こんにちは、sadachi です!
毎年年末になると話題になるのが「新語・流行語大賞」ですよね。
毎年ネットでは「そんなの流行ってねェ~よ!」なんてツッコミがありますが、我らおじさんとしては、今年を振り返るのに「そうそうそんな言葉があったなあ、な~るほど」ということが多々あります。
いつもは、そうやって振り返りながら、ちょっとだけ感慨に耽るだけなのですが、ブログを始めた今年は私なりに推測してみようかな…と!?
そこで「流行語大賞2019ノミネートれいわ新選組の元ネタや由来・意味は?」と題しまして、これは有力じゃないかという「れいわ新選組」についてまとめてみましたので、参考にしていただけたら嬉しいです!
それではさっそく、本題へいってみましょう!
Contents
今年は平成天皇が退位されて令和元年になった年ですから、「れいわ新選組」というのは、その令和に生れた政党という意味合いなんでしょうね。
新選組というのは、幕末に活躍した新撰組からとったもので、「新しい時代に新しく選ばれる政党」という意味合いを込めたそうですよ。
立ち上げたのは、東京選挙区の参議院議員だった山本太郎さん、自身は自由党に所属していたのですが、参議院選挙の前に国民民主党に吸収されることになり、自由党の解散が決まっためでしょうね。この4月1日に設立したものです。
選挙資金は諸派のため、すべて寄付で集めざるを得ず、全国各地での街頭演説やインターネット上で募った寄付は5月10日で1億円を超え、7月11日には3億円超え、選挙当日までに4億円を集めたとのことですよ。
それも、山本さんの政策と街宣等の活動が、若者などの共感を得てネットで拡散していったといいますから、目を見張るものがありますね。その活動を少し見ていきましょう!
山本さんの訴えは「死にたくなる社会から、生きていたい社会に」、そして重度身体障害者や性的少数者、派遣労働者、コンビニ加盟店ユニオンの労働運動家、公明党の方針に異を唱える創価学会員など、社会的弱者を中心に公示日までに9人の候補者を擁立したのです。
最終的な立候補者は、東京選挙区も含めて10名になっています。
山本さん自身、東京選挙区から立候補すれば確実に当選していたものと思われますが、敢えて比例区に移っています。
比例特定枠には重度身体障害者2名を選び、背水の陣を敷いたと言われています。
山本さんの街宣活動の模様が、SNSや動画サイトなどで拡散されてフォロワー数などは連日増え続けていったといいます。
驚異的な数値をひとつご紹介しましょう。政見放送における動画サイトの再生回数ですが、安倍晋三首相が13万回なのに対して、山本さんは84万回も再生されたといいますから、その凄まじさの一端を窺い知ることができますよね。
これだけ騒がれているのに、マスコミは政党要件を満たした政党ではないと、ほとんど取り上げることはなかったのです。
7月21日に行われた参院選の直前、7月13日発売の週刊誌に「テレビ・新聞が黙殺する山本太郎とれいわ新選組」と題する記事が載ったのが最初になります。
その後にテレビ朝日が朝の報道番組で紹介したのが、7月15日になります。
7月17日に重度身体障害者を比例区特定枠に擁立したことに注目したロイターが、れいわ新選組を記事にしています。
ロイターですよ! イギリスロンドンに本社を置く通信社のロイターが、日本のマスコミに先んじて報道したことになります。情けないとは思いませんか?
7月18日に毎日新聞が記事を書き、7月20日に東洋経済オンラインが大手メディアが無視する「れいわフィーバー」と題して配信しますが、すでに選挙前日になっています。
もう1週間も前にこういった動きが出ていれば、もっと盛り上がりを見せて山本さん自身の当選があったのでは、と確信するのは私だけではないでしょう。
れいわ新選組は、党全体で228万票余りを集め4.5%に達し、政治団体が政党として扱われるために必要な公選法上の政党要件・比例の得票率2%を大きく上回り、政党として認められたのです。
この比例区の得票総数は、元日本社会党で現社会民主党の104.6万票を大きく上回っているのも特筆すべき事実です。
これによって、舩後靖彦(ふなごやすひこ)さんと木村英子(きむらえいこ)さんの特定枠2名が当選したのは、広く周知されていますよね。
山本さん自身は、比例区の全候補者中で最高のの991,756票を得得ましたが、3議席目の得票数には至らずに落選しています。
でも、山本太郎さんご自身は当選しなくても「悔いなし!」といったところではないでしょうか?
れいわ新選組が認知され、押しも押されもせぬ政党となり、次の衆院選に向けて自由な活動ができるわけですから…。
12月初めに発表される「流行語大賞」ですが、10月には第1次審査が始まるんですよね。
そこにノミネートされるかどうかなんですが、今まで述べてきたことと併せて、根拠の意味をご紹介しますね。
山本さんの「れいわ祭」と称した街頭演説会には、常に数千人の聴衆が集まり、各地で『太郎』コールが響き渡るほどの異常なほどの盛り上がりを見せましたね。
Twitterでは「#比例は山本太郎」といったハッシュタグや政策がトレンド入りするなどの注目を集め、山本さんが各地で街頭演説する動画が大量にリツイートされたといいます。
このSNSと街頭演説での熱気は、「れいわフィーバー」や「れいわ旋風」などと評され、一種の社会現象化したといえます。
いかがでしょうか?
流行語大賞2019のノミネートのみならず、今年の流行語大賞に駆け上がってもおかしくないとは思いませんか?
過去10年の流行語大賞を振り返ってみますと、以下のようになります。
★ 2009年 政権交代
★ 2010年 ゲゲゲの〜
★ 2011年 なでしこジャパン
★ 2012年 ワイルドだろぉ
★ 2013年 今でしょ!、お・も・て・な・し、じぇじぇじぇ、倍返し
★ 2014年 ダメよ〜ダメダメ、集団的自衛権
★ 2015年 爆買い、トリプルスリー
★ 2016年 神ってる
★ 2017年 インスタ映え、忖度
★ 2018年 そだねー
選考委員の方々は、以下の通りです。
★ 姜尚中(東京大学名誉教授)
★ 金田一秀穂(杏林大学教授)
★ 辛酸なめ子(漫画家・コラムニスト)
★ 俵万智(歌人)
★ 室井滋(女優・エッセイスト)
★ やくみつる(漫画家)
★ 清水均(現代用語の基礎知識の編集部長)
こう見てくると、大賞の言葉もオチャラケなどではなく、きちんと世相を反映されているということも分かりますし、選考委員の顔ぶれも納得のいくものです。
「れいわ新選組」が果たしてどうなるか、注目していきたいですね!
私的にその他のノミネート候補を挙げるとすれば、
「闇営業」「反社」「タピオカミルクティー」「タピる」「あおり運転」
「バイトテロ」「キャッシュレス決済」「軽減税率」「令和」「令和おじさん」
などがありますが、いかがでしょうか?
今回「流行語大賞2019ノミネートれいわ新選組の元ネタや由来・意味は?」と題しまして、流行語大賞2019のノミネートは言うに及ばず、大賞までありうるのではないかと思われる「れいわ新選組」に関してまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?
安倍晋三首相が臨時国会の所信表明で改憲への変わらぬ意欲を見せたのですが、れいわ新選組の舩後さんと木村さんのお二人は、改憲よりも「現行憲法の理念を実現することの方が喫緊の課題」と訴えたそうですよ。
流行語大賞には「れいわ新選組」も含めて、ダジャレとかではなくて、世相を反映しながらウイットに富んだ言葉、エスプリの効いた言葉、誰もが「な~るほど」と納得する言葉になったらいいなぁ~と心から思っています!
それでは、今回はここまでとさせていただきます!
最後までご覧いただき誠にありがとうございました!