こんにちは、sadachi です!
新型コロナウイルスの感染拡大が止まりません!
昨日の石川県では、2日連続となる8人の感染者が確認されたと発表がありました。10代~60代の男女8人で、このうちの1人が金沢市議会の前議長と判明し衝撃が走っています。
また2日に感染が確認された北鉄バスの運転手の同僚運転手2人の感染が確認されています。
今回の8人を含めて入院患者数は27人となり、石川県の感染症指定医療機関の専用ベッド数20を超えたことになります。
富山県は富山市内にあるライブハウスを経営する50代男性と店員の20代女性の感染が確認され、福井県では新たに30~80代の男女4人の感染が確認されています。
東京では初めての三桁に到達し感染者最多を更新、またほかにも最多を更新する府県が出ています。
今回「新たに368人7人死亡!研修医のカラオケと各地最多更新アメリカは」と題しまして、新型コロナウイルスの昨日の状況と少しだけアメリカ事情を見てみたいと思いますので、参考にしてくださいね。
それではさっそく、本題へいってみましょう!
Contents
4日の新型コロナウイルス感染者数が国内で新たに368人確認され、1日の確認数で最多となったそうです。
4月になって、感染者数が200人を超えたかと思っていたのが、4日にしてあっという間に300人超えです。どこまで伸びていくのかとても心配ですね。
クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客乗員やチャーター機による帰国者を含め、合計で4205人となっています。
死亡が確認された方も東京で5人、大阪と岐阜で各1人と計7人の方が亡くなっています。死亡者は全国で累計95人になっています。
東京でなくなった人のうちの3人は、院内感染の可能性が高い台東区の永寿総合病院に入院していた患者さんと発表され、同病院の死者数は計12人となったそうです。
岐阜県で死亡した男性は、同県可児市の合唱団とスポーツジムに通っていたとのことでクラスターと認定されたそうです。
また大阪府で21日に発症し3日に死亡が確認された男性には、基礎疾患があったそうです。
神奈川県横浜市にある感染症指定医療機関の横浜市立市民病院で、研修医の新型コロナウイルスへの2人の感染が相次いで確認されたといいます。
神奈川県の黒岩祐治知事は医療従事者を「コロナファイター」と命名、感染者が増え続けるタイミングでコロナファイターの軽率な行動が明らかになっています。
感染したのは、いずれも20代の研修医で1日に女性の感染が確認され、濃厚接触者としてPCR検査を受けた男性も3日に感染が確認されたものです。
3月25日夜に、5人の研修医が市内のカラオケ店で5~6時間過ごし、27日には研修医約20人が市内の飲食店で同期会を開催しています。
28日には別の研修医と会食、29日には医師や放射線技師、看護師、研修医など8人と会食、30日には救急外来で患者1人を診察しているそうですが、同日にも研修医1人、友人2人と会食していたそうですよ。
なんか、組織ぐるみでタガが外れているような気がするんですが、どうでしょうか?
この病院は、県内唯一の第1種感染症指定医療機関で、クルーズ船の感染者なども受け入れてきた感染症に対する高度な治療設備を持つ病院なんですね。
首都圏の首長らが相次いで夜間の外出自粛や多人数の会食を控えるよう呼びかける中での出来事だけに、批判が高まりそうです!
昨日東京都だけで初の三桁を記録し、感染者数は118人に達しています。懸念されるのは、118人のうち20代~40代の若年層が59人と半数以上を占めていることですね。
感染経路が不明な方は81人と7割を超え、そのうち重症者は1人で、都内の感染者は891人と大台の千人に近づいています。
東京都は、4日までに約900の病床を確保していますが、入院を必要とする患者数の数が上回る懸念が広がっています。
小池百合子東京都知事は繰り返し、「命が関わっている、ひとり一人の行動が防止につながる」と不要不急の外出を強く求めるコメントを発表しています。
大阪府は1日としてはこれまでに最も多い20代~80代までの男女、41人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表しています。
このうち70代と80代の男性2人が重症で、感染経路が分かっていないケースは32人と8割に及ぶということです。
大阪市の70代の男性が新型コロナウイルスによる肺炎で亡くなり、感染者は計387人、亡くなった方は4人になったそうです。
岐阜県多治見市では0歳女児が感染が確認されたそうです。女児の親族に感染者がいたので検査したところ判明しそうで、女児に肺炎の症状はないとのことです。
緊急事態宣言こそ出ていないものの、首都圏を含む首長らがあれほど呼び掛けても、不要不急の外出は深く静かに潜航しています。
これら若年層にクラスターが襲いかかっているのですが、感染経路確認に個人情報だと言って耳を貸さない輩もおり、感染経路をたどる難しさに直面しているようです。
やはり、ひとり一人の自覚と行動が求められています!
自分だけではなく、すべての人に優しい行動というのが「不要不急の外出をしないこと」というのを、自覚して欲しいと心から思います。
アメリカの研究機関の発表によると、新型コロナウイルスの感染者数がアメリカ全土で30万人を超え、スペインがイタリアを上回り、イランの死者数が中国を上回ったそうです。
【主な国の感染者数】5日4時現在
◆ アメリカ 30万915人
◆ スペイン 12万4,736人
◆ イタリア 12万4,632人
◆ ドイツ 8万5,778人
◆ 中 国 8万1,639人
◆ フランス 6万8,605人
◆ イラン 5万5,743人
◆ 日 本 4,205人
※ これまでに190の国・地域で計116万9210人余りの感染が確認されされています。
【主な国の死亡者数】5日4時現在
◆ イタリア 1万5,362人
◆ スペイン 1万1,744人
◆ アメリカ 8,162人
◆ フランス 7,560人
◆ イギリス 4,313人
◆ イラン 3,452人
◆ 中 国 3,326人
◆ 日 本 95人
※ 死者数は6万3437人となっています。
アメリカでの感染者数が急速に拡大していますね。
10万人超えたのは3月29日だったと思いますが、あれよあれよという間に30万人超えになっています。
今朝の報道でもトランプ大統領は、アメリカの死者数は最低でも10万人~24万人になるだろうと、もの凄い数値予測を述べています。
このまま手を打たなければ、何百万に死者が膨れ上がると言っていましたね。
何でこんなになったんでしょうね、わかる範囲で振り返ってみましょう!
1月初めに中国で新型コロナウイルスが感染拡大を受けて、2月のはじめにはアメリカの情報機関が世界的パンデミックにつながるとトランプ大統領に説明しています。
しかし、トランプ大統領はその問題を真剣に受け止めず、2月27日になっても「今は15人だが、この15人も数日以内にほぼゼロになるだろう」と力説してそうです。
そのころ感染症の権威者アンソニー・フォーシさんは、「来週、あるいは2、3週間のうちに地域のあちらこちらで多数の症例を目にするだろう」と警告しています。
その後に、カリフォルニア州知事やニューヨーク州知事などが、それぞれの州でロックダウンを発令し、不要不急の企業活動の休止や住民の自宅待機を促ことになります。
結局トランプ大統領が、パンデミックになると説明されてから「国家非常事態宣言」を出したのは、1カ月以上遅れて3月の13日になってしまったのです。
多数の商店やレストランが閉鎖され、さらなるウイルス感染拡大のリスクを最小限にとどめるため、一部の知事や市長は住民に自宅待機を求めるロックダウンを発令したんですね。
今のアメリカの新型コロナウイルスの拡大の背景には、初期段階の重大性を認識せずに放置し、感染拡大防止対策が大幅に遅れて結果といってもいいのではないでしょうか。
ひとつの事例をしましますと、ニューヨーク州死者数はカリフォルニア州の死者数の10倍以上も多く、アメリカの感染拡大の最も深刻な州となっています。
なぜ全米最大の人口を誇るカリフォルニア州が、東海岸のニューヨーク州の10分の1以下に抑えられているのか、それはニューヨークよりも早く決断したことにあるといいます。
3月半ばまで両州に死者数の差は、ほとんどなかったといいます。
カリフォルニアのサンフランシスコ市で外出禁止令を出したのは3月17日、州全域にも19日に出しています。
ニューヨーク州が外出禁止令を出したのが、3月22日です。
この5日程度の遅れで、これだけの差がつくのは普通考えられないが、感染拡大が急速に進む状況では、十分ありうることだとカリフォルニア大学のシュワルツバーグ教授が結論づけています。
そのほかの要因として、共和党と民主党の認識の分断や情報の二極化、地理的な政治要因などが複雑に絡み合って、判断の遅れを招いたと考えられるとしています。
今年は4年に一度の大統領選イヤー、株価暴落によってトランプ大統領のこれまでの業績は振出しに戻ったという見方があります。
このところ精彩を欠いているトランプ大統領、新型コロナウイルスで詰め腹を切らされ、一期限りの大統領ということもあり得るんじゃあないでしょうか?
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今回「新たに368人7人死亡!研修医のカラオケと各地最多更新アメリカは」と題しまして、新型コロナウイルスについてと少しだけアメリカ事情をまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?
カリフォルニアとニューヨークの事例でわかると思いますが、日本で本当に拡大を阻止しようと思えば、何をすればいいか見えてくると思いませんか。
宣言したときはすでに遅いとする識者がたくさん発言している中、安倍首相の言うように緊急事態宣言をするほど蔓延していないのか、素人にはわかりません。
言えることはただ1つ、日本はアメリカように二の足を踏まないで欲しいということです。
いま金沢は桜が満開でしょうか、今日は雨もようですが、青空のもと”花を愛でながら一杯”を想像しながら、できる事をして行くつもりです。
それでは、今回はここまでとさせていただきます!
最後までご覧いただき誠にありがとうございました!