こんにちは、sadachi. です!
ビル・ゲイツさんやシャロン・ストーンさんが参加した国際会議で話題になったのが日本の蚊帳、マラリアの死者減少に大貢献したんですね。
今夜の『逆転人生』では、糸に殺虫剤が練りこまれ、蚊の駆除に貢献した蚊帳の開発普及にかけた水野達男さんが登場します。
『人生の折り返し地点で、僕は少しだけ世界を変えたいと思った。』
水野さんの著書のタイトルですね、一流企業のキャリアを捨ててまで困っている人の役に立てること、それが命の蚊帳をアフリカの人たちに届けることだったんですね。
そこで「水野達男のプロフィールや経歴!結婚・妻や家族は?マラリア撲滅へ!」と題しまして、水野達男さんについてまとめてみましたので、参考にしてくださいね。
それではさっそく、本題へいってみましょう!
Contents
ではまず最初に、水野達男さんのプロフィールから見ていきましょう!
【水野達男さんのプロフィール】
名 前 : 水野 達男(みずの たつお)
生年月日: 1955年2月(65歳)
出 身 : 兵庫県西宮市
大 学 : 北海道大学 農学部
所 属 : マラリア・ノーモア・ジャパン理事
【水野達男さんの職歴】
1978~1999年: 米系外資化学・薬品メーカー2社に勤務
1999年:住友化学株式会社 海外アグロ事業部 南北米州マネージャー就任
2003年:レインボー薬品株式会社 常務取締役開発部長就任
2007年:生活環境事業部ベクターコントロール部 部長就任
2008年:ベクターコントロール事業部事業部長就任
2012年:マラリア・ノーモア・ジャパンを立ち上げ、専務理事兼事務局長就任
水野さんは大学を卒業したあと、米外資系企業に就職をして22年間勤務しています。
1999年にヘッドハンティングで住友化学株式会社に入社、日本国内や南北アメリカ市場における農業製品のマーケティングなんかを手がけているんですね。
その後、2003年に住友化学の関係会社・レインボー薬品に出向して常務取締役に就任、アグロ事業部という部署で肥料や農薬の販売の仕事をしています。
2007年4月に本体に戻りベクターコントロール事業部に所属、「オリセット(R)ネット」の事業に携わって行くことになるんですね。
2008年には、アフリカのタンザニアでマラリア予防蚊帳「オリセットネット」を製造・販売するジョイントベンチャーの日本側統括リーダー(事業部長)に就任しているんですよ。
現地での合弁工場の開設やオリセットネット年間3000万張りの生産体制の確立、一般市場のスーパーマーケットでの販売、研究所の設立など実績を積んでいきます。
この間、水野さんは多忙な日々の中「うつ病」を発症しているんですね。
順風満帆なサラリーマン人生で、この時初めて挫折を味わったと著書に綴られています。
このとき水野さんは53歳、療養を終えたあとでも激務は続くのですが、徐々に考えが変わっていったんですね。
マラリア予防の蚊帳を扱ってはいたんですが、それはあくまで会社に利益をもたらすためのもの、そうではなく蚊帳をアフリカの人々に届けることで、困っている人の役に立ちたいと思うようになっていったんですね。
その後「マラリア・ノーモア・ジャパン」の設立に携わり、2012年11月に設立されると自ら専務理事兼事務局長に就任しています。
このタイミングで、住友化学を退職しているんですね。
イベントや講演による啓発活動や、マラリア対策の事業開発などに取り組む傍ら、これまでの経験を生かしてグローバル企業の海外ビジネス支援や、幹部リーダー研修の講師を務めるなど、幅広い分野で活動するようになったんですね。
水野さんは一般人なので、奥さんやご家族の情報は公開されていないようですが、結婚されてお子さんもおられるようですね。
うつ病と診断される前になりますが、息子さんが千葉県に住んでおられるとのことで、水野さんが遊びに行った際、車に乗って帰ろうしたとき、体調の異常を感じたそうですよ。
また水野さんがうつ病になったとき、奥さんから「会社辞めた方がいい」とアドバイスを受けたといいますから、ピッタリ寄り添っていることがわかります。
この一言が住友化学から、マラリア専門のNPO法人「マラリア・ノーモア・ジャパン」の設立に携わり、自ら転身するきっかけのなったんじゃあないですかね。
これ以外の情報はないのですが、水野さんが現場主義で飛び回っていられるのも、奥さまの内助の功があってこそと言ってもいいんでしょうね。
余談ですが、地球上で人間を最も多く殺している生き物は「蚊」だそうです。
2014年と少し古いのですが、公開されている人間を殺す生き物ベスト5がこちらです。
1位、蚊 725,000人
2位、人間 475,000人(戦争など武力行使以外の殺人)
3位、ヘビ 50,000人
4位、イヌ 25,000人
5位、ツエツエバエ・巻き貝・サシガメ それぞれ10,000人
マラリアによる死亡は、2017年の世界推定で43万5000人だそうで、2010年の推定60万7000人から見ると減ってはきているんですね。
それでも世界で40万人前後は、世界で亡くなっているのではないかと思われます。
因みに、全世界で自死(自殺)は毎年、100万人を超えるそうですよ。
現状のマラリアのワクチンは、とても高価な上に18ヵ月間しか効果がないため、蚊帳や殺虫剤などの予防が重要視されているんですね。
「マラリア・ノーモア」は、アメリカ、イギリス、日本などに拠点を持ち、2040年までに世界のマラリアをゼロにすることを目指し、世界各国で事業を展開しています。
WHO担当者も「神からの贈り物だった」と評価している蚊帳、最大の特徴は、1本1本の糸に殺虫剤が練りこまれ、取りついた蚊を駆除できる事だといいます。
今夜の『逆転人生』は、国際会議でのシャロン・ストーンさんの行動で、世界的に注目された蚊帳、蚊帳の開発普及にかけた水野さんたちの情熱と苦闘を描いているんですよ。
★ NHK総合『逆転人生』 9月14日(月) 夜 10時~10時45分
注)本記事内のツイートに関しては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。皆さまの貴重な情報に感謝いたします…♪
注)アイキャッチ画像に関しましては、「虫キョロリス」さんのツイート画像を使用させていただいております…♡
今回は「水野達男のプロフィールや経歴!結婚・妻や家族は?マラリア撲滅へ!」と題しまして、水野達男さんについてまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?
マラリアは、幸いなことに日本では発生することがありませんが、5歳未満の子供の死亡率が高いことで知られています。
また、地域的にはアフリカで、2017年の統計では全マラリア死亡の93%がアフリカ地域に集中しているといいます。
人類の平和のために、子どもの未来を守るために、命の蚊帳を送り続けている水野達男さんたちの活動、本当に頭が下がる思いです。
今夜の『逆転人生』では、そんな水野達男さんらの情熱と苦闘が描かれるんですね、楽しみにさせて頂きましょう!
それでは、今回はここまでとさせていただきます!
最後までご覧いただき誠にありがとうございました!