こんにちは、sadachi. です!
5月1日に開催された政府の専門家会議、いろいろな提言がなされていると思うんですけど、素人目には予測できたことばかりで、なんか物足りなさを感じたんですけど、どうですか?
「減少傾向には転じているものの、外出自粛をやめられる水準には達していない」として、先月7日の緊急事態宣言の感染者数について、このまま緩和すると感染拡大が再燃する恐れがあると言っているんですね。
これは日本中の誰しもが思っていることではないでしょうか、どうなんでしょうね。
安倍晋三首相は、この提言を受けてということなんでしょうね、緊急事態宣言を1ヵ月程度延長する方向で西村康稔経済再生担当相に指示してるんです。
今回は「専門家会議の座長脇田隆字と尾見次回ない!外出自粛に医療切迫わかってるよ!」と題しまして、専門家会議の提言についてまとめてみましたので、参考にしてくださいね!
それではさっそく、本題へいってみましょう!
Contents
政府の専門家会議のメンバーは、皆さんそうそうたる肩書きの大先生ばかりなのですが、なんか偏っているような気がするですよね。
座 長 脇田 隆字 国立感染症研究所所長
副座長 尾身 茂 独立行政法人地域医療機能推進機構理事長
【構成員】
岡部 信彦 川崎市健康安全研究所所長
押谷 仁 東北大学大学院医学系研究科微生物分野教授
釜萢 敏 公益社団法人日本医師会常任理事
河岡 義裕 東京大学医科学研究所感染症国際研究センター長
川名 明彦 防衛医科大学内科学講座(感染症・呼吸器)教授
鈴木 基 国立感染症研究所感染症疫学センター長
舘田 一博 東邦大学微生物・感染症学講座教授
中山 ひとみ 霞ヶ関総合法律事務所弁護士
武藤 香織 東京大学医科学研究所公共政策研究分野教授
吉田 正樹 東京慈恵会医科大学感染症制御科教授
すごい先生だというのは理解しますが、感染症の研究者が圧倒的に多いので、これで言うと強い権限の先生が発言すると「そうそう」、「ごもっとも」ってなりませんかね。
まあ激論が続いて提言ができたと信じたいんですけど、結論先にありきのような気がしてしょうがないんですよね。
感染者の分析も大事だとは思うんですけど、新型コロナウイルスの感染症の拡大を防ぐという視点からもっと突っ込んだ、意見や提案が欲しかったと私は思っているんですね。
専門家会議のメンバーにしても、幼児教育の専門家とか、精神科医とか、インフラ整備の専門家とか、人間工学の専門家などが入っていても良かったんではないかと思っています。
そういった意味では、5月末まで延長されたとき、またどこかで専門家会議が開かれ、政府の判断の指標を作るということになるんでしょうけど、期待はできませんね。
政府にしてもそうですね、今回の提言を受けてということで調整しているようですけど、結論は分かっていますし、この提言を受けなくても、もう1週間か10日前に延長判断は政府自身で出来ていたと思いますよ。
どちらにしても、次回の政府の専門家会議でメンバーチェンジがないなら、要りませんね。
次回開催されるとしたら、明確な目的を作ってそれをどうすべきかという視点で議論していただきたいと思います。
メンバーは、その目的によって変わってきますが、国民目線に立ったできるだけ幅広い意見が出るような人選にしていただきたいと思っています。
新型コロナウイルスの感染拡大防止が急務の今、いろいろな段階で同じメンバーというのはなしにして、メンバーチェンジもして欲しいと心から思っている次第です。
では今回の専門家会議の提言なんですが、大きくは2本の柱だと思います。
ひとつは外出自粛の継続ですよね、もうひとつは医療現場の崩壊の懸念が依然続いているということだと思うんですけど、よろしかったですか。
「外出自粛をやめられる水準には達していない」とした専門家会議ですけど、新規感染者数について、4月10日ごろには1日700人近かったのが、最近は200人程度になっていると指摘しています。
尾見副座長は「感染爆発は防ぐことができたが、期待したほどの減少ではない」として、感染者削減が不十分なまま行動制限を緩和すると、感染拡大が再燃する恐れがあると警告しているんですね。
1人の感染者が何人に移しているかを示すのは「実行再生産数」というそうですが、3月末のピーク時は「2.0」だったそうですが、緊急事態宣言後は「0.7」に低下したそうです。
1人の感染者が、誰も免疫を持たない集団に加わったとき、平均して何人に直接感染させるかという人数で、1人の感染者が2人に移していたのが0.7人に減ったということでしょうね。
これは専門家の分析ですので否応はないんですが、宣言後のいつの時点なのかが問題ですよね、これだけ下がっているのは最近の数値なのかなとは思いますけどね。
この数値は、「1.0」を切る状態が続けば感染は終息していくそうで、東京でも「2.6」あったのが「0.5」まで減少しているといいます。
自粛効果が如実に表れていると思うんですけど、劇的に減っていないのはまだ減少の途中ということなんですかね。
感染場所なんですけど、接待を伴う飲食店は減少しているとしていますね、反面病院や福祉施設での集団感染が多発していると指摘、特に東京都では新規感染者の約2割を占めているとして、医療崩壊の危険性があるとしています。
一方で、新規感染者が限定的な地域については、外出自粛を緩めることも可能とし、特に学校については「学習機会を保証するため、再開の在り方を検討していくことが必要」と提言しているんですね。
国立感染症研究所所長である脇田隆字座長は、近いうちに地域ごとの分析を公表したいと話しています。
医療を提供する病院などで集団感染が発生するなどのひっ迫した状況で、医療崩壊の懸念が依然続いている現状があると専門家会議は提言しています。
確かに現在の感染状況は、外出自粛などの行動規制によって都市部などでも成果が出ているとしていますが、いったん増えた感染者が多数入院しているのが医療現場だといいます。
平均的な在院期間は、2~3週間程度なんですが、人工呼吸器を必要とする重症患者については在院期間が長くなるため病床があきにくく、たとえ新たな感染者を抑えられたとしても、医療現場のひっ迫はすぐには解消されないという見解です。
ですから、感染が拡大している都市部などは、一定の水準に感染者が減るまで医療崩壊を防ぎ、命を守るための徹底した行動制限が必要になるとしているんですね。
先ほど感染の状況次第で、徹底した行動制限を地域ごとに緩めることも可能だとしたんですが、問題点があるのでそれを理解しておく必要があるとのことです。
それは、感染が広がっていない地域の方が通常、医療態勢がぜい弱だということです。
行動制限を緩和するかの判断基準としては、感染が一定範囲に押さえられていることと、医療提供態勢が十分確保できていることが重要だとしています。
具体的には、新型コロナウイルスの患者を集中的に受け入れることができる重点医療機関の確保、空き病床の状況を速やかに共有できるシステムの整備、感染状況を把握できる十分な検査態勢の構築などが欠かせない条件だとしているんです。
そんな医療態勢に懸念を示しながら一部地域に行動制限の緩和を認めたのは「自粛疲れ」を心配して、「厳しい行動制限によって苦しんでいる人がたくさんいると感じている」と尾見副座長は述べています。
例えば、感染者数4400人を超えた東京と、なぜか三重県なんですけど感染者数が100人に達していないところでは大きな差があるとしているんですね。
こういったところを重点的に検証して、制限の緩和をしていくということなんでしょうね。
医療提供態勢がまだまだひっ迫している中、専門家会議は改めて、地域別の緩和に当たっても感染リスクが高い「三つの蜜」を徹底して避けることが必要としています。
また、テレワークや時差出勤の推進など「再度のまん延が生じないように新しい生活様式の定着が求められている」と強調しています。
医療崩壊をしないためには、やはり外出自粛などの行動制限が必要であり、行動制限を緩和するためにも医療提供態勢が欠かせないとしているんですね。
なんか、”鶏と卵”みたいな気がしないでもないですが、内容的には理解できます。
ただ、漫然と5月末ではなく、もう少し具体的に終息予測などを入れてほしかったのと、実際に生活苦など困っている人に、行政と住民の関わり方などの指導などが欲しかったと思っているんですね。
専門家会議ですから、あらゆる角度から命を守る提言が欲しかったというのが本音で、内容的にはわかっていること、感じていることが多かったと思います。
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今回「専門家会議の座長脇田隆字と尾見次回ない!外出自粛に医療切迫わかってるよ!」と題しまして、専門家会議の提言についてまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?
専門家会議ですから、もっと政府の対応について切り込んでいくみたいな内容があってしかるべきかなとも思いますし、こんなもんかなと思う気持ちもあります。
こんなもんかなと思う奥底には、それだったら要らないよという気持ちも含んでいるんですね、自分乍ら複雑な思いでいっぱいです。
次回はない、要らないよとも書きましたが、日本政府が諮問機関としている限り存続するでしょうし、意見を聞くんでしょうね。
もっと横断的に、バサッと新型コロナウイルスを切ってくれる方法はないんですかね、「レムデシビル」は認められそうですけど…。
それでは、今回はここまでとさせていただきます!
最後までご覧いただき誠にありがとうございました!