こんにちは、sadachi. です!
毎週日曜日午後2時から放送のフジテレビ系『ザ・ノンフィクション』は、市井の人々が人生に苦闘しながらも情熱を持って生きる姿を取り上げるドキュメンタリー番組です。
普段は垣間見ることのできない人間の一面や、人間関係、生き方、ひとつの職業などを深く掘り下げている番組なんですね。
それらから見えてくる隠された本質や、記憶に残る事件、出来事などを長期にわたって密着取材し、その事柄のありのままの姿を視聴者に届けているといいます。
この番組で取材を受けたことによって有名になった人も多いそうで、特に反響の大きかった人は「その後」も追いかけ、過去と現在の様子を再構成して放送しています。
今回登場する主人公は、東京都内で生活困窮者の支援を続ける団体「つくろい東京ファンド」のメンバー佐々木大志郎さんなんですね。
そこで「佐々木大志郎って誰?プロフィールや学歴・経歴は!ノンフィクション」と題しまして、佐々木大志郎さんについてまとめてみましたので、参考にしてくださいね。
それではさっそく、いってみましょうか!
Contents
佐々木大志郎さんは現在、「一般社団法人反貧困ネットワーク」に在籍して、業務執行理事として企画や広報を担当されています。
反貧困ネットワークは、リーマンショックを背景に、日本で広がる貧困問題を可視化・顕在化させることにより、貧困問題を社会的・政治的に解決し、人間らしい生活と労働の保障を実現させるために、2007年10月1日に、貧困問題に取り組む多様な市民団体、労働組合、法律家、学者、諸個人が集まり結成されたネットワークです。
出典:反貧困ネットワークホームページ
コロナ過の2021年、任意団体でゆるやかなネットワークから「一般社団法人反貧困ネットワーク」として新たな一歩を歩みだしたそうです。
そこでネットワーク運動をつうじた社会的可視化の運動だけでなく、経済的弱者を支えあう事業をすすめ、「個別」領域でなく、相互連携での社会運動ネットワークづくりを強めることによって、「貧困問題を社会的・政治的に解決する」活動を続けているとのことです。
また佐々木さんは、空き家や空き室を活用した住宅支援事業を展開する「一般社団法人つくろい東京ファンド」の主要メンバーとして活動されています。
2014年6月に「市民の力でセーフティネットのほころびを修繕しよう!」を合言葉に、都内で生活困窮者の支援活動を行ってきた複数の団体のメンバーが集まり、設立しているんですね。
2020年3月、貧困問題に取り組む40ほどの団体で「新型コロナ緊急災害アクション」が立ち上げられたそうです。
以降、支援者たちはこれまで700件以上のSOSに対応し、他団体からの要請も含めると、緊急宿泊費や食費としてこれまで約2500件に7000万円以上を給付しているそうです。
これらの原資は、全国から寄付して頂いた「緊急ささえあい基金」なんですね。
ちなみには、緊急宿泊費などを支給して終わりではなく、そのあとも生活保護など公的支援の窓口につないだり、場合によってはアパートに入るまで伴走する…、そんな細やかな支援活動がこの2年近く続けられているとのことです。
そんな中にあって佐々木さんは、現場のニーズに応える”支援スキーム”を生み出し、次々と実用化させているので「困窮者支援業界のオードリー・タン」と呼ばれているそうですよ。
例えば、”つながる電話”や”フミダン”などが、まさにそうなんですね。
そしてこの秋にあらたに佐々木さんのアイデアで発表されたのが”せかいビバーク”で、「今夜を乗り切れない」という人が、緊急避難できるというものなんですね。
明日日曜日の午後に放送される『ザ・ノンフィクション』では、こういった佐々木さんの驚くべき「日本のオードリー・タン」ぶりが紹介されるというわけです。
【佐々木大志郎さんのプロフィール】
名 前 : 佐々木 大志郎(ささき だいしろう)
生 誕 : 1979年の可能性が高い
年 齢 : 42歳
出 身 : 北海道札幌市
居住地 : 東京都
学 歴 : 不明
所 属 : 社)つくろい東京ファンドほか
職 業 : 社会活動家
【SNS】
つくろい東京ファンド「マチバリー」
佐々木大志郎「Twitter」
佐々木大志郎「note」
佐々木さんは小説家を目指して札幌から上京、友人の家で寝泊まりしてアルバイトを続けながら投稿をしていたといいます。
ところが2011年、友人の家を出なければいけなくなり、住むところがなくなった佐々木さんはいわゆるネットカフェ難民になるんですね。
生活費を稼ぐために食品工場でアルバイトをするのですが体を壊し、生活困窮者支援に取り組む「認定NPO法人自立生活サポートセンター・もやい」に相談にいきます。
ここで生活保護の手続きを受け、アパートにも入ることができたんですね、このことがきっかけで佐々木さんは、生活困窮者を支援しようと決意するんですね。
2013年に「…もやい」のスタッフとなり、得意のITを駆使するWeb広報を担当します。
こうして困窮者支援業界の一員となった佐々木さん、以降は反貧困ネットワークなど複数の団体などで主に広報やファンドレイジング・新規事業立ち上げを担当していくんですね。
そのほかにもホームページの更新やSNS運用をスタートさせたり、クラウドファンディングの利用にも関わったりしているんですよ。
2014年には「つくろい東京ファンド」の立ち上げに尽力し、ここで生活を支援する側の人達を紹介するサイトを作ったんですが、団体によってはお金が集まるところと集まらないところがあることが分かったそうです。
そこで2019年には、支援団体間の不均衡さを都内で活動するNPO団体とで共有できるようにと、9団体が協働して「東京アンブレラ基金」が設立させているんですね。
これは寄付してもらった支援金をプールして緊急宿泊費など、それぞれの団体が支援したあとで基金からその団体に支給する仕組みだそうです。
2020年に、NPO法人豊島子どもWAKUWAKUネットワークで居住支援部門立上げ、コロナ禍で携帯電話を失ったひとへ無料電話を貸し出す「つながる電話」サービスを実施しています。
東京23区限定ですが、生活保護申請書類を簡単に作成できるWebサービス「フミダン」では、オンライン上から直接FAXで送信することができるようにしたんですね。
またこの秋には、屋外相談会へのフリーWi-Fiを提供する「せかいビバーク」など、ITやテック系を利用した貧困支援プロジェクトを次々と立ち上げているということです。
まさに、「困窮者支援業界のオードリー・タン」の面目躍如というところでしょうか。
そんな佐々木さん、明日放送される『ザ・ノンフィクション』に出演されます。
番組テーマは、「スマホとホームレス 〜無料 Wi-Fi に集う若者たち〜」で、佐々木さんのもとには毎日のように困窮した若者たちからSOSが舞い込むといいます。
仕事を失い離婚、3歳の1人娘に会いたい思いを抱え、行き場を失い苦悩する30代の男性
順風満帆だった生活からコロナ禍で解雇され、ホームレスとなった元イタリアンの料理人
家族との断絶に悩みながら、貧困から抜け出そうともがくトランスジェンダーの男性
…etc
ちょっと、番組の予告を見ていきましょうね。
「無料Wi-Fi使えます」
「スマホ充電できます」…
都内の公園、生活困窮者のための炊き出し会場に掲げられた看板。そこに続々と集まってくるのはスマホを手にした若者たち。彼らは職や家を失ったホームレス。その命を繋ぐツールが「スマートフォン」。電話料金が払えず、使えなくなったスマホだが、無料Wi-Fiを利用し、インターネットに接続すれば、炊き出し場所の検索、安価なネットカフェの予約、支援相談窓口への相談もできる。まさに彼らにとって通話のできなくなったスマホは、生きていく上での“最後の命綱”なのだ。だから、きょうも彼らは、無料Wi-Fiスポットを求めて都会の街をさまよう。
出典:YAHOO!テレビ
炊き出し会場に掲げられた「無料 Wi-Fi 使えます」ですか、スマホを手に集ってくるホームレスの若者たちのことなんですね。
番組では、料金を払えず通話できないスマホが “最後の命綱” という、知られざる現実に迫って、佐々木さんの存在を強調していくんですね。
★フジテレビ系『ザ・ノンフィクション』 12月12日(日)14:00~14:55
注)本記事内のツイートに関しては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。皆さまの貴重な情報に感謝いたします…♪
注)アイキャッチ画像に関しましては、「佐々木大志郎@生保オンライン申請「フミダン」&緊急一泊翌日支援「せかいビバーク」運用中」さんの画像を使用させていただいております…♡
今回は「佐々木大志郎って誰?プロフィールや学歴・経歴は!ノンフィクション」と題しまして、佐々木大志郎さんについてまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?
佐々木さんは、小説家を目指して上京したときひょんなことから自身がネットカフェ難民というホームレスもどきになっているんですね。
その経験が、困窮者が何に困っているのかを現場で観察したり、生の声をよく聞いたりして、何が必要かを見極める判断ができているのではないかと思います。
また、佐々木さんが独学で身に付けたというIT技術によって現場のニーズに照らし合わせ、新しいサービスや仕組みを生み出してきたんですね。
明日午後2時から放送される『ザ・ノンフィクション』、昨年からのコロナ禍における時代の寵児と言っても過言ではない佐々木大志郎さん、ますますの活躍を期待したいと思います。
それでは、今回はここまでとさせていただきます!
最後までご覧いただき誠にありがとうございました!