こんにちは、sadachi. です!
10日にNHKで放送される『プロフェッショナル 仕事の流儀』には、北の大地で羊と一緒に生きる ”羊飼い” 酒井伸吾さんが登場します。
酒井伸吾さんが羊のラム肉は、2008年に22か国の首脳と7つの国際機関の代表が参加した、「洞爺湖サミット」のメインディッシュを飾ったんですよ。
このラム肉は、三つ星など名シェフたちからも絶賛されているんですね、また羊毛も高品質ウールとして人気を呼んでいるんですよ。
番組では、北海道の美しい四季の中で、そんな極上の羊を生み出す酒井さんの、命と向き合う10か月の記録を追っているんですね。
そこで「酒井伸吾プロフィールと経歴は?北の大地と羊まるごと研究所!プロは」と題しまして、酒井伸吾さんについてまとめてみましたので、参考にしてくださいね。
それではさっそく、いってみましょうか!
Contents
ではまず最初に、酒井伸吾さんのプロフィールや経歴を確認していきましょうね!
【酒井伸吾さんのプロフィール】
名 前 : 酒井 伸吾さん(さかい しんご)
年 齢 : 49歳
出 身 : 北海道白糠町和天別(しらぬかちょうわてんべつ)
高 校 : 北海道函館北高等学校
大 学 : 帯広畜産大学 畜産管理学科
所 属 : 羊まるごと研究所 所長兼羊飼い
酒井さんは、築51年というご自宅にお住まいなので、高校や大学で学んでいたとき以外は、基本的に北海道白糠町和天別で過ごしていらっしゃるんですね。
ご家族は、羊飼いの旦那さまを支える奥さまと、4人の息子さんがおられるそうなので、6人家族ということになりますね。
少子化の中で6人家族でしたら多い方ですよね、2020年11月現在で、ご長男は今年20歳になるそうで、末っ子の4男さんは中学1年だそうですよ。
羊まるごと研究所のHPでは、ご長男が5歳のときの情報が「大地くん(5才)、空知くん(3才)、元気くん(1才)」このようにありました。
このあとに、末っ子の○○くん(名前不明)が生まれているんですね。
酒井さんは、この夏に20歳になるご長男に、牧場の羊毛から作った服地で仕立てた、自分のスーツを仕立て直して贈ったそうですよ。
酒井さんは畜産大学を卒業していますから、実家は牧場だったんでしょうか、でも羊との出会いは学生時代だそうなので、最初から羊の牧場ではなかったのかもしれませんね。
大学のクラブ活動の一環で、農家に手伝いに行く機会があったそうなんですね、そのときに羊毛の糸紡ぎに夢中になったそうですよ。
それがきっかけで、羊に興味を持ったそうなんですね。
当時といいますか、その頃はの北海道の農家といえば、米やジャガイモの農作物をつくるかたわら、ウマやブタ、メンヨウ(羊)やヤギ、ニワトリなどの家畜がどの農家にも普通におりましたね。
酒井さんは、羊毛の糸紡ぎに夢中になった時から、羊飼いが夢になったというんですね。
そこで大学を卒業すると、一度羊牧場で勤務したのちに羊のことをもっと知ろうと、モンゴルにわたり、1年間遊牧民として羊と一緒に暮らしたそうですよ。
モンゴルから帰国後は、学生時代から実習などでお世話になった武藤浩史さん経営の「茶路めん羊牧場」で、2年間勤務して、羊の修業をしたそうですよ。
そして2001年、奥さまの賛同を得て「羊まるごと研究所」を開いて、現在に至っているんですね。
「羊まるごと研究所」は羊肉、羊毛、羊皮の販売のみで生計を立てるという、全国でも数少ない牧場になっています。
酒井さんは、モンゴルで遊牧民たちと暮らした経験から、羊の文化的意味にに強い魅力を感じたそうなんですね。
そのことから羊まるごと研究所は、羊を食肉だけでなく「衣・食・住」すべてにおいて羊のポテンシャルを丸ごと活かしきることを、牧場の理念としているそうですよ。
国内に流通する羊肉のうち、国産はわずか0.6%しかなくとても希少品なんですね。
ですから、一般の家庭ではほとんど食卓に上ることはなく、プロでも国産の羊を使うことができるのは、星がつくようなごく一部のトップシェフのみとのことなんですね。
そうした極上の羊肉は、国産羊肉の実に50%以上が北海道で生まれ育った羊で、北海道から送り出されているんですね。
羊は温順な性質だが、一方で警戒心が強く、臆病な動物だといわれています。
例えば、見知らぬカメラマンが写真を撮ろうとすると、一頭が後ずさり、踵を返せば群れごと引き潮のように去っていくそうです。
でも、羊まるごと研究所の羊は、酒井さんが「めぇーめぇーめぇー」と呼べば、振り向いて「めぇー」と鳴き、近くにまで寄ってくるそうですよ。
それだけ羊との信頼関係があるということなんですよね。
信頼関係は、いい肉をつくろうとするのではないとして「健康な母羊を育てるのが大切。それにはていねいに飼うこと」という酒井さんの土台がしっかりしているからだと思います。
酒井さんは、日常から羊を注意深く観察し、夏は放牧、冬は畜舎で飼っているんですね。
牧草は食べ放題で、配合飼料は小麦やビートパルプに納豆菌や酵母、炭などを加えて与えているそうですよ。
また、酒井さんの毛刈りの技術は国内有数なそうで、自ら刈った毛で毛糸をつむぎ、肉の状態を確認しているんですね。
毎年の出頭数は100頭前後に限定しており。いま以上に増やす気はないそうですよ。
「僕の場合、頭数を増やすと味がブレてしまう。無理に数を増やすと、僕も店もお客さんも満足できない羊になってましまうかもしれない。それでは誰も幸せになりません」
これが、酒井さんの信条なんですね!
「羊まるごと研究所」
★ 〒088-0351 北海道白糠郡白糠町和天別1054-5
★ TEL/FAX 01547-2-5133
★ ホームページ
10日に放送される『プロフェッショナル 仕事の流儀』では、「空と大地と羊と共に~羊飼い・酒井伸吾~」とのテーマで、酒井さんが特集されるんですね。
極上の羊を生み出す酒井さんの口癖は、「羊と相談」「羊に聴く」「羊が教えてくれる」だそうで、酒井さんにとって羊は、「尊敬の対象」ですらあるそうですよ。
北の大地に生きる羊飼い・酒井伸吾さん、育てた羊のラム肉は洞爺湖サミットのメインディッシュを飾り、三つ星など名シェフたちからも絶賛されています。
遊牧民のような自給自足の暮らしを夢みて、まっさらな大地に酒井さん自らの手で牧場を作り上げて20年、北海道の美しい四季の中で、命と向き合う10か月を記録しています。
★ NHK総合『プロフェッショナル 仕事の流儀』 11月10日(火) 22:30~23:15
注)本記事内のツイートに関しては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。皆さまの貴重な情報に感謝いたします…♪
注)アイキャッチ画像に関しましては、「北海道八千代ユースホステル」さんのブログ画像を使用させていただいております…♡
今回は「酒井伸吾プロフィールと経歴は?北の大地と羊まるごと研究所!プロは」と題しまして、酒井伸吾さんについてまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?
酒井さんのモンゴルの1年間は、有形無形に生きざまに影響しているようですね。
遊牧民の自給自足の生活を夢見て、牧場を作ったそうですができているのでしょうか?
「暮らしのなかに羊を獲得した民族は必ず羊から文化を育んでいます。羊毛製のモンゴルの(住居である)ゲルからもわかるように、羊には衣・食・住のすべてをまかなうポテンシャルがある。こんな素晴らしい生き物を尊敬しない理由が見当たりません」
と語る酒井伸吾さん、『プロフェッショナル 仕事の流儀』の放送が楽しみになってきたんじゃあないですか?
それでは、今回はここまでとさせていただきます!
最後までご覧いただき誠にありがとうございました!