こんにちは、sadachi. です!
フジテレビ系『セブンルール』は【今、最も見たい女性】、【今、最も見てもらいたい女性】の人生を、7つの「ルール」で描き出す新感覚ドキュメント番組です。
「スタジオキャスト」50音順
俳優の青木崇高さん、クリープハイプの尾崎世界観さん、元けやき坂46メンバーの長濱ねるさん、芥川賞作家の本谷有希子さん、女優などいろんな肩書きを持つYOUさん
今夜のゲストは大阪で創業71年、わずか13坪の老舗書店・隆祥館を経営する二村知子さんが登場します。
二村知子さんといえば、元シンクロナイズドスイミングで日本代表の選手、そんな華やかな経歴を持っている方なんですね。
そこで「二村知子元シンクロ代表が隆祥館店主へ!プロフや経歴・セブンルール」と題しまして、二村知子さんについてまとめてみましたので、参考にしてくださいね。
それではさっそく、本題へいってみましょう!
Contents
二村知子さんは、あの日本代表する井村雅代コーチに師事し、現役時代はチーム競技で2年連続日本1位になっているんですね。
また世界戦では、日本代表として出場したパンパシフィック大会で、2年連続世界第3位にもなっているんですよ。
今でこそシンクロナイズドスイミングはメジャーになっていますが、正式種目になる以前は援助もほとんど無い環境下で、先人が如何に努力を積んできたかなんですね。
その意味で二村さんは、1970年代のシンクロ界で礎としてキャリアを刻んだ、日本の草分けとも言える方なんですね。
引退後は少しの間だけ、お礼奉公としてシンクロで後輩の指導をした後、セカンドキャリアとして父親・二村善明さんの本屋・隆祥館書店を継ぐことにしたんですね。
隆祥館は、店舗面積がたった13坪しかない小さな店なんですが、都市部の大型店舗と堂々と渡り合っている創業71年の老舗なんですよ。
父親の善明さんは、2015年2月に78才で亡くなったそうですが、どんなに経営が苦しく費用対効果が悪くても、地域の勤め人のために24時まで店を開けていたそうなんですね。
鳥インフルエンザが流行して学校が休校になったときなどは、外出できなくなった子どものために絵本を一冊から届けていたとのことですよ。
そんな父親の背中が自然と書店のあるべき姿を教えてくれていたんですね、そこで二村さんの13坪の書店経営が始まっているんですよね。
小さな間口から二村さんの店に入ると、右手の棚には「今、読まなければ」と思わせられる時代を映す骨太のノンフィクション作品が並んで、書籍の目利きであることをうかがい知ることができるんですね。
そういった仕入れだけではなく二村さんは、顧客1000人ほどの顔と名前、それだけじゃなく嗜好もほとんど把握しているそうなんですね。
新刊が入ると必ず読み込んで、それにあった顧客に店内や電話で「〇〇さんは、この本はぜったい気に入ると思います」と案内しているんですね。
どの本をどの顧客に薦めれば喜んでもらえるか、自らが販売するモノに責任を持って、本と読者の幸福な出会いを考えているんですね。
それと、どんなに売れている本であっても、いわゆるフェイクニュースを元にした差別煽動本や、ヘイト本の類は一切置いていないとのことですよ。
本の流通の仕組みは、極めて不平等だった言います。
かつては本を取次店に返品した際に、大型チェーン店は翌日にすべて電子決済で返金されるのに、一般の書店は20日以降の返品分は翌月とされて、資金繰りが厳しくなっていたそうです。
これを解決したのも父親の善明さんだったんですね、「大手書店と扱いが違うのは不当だ」として2009年に、公正取引委員会に直訴しているんんですよ。
6年もかかった長い戦いの末に、ようやく是正されたというんですね。
善明さんは、「書店ニュース」に下記のような文章を載せています。
従来から書店は地域の文化の発信地の役割を果たすべきだと言われてきました。
子供たちに読書を広め、その読書力に貢献し、遠くまでゆくことのできないお年寄りの読書の力添え、作家と読者への橋渡し、そしてその心の出版をただ売れればいいという商業主義の餌食にすることなく、出版を文化として作家を支え、読者が出版を育てるこの仲介者が書店と考えております。
二村さんは、店を訪れてきた常連客が、善明さんがなくなったことを知り、号泣する姿を何度も見ているといいます。
「私はあのおっちゃんと本の話をするのが、好きやったんです」
二村さんは、改めて父親の偉大さを目の当たりにした思いだったでしょうね。
本を1冊売ると書店には2割の利益が入るそうです、否、2割しか入らない薄利な商売の上、ネット書店やコンビニの参入で通常の書店は、この20年で約1万5千件が減少して約8千件になっているといいます。
わが町・金沢でも、福井に本社を持つ「勝木書店」が近所の2店が撤退して、とても不便な思いになったのは、つい最近のことです。
それでも父親の意志を継ぎ、たった13坪の店ながら、顧客の一人ひとりと本を通じて繋がることで、地域にとってかけがえのない本屋を、二村さんは目指しているですね。
父親・善明さんのお陰で一部の不条理が是正されたとはいえ、仕入れなどの不平等はまだまだたくさん存在しているといいます。
せめて平等なルールの中で競争ができないものか、書店業界のハンディをものともせずに、二村知子さんの闘いはどこまでも続いていくんですね。
「隆祥館書店(株式会社 隆祥館書店)」
住所:〒542-0061 大阪府大阪市中央区安堂寺町1-3-4 安堂寺Rタワー1階
電話:06-6768-1023、Fax:06-6768-1024
営業時間:月~土曜日 8:30~22:00、日・祝祭日 10:30~20:00
定休日:第3日曜日
【二村知子さんのプロフィール】
二村知子さん60歳:隆祥館書店(大阪)店長、元シンクロナイズドスイミング選手
井村雅代コーチ(当時)に師事し、シンクロナイズドスイミングを始め、現役時代はチーム競技で2年連続日本1位、日本代表出場のパンパシフィック大会では2年連続世界第3位になっています。
現役引退後、隆祥館書店に入社。2011年から「作家と読者の集い」と称して作家と読者の思いを直接つなぐト-クイベントを開催、知らされていない真実を追求する場として注目されているですね。
2016年からは「ママと赤ちゃんのための集い場」を毎月開き、温かい社会を目指しているですよ。
二村さんは、シンクロナイズドスイミングが五輪種目になる前に、13歳で井村雅代さんの門下に入り徹底的に鍛えられたというんですね。
日本代表になっていますので朝6時から練習スタート、まずはアップとして個人メドレーからバタフライ、クロール、バック、ブレストを8本やって、最後に50mを往復する潜水、これが朝食前だそうです。
午前中には、水深25mの飛び込み用のプールで、腰に10kgの重みをつけて腕を上げて立ち泳ぎを4本だそうです、それが終わってようやく音楽合わせなどの演技練習が入ったそうですよ。
ランチの後も過酷な練習が延々と続き、1日8時間以上は水の中にいたとのことなんですね。
長さはもちろんですけど、シンクロの練習というのは体内にためた酸素を、何度も何度もギリギリまで吐き出すという過酷なものだったんですね。
ですから、どれだけカロリーを摂っても体重は増えることなく、二村さんの髪は塩素で茶色になり、仕舞いには疲労から白髪が増えてマダラになったといいます。
トレーニンぐは苦しくて、辛くて、体力もメンタルも際限なく追い込まれたというんですね。
二村さんはある日、井村コーチに「できません、もう限界です」と伝えたそうですが、「あなたの限界は私が決める」と即答で返されたとのことですよ。
二村さんは母親がめちゃくちゃ厳しい人で日本で一番厳しいと思っていたそうなんですが、井村コーチはもっと怖かったと振り返っているんですね。
練習では泣いていたそうですが、その真剣さに惹かれ井村コーチのことは大好きだったといいます。
井村コーチの厳しさは、指導するうえで正面から向き合ってくれた証だったそうなんですね。
でも好きになったのは後からなんでしょうね、練習中に涙しているくらいですからそのときは嫌いだったんじゃあないですかね、多分ですけどそう思いますね。
輝いている女性で今、最も見たい女性や、今、最も見てもらいたい女性の人生を、7つのルールからひも解いていく新感覚のドキュメント番組『セブンルール』、二村知子さんは何を語ってくれるのでしょう。
二村さんが小野雅裕さんの「宇宙を目指して海を渡る」の内容に惚れ込み、2014年に売りまくった結果、同書を売ったのは一番がAmazonで二番目が隆祥館だったそうですよ。
それだけの実績があったのに、小野さんの2作目「宇宙に命はあるのか」の配本は、たったの一冊だったそうです。
またサントリーを育てた二人の友情のノンフィクション「佐治敬三と開高健 最強のふたり」(著者:北康利さん)も日本で一番売ったそうなんですね。
でも、それが文庫本になったとき取次店からは、1冊も入荷しなかったというんですね。
結果を出しても評価されない不平等、今まさに二村さんが闘っていることでしたら『セブンルール』で、訴える価値があると思いませんか?
★ フジテレビ系『セブンルール』 9月1日(火) 夜 11時~11時30分
注)本記事内のツイートに関しては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。皆さまの貴重な情報に感謝いたします…♪
注)アイキャッチ画像に関しましては、「誉田龍一@『天下を駆ける 幕府転覆危機』」さんのツイート画像を使用させていただいております…♡
今回は「二村知子元シンクロ代表が隆祥館店主へ!プロフや経歴・セブンルール」と題しまして、二村知子さんについてまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?
シンクロナイズドスイミングから、セカンドライフとしての華麗なる転身が街の中に息づく本屋さん、人々の喜びの中に生き方を見出しているんですね。
それも理不尽なほど不平等の世界にあって、屈することなく前向きに闘おうとする姿は、美しいとさえいえると思います。
機会があったら一度、隆祥館書店に寄ってみませんか、あなたの人生の1冊が見つかるかもしれませんよ。
さらに今夜の『セブンルール』の二村知子さん、こちらも見逃すわけにはいきませんね。
それでは、今回はここまでとさせていただきます!
最後までご覧いただき誠にありがとうございました!