こんにちは、貞千です!
2020年の東京オリンピックの正式種目にスポーツクライミングが実施されますが、最近の活躍でその種目の絶対王者となったが楢﨑智亜さんです。
IFSCクライミング・世界選手権2019が2019年8月10日~21日にかけてエスフォルタアリーナ八王子(東京都)で開催されました。
IFSCとは International Federation of Sport Climbing の略で「国際スポーツクライミング連盟」のことをいいます。
21日(水)の最終日には、8人のファイナリストによる男子複合の決勝が行われ、楢﨑智亜さんが男女を通じて日本勢初優勝を果たし金メダルに輝いたのです。
これにより、楢崎さんはボルダリングに続き金メダルが2つ目となり、2020年東京五輪代表に決まったのです!
今回は「楢﨑智亜の読み方・筋肉とシューズの関係?彼女や経歴と中学高校も!」と題しまして、楢崎智亜さんのことをいろいろ調べてまとめています。何かの参考にしていただければ嬉しいです!
それではさっそく、本題へいってみましょう!
Contents
まず楢﨑智亜さんの名前ですが、「ならさきともあ」さんと読みます。智亜と検索してもなかなか出てきません。まあ、最近は読めない名前が多いですから、その意味では読んで字のごとく読みやすい名前と言えますね。
最近ボルダリングという言葉をよく聞きますよね。また、ボルダリングやクライミングのジムなんかも急速に普及しているようです。
ここでスポーツクライミングとボルダリングの簡単な説明をしておきますね。
スポーツクライミングは道具を使わずに自分の体一つで壁を登り、そのスピードを競うスポーツです。壁にはホールドと呼ばれる突起物が付いており、これを手掛かりに登っていくのです。
スポーツクライミングの中には、高さ15メートルの壁を2人の選手が同時に登り速さを競う「スピード」、制限時間内に高さ15メートル以上の壁のどこまで登れるかを競う「リード」、高さ4メートルの壁を制限時間内にいくつ登れるかを競う「ボルダリング」の3つの競技とそれを合わせた「複合」の4種目になります。
従って、スポーツクライミングは陸上競技に例えるとボルダリングはその中の100m競争と言えば分かりやすいでしょうか。
登る時に道具の使用は許されず、素手とクライミングシューズのみです。そのシューズと言えばホールドを足でつかみやすいように、足の指がシューズの中で曲がるほどきつく、靴底は柔らかで滑りにくくなっています。
クライミングは、選手の筋肉とシューズによって成り立っているといってもいいでしょう。鍛え上げられた筋肉を駆使する中で、その身体能力とテクニック、また攻略するための瞬間の判断力が重要です。
筋肉とシューズ、知力と瞬間の読みが勝敗を分けるポイントなんですね。因みに楢﨑智亜さんの体脂肪率は2%だそうです。羨ましい~!
最終日の複合競技は、スピードとリード、ボルダリングの3種目の順位を掛け合わせた数値の少ない方が上位になります。
今回の楢﨑智亜さんの点数ですが、最初のスピードが2位になり、得意のボルダリングが1位、最後のリードが2位で、2×1×2で4ポイントとなり2位の Jakob Schbert さん(AUT)の35ポイントに大差をつけて圧勝しています。
このポイント方式は面白いですね。2種目終わって両方ともに1位であっても最後の種目が5位になると、2位を続けた選手が最後に1位を取って逆転になります。2種目終了時点では最終順位の予測ができない競技と言えると思います。
種目別では、スピードで22位、リードで4位、ボルダリングで1位、そしてご紹介しているように複合で1位という成績でした。
因みにほかの日本勢・複合では、4位に原田海さん、5位に楢崎明智さん、6位に藤井快さんが入っています。
楢﨑智亜さんの彼女ですが、すぐに噂になるのは同じクライミング仲間の野口啓代(のぐちあきよ)さんです、知っていましたか?
でも残念ながら噂だけみたいです。クライミングでは野口さんの方が先輩ですから、楢崎さんはクライミングでいろいろアドバイスをもらっていたようですよ。
これは昨年のコメントですけど、いい成績を出せたのは野口啓代さんのおかげだなんて発言していたので、彼女じゃないかと広まったようですよ。
因みに、野口啓代さんも女子複合の部で2位に入り、2020年東京五輪の代表に選出されています。
楢﨑智亜さんに本物の彼女の情報はありませんが、これほどイケメンですから彼女はいるでしょうね!野口啓代さんもひょっとすればひょっと…なんてことも!
ここで遅ればせながら、楢﨑智亜さんのプロフィールをご紹介しますね!
名 前 :楢﨑 智亜(ならさき ともあ)
生年月日:1996年6月22日(23歳)
出 身 :栃木県宇都宮市
身 長 :170㎝
体 重 :60㎏
趣 味 :釣り
中 学 :不明
高 校 :栃木県立宇都宮北高校
所 属 :TEAM-au
【獲得メダル】
2016年 金 世界選手権(パリ) ボルダリング
2018年 銅 アジア競技大会(ジャカルタ) 複合
2019年 金 世界選手権(八王子) ボルダリング
2019年 金 世界選手権(八王子) 複合
楢﨑智亜さんは幼稚園の頃から器械体操をやっていたそうです。小学校に入って、お兄さんの影響でクライミングを始めたのが10歳の時だといいます。
お兄さんと弟さんの兄弟3人で近くのクライミングジムに通って、体を鍛えていたようですね。その傍ら、勉強にも相当取り組んだようです。
高校が偏差値の高い宇都宮北高校ですからね。得意科目は物理と数学で高校時代は真剣に医学部を受けようと思ったそうです。
結局大学へは行かず、クライミングのプロの道を目指すことになります。
前出の成績以外にボルダリングのワールドカップで、2016年年間総合優勝、2018年年間総合2位、2019年年間総合優勝という素晴らしい軌跡を残しています。
今回は「楢﨑智亜の読み方・筋肉とシューズの関係?彼女や経歴と中学高校も!」と題しまして、楢崎智亜さんのクライミングにおける筋肉とシューズの関係や経歴などをまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?
兄弟3人ともにクライミングジムに通っていたとご紹介しましたが、今回5位に入っている楢崎明智(ならさきめいち)さんは3歳年下の実弟です。
2020年の東京五輪の代表は2名でまだ決まっていませんが、明智さんもジュニアのアジアユース選手権や世界ユース選手権のリードやボルダリング、複合などで優勝していますし、ジュニアを抜けてからもアジア選手権の複合で1位になるなど、兄・智亜さんと代表なんてことになれば、もっと話題を集めるでしょうね。
世界からは忍者と呼ばれている楢崎智亜さん、才能豊かな楢崎明智さん競い合って、東京オリンピックで大輪の花を咲かせて欲しいと心から願っております。
それでは、今回はここまでとさせていただきます!
最後までご覧いただき誠にありがとうございました!