
コロナ後を見据え、県内企業ひいては県内経済の発展を期した積極投資予算を打ち出したということなんですね。
それではここからは、県9月補正予算案をダイジェストで見ていきましょう!
【県9月補正予算案】
■法人県民税法人税割に係る超過課税の軽減
■地方移住の関心の高まりを契機とした移住・UIターンの促進
・オンラインによる移住体験機会の提供(300万円)
・大手転職サイトと連携した情報発信、オンライン企業説明会(300万円)
■新型コロナウイルス感染症対策事業費
・県医師会との協力による身近な医療機関での検査の実施
・PCR検査能力のさらなる充実(2億500万円)
・患者専用病床を確保する医療機関に対する支援(167億円)
・無症状者や軽症者を受け入れるための宿泊療養施設の確保(14億円)
・いしかわクラスター対策班の創設、派遣(1500万円)
・介護、障害者施設でのクラスター発生時の応援職員相互派遣制度の創設(3500万円)
・介護、障害者施設における面会のオンライン化に対する支援(764万円)
・聴覚障害者に対するオンラインによる手話通訳サービスの導入(871万円)
・医療機関や社会福祉施設向けのマスクの備蓄(2億9784万円)
・県民からの受診対応相談の一元化(受診相談センターの設置)(7000万円)
■中小企業の事業継続と雇用の維持、確保
・新型コロナ緊急特別融資の拡充(4億5600万円)
・雇用調整助成金の迅速な受給への支援(250万円)
・県経営持続支援金の申請期限の延長
・県感染拡大防止対策支援金の申請期限の延長
■海女文化の継承と生業としての海女漁の存続支援(3350万円)
■新たな発想による農林水産業の収益向上(7000万円)
■利用されていない農業用ため池の廃止促進(1億5840万円)
■災害に強い県土の基盤づくり
・河川改良の促進(20億565万円)
・緊急輸送道路等の整備促進(33億830万円)
■特別支援学校のスクールバスの感染防止対策(8500万円)
■全国高校野球選手権及び全国高校総体の県代替大会への支援(780万円)
谷本知事は、「企業にはまた発奮して頑張れるという気持ちになってもらえればありがたい」と語っているんですね。
また減税期間を次期知事選をまたぐ2年間にしたことで、8選狙いではないかとの声に「そんなことは全く意識していない」笑ったとのことです。
そして「コロナがいつ終わるか分からないが、企業にとっても将来を見通しながら経営できるということだ」と付け加えたどうですよ。
県9月補正予算案では総額379億2700万円で、このうちコロナ対策関連として272億4400万円を計上しています。
この予算案は、10日に開催する県議会9月定例会に提出されるそうですよ。
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社会経済を停止することはできないので、ある程度の感染拡大は認めざるを得ないのですが、コロナで亡くなる方は根絶したいもんですね。
重症化リスクが高い高齢者やもともと持病がある方など、特に気を付けて感染防止対策に心掛けてほしいもんだと思っています。
発表されている3日現在で重症者の方は5人、40日余りも長闘病で亡くなられた方もおりましたが、ぜひ回復に向かって欲しいと心から願っています。
また谷本知事が、自宅療養は一切させないとして無症状者でも入院、もしくはホテル療養で見ていくとした発言には、拍手を送りたいと思います。
それでは、今回はここまでとさせていただきます!
最後までご覧いただき誠にありがとうございました