こんにちは、sadachi. です!
今夜放送されるNHK特別番組『ふたり』は、あのスタジオジブリの伝説のアニメーター宮崎駿さんとその息子さんである宮崎吾郎さんが登場なんですね。
2011年に宮崎吾郎さんの監督で制作された映画『コクリコ坂から』は、父親の宮崎駿さんが企画と脚本を担当しているんですよね。
このふたりの合作ともいえる作品なんですが、ふたりの間には得も言われぬ目に見えぬ葛藤があったというんですね。
あれから9年余り、脚本こそ違いますが明日放送される『アーヤと魔女』は、企画が宮崎駿さん、監督が宮崎吾郎さんと正しく『ふたり』の世界なんですね。
今回「アーヤと魔女の音楽や主題歌・評価は?登場人物やストリー宮崎親子は」と題しまして、『アーヤと魔女』と宮崎親子についてまとめてみましたので、参考にしてくださいね。
それではさっそく、いってみましょうか!
Contents
まず音楽と主題歌なんですが、これまで印象的な楽曲とアーティストを起用して来た宮崎吾朗監督が、音楽を担当する武部聡志さんとともに、今回もこだわりの劇中歌をプロデュースしているんですね。
今回の主題歌とエンディングテーマには、インドネシアの国民的人気シンガーソングライターであり、俳優のシェリナ・ムナフさんを大抜擢したそうですよ。
シェリナ・ムナフさんは、ツイッターのフォロワー数が1,000万人を超えている、大シンガーソングライターといっていいでしょうね。
彼女が歌うのは、主題歌である『Don’t disturb me』と、エンディング・テーマの『あたしの世界征服』なんですね。
さらに劇中歌に関しては、劇伴音楽を担当した武部聡志さん率いるスペシャルユニットが、演奏を担当しているんですよ。
★ 歌唱:シェリナ・ムナフ
★ ギター:亀本寛貴(GLIM SPANKY)
★ ベース:高野清宗(Mrs. GREEN APPLE)
★ ドラム:シシド・カフカ
★ キーボード:武部聡志 ※敬称略
ジブリ作品では、初めての3DCGですからね、どんな評価が待っているか今後の楽しみともいえるのですが、ツイートされている分少しだけ紹介しておきますね。
ここでは、そんな宮崎親子の合作『アーヤと魔女』の登場人物やストーリーの紹介です。
【登場人物】
★ アーヤ 声:平澤宏々路
※ 主人公 母親に「聖モ―ウォード子どもの家」に置き去りにされた少女。
★ ベラ・ヤーガ 声:寺島しのぶ
※ ライム通り13番地に住む魔女。髪を青く染め、紫色の唇、片方の目が茶色で…。
★ マンドレーク 声:豊川悦司
※ ベラ・ヤーガと一緒に住む謎の男。デーモンを操っている。
★ トーマス 声:濱田岳
※ ベラが飼っている猫。言葉が話せる。
【スタッフ】
★ 原作:ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
★ 企画:宮崎駿
★ 監督:宮崎吾朗
★ 脚本:丹羽圭子、郡司絵美
★ 音楽:武部聡志
★ プロデューサー:鈴木敏夫
★ 制作著作:NHK、NHKエンタープライズ、スタジオジブリ
【ストーリー】
舞台は、1990年代のイギリスという設定です。
母親に置き去りにされてことで、幼少期から孤児として育ってきたのが10歳になる主人公の少女アーヤなんですね。
孤児とはいいながら誰もが自分の思い通りにしてくれるので、孤児院での生活は自由気ままに快感を覚えていたんですね。
ところがある日、魔女のベラ・ヤーガと、彼女と共に暮らす男マンドレークに引き取られることになってしまったんです。
舞台は、1990年代のイギリス。主人公は10歳の少女アーヤ。赤ん坊の頃から孤児として育ったアーヤは、誰もが自分の思いどおりにしてくれる孤児院での生活がとても快適だった。だから、誰かに貰われたいなんて、一度だって思ったことが無かった。
ところがある日、突然やってきた変てこな二人組、派手な女と長身の男に引き取られることになってしまう。「あたしの名前はベラ・ヤーガ。魔女だよ。あんたをうちにつれてきたのは、手伝いがほしかったからだ」。そう名乗った女に、アーヤは「じゃ、決まりね。おばさんが私に魔法を教えてくれるかわりに、私がおばさんの助手になったげる」と返す。しかし、ベラ・ヤーガはアーヤを助手としてこき使うばかり。いくら頼んでも、いくら仕事をがんばっても、一つも魔法を教えてくれない。魔女と一緒に暮らしている怪しげな男マンドレークは、食事時しか顔をみせない。いつも不機嫌そうで、口癖は「私をわずらわせるな」。
生まれて初めて“思いどおりにならない”壁にぶつかったアーヤだが、「よおし、負けるもんか」と反撃を始める。彼女の特技は周囲の人を操って、自分の思いどおりにさせてしまうことだった。
今夜放送される宮崎駿・吾郎親子の番組は『ふたり』といってもいいのでしょうか。
それとも、『ふたり「コクリコ坂・父と子の300日戦争~宮崎駿×宮崎吾朗~」』という特別番組なんでしょうか、ややこしいですね。
どちらにしても、2020年12月30日(水)に放送されるジブリの新作『アーヤと魔女』は、このふたりの合作といってもいい作品なんですね。
2011年の『コクリコ坂から』から9年、番組では『アーヤと魔女』の制作に挑戦する宮崎親子の物語を9年前と同じようにもう一度としているんですね。
ふたりの間にあった目に見えない知られざる葛藤、映画やドラマづくりに情熱をたぎらせる父と、偉大な父と比較される宿命を負いながらも挑戦し続ける息子。
今夜の『ふたり』は、衝突しながらも同じ目標に向かい、情熱を燃やす父と子の物語に迫っているんですね。
★ NHK総合『ふたり』 12月29日(火) 22時50分~24時07
★ NHK総合『アーヤと魔女』 12月30日(水) 19時30分~20時53分
注)本記事内のツイートに関しては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。皆さまの貴重な情報に感謝いたします…♪
注)アイキャッチ画像に関しましては、「コミックナタリー」さんのツイート画像を使用させていただいております…♡
今回「アーヤと魔女の音楽や主題歌・評価は?登場人物やストリー宮崎親子は」と題しまして、『アーヤと魔女』と宮崎親子についてまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?
アーヤと魔女は、2020年6月にカンヌ国際映画祭が発表した「オフィシャルセレクション2020」の56作品の1作として選ばれているんですよ。
56作品のうちアニメーション作品は4作が選ばれ、そのうちの1作として世界からも注目を集めたんですね。
また、主人公アーヤの声を演じた平澤宏々路(ひらさわこころ)さん、3歳からドラマや映画やCMなどにたくさん出演している13歳の女優さんなんですね。
平澤さんは合格するのは難しいかもしれないなと思っていたので、アーヤの声優に選ばれたと聞いたときは本当に嬉しかったです…と話したそうですよ。
今夜の『ふたり』で制作者の2人を確認していただいて、明日の午後7時半からの『アーヤと魔女』を観れば完璧じゃないですか…ね!
それでは、今回はここまでとさせていただきます!
最後までご覧いただき誠にありがとうございました!