こんにちは、sadachi. です!
2020年、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、倒産件数は500件を超えています。
そんな中、突然の解雇や派遣取りやめ、自宅待機で収入無しなど、日々の仕事を奪われている人は大勢います。
そんな人たちを支える派遣ユニオン、そのユニオンに従事する1人が関根秀一郎さんです。
今夜のNHK『プロフェッショナル 仕事の流儀』に、その関根秀一郎さんが出演されます。
派遣や契約社員、働く全ての人を守るための闘いが日夜続いているんですね。
そこで「関根秀一郎のプロフィールや経歴!結婚・妻や家族は?働く人を守る!」と題しまして、闘い続ける関根秀一郎さんについてまとめてみましたので、参考にしてくださいね。
それではさっそく、本題へいってみましょう!
Contents
ではまず最初に、関根秀一郎さんのプロフィールから見ていきましょうね!
【関根秀一郎さんのプロフィール】
名 前 : 関根 秀一郎(せきね しゅういちろう)
生 誕 : 1964年(誕生日が来ていれば56歳)
出 身 : 東京都
高 校 : 中央大学付属高等学校
大 学 : 岩手大学
所 属 : 派遣ユニオン書記長
関根さんは高校卒業後、一浪して岩手大学に進学しています。
岩手大学に入学して関根さんは、ジャズにハマるんですね、黒人差別から生まれたとされるジャズ、そんなジャズに親しむ中で差別問題を深く考えるようになります。
そのうちに「人生で多くの時間を過ごす場所は職場。そこにも差別があるのでは」とふと気づいたといいます、そうなると早く実態を知りたいと思うようになったんですね。
そこで大学を中退して東京へ戻り、労働関係専門誌の雑誌記者になっています、思い立ったら即実行するタイプなんですね。
関根さんは雑誌の派遣記者時代に、労働組合のない職場の組合結成を支援する「東京ユニオン」の活動に携わることになります。
原稿を書くよりも労働者に寄り添って働きたい、その方が性に合っていると感じたそうなんですね。
東京ユニオンでは書記や執行委員などの活動をしていたのですが、2005年に「派遣ユニオン」を発足させて、現在の活動へと取り組まれています。
この活動をしていると、色んなところから取材申し込みがあり、関根さん自身はテレビなどの出演が多いのですが、あくまでも一般人なんですね。
今回、関根さんの結婚や奥さん、お子さん、ご家族というKeyWordで調べてみたんですが、一切情報がなかったのでお伝えすることができませんでした、残念です。
1964年生まれということもあって、関根さんの年齢は55or56歳なので結婚されている公算が”大”ですね。
奥さまやご家族の情報などがわかった場合は、またどこかのタイミングでお知らせすることにしますね。
「働く人がひどい目にあうのは我慢できない」
2020年はコロナ禍という大変な状況の中で、派遣ユニオンは突然の解雇や雇い止めなど、働く人たちの”駆け込み寺”の様相を呈しています。
それでは、働く全ての人を守るという「派遣ユニオン」とは、一体どういった組織なんでしょうか?
派遣ユニオンをひと言で言うと、非正規労働者の雇用の安定のために活動している労働組合ということになります。
派遣ユニオンは雇用形態を問わず、悩める労働者の支援を行っているんですね。
派遣ユニオンの取り組みは以下の通りです。
① 派遣請負などで働く人の権利向上を目指します
派遣契約の事前面接問題、契約期間内の派遣切り、偽装請負など問題は山積しています。
② フリーシフトで働く人の不利益を無くします
フリーシフトとは、雇用契約時に出勤日や労働時間を定めずに、業務の都合によって、その都度、仕事がある時だけ指示をして働かせることです。
③ 名ばかり事業主として働く人の待遇を改善します
名ばかり事業主とは、実態は雇用しているのに事業主として扱い、労働者であれば加入できる雇用保険や、社会保険に入れずに働かせることです。例:蛇の目ミシン販売員
④ 均等待遇を目指します
男女間、正社員・パート間といった雇用形態による賃金格差を正そうと、異なる仕事でも労働の「価値」が同等であれば、同等の賃金を支払うという原則があります。「同一価値労働同一賃金の原則」や「Pay Equity/ペイ・エクイティ」と呼ばれています。
⑤ 有期雇用・細切れ契約を期間の定めのない雇用になることを目指しています
恒常的にある仕事なのに、3ヶ月、6ヵ月などの短い労働契約期間で、繰返し更新し働かせる実態があります。
かつて企業には「従業員は家族。決して路頭に迷わせない」という不文律があったというんですね、それがバブル崩壊後、使い捨ての発想が生まれたといいます。
雇用形態も、正社員や専門職、短時間正社員、業務委託契約、契約社員、派遣労働者、パートタイム労働者、家内労働者、在宅ワーカーなどと細分化されていきます。
総務省の2018年の労働力調査によると、役員を除いた雇用者5569万人のうち正規雇用は62.1%で、派遣やアルバイト、契約社員を含めた非正規雇用は37.9%。だそうです。
2002年には正規70.6%、非正規29.4%でしたから、バブル崩壊以降は非正規の割合が年々増えているということなんですね。
そうした中で派遣ユニオンは、あらゆる雇用形態の労働者を組織する個人加入の労働組合として、働く人の人権を守る運動に取り組んでいるんですね。
【派遣ユニオン概要】
★ 名 称 :派遣ユニオン
★ 所在地 :〒160-0004 東京都新宿区四谷4-28-14 パレ・ウルー5F
★ 設 立 :2005年4月22日
★ 電話番号:03-6709-9449、FAX番号:03-6709-9773
※ まずは電話で相談(受付時間 月〜金10:00〜19:00 土13:00〜17:00)
※ 問い合わせフォーム
今夜の『プロフェッショナル 仕事の流儀』は、コロナ禍で数多くの非正規労働者を支えてきた関根秀一郎さんの闘いに迫ります。
★ NHK総合『プロフェッショナル 仕事の流儀』 9月15日(火) 10時30分~11時15分
注)本記事内のツイートに関しては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。皆さまの貴重な情報に感謝いたします…♪
注)アイキャッチ画像に関しましては、「プロフェッショナル仕事の流儀」さんのツイート画像を使用させていただいております…♡
今回は「関根秀一郎のプロフィールや経歴!結婚・妻や家族は?働く人を守る!」と題しまして、闘い続ける関根秀一郎さんについてまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?
バブル崩壊後の就職氷河期を経てリーマンショックと、日本は働きたくても働く場所が非常に少ない時代を経験してきてるんですね。
その時代の経験者、当時の若者はすでに中高年の位置づけになっています。
そしてさらに、今年は100年に一度と言われる新型コロナウイルスの感染拡大に見舞われているんですね。
安定した雇用のチャンスを得ることなく年齢を重ねるなんてことは、あってはならない構図だと思います。
関根さんたちの活動が非正規労働者、ひいては弱い立場の労働者に平等に光が当たることを望んでやみません。
今夜の『プロフェッショナル 仕事の流儀』、関根秀一郎さんは何を語ってくれるのでしょうか、とても楽しみですね。
それでは、今回はここまでとさせていただきます!
最後までご覧いただき誠にありがとうございました!