こんにちは、sadachi. です!
世界からもう一人の”クロサワ”と呼ばれている黒沢清映画監督、あの黒澤明監督とは血の関係などのつながりはありませんので、誤解しないでくださいね。
1981年の『セーラー服と機関銃』覚えていますか?現役の高校生だった薬師丸ひろ子さん高校生の星泉役で主演した映画でしたね。
あの「快感!」nono「カ~イ…カン!」という名セリフ、今でも忘れられませんね。
横道にそれていますね、黒沢さんの活動歴は1983年からなんですが、このときにすでに助監督を務めているんですよね、黒沢さんのキャリアも相当なものと言えますね。
そんな黒沢さん、今夜のNHK『クローズアップ現代+』に出演されるんですよ。
そこで「黒沢清の嫁や息子・家族は?プロフや経歴に東京藝術大学!ベネチアで」と題しまして、黒沢清さんについてまとめてみましたので、参考にしてくださいね。
それではさっそく、本題へいってみましょう!
Contents
ちょっと信じられないですね、黒沢清さん、これほどのキャリアをお持ちの方なので、いろんな情報が出ていると思ったのですが…。
それでも結婚はされているようですね、2015年のときのカンヌ映画祭のときは奥さまが、病気で同行されていなかったそうですよ。
今回のベネチア映画祭で、テレビや画像には出てきませんでしたが、ちゃんと奥さまが同行されていたという情報があったんですよ。
その奥さまですが、黒沢さんが立教大学時代に「パロディアス・ユニティ」という自主映画サークルクラブに入って、映画制作を始めているんですね。
このクラブで知り合った1学年上の女性が、現在の奥さまということらしいですよ。
でも、ここまででしたね、名前やお子さまなどの情報は一切出てこず、非公開となっているようなんですね。
お子さまもおられると思うのですが、SNS上でも一切なかったので、残念でした…ですね。
それではここで、黒沢清さんのプロフィールと経歴を見ていきましょうね!
【黒沢清さんのプロフィール】
名 前 : 黒沢 清(くろさわ きよし)
生年月日: 1955年7月19日(65歳)
出 身 : 兵庫県神戸市
身 長 : 180cm前後?
中学校 : 六甲学院中学校(?)
高 校 : 六甲学院高等学校
大 学 : 立教大学
職 業 : 映画監督、脚本家、映画批評家、小説家
黒沢さんは、プラモデルと昆虫が大好きな少年で、勉強の方はあまり得意じゃあなかったといいます。
中学に入っても勉強ができる方ではなく、バレーボール部でレギュラーメンバーとして活躍していたそうですよ。
中高一貫校の六甲学院高校が出身校ということは分かっていますので、中学校は六甲中学の可能性が高いですね、なぜなら一貫校のため入試が行われていない訳ですからね。
高校に入っても勉強には馴染めなかったんですが、バレーボールは続けていたようですね。
そしてこの頃に、映画はたくさん観賞したそうですよ。
立教大学時代に蓮實重彦さんの授業を受講して、強い影響を受けているんですね。
1981年、8ミリ映画『しがらみ学園』が第4回ぴあフィルムフェスティバルに入選したんですよ。
大学4年生の時に、雑誌『GORO』の対談で出会い知遇を得た長谷川和彦さんから声をかけられ、『太陽を盗んだ男』に制作助手として参加したんですね。
そして先に紹介したように、1981年には相米慎二監督の『セーラー服と機関銃』に助監督として参加して映画製作を学んでいるんですね。
そんな流れを経て1983年に、ディレクターズ・カンパニー制作のピンク映画『神田川淫乱戦争』で映画監督デビューを果たしているんですよ。
1997年の『CURE』が国際的なブレイクを呼び、2001年の『回路』では、第54回カンヌ国際映画祭で国際批評家連盟賞を受賞したんですね。
その後、『アカルイミライ』や『ドッペルゲンガー』、『LOFT ロフト』、『叫』などの監督作品を発表しているのは周知の事実ですよね。
2008年には『トウキョウソナタ』が、第61回カンヌ国際映画祭「ある視点部門」審査員賞と、第3回アジア・フィルム・アワード作品賞を受賞しているんですね。
5年ほど映画製作のブランクがあって、2013年に劇場用映画『リアル〜完全なる首長竜の日〜』が公開されています。
同年、前田敦子さん主演で撮った『Seventh Code』が、第8回ローマ映画祭最優秀監督賞を受賞しているんですね。
2015年には、浅野忠信さんと深津絵里さん主演の『岸辺の旅』が、第68回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門監督賞を受賞したんですよ。
この頃からですね、日本に「もうひとりの”クロサワ”あり」と言われ出したんですよね。
2016年、初めて手掛けた海外作品が『ダゲレオタイプの女』ですね、原題は『La Femme de la Plaque Argentique』というそうですよ。
この作品を含めて同年、第33回川喜多賞、第29回東京国際映画祭・SAMURAI賞、第58回毎日芸術賞を受賞しているんですよ。
2018年、『散歩する侵略者』では芸術選奨文部科学大臣賞の受賞ですからね、凄いです。
そんな黒沢さんですが、東京藝術大学の大学院映像研究科映画専攻教授って、知っていましたか?
映画専攻の入学定員は32人だそうで、ここでは映画研究ではなく映画制作技術者の養成を目指していて、学生全員が制作に携わっているそうなんですね。
創作に特化した大学である東京藝大で、黒沢さんは2005年の映像研究科設置当初から教壇に立たれているんですよ。
そして極めつけは今年2020年、第77回ベネチア国際映画祭で、黒沢清監督作品『スパイの妻』が最優秀監督賞(銀獅子賞)を受賞していることですね。
今年は新型コロナウイルス感染症の影響から、数々の映画祭が延期や中止が発表される中、例年通りの開催に踏み切ったベネチア国際映画祭でしたからね。
ウイズコロナ時代の新たな映画祭として、世界中から注目を集めたんですよね。
『スパイの妻』は、太平洋戦争前夜を背景に、運命によってもてあそばれる夫婦の試練を描き出している作品なんですよね。
蒼井優さんと高橋一生さんが『ロマンスドール』に続いて夫婦を演じ、坂東龍汰さんや東出昌大さんらが共演しているんですよ。
少しだけ覗いてみましょうね!
1940年、満州で偶然に恐ろしい国家機密を知ってしまった優作(高橋一生)は、正義のために事の顛末を世に知らしめようとする。聡子(蒼井優)は反逆者と疑われる夫を信じ、スパイの妻と罵られようとも、その身が破滅することも厭わず、ただ愛する夫とともに生きることを心に誓う。太平洋戦争開戦間近の日本で、夫婦の運命は時代の荒波に飲まれていく…。
★ 『スパイの妻』10月16日公開決定!
今夜の『クローズアップ現代+』では北野武監督以来、17年振りの快挙といわれる『スパイの妻』でベネチア国際映画祭で最優秀監督賞(銀獅子賞)を受賞した黒沢清さんを特集しているんですよ。
これまで現代を舞台にホラーや家族の物語などを中心に撮ってきた黒沢さん、今回なぜ激動の時代を選んだのか、そして描きたかったテーマなど、番組ではこの作品にこめた思いに迫っているんですね。
★ NHK総合『クローズアップ現代+』 9月23日(水) 夜 10時~10時30分
注)本記事内のツイートに関しては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。皆さまの貴重な情報に感謝いたします…♪
注)アイキャッチ画像に関しましては、「映画情報 オスカーノユクエ」さんのツイート画像を使用させていただいております…♡
今回は「黒沢清の嫁や息子・家族は?プロフや経歴に東京藝術大学!ベネチアで」と題しまして、黒沢清さんについてまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?
もうひとりの”クロサワ”といわれるぐらいに、黒沢さんは海外でも評価が高いんですね。
高校生のときに受験勉強に挫折したと自ら語る黒沢さん、大学で映画に関わることができる日大の芸術学部に入りたかったそうですが、日大は残念ながら落ちたそうです。
一浪して、どこでもいいからと立教大学に入ったそうですけど、どこに行っても8ミリ映画は撮りたいと考えていたそうですよ。
入学してみると、いろんな映画サークルがある中で、8ミリ映画を専門に作っているサークルを見つけたんですね、想いが叶って映画人生のスタートが始まったんですね。
さて、今夜の『クローズアップ現代+』では、どんなお話をしてくれるのでしょうか?
黒沢清さんのお話し、聞き逃すわけにはいかないですよね。
それでは、今回はここまでとさせていただきます!
最後までご覧いただき誠にありがとうございました!