こんにちは、sadachi. です!
毎週日曜日午後2時から放送のフジテレビ系『ザ・ノンフィクション』は、市井の人々が人生に苦闘しながらも情熱を持って生きる姿を取り上げるドキュメンタリー番組です。
普段は垣間見ることのできない人間の一面や、人間関係、生き方、ひとつの職業などを深く掘り下げている番組なんですね。
それらから見えてくる隠された本質や、記憶に残る事件、出来事などを長期にわたって密着取材し、その事柄のありのままの姿を視聴者に届けているといいます。
この番組で取材を受けたことによって有名になった人も多いそうで、特に反響の大きかった人は「その後」も追いかけ、過去と現在の様子を再構成して放送しています。
今回登場する主人公は、新宿・歌舞伎町で夜だけ開く薬局をたった1人切り盛りする薬剤師の中沢宏昭さん(43歳)になります。
そこで「中沢宏昭は薬剤師・新宿歌舞伎町の保健室!ニュクス薬局どんなとこ?」と題しまして、中沢宏昭さんについてまとめてみましたので、参考にしてくださいね。
それではさっそく、いってみましょうか!
Contents
JR新宿駅東口を出て、北に歩いたところに広がる大歓楽街があの歌舞伎町ですね。
ひときわ高層の建物にホテルや映画館、飲食店などが入居する新宿東宝ビルを目指して歩くと、通りはだんだん飲食店がひしめき合ってきます。
新宿東宝ビルからさらに北に進み、細い通りに入っていくと、一般の飲食店は少なくなり、キャバクラやホストクラブなどが立ち並ぶエリアになります。
この一角に中沢宏昭さんがたった1人で切り盛りする店舗が、「ニュクス薬局」なんですね。
中沢さんは、新潟薬科大学を卒業すると群馬県のクリニック前にある門前薬局、全国チェーンの調剤薬局に薬剤師として勤めます。
そこで働いていたときに、深夜に働く人たちの薬局を銀座に作る企画が出たそうですが、ここでは実現することなくボツになっているんですね。
でも、将来的に独立しようと考えていた中沢さんは「これだ」と思い、自分が深夜薬局をやろうとこの調剤薬局を退職しているんですね。
深夜薬局をやる場所は、やはり日本有数の歓楽街を誇る新宿歌舞伎町だとの思いを強くし、開店資金を貯めるために杉並区阿佐ヶ谷にある調剤薬局で働きはじめます。
苦節10年、必死でためたお金が1,000万円、そこで2014年、中沢さんが35歳のときに念願の深夜営業の店「ニュクス薬局」を開店したというわけです。
「ニュクス」というのは聴きなれない言葉ですが、店の名前の由来となったのはギリシャ神話にある「夜の女神=ニュクス」からだといいます。
そう聞くと、なるほどと納得しますよね。
ニュクス薬局の営業時間は午後8時から翌朝午前9時まで、夜の歌舞伎町の活動時間に合わせての営業というわけですね。
最初はほとんど客が来なかったので、オープンから3カ月ほど過ぎてからネット広告をグーグルに出したそうです。
そしてネットで「深夜」「薬局」と検索された際に、自社のWebサイトが上位に表示されるようにSEO対策をしたことで、ぽつりぽつりと入ってくるようになっていきます。
深夜でこれらの薬を買うことができる薬局は貴重な存在ということで、歌舞伎町で働く人だけでなく、いろいろな街からだんだん客が訪れるようになります。
すると、訪れた客から徐々に口コミが広がるようになるんですね、その多くは女性だそうで実際に処方箋を持ってきて薬を買い求める客は、8割以上を女性が占めるそうです。
女性の場合、薬や体調について相談されるのはもちろんですが、仕事やプライベートについて相談してくる人出てきて、長く話し込むことも珍しくない状態になっていくんですね。
深夜に開いていて、買い求めやすく、話も聞いてくれる、そんな評判が新聞に取り上げられたことで、テレビからの取材も相次いだそうですよ。
中沢さんは、「お客さんの話を聞くことも仕事です」と話し、深夜に営業していて相談もできるのがニュクス薬局の特徴、ということにもなったんですね。
常連客が増えていつの間にか「歌舞伎町の保健室」と呼ばれるまでになったんですよ。
そんな中沢さんでしたが過労が重なり一度、店の中で倒れてしまったことがあるそうです。
たまたま、通行人が発見して救急車を呼んでくれたということで、気が付いたときには病院のベッドの上だったというんですね。
たった1人の営業体制ですから、このときは通行人が発見してくれて事なきを得ましたが、運が悪ければ命を落とす可能性だってあったわけです、怖いですよね。
賃貸契約の関係で今年の8月20日でいままでの店舗を閉鎖し、2021年9月1日から徒歩2分の立地に新店舗を構え、再スタートを切っています。
午後8時から翌朝の9時までだった営業時間を、朝はほとんど客が来ないことから見直し、午後4時30分から翌深夜の午前3時30分に変更しているんですね。
では、次の章で「ニュクス薬局」を見ていきましょうね。
まず、ニュクス薬局の概要から確認していきますね。
【ニュクス薬局の概要】
会社名:ニュクス株式会社
店舗名:ニュクス薬局
所在地:〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町2-41-3 吉野マンション1階101号室
電 話:03-5272-1991、FAX:03-5272-1991
代表者:代表取締役 中沢宏昭
資本金:10,000,000円
営業日:月曜日~金曜日
時 間:午後16:30~深夜3:30(祝日を含む)
定休日:土・日曜日
<事業内容>
★ 処方せん受付(どこの医療機関でも可)
★ 漢方相談(風邪・二日酔い・二日酔い防止・肝機能改善・脂肪燃焼等)
★ 一般薬販売(ED治療薬・ロキソニン・ガスター・リアップ・イソジン等)
★ ドリンク剤(ユンケル皇帝液、へパリーゼ等)
★ 医薬部外品(グリンス等)・雑貨等の販売
★ アスリートのうっかりドーピング防止アドバイス
【ニュクス薬局のSNS】
「お客さんの話を聞くことも仕事です」と話す中沢さんですが、次の言葉で人となりがお分かりになるのではないかと思いますので、掲載しますね。
「うちの薬局はファンビジネスと似たところがあると思っています。医者であれば、大きな病院で『この先生に診てもらいたい』と希望するケースがありますよね。普通の薬剤師にはそういうことはないのですが、ここは私が1人で経営していて、いつでも私だけがいるので、私と話がしたいと思って来てくれる方がいます。もちろん、他のお客さんを待たせてまで長く話すことはできませんが、可能な限り話をさせてもらっています」
出典:Yahoo!ニュース
接客をしているのは薬剤師でもあり経営者でもある中沢さん、女性客が入ってくると、長く話し込むことも珍しくないといいます。
薬や体調について話すというよりも、仕事やプライベートについて相談してくる人も少なくないといい、中沢さんはじっくりと客の話に耳を傾けるんですね。
長い時には1時間以上も話を聞くこともあるそうですよ、こんな夜に働く人たちの店がニュクス薬局なんですね。
なんか、駆け込み寺みたいな感じも受けましたが、いかがでしょうか。
そんな中沢さん、いろんなメディアに出ているのですが、今日はフジテレビ系の『ザ・ノンフィクション』で紹介されます。
テーマタイトルが、「『おかえり』の声が聞きたくて 〜歌舞伎町 真夜中の処方箋〜」で、真夜中に訪れる客との心の交流が描かれるそうです。
店主の誕生日を祝うケーキ…
薬ではなく心の居場所を求める女性たち…
店に現れなくなった女性の身に何が…
どのような展開になるのか、楽しみにしたいと思います。
★ フジテレビ系『ザ・ノンフィクション』 11月7日(日) 14:00~14:55
注)本記事内のツイートに関しては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。皆さまの貴重な情報に感謝いたします…♪
注)アイキャッチ画像に関しましては、「中沢宏昭」さんのTwitter画像を使用させていただいております…♡
今回は「中沢宏昭は薬剤師・新宿歌舞伎町の保健室!ニュクス薬局どんなとこ?」と題しまして、中沢宏昭さんについてまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?
処方箋を手に薬を求めるだけでなく「自分の居場所」を求めて、ここに夜な夜なやってくる人たち、話題は仕事や恋愛の悩みなど実に様々だといいます。
おしゃべりをする女性、人生相談をしにくる女性、そんな中に決まって「火曜日の夜」に訪れる女性の智花さんがいます。
20代という智花さんは、高校生の頃から気持ちの浮き沈みに悩みがあり、心療内科への通院を続けているそうなんですね。
この薬局に通い始めたのは1年ほど前で、智花さんは常連客の中では珍しく、歌舞伎町で働いているわけでもなく、住人でもないそうです。
それでもここに通う理由は、中沢さんが「おかえり」と言ってくれるから…。
地方から上京し、都会で1人暮らしをする智花さんにまるで家族のように、中沢さんが迎え入れてくれることが、彼女にとって心の安らぎになっているんですね。
そんなある日、智花さんが薬を大量に飲み、救急車で搬送されたという知らせが…。
今日午後2時からに放送されるフジテレビ系『ザ・ノンフィクション』、中沢宏昭さんを見逃すわけにはいきませんね。
それでは、今回はここまでとさせていただきます!
最後までご覧いただき誠にありがとうございました!