こんにちは、sadachi. です!
毎週日曜日午後2時から放送のフジテレビ系『ザ・ノンフィクション』は、市井の人々が人生に苦闘しながらも情熱を持って生きる姿を取り上げるドキュメンタリー番組です。
普段は垣間見ることのできない人間の一面や、人間関係、生き方、ひとつの職業などを深く掘り下げている番組なんですね。
それらから見えてくる隠された本質や、記憶に残る事件、出来事などを長期にわたって密着取材し、その事柄のありのままの姿を視聴者に届けているといいます。
この番組で取材を受けたことによって有名になった人も多いそうで、特に反響の大きかった人は「その後」も追いかけ、過去と現在の様子を再構成して放送しています。
今回登場する主人公は最寄駅からバスで乗り継いで1時間半、和歌山県の山奥にあるシェアハウスに暮らす「山奥ニート」、そこで結婚したももこさんになります。
そこで「ももこさん【ノンフィクション】山奥ニートに赤ちゃんが!理想郷のシェアハウスで何が起きたのか?」と題しまして、ももこさんについてまとめてみましたので、参考にしてくださいね。
それではさっそく、いってみましょうか!
和歌山県は中南部に位置する田辺市、人口・経済の点で県第二の都市であり、和歌山県南部の経済・産業の中心地でもあるんですね。
熊野古道の中辺路ルートと大辺路ルートの分岐点であり、「口熊野」と称され、近畿地方の市として1000km²を超える面積は最大なんだそうですよ。
そんな田辺市の五味地区は最寄り駅から車で2時間、コンビニや娯楽施設もなく平均年齢80代という人口が5人の限界集落だったんですね。
ここに都会での暮らしに生きづらさを感じ、若者がやってくるようになって約10余年、食べていくのに必要な分だけ働き、あとはのんびり、ゆるゆると暮らしているそうです。
“山奥ニート”と自称している若者は20~30代の男女約10人、廃校となった校舎を無償で譲り受け、公的な支援に頼らずに暮らせるシェアハウス「共生舎」になっています。
生活費は月におよそ2万円、近くの農家やキャンプ場などで時折アルバイトをするなどして収入を得て、税金や健康保険料も納めているんですよ。
そして、いつの間にか、すっかり地区のお年寄りたちとも打ち解け、一緒に酒を酌み交わす仲になったといいます。
そこには、若者同士または若者と昔から住んでいるお年寄りという、不思議な“つながり”が生まれていったと言うんですね。
このシェアハウス「共生舎」に住まう若者たちは固定というわけではなく、2~3年で出ていくことが多いそうです。
今まで2人から最大人数は18人を数えたそうで、2014年からここに住み現在は共生舎の理事になっている石井あらたさんが一番長いそうですよ。
そんな共生舎に、愛知県で働いていた法律事務所で長時間のサービス残業を強いられ、心のバランスを崩したのがももこさんが加わります。
その後、別の仕事につきましたが、そこでも心をすり減らす毎日だったというももこさんは、3年前に共生舎の一員になったんですね。
ももこさんは共生舎の日常をマンガにしてSNSに投稿、少しずつ反響の声が寄せられるようになり、その1人1人の温かい言葉が、日々の充実感につながったそうですよ。
そんなももこさん、昨2021年5月に突然の結婚発表でみんなを驚かせます。
お相手は、同じシェアハウスに住む年下の男性で、ももこさんのお腹には赤ちゃんが…。
シェアハウス「共生舎」は、2009年に~居場所のない若者の居場所を~と、山本利昭さんという方が設立したんですが、2014年に山本さんが亡くなってからは利用する若者が自主運営する形になったそうです。
建物には、それぞれの個室と全員が集まれるリビングがあり、月2万円の生活費を支払い、食事の当番さえこなせば、しなければならないことはほとんどないんですね。
年齢は16歳から30代後半で、出身地はばらばら、背景もさまざまで不登校になって退学を選んだ人、会社を辞めて来た人…。
そんな社会で居づらくなった若者が、居住空間が広々として、月2万円で生きられて、挨拶するだけで地元住民から喜んでもらえ、そして何よりも共同生活が楽しいといいます。
共生舎に来るまではたった1人、部屋にこもっていたような人が、現在はほとんどが鍋パーティーをしたり、川遊びに行ったり、カラオケ大会を開いたり…なんですね。
もちろん、参加を強制されることはなく、気が向いたときに輪に加わり、飽きたら抜ければいいルールだそうですから、共同生活が楽しいというのも理解できます。
共通しているのは「生きづらさを抱えてきた」という点で、そういった若者から見ればシェアハウス「共生舎」は、まさに理想郷と言ってもいいでしょうね。
そんな個々人が自由に、気ままに生きているシェアハウス「共生舎」に何が起きたのか?
「私はここで子育てがしたい。10人いれば誰かしら暇な人がいるから」
同じシェアハウスに住むお相手と昨年5月に結婚したももこさん、すでに妊娠しており、お腹には子どもが宿っているというんですね。
自由気ままな暮らしを続け、社会の現実とは距離を置くことを望んで生きる山奥ニートたちが、新しい命という「現実」に向き合うことになったわけなんですね。
「私はここで子育てがしたい」と話すももこさんに、住人たちは戸惑いの色を隠せないといいます。
また、出産を控える夫婦が頼りにしているのが、今までいろいろシェアハウスに関わってきた、隣の山の限界集落に暮らす中岡さん(86歳)なんですね。
その中岡さんにももこさんは、彼女から子育てを教わろうとしているのですが、シェアハウスで子育てをしようという夫婦に中岡さん自身は不安を募らせていると言います。
明日放送になる『ザ・ノンフィクション』、番組テーマは「山奥ニートの結婚 〜一緒に赤ちゃん育てませんか〜」なんですね。
個々人が自由気ままに暮らすシェアハウス「共生舎」の秩序の中に、赤ちゃんという異邦人が誕生してどうなっていくのか。
働きたくない!と、何かとわずらわしい社会から離れて限界集落で共同生活をする若者たちに訪れる、初めての結婚式と出産…。
番組は、新しい”赤ちゃん”という「いのち」、現実の前に揺れる山奥ニートたちの1年の記録を追っているんですね。
★フジテレビ系『ザ・ノンフィクション』 2月20日(日)14:00~14:55
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まとめ
今回は「ももこさん【ノンフィクション】山奥ニートに赤ちゃんが!理想郷のシェアハウスで何が起きたのか?」と題しまして、ももこさんとシェアハウス・共生舎についてまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?
和歌山県の山奥で「働きたくない若者たち」が共同生活を送り、自らを「山奥ニート」と呼ぶ20~30代の若者約10人が一つ屋根の下で暮らすシェアハウスが物語の場所です。
彼らは皆、社会や家族とのつながりから離れ、互いに干渉することもない「理想郷」を追い求め、この地にたどり着いたわけなんですね。
そこに思いもよらない仲間の結婚式と出産という、新たな命を迎える場を余儀なくされた若者たち、どんな結末を迎えるのでしょうか?
明日の放送になりますが、午後2時からの『ザ・ノンフィクション』、理想郷に新たな秩序は生まれるのか?、それとも…?!
渦中のももこさんは…?、またお相手は誰なんでしょうか、明日の放送が楽しみになってきましたね、ドキドキしているんですよ。
それでは、今回はここまでとさせていただきます!
最後までご覧いただき誠にありがとうございました!