こんにちは、sadachi. です！
安倍晋三首相の後継を決める自民党の総裁選も第4コーナーに差し掛かり、いよいよ終盤戦を迎えます。
ここへきても、菅義偉官房長官の優位は全く動かず管政権の誕生も秒読み段階に入ったといっても過言ではないでしょう。
石破茂元幹事長、岸田政調会長にしても総裁選に勝つというよりも、2位狙いというのが実際のところでしょうね。
というのも、万一2位ではなく3位なんてことになったら、将来の総裁レースから脱落しかねず、派閥内での影響力の低下にもつながりますからね。
そんな中、独走態勢に入った菅義偉長官が…あれ、ヤバイ！？
そこで「菅義偉エライこっちゃ口が滑ったよ！地方票も固めていつ総理大臣に！」と題しまして、絶対的に有利な菅義偉官房長官についてまとめてみましたので、参考にしていただけたら嬉しいです。
それではさっそく、本題へいってみましょう！
Contents
エライこっちゃ！ヤバイよ！口が滑っちゃったんじゃない！
菅義偉官房長官は、自民党総裁選の候補者が出席した10日のテレビ東京番組で、消費税について持論を述べたんですね。
「引き上げると発言しない方が良いと思ったが、これだけの少子高齢化社会で、どんなに頑張っても人口減少は避けられない」
「将来的なことを考えたら、行政改革を徹底したうえで、国民にお願いして消費税は引き上げざるを得ない」
・・・・・！？
つい、本音が出たんでしょうが、新型コロナウイルス感染拡大で当面は消費税を下げた方が良いという意見もある中、国民感情を逆なでしていませんか？
一部の富裕層とか、何があっても自民党という人たちは別でしょうけど、コロナ禍で本当に困っている人たちがたくさんいることも事実だと思います。
仕事がなくなった母子家庭とか、コロナでの倒産企業も500件を超えていますよね。
倒産の従業員だけじゃなく、解雇されたり、派遣先から断られたり、アルバイト先がなくなったり、こういった生活困窮者の人たちは”消費税増税”なんて聞くと、とんでもない！と思うんじゃあないですか。
国民に寄り添った政策をしようと思っていたのなら、今の時期はあまりにもタイミングが悪すぎたと思います。
菅さんは、昨日11日の記者会見で「安倍晋三首相は『今後10年ぐらい上げる必要はない』と発言している。私も同じ考えだ」と軌道修正を図っていましたね。
やはり菅さんは、10日の発言はいかに将来的としてもまずかったと思ったんでしょう、次のようにも述べているんですね。
「政権発足以来、経済再生なくして財政健全化なしとの考えの下でアベノミクスを推進してきた。昨日発言したのはあくまでもその先のことを念頭に置いたものだ」
なんか、言い訳のように聞こえますね。
たたき上げから総理が確実視されている菅さん、いつも庶民目線じゃないかなと思っていたのが、ちょっと変わりますかね。
上記のような発言をしたあとで、当面は新型コロナウイルス対策や経済再生に全力で取り組むとの姿勢を強調したといいます。
ホントですよ、コロナ対策と経済再生が最重要課題なんですからね。
党内からも「正論だが、衆院選が1年以内にある現状では不用意な発言だった」との声が多いそうですよ。
公明党の斉藤鉄夫幹事長も「今言う必要はない」とくぎを刺したそうなんですね。
これらも、国民より党とか政権の論理を優先しているとしか聞こえないんですけど…。
麻生太郎副総理兼財務相は、社会保障費の増大が見込まれる中、歳出・歳入改革が必要だとして「消費税増税が1つのやり方というのは間違いない」との考えを示しています。
投開票が14日に迫った総裁選を戦う2候補も、菅さんの発言に反応しています。
石破さんは「逆進性を強く持つ消費税が、低所得の方々に負担となっていることは間違いない」と疑問を呈しているんですね。
その一方岸田さんは「（自身は）必要であれば消費税の引き上げを考える立場だ。違和感はない」と、理解を示したそうですよ。
まあ、菅さんにして見ればちょっとした勇み足というところでしょうね、菅さんの圧倒的な優位は全く変わらないそうですよ。
菅さんは、石破さんや岸田さんと違い現政権の官房長官という立場ですから、おいそれとは地方へ出ていくことはできないんですね。
今回、党員・党友投票が見送られ各都道府県連に3票が割り当てられているのですが、いかに国会議員票を獲得したとしても、地方票が大量に二人に流れてしまったら、菅さんの政権が危うくなるといっても過言ではありません。
菅さんは地方へ行けない分、岩手や宮城、長野、沖縄など全国の地方議員とはオンラインで懇談し、各事務所巡りにも余念がないといいます。
「たたきあげ」という評価もあって人気が急上昇した管さん、陣営の組織力でも他の2人を圧倒しているため、地方票も根こそぎ奪う可能性もあるといいます。
それでも、地方に強い石破さんに警戒を怠ることなく、伝統ある宏池会から出馬した岸田さんにも気を配り、地方票が分散すれば問題ないとみているでしょうね。
となれば、次のステップは主要閣僚人事など、各派閥はいかに重要なポストを手に入れるかにしのぎを削っていくのではないでしょうか。
14日に菅総裁が決まったとして、15日はあいさつ回りに終始するでしょうね。
ということは、16日に総理就任ということになリそうですね。
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注）アイキャッチ画像に関しましては、「菅義偉を応援する会〜自民党総裁選・令和2年（2020）」さんのツイート画像を使用させていただいております…♡
今回は「菅義偉エライこっちゃ口が滑ったよ！地方票も固めていつ総理大臣に！」と題しまして、菅義偉官房長官についてまとめてみましたが、いかがだったでしょうか？
すでに菅政権のもとで、自民党の幹事長は二階俊博氏が留任とか、官房長官は河野太郎氏で決まりとか、政界スズメはかまびすしいですね。
菅さんは、自身の政権の間は波風を立てたくないと思っているでしょうから、支えてくれた派閥には平等に接するんじゃないですかね。
まあ、菅政権はもう秒読みなわけですから、どんな政権になるのかは今後の楽しみということにしておきましょうか。
で、次に来るのは解散総選挙ということですね、アメリカの大統領選挙と相まって、日米の政治の根幹がもうすぐ決まるんですよね、菅義偉さん！
それでは、今回はここまでとさせていただきます！
最後までご覧いただき誠にありがとうございました！