こんにちは、貞千です!
第47回 RIZAP KBCオーガスタゴルフトーナメントは、1日・福岡県芥屋ゴルフ倶楽部(7103ヤード、パー72)で24歳の比嘉一貴選手が1イーグル、5バーディ、1ボギーの66で回り、大会新記録の通算26アンダーで、2位に5打差をつけツアー初勝利を挙げました。
圧勝といっていいでしょうね。2位に5打差だけではなく、これまで22アンダーだった大会記録を4打上回り最多アンダーパーを達成、またパー71時代に伊沢利光選手がマークした264を2打縮め、262の最少ストロークという快挙だったのです。
17番をバーディで終え迎えた18番・最終ホール、残り230ヤードを3番ユーティリティでピン手前5mにつけ見事イーグル、沖縄から駆けつけた家族と対面すると、涙が止まらなくなったといいます。
そんな比嘉選手を「比嘉一貴は結婚している?嫁や父と兄弟や経歴・中学高校や年収も!」と題しまして、いろいろ調べてみました。参考にしていただけたら嬉しいですね。
れではさっそく、本題へいってみましょう!
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この大会、ツアー3試合連続優勝が懸かっていた石川遼選手は、最終18番で同組選手のライン上にあったボールマークをずらし、戻さずにそのまま打ったため2打罰となり、スコア的にも11打差で13位に沈んでいます。
比嘉選手が大会2つの新記録を打ち立てたとは、すでにご紹介しましたがもうひとつ新記録があります。
男子ゴルフは、1973年にツアー制度が確立したのですが、73~74年にかけて中四国オープンゴルフ選手権を連覇した増田光彦選手の身長は157㎝、体重は58㎏だったといいます。
比嘉一貴選手の身長は158㎝で体重は67㎏といいます。あれ、新記録じゃないじゃんと思われますが、さにあらず!
1999年にツアー制度が変わり、日本ゴルフツアー機構が発足します。基本的に発足以降の記録が正式記録として認定されているのです。
したがって、今回の比嘉選手の身長158㎝というのは、身長最少記録の優勝者として名前が登録されることになるのです。驚くでしょ!
因みに、比嘉選手が2日目にマークしたコース記録63は、芥屋ゴルフ倶楽部のコース記録とタイ記録だそうです。記録づくめのオーガスタだったんですね。
比嘉選手の結婚ですが、結婚しているという情報はどこにも見当たらず、まだ独身と思われます。
同じ沖縄出身のプロゴルファー比嘉真美子さんが取りざたされますが、兄弟というわけでもなく、同姓で同じ高校の先輩だそうです。姻戚関係はなく、他人です!
この大会でご家族に見守られてとの記事で兄弟等は出ていません。ウィニングパットの後、父親の姿を見て涙をこれきれなくなったそうですが、父親の洋さん(57)は感慨深げで「よくやった」と…。
「勝っても泣かないと思っていたのですが、家族の顔を見たら安心して緩んだ」と2人で抱き合い、初優勝の喜びを分かち合ったのです。
母親の恵子さん(47)は「体が小さい子供たちの励みになってくれるのでは」と涙ながらに喜んだそうですよ。
小さい体全体をバネにして、メッチャ低い弾道でドライバーを300ヤードは飛ばそうかという比嘉選手、ここで遅ればせですけど、プロフィールを確認しておきましょうね。
名 前 :比嘉 一貴(ひが かずき)
生年月日:1995年4月23日(24歳)
身 長 :158㎝
体 重 :67㎏
血液型 :B型
趣 味 :ハンドボール
出身地 :沖縄県国頭郡本部町
中学校 :本部町立本部中学校(?)
高 校 :沖縄県立本部高等学校
大 学 :東北福祉大学
比嘉選手は、父親の洋さんがやっていたゴルフについて回り、そこで興味を持って10歳からゴルフを始めたそうですよ。
「沖縄県民ゴルフジュニア選手権大会」を3連覇するなど、身長158cmと小柄ですが正確なショットが武器で、アマチュア時代から将来を嘱望された選手だったんですね。
高校に入ってからは、宮里兄妹の父親・優さんに師事、「全国高校ゴルフ選手権春季大会」優勝などの好成績を挙げ、ナショナルチームにも選出されています。
東北福祉大時代には、2016年の「日本オープン」でローアマのタイトルを獲得しています。因みに優勝は、大学の先輩・松山英樹選手です。
『ユニバーシアード』では、2015年に団体個人ともに金メダル、2017年に団体で金、個人で銀と海外でも大活躍してるんですね。
2017年11月、ツアープロの仲間入りを果たします。が、直前に行われたクオリファイイングトーナメント(QT)のサードステージの第2ラウンドで過少申告という致命的なミスを犯し、2018年のルーキーイヤーの前半を棒に振ります。
日本ツアー出場が叶わない為アジアンツアーの下部などを転戦することになるのですが、4月にバングラデシュで開催されたアジアンデベロップメントツアー「BTIオープン」でいきなり優勝します、が…。
バングラデシュは、ホテルの前にはショットガンを持った警備員が常駐、食料を調達しようと思えば現地の人に取り囲まれたりと治安が悪く、またホテルの停電でエレベーターが使えず、9階まで何度もキャディバッグを担いで往復したそうです。
こういったどん底を味わうことになり、「もう何も苦になりません」と比嘉選手を一回りも二回りも強くしたようです。
そんな中、国内でも少しずつ参戦していきます。5月の「関西オープン」で22位、ツアー外では、6月に行われたAbemaTVツアー「南秋田CCみちのくチャレンジ」で優勝します。8月にKBCオーガスタ、9月にダイヤモンドカップと徐々に増えていき、10月の日本オープンから本格的に参戦しています。
その結果、2018年の賞金ランキングは60位となり、レギュラーツアーのシード権を獲得しています。
2019年3月、アジアンデベロップメントツアーに出場し昨年に続き「PGM UMW ADT チャンピオンシップ」で優勝しています。
これらの記録は、日本ツアーの正式記録にはならないため、今回のKBCオーガスタが日本ツアー初優勝となるのです。
アジアンツアーの賞金は別にして、今回優勝賞金2000万円を積み上げ3509万円となり、賞金ランキング8位に一躍浮上します。
今後、賞金の高いトーナメントが続きますので、もう1~2勝もすれば1億円突破も夢ではない、現実のものとなりますね。
また、ブリヂストンゴルフとは総合契約を結んでいるとのことですが、これからどんどんスポンサー契約が増えていくでしょうね。ということは、賞金もさることながら、年収は軽く1億円突破するのは間違いないんじゃないですか!
今回は「比嘉一貴は結婚している?嫁や父と兄弟や経歴・中学高校や年収も!」と題しまして、比嘉選手の今までの歩みなんかをまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?
外国人選手と比べて体力的に劣るといわれている日本、こういった比嘉選手の活躍なんかは、お母さんの恵子さんじゃないですけど、ホントに希望をもらえる気がします。
比嘉選手自身も、体格のハンデを補うために「全部がうまくなればいいか」と、また体にハンデがある人などに自分が活躍することで、勇気を与えられたらとアマチュア時代から思っていたといいます。
それでは、今回はここまでとさせていただきます!
最後までご覧いただき誠にありがとうございました!