こんにちは、sadachi. です!
2020東京オリンピック・パラリンピックのうち、オリンピックは金メダル27個、銀メダル14個、銅メダル17個と素晴らしい結果となっています。
過去のパラリンピックでは、2004年のアテネ大会で金メダルが17個に総数でも53個というメダル数を獲得しているんですね。
因みに、1988年のソウル大会でも、金メダルは17個(総数46個)獲得しています。
でも、前回のリオデジャネイロ大会では、金メダル”0”という悲しい結果に終わっています。
自国開催となる今回の東京大会は、ぜひとも金メダル17個を超えて欲しいもんですね。
日本選手金メダルの一番手と言ってもいいのが、陸上で4つの世界記録(400m、800m、1500m、5000m)を保持している佐藤友祈選手ですね。
リオでは、最大のライバルであるレイモンド・マーティン選手に阻まれ悔しい思いをしましたが、佐藤さんも「東京では…」と、強く思っています。
そこで「佐藤友祈のプロフィールや経歴は?結婚や嫁・家族も!車いすと陸上は」と題しまして、佐藤友祈さんについてまとめてみましたので、参考にしてくださいね。
それではさっそく、いってみましょうか!
Contents
ではまず最初に、佐藤友祈さんのプロフィールや経歴から見てみましょう!
【佐藤友祈さんのプロフィール】
名 前 : 佐藤 友祈(さとう ともき)
愛 称 : トモちゃん、サトちゃん
生年月日: 1989年9月8日
年 齢 : 31歳
出 身 : 静岡県藤枝市
居住地 : 岡山県岡山市
身 長 : 183cm
体 重 : 77kg
趣 味 : 囲碁、映画鑑賞、旅行、ゲーム
小学校 : 藤枝市立広幡小学校(?)
中学校 : 藤枝市立広幡中学校
高 校 : 静清工業高等学校(現:静清高等学校)
所 属 : 株式会社モリサワ、prierONE
職 業 : 車いす陸上競技選手
クラス : T52
【受賞歴】
★ 2016年 日本パラスポーツ賞新人賞ほか多数
★ 2017年 第14回マルセンスポーツ特別賞ほか多数
★ 2018年 平成29年度OHKスポーツ功労賞特別賞ほか多数
★ 2019年 国際競技大会優秀者等に係る文部科学大臣表彰ほか多数
アカウント①「オフィシャルサイト」
アカウント②「Instagram」
アカウント③「Twitter」
佐藤友祈さんは、静清工業高校を卒業すると地元の水産加工会社に就職したんですが、半年後には演劇がしたいと上京しているんですね。
アルバイトをしながら演劇活動を目指していたのですが、21歳になった秋に突然の高熱と背中に激痛が走り意識を失ったと言います。
半年ほど前から足腰に力が入らないことがあったそうですが、顕在化された病気は骨髄に菌が入った急性骨髄炎だったそうです。
左腕が麻痺し、下半身の感覚を失い、実家に戻った佐藤さんは障害者として車いすの生活を送ることになったんですね。
部屋から出ることなく引きこもっていたそうですが、1年半で体重が何と25kgも増えたそうですよ。
2012年、何もやることがなくロンドンパラリンピックをテレビ観戦していたそうです。
そこで競技用車いすで走るレイモンド・マーティン選手を見て、感動と衝撃を受け、自分も「4年後のパラリンピックに出たい!」と強く思ったそうなんですね。
因みに、マーティン選手は当時18歳、ロンドン大会では4個の金メダルを獲得しています。
そしてすぐに競技トレーニングを開始、毎日車いすで8kmを走るようになったそうです。
2013年に東京マラソン男子の10キロ車いすに出場、2回目となる2014年にも同じ東京マラソンに挑戦し、29分19秒で2位の成績を残したんですよ。
それでも、もっといい環境で練習しないとリオには間に合わないと感じた佐藤さん、この年に岡山県に移住しているんですね。
目的はもっと強くなりたいと、車いす陸上の現役選手で北京、ロンドンと2大会連続パラリンピックに出場している松永仁志さんの指導を受けるためだったと言います。
松永さんの指導よろしく、佐藤さんはみるみるうちに力を付けていくんですね。
2015年11月に、ドーハで行われた世界選手権で400mで1分0秒91で優勝、1500mでも3位に入り、リオデジャネイロパラリンピックの代表選手に内定したんですよ。
2016年のリオ前6月、新潟市で開催されたジャパンパラ大会では100m、400m、1500mの3種目で優勝を果たしているんですね。
そして9月、リオデジャネイロパラリンピック男子陸上T52クラスの400m、1500mに出場することになったんですね。
「出たい」と思ったロンドンパラリンピック、まったくの素人から始めた競技用陸上でたった4年間で出場を果たすんですから、ある種の怪物と言っても過言じゃないでしょうね。
12日の400m予選、2組で1位(全体では2位)になり決勝進出、翌13日の決勝では序盤スタートで遅れるも後半追い上げ、あのレイモンド・マーティン選手に次ぐ2位でフィニッシュして銀メダルを獲得、記録は58秒88だったんですね。
15日に出場した1500m決勝も、マーティンと選手との一騎打ちになったんですよ。
800mの手前でマーティンを一度追い抜いてトップに立ったんですけど、最後のカーブで抜き返され1秒差の3分41秒70で2位、本大会2個目の銀メダル獲得となったんですね。
2021年2月から車いす陸上に専念するため、株式会社モリサワ(フォントメーカー)と所属契約を締結、同時にプロ転向を表明しています。
佐藤さん以外の現役プロパラアスリートとしては、同じパラ陸上の山本篤さん、車いすテニスの国枝慎吾さんや上地結衣さん、パラ水泳の木村敬一さんなどがいます。
こうして迎えた2021年、2020東京パラリンピックが新型コロナの影響で1年延び、この8月24日に開会式、陸上は27日(金)から男子400mT52などの予選がスタートします。
この章は、佐藤友祈さんの結婚や奥さんはいるのか、家族はということを記載いたします。
佐藤さんは、2019年(令和元年)8月11日に婚姻届けを提出されて結婚しています、また同年の12月22日に結婚式および披露宴を行っています。
こちらが、婚姻届けを出したときのインスタグラムになります。
そして、結婚式と披露宴をしたときのツイートですね。
ご家族なんですが、競技会場には”この子”も連れて行くそうですよ。
奥さまの名前は真由子さん、こういったツイートも投稿されています…ですよね、まだまだ新婚さんというわけなんですね。
奥さまが妊娠中ということは考えられますが、インスタやツイッターなどで情報が出てきていませんので、まだお子さまは授かっていないと思います。
また佐藤友祈さんの実家ですが、父親の佐藤隆さんはレスリングの元国体選手で、友祈さんもレスリングや陸上、バスケットボールなどをしていたそうですよ。
母親と4歳年下の妹・喜歌(はるか)さんがいるので4人家族だったことになりますね。
友祈さんはどちらかといえば文科系に興味を示し、小学校では担任に絵を褒められて絵画教室へ通い、中学時代は藤枝市の合唱団(ボーイソプラノ)でパートリーダーを務めているんですよ。
高校では囲碁で段位を保有し、県中部の大会で8位になったことがあり、地元工業高校主催のロボットコンテストに参加したときは賞まで貰っているそうです。
車いす陸上を始めて4年で、リオデジャネイロオリンピックの日本代表になって、あっさり銀メダル2個を獲得した佐藤友祈さん、その後はどうなっているのでしょうね。
現在、佐藤さんは車いす陸上で4つの世界記録を保有しています。
★ 400m : 55秒13
★ 800m : 1分25秒08
★ 1500m : 3分25秒08
★ 5000m : 12分27秒54
2017年に開催された世界パラ陸上選手権大会ロンドン2017では、T52クラス男子400mと1500mで、宿敵レイモンド・マーティン選手を破り金メダルを獲得しているんですね。
2018年の第23回関東パラ陸上選手権大会で400mと1500mで世界新記録を樹立、インドネシア2018アジアパラ大会でも400mと800mで金メダルを獲得しています。
2019年には、Canbera International Track Meetで800mと5000mで世界記録を更新、同年の世界パラ陸上選手権大会ドバイ2019でも1500mで金メダルを獲得しているんですよ。
そして直近の2021第32回日本パラ陸上競技選手権大会では、400mと1500mで優勝しているんですね。
2020東京パラリンピックで、金メダルに一番近いと言われるのも佐藤さんにしてみれば、至極ごもっともだと思います。
注)本記事内のツイートに関しては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。皆さまの貴重な情報に感謝いたします…♪
注)アイキャッチ画像に関しましては、「悟り人」さんのツイート画像を使用させていただいております…♡
今回は「佐藤友祈のプロフィールや経歴は?結婚や嫁・家族も!車いすと陸上は」と題しまして、佐藤友祈さんについてまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?
オリンピック・パラリンピックには魔物が棲むと言われます。
東京オリンピック競泳でも、世界的には3冠が確実と言われていた瀬戸大也さんが無冠に終わり、競泳陣の腰を折ったのを目の当たりにしましたよね。
佐藤さんが金メダルを獲得する壁となりうるのは、やはり最大のライバルであるレイモンド・マーティン選手の存在なんですね。
2012年のロンドン大会で鮮烈なデビューを飾ったマーティン選手は、100mと200m、400m、800mの4冠を獲得、2013年と2015年の世界パラ陸上選手権では、出場した全種目で優勝と、敵なしの強さを誇っているんですよ。
2017年以降、マーティン選手に立ちはだかったのが我らが佐藤さんというわけなんですね。
いずれにしても、佐藤友祈さんとマーティン選手のデッドヒートは必見ですよね、そして最後にゴールドを手にするのは…佐藤さんといきたいですね。
男子400m決勝は、27日(金)予選に続いてその日のうちに決着がつき、1500m予選は翌28日(土)に始まり、29日(日)に決勝となります。
それでは、今回はここまでとさせていただきます!
最後までご覧いただき誠にありがとうございました!