こんにちは、sadachi です!
大学駅伝に颯爽と現れた新星、駒沢大学の田澤廉くん1年生、2019年10月14日(月)に行われた出雲駅伝で区間新記録という鮮烈デビューを果たしました!
出雲駅伝は大学三大駅伝のひとつに数えられています。残りの二つは正月の箱根駅伝と11月3日(日)に開催される全日本大学駅伝ですよね。
そうなんです!10月の出雲に続いて全日本がもうすぐそこまで近づいてきているんですよ。
大学駅伝界に新風をもたらした田澤廉くんが、全日本でどんな走りを見せてくれるのか、とても楽しみにしているんですよ。
そこで「田澤廉(駒沢)出雲区間新デビュー!中学高校から今後の進路を予想!」と題しまして、田澤廉くんについてまとめてみましたので参考にしていただけたら嬉しいです!
それではさっそく、本題へいってみましょう!
Contents
10月の体育の日に行われた出雲駅伝ですけど、1区はNGUREくんが1分以上の差をつけて北海道学連選抜が1位でタスキを渡し、2区も辛うじて1位通過だったんですよね。
そこでエース区間である花の3区にタスキが渡るわけですが、2位11秒差でタスキを受けたのが駒沢大学・田澤廉くんというわけです。
この時2~4位のタスキリレーは、1秒ずつという団子のタスキリレーになっています。途中北海道学連選抜をかわして首位に躍り出たのが、田澤くんなんですねェ~。
この3人とも競り合ったこともあって、区間新記録を達成しています。すなわち、抜け出した田澤くんが新記録達成した瞬間なんですね。もうひとり追い上げてきたのが、トップと23秒差の5位でタスキを受けた東洋大学4年の相澤くんです。
この3人に割って入って、5位から3位に押し上げています。田澤くんの4秒後にタスキを後続に渡すのですが、この瞬間に田澤くんの区間新記録が抜かれちゃうんですね。
この3区は、区間新を6人出すという凄い戦いだったんです!その中で区間新として記録が残ったのが相澤くんで、田澤くんは4秒間だけ記録を残した区間2位保持者になったわけです。
まあ、相澤くんは大学長距離界No.1という実力者ですからね。今回は譲ったということにしておきましょうね。
田澤くんからタスキを受けた駒沢は4区と5区は1位を保つのですが、6区アンカーの中村大聖くんの調子がイマイチで、國學院大学の土方英和くんに抜かれ2位になります。
因みに、3位は東洋大学、4位に東海大学、5位に青山学院大学と2~5位までを現在の大学4強が占める結果となったのです。
さて第1ラウンドは、トップ通過を果たしてもタイム的(8秒差)には先輩に勝ちを譲った田澤くんですが、全日本でまたまたエース区間で相対することは十分に考えられます。
全日本大学駅伝のエース区間といえば2区ですかね。7区とか8区は考えにくいと思うのですが、二人に対決して欲しいと言えば1区スタートで、ガチンコ対決も見たいですね!
田澤廉くんは、中学時代からの成績が残っています。力はあったのですが、そんなに強いという印象はないですね。長距離選手としては、普通の部類に入るんじゃあないでしょうか。
八村塁選手のような最初から天才肌のアスリートはおりますが、そうでなくてもその道をめざしたときにどこまで伸びるかですもんね。
プロ野球で天才と言われているイチロー選手にしても、ドラフト指名は4位だったでしょ!
中学時代までは平凡でも、高校あたりから伸びていけば天才の称号も付きますでしょ!
そんな感じが田澤廉くんなんですね。そこで田澤くんのプロフィールをここで確認しておきましょうね。
名 前 :田澤 廉(たざわ れん)
生年月日:2000年11月11日(18歳)
生誕地 :青森県八戸市
身 長 :176cm
体 重 :59kg
小学校 :八戸市立中居林小学校(?)
中学校 :八戸市立是川中学校
高 校 :青森山田高等学校
大 学 :駒沢大学経済学部経済学科
田澤くんが中学の頃に見ていた駅伝で連覇を果たしていた駒沢にあこがれ、大八木弘明監督の指導力に魅力を感じていたそうです。
中学2年生の時に日体大記録会に参加、その時に大八木監督のサインをもらいに行って初めて会ったそうですよ。
それにしても、中学の時に駒沢にあこがれて、高校はスポーツの強い青森山田高校を経て、駒沢大学へ進学するのですから、夢を自分でものにしているという感じですね。
そして夢を実現するためでしょうか、高校になってからどんどん地力がついてきます。
中学の時はこれといった成績を残すことができなかったのですが、2016年高校に入ると1年の時に国体3000mを8分22秒で予選をトップ通過すると、決勝では8分19秒で2位に入っています。12月には5000mで14分4秒と高1では歴代3位となるタイムを出しています。
都大路駅伝で1区を任されたのですが27位と振るわず、都道府県対抗でも1区を走り17位と健闘しています。
2017年、インターハイ5000mで14分23秒で予選3位、決勝で14分4秒で7位(日本人4位)に食い込んでいます。国体5000mでも14分3秒を出して7位入賞と安定しています。11月には1万mで29分6秒と28分台に迫り、12月の5000mで13分53秒とこの世代トップとなるタイムを叩き出すのです。
都大路では2年になっても1区を走り区間4位、都道府県対抗でもまたもや1区を任され区間4位と大躍進を果たし、高校トップクラスの成績を収めています。
2018年に3年生になると、インターハイの予選で14分28秒の3位で通過、決勝でも14分21秒と7位入賞を果たします。これは日本人2位の記録です。国体でも14分7秒で6位とダブル入賞し、安定した力を見せています。
ただ都大路では1区15位と苦戦、都道府県対抗では5区6位になっています。
2019年に田澤くんは、夢の駒沢大学へ進学するのですが、入学前に雪道で転んでひざのけがをしたそうです。入学したタイミングで走りはじめようとするとインフルエンザにかかり、直り切らないうちに春の合宿が始まって、またけがをするのです。
大学デビューは関東インカレ5000m、14分10秒83で7位(日本人2位)に沈みます。
5月5日の法政大学記録会では、14分8秒80で3位、出雲直前に行われた日体大記録会では、
13分41秒82と学生トップの4位に入り、駒沢で5000m記録一躍トップに躍り出たのです。
駒沢駅伝キャプテンの中村大聖くんも「めちゃくちゃ強いっす」と評価しています。それが今回の出雲のエース区間起用となったのでしょうね。
田澤くんの4年間の目標は、「大学三大駅伝にエースとして出場して優勝すること」と、次の全日本大学駅伝、そして箱根駅伝をしっかりと見つめています!
中学の時には、駒沢という夢があったのですが、今はどうなんでしょうね。大学卒業後の進路は、実業団の○○とか思い描いているのでしょうか。
どこに行くにしても、最終はマラソンで日本のエースを目指していただきたい…と、強く願わずにはいられない、強い田澤廉くんですね。
今回は「田澤廉(駒沢)出雲区間新デビュー!中学高校から今後の進路を予想!」と題しまして、田澤廉くんについてまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?
強い1年生と言っても、まだ「wiki」の投稿もない状態ですから、長距離を始めたきっかけとか、ご両親などのご家族の情報はないのですが、弟さんが一人いるようです。
田澤駿くんといいまして、田澤くんとは2つ違いの青森山田高校の2年生、同じ長距離ランナーで優秀そうですね。
田澤くんと同じ駒沢に入ったら、兄弟でタスキリレーなんていう瞬間がみられるかもしれませんね。楽しみにしましょうね!
それでは、今回はここまでとさせていただきます!
最後までご覧いただき誠にありがとうございました!