こんにちは、sadachi. です!
青山竜馬さんといえば、海外渡航移植を考える患者や家族らの相談・支援にあたる非営利団体「トリオ・ジャパン」の会長さんなんですね。
双子の娘さんのうち、お姉さんの菫(すみれ)ちゃんを急性心不全で亡くし、その結果、妹の環(たまき)ちゃんをアメリカのシアトルの病院で移植手術を成功させたんですよね。
そんな青山さん、9日に放送されるNHKの『逆転人生』に奥さまの夏子さんと3人(?)で出演されるんですね。
医療費は、渡航費用などを含めて3億2千万円、前払い金だけでも2億円という高額費用を用意することに…。
そこで「青山竜馬の嫁と子ども家族は?環(たまき)ちゃんと国内移植事情は?」と題しまして、青山竜馬さんについてまとめてみましたので、参考にしてくださいね。
それではさっそく、いってみましょうか!
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青森県青森市で、1980年5月25日に生れ育ち、山形県山形市にある私立大学・東北芸術工科大学デザイン学科を卒業しているんですね。
2004年に大学を卒業、大手不動産会社に就職して現在の奥さん、同僚で佐々木夏子さん(旧姓)と知り合って、2008年に結婚されています。
2013年に第1子となる一卵性双生児の女児2人に恵まれているんですね、名前は姉が菫ちゃんで妹が環ちゃん。
順調にいけば家族4人で、その後も暮らし続けるはずだったんですが…。
長女の菫ちゃんが、生後270日に「急性心不全」亡くなってしまったんですね。
次女の環ちゃんも、菫ちゃんが急性心不全で亡くなったのを受けて実施した検査で、重い心臓病「特発性拡張型心筋症」と判明したそうなんですね。
拡張型心筋症は、心臓の筋肉が弱まってポンプ機能が低下し、血液を十分に全身に送り出せなくなる病気だそうで、進行すると呼吸困難のほか、心不全などにもつながることがあるとのことなんですね。
すぐに治療するために当時住んでいた北海道から大阪に転居して、大阪大学医学部附属病院に入院しているんですね。
大学病院で入院治療が始まったんですが、補助人工心臓をつけても改善しない日々、風邪などをひくと容体はみるみる悪化したといいます。
母親の夏子さんは、1時間かけて食事を摂っても吐いてしまったり、体重は増えず、つかまり立ちすらもおぼつかない状態だったそうですよ。
夫婦は未来をつなぐ選択肢として、心臓移植にかけたいと思ったそうなんですが、当時6歳未満の心臓移植は3例しかなく、臓器提供が極端に少ない日本では「時間がない」と感じたそうです。
そこで、夫婦で話し合った結果、2015年10月に渡航移植を決意したそうなんですよね。
海外を目指すことを決意した結果、幸いなことに米国の病院が受け入れてくれることになったんですが…。
病院からのメールで、約2億円の前払い金が必要だと知らされたんですね。
手術費用や渡航費用、もろもろを含めると必要な費用は約3億2千万円、とても家族だけで賄うことは不可能でした、当然ですよね。
額の高さに驚いたんですが、海外渡航移植手術よりほかに方法はなかったといいます。
そこで、主治医や支援団体「トリオ・ジャパン」などの相談を経て、募金活動を行うことを決意するんですね。
曲折はあったのですが、最終的には大学時代の友人らも加わって、2016年2月に『たまきちゃんを救う会』が設立され、大阪や仙台などを拠点に2016年3月に街頭などで募金活動が始まったんですね。
この時が、『逆転人生』の”キモ”で、両親の苦渋の決断が奇跡の大逆転を巻き起こしたそうなんですね。
募金額の3億2千万円は、なんと半年弱で集まったそうですよ。
青山さん夫婦は、2016年9月にアメリカシアトルの病院へ向かったんですね。
途中、機内でつけていた補助人工心臓ポンプの破損が見つかり、交換手術が行われるなど、危ない場面もあったそうですが無事に到着し、まもなくドナーが見つかったそうですよ。
環ちゃんの移植手術は、無事成功しました。
青山さんは、その時の気持ちを、どう表現したらいいだろう、と今も思っています。
ご夫婦は、環ちゃんのために必死に移植を求めてきたんですが、その対岸には、悲しみの淵で助けてくれる決断をしてくれたドナーとその家族がいることに気付いたんですね。
そして、いままで応援してくれたたくさん人たちが、思い巡っているといいます。
「今のこの気持ちをずっと忘れないでほしい」、アメリカ人のナースから贈られた言葉だそうですが、今でも心の中で響いているそうですよ。
日本の移植医療の問題として、臓器提供者の圧倒的な不足にあるといいます。
すでに、移植に関する法整備は整っているそうですよ。
それでは、なぜ臓器提供者が少ないかというと、大きな理由の1つにドナー登録の際、臓器移植提供の意思表示をしていないというんですね。
意思表示自体は、免許証や保険証の裏などで非常に簡単にできるそうなんですね。
簡単に意思表示ができるにも関わらず、そうなっていないのはドナー登録者が、臓器提供に関して知らないからじゃあないでしょうか。
トリオ・ジャパンは、1991年設立の非営利団体です。
活動の目的は、日本国内の臓器移植医療が日常的な医療となることなんですね。
小児を含むすべての臓器移植を必要とする病と闘っている患者さんたちが、日本で臓器移植手術を受け、社会復帰し、人生に輝きを取り戻せるよう日々活動をしているんですよ。
青山さんは、帰国後にトリオ・ジャパンの活動に参加しているんですね。
2018年には、トリオ・ジャパンの会長に就任、目標は日本から「海外渡航医療」をなくすことにあると言っているんですよ。
相談を受けていると一瞬で、自分たちが海外渡航医療を受けた姿がよみがえるといいます。
青山さんは、
「日本では移植医療はまだ夢物語みたいなところがある。でもどんな人でも、移植を受けなければいけない状況に陥る恐れはある。誰もが自分のこととして移植について語り、考えることができる社会になってほしい」
こう語っているんですよ。
環ちゃんは今年、小学1年生になっているんですね、全てが「同級生と同じように」とはいかないんですが、元気に学校に通っているそうですよ。
妻の夏子さんは、
「今は歩けるようになって、自由に歩き回りたいという思いが強いみたい。一歩一歩段階を踏みながら、大きくなってほしい」
と、何でもない一日一日がいとおしく、ありがたいと心から思っているそうです。
9日に放送される『逆転人生』では、「娘に心臓移植を!執念の募金3億円」というテーマで青山さんが出演されるんです、楽しみにしてくださいね。
★ NHK総合『逆転人生』 11月9日(月) 夜 10時~10時45分
注)本記事内のツイートに関しては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。皆さまの貴重な情報に感謝いたします…♪
注)アイキャッチ画像に関しましては、「たまきちゃんを救う会」さんのツイート画像を使用させていただいております…♡
今回は「青山竜馬の嫁と子ども家族は?環(たまき)ちゃんと国内移植事情は?」と題しまして、青山竜馬さんについてまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?
心臓の難病に侵された環ちゃん、命を救うにはアメリカで移植手術を受けるしかないということになるんですが、なんと費用は3億2千万円…。
青山さん夫婦は募金に望みを託すことになるんですが、同時期に熊本で地震が発生、世間の関心は被災地支援に集まってしまったというんですね。
環ちゃんのための募金活動は厳しい批判にさらされ、風前の灯となった環ちゃんの命、その時、両親の苦渋の決断が奇跡の大逆転を巻き起こしたそうです。
どんな決断だったのか、9日の『逆転人生』から青山竜馬さん、夏子さんから目が離せませんね、楽しみです。
それでは、今回はここまでとさせていただきます!
最後までご覧いただき誠にありがとうございました!した!