こんにちは、sadachi です!
今期は、ずっーと暖冬傾向が続いていますね。
私が金沢に来て12回目のお正月を迎えましたが、家の前で3ヶ日雪を見なかったのは、初めてです。
ひどいときは、元旦から雪かきで腰を痛めたこともあったんですけどね、幸か不幸か雪がないというのは嬉しいんですけど、スキーを楽しみに帰省した孫はがっかりでしたね。
複雑な気分ですが、このまま暖かい冬のまま過ぎ去ってしまうのでしょうか?
それとも、”やっぱり~”と、厳しい寒さが襲ってくるのでしょうか?
どちたにしても、寒さが厳しくなるのはこれからです。油断をせずに寒さ対策はしっかりやっておきましょうね。
そこで「防寒対策に唐辛子やゴミ袋?その重ね着は無意味!マフラーや手袋は?」と題しまして、これから訪れる真冬の防寒対策についてまとめてみましたので、参考にしていただけたら嬉しいです!
それではさっそく、本題へいってみましょう!
Contents
昨年も9月に台風15号が関東地方を襲い、さらに輪をかけるように10月の台風19号が、関東はおろか広範囲に大きな爪痕を残しました。
いまだに普通の生活に戻れていない被災者の方を思うと、何ともやりきれないですね。
全てに対応できるとは思いませんが、身近にあるもので、ちょっとした工夫をすることによって寒さ対策になる方法をご紹介したいと思います。
ひとつ目は「ゴミ袋」です。
大きめのゴミ袋は、体に巻き付けるだけで防寒着の代わりにすることができるんですよ。
ゴミ袋の底の部分を頭が通るくらいの大きさにはさみで切って、すっぽりかぶるだけです。左右の腕のところも切って腕を出せるようにすれば、T-シャツのような防寒着の完成になります。
中に新聞紙を巻き付けるようにすれば、十分防寒着としての機能が果たせます。ぜひ試してみてくださいね。
またレジャーなどで使うビニールシートは、顔を出して体を包み込むようにすれば、簡易寝袋として使うことができるんです。これは結構暖かいですよ。
そのほか、ゴミ袋でポンチョを作ったり、防水ズボンを作ったり、段ボールでスリッパなどを作る動画が「こちら」です。参考にしてくださいね。
もうひとつは、足の冷え性の方におすすめの唐辛子の活用法です。
唐辛子を購入しても使う機会は少ないので、余らせてしまうことだってありますよね。そんな余ってしまった古い唐辛子で十分なんですよ。
唐辛子を靴先に入れるだけなんですが、そのままだと唐辛子が破れて靴中が種だらけなどひどいことになってしまうので、まず種は予め取っておいてくださいね。
そして、ガーゼや薄手のハンカチに包んで、つま先の方に入れて履いてみてください。しばらくするとつま先の方からポカポカしてくるのが感じられると思います。
本数の目安は5本ぐらいですかね。ご自分に合った本数を調整して見つけてくださいね。
裸足で唐辛子に触れるのは避けてください。万一傷があったりすると唐辛子は刺激物なので非常に危険です。
これは、唐辛子の辛み成分であるカプサイシンがそうさせるのですが、最近ではカプサイシン成分入りの靴下も売っているそうですよ。
こんな例があります。
前日からの気温差が10度以上になり、午前11時現在で7.3度を記録したある日、綿の肌着とセーターの上から厚手のコートを羽織り、靴下を重ね着して外出したのですが…。
一見、防寒対策は完璧に見えますよね。ところがその人は、屋外で心底冷えてしまって体調を崩してしまったというのです。
何故そんなことが起きてしまったのでしょうか?
寒さ対策には、適した服の素材や着方があるといいます。それを間違えると逆に体を冷やして、健康を害する場合があるということです。
防寒で最も大事なこととは、「体から出る熱を閉じ込めること」なんですね。
水分は熱を奪います。そのため、汗は冷えの原因になります。
大切なことは汗を吸い込むインナーで、なおかつ水分を外部に放出できる素材なんですね。
通常のポリエステルは汗を吸わず、綿は水分を放出しないのでインナーにはおすすめできません。天然ウールや絹などが適しているといえます。心得のひとつですね。
重ね着はむやみやたらに厚着をするのではなく、薄くて体にフィットするものを選ぶのが大切です。インナーから順に薄手で体に合ったサイズを重ねていくと、暖められた空気が逃げないの冷えることはありません。
逆に厚手のセーターなどをぶかぶか重ね着すると、寒くなるので要注意なんですね
またアウターの役割は、風雨や雪をシャットアウトすることですよね。
多くの人に見かけるダウンやフリースについて、天候との関係を見ていきましょう!
ダウンの特徴は、体温で膨らんだ羽が空気をつかんで暖かくなるので、防水機能がないと雨や雪で羽がしぼんでしまいます。これでは、ダウンのパフォーマンスを発揮しているとは言えません。
最近流行のベスト型のインナーダウンは、インナーなので天候に関係ありませんよね。
ダウンの暖かさが最大限に発揮されるのは、熱源である肌の近くで着たときなので、理にかなった防寒着と言えます。
但しひとつ重要な注意点があります。それは、ダウンの上から重いアウターを着てしまうと空気の層が潰されて、羽毛による保温効果が台無しになってしまうということです。
フリースは風邪を通しやすいので、風邪の強い日にはアウターに向かないというのは理解できますよね。
冷たい風の日はフリースよりインナーベストと心得てくださいね!
寒さ対策に首や手首、そして足首の”3首”を暖めると良いというのは知っていますよね。
それでも、やり方を間違えると逆効果になることを知っておいて欲しいと思います。
末端冷え性の人がついやってしまう失敗に「靴下の重ね履き」があります。
寒い時期に足を暖めるのは”頭寒足熱”といって大事なことなのですが、靴下を何枚も重ねると血流が阻害されるので、暖かくならずにより足先の冷えが進むのです。
とくに高齢者は、筋肉量が落ちて血流が悪くなりやすいので、重ね履きは避けるべきなんですね。
どうしても重ね履きという場合には、5本指のソックスを下に履き、その上からもこもこの靴下をはくとよいでしょう。
5本指ソックスなら、指先を自由に動かすことができるので血行の邪魔にはなりにくく、足元の防寒対策はそれで十分と心得てくださいね。
それよりは、1章のカプサイシンの方が効果的と思うのですが、いかがでしょうか?
首元を温めるマフラーは、巻き方に注意が必要です。
皮膚には冷たさを感じる”冷点”があり、全身でも特に首に多く分布しています。
そのため、半分に折ったマフラーを首にかけ、輪っかの部分にマフラーを通す「ワンループ巻」のように、首全体を広く暖めるのが効果的と心得てください。
外出して首や顔が冷えると、心臓などの重要な臓器を守ろうとして、末端の血流が滞り手足が冷えます。
家を出る5分前に、マフラーや手袋をしておくと、外に出たときの血流の変化を防ぐことができることを心得てくださいね。
これも当然なのですが、アウターと同じようにフリース素材は風を通すので、マフラーには向きません。インナーと同じように、汗を吸い込んで放出する天然ウールや絹などが望ましいんですね。
手袋なんてどれも同じと思っていませんか?
「手袋なんてどれも同じ」と真冬に軍手などの分厚い手袋を着けると手汗をかいて、逆に冷えやすくしてしまっているんですよ。
手汗が多いと熱が奪われて冷えてしまうんですよね。ですから手汗をかきやすい人は、薄くて保温性が高い天然素材の絹がベストと心得てくださいね。
防寒対策で重宝するのが使い捨てカイロですよね。今は貼るタイプが主流になっていて、首や背中にぺたって貼っている人が多いんじゃあないですかね。
そこで体のどこに貼ったらいいかの蘊蓄をひとつ、全身を暖めるためには、臓器がたくさんあり、腹部大動脈など血液も多いお腹を温めれば効果的なんですよ。
もうひとつ、骨盤内臓神経という神経が通っている腰を温めると、神経が刺激されて内臓が活性化するんですよ。知っておいてくださいね!
防寒対策には、ネックウォーマーやマスクを着用するのも効果的ですね!
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「防寒対策に唐辛子やゴミ袋?その重ね着は無意味!マフラーや手袋は?」と題しまして、これから訪れる真冬の防寒対策についてまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?
唐辛子とかゴミ袋が防寒対策に効果があるなんて、意外ですよね。それもオチャラケじゃなくて、しっかり対策として使えるところも嬉しい情報でしたね。
ぶかぶかのアウターより薄いインナーの重ね着ですよ。冷たい風の日はフリースよりも、インナーベストでしたね。
靴下の重ね履きはNG、重ねるなら5本指靴下にもう1枚だけなんですよ。またマフラーや手袋は、外出5分前がベスト、分厚い手袋より絹がいいんでしたね。
使い捨てカイロを貼るなら、背中よりお腹と腰ですよ!
それでは、今回はここまでとさせていただきます!
最後までご覧いただき誠にありがとうございました!