こんにちは、sadachi. です!
新型コロナウイルス感染症で、陽性か陰性かを判断する検査として「PCR検査」が主流になっていますが、PCR検査ってよくわかんないんですよね。
またPCR検査はどこでできるのか?とか、値段がどのくらいかかるものなのかとか気になりませんか?
PCR検査をしてもらえる基準があるのかも気になるんですが、お隣の韓国や海外では日本よりはるかに多くPCR検査をしているじゃないですか。
日本のPCR検査は少ないと問題になっているんですが、それはどうしてなんでしょうね。
そこで「PCR検査はどこでできる・値段は?してもらえる基準や少ない訳は?」と題しまして、PCR検査の周辺を調べてまとめてみましたので、参考にしてくださいね!
それではさっそく、本題へいってみましょう!
Contents
PCR検査はどこでできる?ということなんですけど、その前にそもそもPCR検査ってどんな検査なのかを、押さえておきましょうね。
PCR検査の正式名称は「核酸増幅法(ポリメラーゼ連鎖反応)」というそうです、PCR検査ではなくPCR法という手法のことなんですね。
ポリメラーゼとは、細胞の中で遺伝子が増幅するときに働く酵素の名前だそうです。
PCR法とは、増やしたい対象の遺伝子が検査装置の中で増えるかどうかによってウイルスに感染しているかを調べる検査だそうですよ。
PCR検査の検体は、血液や糞便、気道分泌物、体液などさまざまあるんですが、新型コロナウイルスは下気道にウイルス量が多いことから、「痰(たん)」がいいそうです。
痰がでないという方には、鼻から綿棒を挿入し鼻咽頭の粘液や細胞を採取し検体とします。
採取した検体は、増えた遺伝子を染め出す特殊な装置に入れる事で、増えた遺伝子を目で確認する事ができるとのことです。
検体の中に目的の遺伝子があれば増えていくので、目で確認、そうなれば「陽性」と判定されます。
しかし、検体の中に遺伝子がなければ増えてはいかないので、目で確認することはできずません、従って「陰性」と判定されるそうです。
ただ、PCR検査は可能性の高い人に、確定のために行う検査であって、可能性の低い人に念のために行うものではないということです。
陽性ならば、まず間違いなく、新型コロナウイルス感染症と判定されますが、可能性が高い人が陰性と判定されても、感染症じゃないとはいえないそうです。
陰性の判定というのは、検査をしてないのと同じ事になるというんですね。
検査の結果は検査を行う医療機関や、その状況、検査される方の人数などにもよりますが、概ね1日から数日はかかるともいわれているんですね、ちょっとビックリです!
そうですか、分かったような分からないような検査であることは、分かりました!
どこでPCR検査ができるのかということですが、通常の病院やクリニック、救急医療機関などで受けることはできないそうです。
石川県の場合は、県内27か所ある指定医療機関に設置された「帰国者・接触者外来」で、受診者から検体を採取することができます。
※ 石川県指定医療機関
ですが、ここでPCR検査ができるわけではありません。採取した検体は、すべて石川県保健環境センターに送られ、ここでPCR検査が行われます。
県保健環境センターの検査装置は、判定結果が出るまで5~6時間かかるそうなんですね、これで1日から数日かかるというのが理解できましたね。
ここでの1日に検査できるキャパシティは約100件だったんですが、最近民間企業の検査機関「アルプ」(金沢市)が、公的医療保険の適用されるPCR検査を始めたそうです。
アルプは、検査時間を1時間程度に短縮できるキットを導入しており、アルプの検査機関でも1日約100件の検査に対応できるとのことですよ。
次に値段ですよね、なんか一時ネットで、陰性だったら8万円かかるといった情報が飛び交いましたが、あれは全くのデマですからね、無視していただいて大丈夫です。
まず新型コロナウイルスで渡航歴や患者との接触歴などから、都道府県が必要と判断した場合に検査が行われますが、このような場合は、PCR検査自体の費用は不要とのことです。
もともとPCR検査は保険適用外だったんですが、新型コロナウイルスの発生により感染者数が増加することを見越して、2020年3月から新型コロナウイルス感染症診断には保険が適用されるようになっています。
濃厚接触もなく、感染を疑うような症状も出ていないのに、ただ気になるから検査をしたいといった場合は、保険適用外になることもありますから要注意ですよ。
保険適用外になると、PCR検査1回あたりの値段は、約1万8000円になります。
では保険適用になったPCR検査の値段を見ていきましょうね!
保険適用で現在3割負担の方(6歳~70歳未満、70歳以上のうち現役並みの所得がある)は、検体採取を行った指定感染症医療機関等以外の施設へ輸送し検査 を実施した場合①は、5,850円、それ以外の場合②は、4,500円になります。
2割負担の方(6歳未満、70~70歳未満)では、①で3,900円、②は3,000円です。
保険負担が1割に該当する方(75 歳以上)は、①が1,950円、②は1,500円なんですね。
先にも書きましたが、PCR検査は可能性の高い人に、確定のために行うものです。陽性ならば新型コロナウイルスに感染しているといっていいでしょう。
ところが、陰性とされた結果の場合は感染しているかどうかの判定が不可能なため、PCR検査をしていないのと一緒なんですね。
ですから、会社へ行きたいので新型コロナウイルスに感染していない証明(陰性と判定さるること)で、PCR検査を受けるのは無意味になるわけです。
ようするに、非感染の証明を求めるためのPCR検査を受けることは不可ということです。
PCR検査は、インフルエンザの検査のようにどの医療機関でも受けることができるということではないんですね。
現状は、定められた感染症医療機関で「帰国者・接触者外来」を受診して、医師が必要と認められた場合にのみ、PCR検査を受けられるということを認識すべきですね。
政府の専門家会議の尾身茂副座長が、PCR検査の実施件数が少ないという指摘に対して、保健所の業務の過多とか、検査を行う地方衛生研究所のリソースが極めて少ない、採取した検体を搬送する問題など、さまざまな障害があるなんていってましたね。
言い訳に聞こえますよね、言い訳です。こういったふうで日本はPCR検査の実施についてはずっと消極的だったんです。
PCR検査機が少ないということにも一因はあるんですけど、政府はメーカーへの検査機の生産働きかけにも及び腰だったといいます。
また、民間で進めていった簡易検査キットの採用の検討に関しても、厚生労働省は消極的だったんですよ。
このように消極的だったため、保険適用を受けても検査を実施できる機関が限られ、検査員のトレーニングもできていない状態なんですね。
まあそれでも、全国レベルでいうと1日に実施できる能力は15,000件程度には、上がってきているとしているんですけどね、私たち庶民には確認する手段がありませんもんね。
最後に、PCR検査をして陰性という結果が出たのに、数日後にもう一度検査をしたら陽性だったという事例がたくさん出ていますね。
もともと陽性と出てもおかしくないウイルスを保菌していたとしても、結果として陰性になってしまうということもあるそうです。
専門家の中には、検査結果の正確性は70%程度だとする人もいます、この場合は陽性の人でも30%は陰性反応が出ているということになるのです。
濃厚接触者や新型コロナウイルス感染症に類似した症状が出ている人は、一度の陰性で安心することなく、症状が悪化しているのはもちろんのこと、症状が続いていればPCR検査をもう1度受けておくことをおすすめします。
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今回は「PCR検査はどこでできる・値段は?してもらえる基準や少ない訳は?」と題しまして、PCR検査の周辺を調べてまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?
帰国者は別にして、感染者と接触した可能性があるなどのほか咳などの症状が出た場合は、まず下記の相談センターへ連絡し、その指示に従うことが大事なポイントです。
★ 新型コロナコールセンター(新型コロナウイルス感染症に関する一般相談窓口)
※ 電話番号:0570-550-571 午前9時~午後9時(土日祝日を含む)
※ 一般的な相談は、 最寄りの保健所でも対応しています。
さらに大事なことは、症状があろうがなかろうが、常に全ての人が、感染予防に注意するしかないといいます、「3密」を避ける、手洗い、マスク、それしかないと…。
また、それを徹底すれば、新型コロナウイルス感染拡大は必ず制御できるのです。
それでは、今回はここまでとさせていただきます!
最後までご覧いただき誠にありがとうございました!