こんにちは、sadachi. です!
今夜放送の『逆転人生』は、大間のマグロ漁師・竹内薫さんが登場します。
大間のマグロと言えば、青森県下北郡大間町の大間沖で漁獲されるマグロのブランド名で、とても高価なマグロとして全国的に有名ですよね。
この津軽海峡で水揚げされるマグロは、天然の本マグロ(クロマグロ)なんですね。
出荷される30㌔以上のマグロの頬には、ブランドの目印となる「大間まぐろ」のシールが貼られるそうですよ。
竹内さんは、その大間のマグロを一本釣りで釣ってきた、大間マグロのプロフェッショナルの漁師さんなんですね。
そこで「竹内薫は大間のマグロ漁師!大けがに船が全焼・借金1億から逆転人生」と題しまして、竹内薫さんについてまとめてみましたので、参考にしてくださいね。
それではさっそく、いってみましょうか!
Contents
津軽海峡では100年以上も前からクロマグロが水揚げされていたのですが、かつては地元ではマグロが全く流通していなかったんですね。
それが、2000年4月3日~9月30日に放送されたNHK朝のテレビ小説『私の青空』の舞台が
青森県下北地方と東京都の築地だったんですね。
そのヒロインが大間のマグロ漁師の娘・北山なずな(田畑智子さん)という設定で、大間が全国に知れわたったそうですよ。
それをきっかけに地元の有志たちが、マグロで大間を元気にしようと2001年からマグロの解体ショーを目玉に集客の取り組みなどがスタート、町おこしが行われたそうなんですね。
その2001年にタイミングよく、大間のマグロ漁師・竹内薫さんが202㌔のクロマグロを築地市場に出したんですね、それがなんと初セリで2020万円という当時史上最高の値を記録したんですね。
竹内さんがつくったこの記録は、10年間も破られなかったそうですよ。
竹内さんが202㌔の大間のマグロを水揚げする前は、漁師としてどん底を味わっているそうなんですね。
大間のマグロ漁は「1本釣りの漁法」と、4,000メートルにも及ぶ縄に150本の針をつけて漁を行う「はえ縄漁」の2通りあるんですね。
竹内さんは、1本釣りのマグロ漁師だったんですが、事故に遭い大けがを負って左腕が不自由になったそうなんですね。
それでマグロの1本釣りが不可能になり、はえ縄漁に転向したそうです、はえ縄漁は当然、船の漁になるんですが…。
今度は、はえ縄に使う肝心の船を火事で全焼させてしまったそうなんです。
これでは、漁師として漁ができない!?
そのどん底で、救いの手を差し伸べたのは竹内さんのご家族だったんですね。
失意の中で「もう一度頑張ろう」と家族に励まされ、竹内さんは1億円近い借金を背負い新しい船「美吉丸」新造したんですね。
そして、美吉丸のはえ縄漁法で202㌔の大間のマグロを水揚げしたということなんですよ。
2001年に築地市場に出しているのですが、水揚げしたのは2000年の12月29日だったそうなんですね。
その重さは202㌔、竹内さんはマグロの大きさから手ごたえを感じ「今年はゆっくり年を越せる」と喜んだそうですよ。
そして実際に初競りに出してみると2020万円でしたから…、「100万円ぐらいを想定していたので、丸を1つ間違えたかな」と驚いたそうなんですね。
大間町は、住民の250人から300人くらいが漁師を営んでいるそうで、100人以上がマグロを求めて沖へ出るそうですよ。
その中で、マグロを水揚げできるのは1~2割程度で、ほとんどの漁師たちが漁獲できずに戻って来るというんですね。
竹内さんは、「漁師にとって、マグロ漁は賭けだ」と話しているんですね。
「マグロ漁は一か八か。一ヶ月、二ヶ月獲れないなんてしょっちゅうです。でも、そこに人生を賭ける価値があるし、賭けられる人間だけが生き残っていく。獲れた時のうれしさは、何物にも代えがたいですから」
10年間破られなかった竹内さんの記録ですが、2011年に北海道函館市の戸井産のマグロが最高値なったそうなんですね。
でも翌年には大間さんのマグロが奪還し、2013年には竹内さんの息子・大輔さんが初競りに出した230㌔のクロマグロが、すしざんまいによって1億5540万円の値をつけているんですよ、ご祝儀相場とは言え凄いですよね。
また、2019年の1月5日の豊洲市場の初競りでは、大間町の漁師・藤枝亮一さんが1本釣りで釣り上げた278㌔の大間のマグロには、3億3360万円の値が付いているんですね。
2016年なんですが、マグロ1本釣り漁船「第31昭洋丸」の張江健一さんは、なんと320㌔のクロマグロを釣り上げているんですね。
初競りのタイミングではなかったので、地元で竹内さんが経営する「魚喰いの大間んぞく」で、解体されたそうですよ。
初競りに出していたらどうなっていたか、想像するだけでもワクワクしますよね。
ちなみに竹内さん、マグロ漁は美吉丸と共に長男の大輔さんに譲り、ご自身は「魚喰いの大間んぞく」を経営、先ほどの解体も竹内さんがされたんですよ。
【店舗情報】
★ 店 名 :魚喰いの大間んぞく
★ ジャンル:魚介料理・海鮮料理、海鮮丼、定食・食堂
★ 電 話 :0175-37-5633
★ 住 所 :〒039-4601 青森県下北郡大間町大間大間平17-377
★ 営業時間:8:00~18:00
★ 定休日 :不定休
★ 喫 煙 :全席喫煙可
★ アクセス:「大間崎」バス停徒歩1分
★ 駐車場 :あり(30台)
今夜の『逆転人生』なんですけど、大間のマグロという有名な高級魚の物語なので、トロサーモンの久保田かずのぶさんやさかなクンも出演されるそうですよ。
★ NHK総合『逆転人生』 12月14日(月) 22時00分~22時45分
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注)アイキャッチ画像に関しましては、「のびしろ」さんのツイート画像を使用させていただいております…♡
今回は「竹内薫は大間のマグロ漁師!大けがに船が全焼・借金1億から逆転人生」と題しまして、竹内薫さんについてまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?
竹内薫さん、1本釣りの漁師が1本釣りが不可能になり、また唯一転換できるはえ縄漁で頑張ろうと思った矢先に火事にあって船が全焼ですか、普通だったら漁師を廃業してもおかしくありませんね。
でもそこが家族の絆というのでしょうか、どなたの意向が強かったのかは分かりませんが、見事な逆転人生の物語ですよね。
特に、賭けに近いと言われるマグロ漁で、10年間破られない記録をつくれたのは、どん底に陥った竹内さんにちょっとだけ、神さまが微笑んだのかも知れませんね。
今夜の『逆転人生』の竹内薫さんの大逆転劇、しっかりと確認しましょうね。
それでは、今回はここまでとさせていただきます!
最後までご覧いただき誠にありがとうございました!