こんにちは、貞千です!
今までは遠かった金沢~東京間、特急で越後湯沢まで行き待ち時間を経て新幹線に乗って4~5時間かかっていたのが、「かがやき」2時間半ですよ、ビックリです!
逆もまた然りで、新幹線のおかげ開業以来金沢を訪れる方が随分と増えました、新幹線様様というところですが…。
初めての金沢観光!どこにどんな名所があり、そこへ行くにはどうしたらいいのか?
ネットでほとんどのことがわかる時代、初めて行く金沢で兼六園が見たい!、武家屋敷跡を歩きたい!…と、色々調べてこうしてみたい、あ~してみたいというのは本当に楽しいですよね。お金に糸目をつけない方なら、すべてタクシーにするかもしれませんね!
でも、調べたくてもなかなか時間が取れない、行き当たりばったりでもしょうがないかなあとか、タクシーなんてもったいないという方もおられるかと思います。
今回はそんな方のために、金沢観光の便利バスやお得なチケットを紹介しちゃいますね!
Contents
金沢観光に欠かせない便利バス&お得チケット!
金沢観光の基本、実は“歩き”がおすすめです。ぜひゆったりと町の風情や佇まい、時の流れなどを歩いて感じ取ってほしいものだと思っています。
そうはいっても、観光スポットが近いところはまだしも遠いと時間が無駄ですよね。そんなにゆっくりと時間が取れない方には、バスの利用をおすすめします!
まずは主な観光ルートを巡る「城下まち金沢周遊バス」のご紹介です。
このバスは、金沢駅東口バスターミナル7番乗り場を起点としてスタート、主な観光地を巡ってまた金沢駅に戻る市内一周バスです。右回りルートと左回りルートがあり停まる停留場は一緒で、右と左で逆回りになります。
右ルート
金沢駅東口→ひがし・主計町茶屋街→兼六園・金沢城→金沢21世紀美術館→にし茶屋街・忍者寺→長町武家屋敷跡→尾山神社→近江町市場→金沢駅東口(左ルートは逆回り)
右ルート:8:38始発ー18:05終発(この間約15分間隔で運行)1周約1時間40分
左ルート:8:30始発ー18:00終発(同上)同上
※ 1乗車:平日大人200円、土日祝100円、子ども半額
次にご紹介するのが「兼六園シャトル」バスです。
金沢駅東口6番乗り場を起点としてスタート、主に兼六園外周を回るコースでバスの車体に兼六園シャトルの文字が入っています。兼六園周辺のスポットを訪れるときにはおすすめです!
金沢駅東口→近江町市場→尾山神社→長町武家屋敷跡→金沢21世紀美術館・兼六園→県立美術館・成巽閣→兼六園・金沢城→(ここで折り返します)→金沢駅東口
金沢駅東口6番乗り場 9:30始発ー17:50終発(この間20分間隔で運行)
※ 1乗車:平日大人200円、土日祝100円、子ども半額
次は小型のノンステップバス「金沢フラットバス」です。路線バスなど大型バスが通れない小路を巡回するコミュニティバスで4ルートあります。
【此花ルート】金沢駅東口11番乗り場発 8:29始発~17:59終発(この間15分間隔で運行)
主な停留場=別院通り、近江町市場、彦三緑地、小橋町、馬場児童公園、京町、此花町
【菊川ルート】香林坊発 8:45始発~18:15終発(同上)
主な停留場=片町、新竪町、桜橋、犀川大通り、石引広見、飛梅町、21世紀美術館
【材木ルート】武蔵ヶ辻・近江町市場発 8:45始発~18:15終発(同上)
主な停留場=大手町、香林坊、白鳥路、賢坂辻、天神橋、浅野川大橋、尾張町、袋町
【長町ルート】老舗記念館発 8:40始発~18:10終発(同上)
主な停留場=長町武家屋敷跡、玉川公園、長土塀、中村神社、にし茶屋街、片町
※それぞれ1周するルートで、停留場は約200mごとにあります。
※ 1乗車:大人100円、子ども半額
定期観光バス「かなざわめぐり」は、金沢の人気スポットを半日で回る観光にはとても効率の良い人気のバスです。午前のコースと午後のコースがあります。
【午前のコース】 8:40
金沢駅東口1番のりば発→ひがし茶屋街(約30分)→天徳院からくり人形観覧(約40分)→長町武家屋敷跡(約30分)→兼六園周辺エリア(約70分)→12:40頃 金沢駅東口
【午後のコース】13:25
金沢駅東口1番のりば発→ひがし茶屋街(約30分)→兼六園周辺エリア(約70分)→天徳院からくり人形観覧(約40分)→長町武家屋敷跡(約30分)→17:25頃 金沢駅東口
※ 大人:2500円、子ども1500円
最後に紹介するのは「金沢ライトアップバス」です。主なライトアップスポット16ヵ所を毎週土曜日と特別運行日に夜の金沢を巡ります。
金沢駅東口→武蔵が辻→尾張町→橋場町→兼六園下→丸の内→しいのき迎賓館→県立美術館→21世紀美術館→本多町→桜橋→大桜前→片町→香林坊→尾山神社→エムザ前→金沢駅
金沢駅東口7番乗り場 19:30始発ー21:45終発(この間15分間隔で運行)
※ 1乗車:大人300円、子ども150円
特別運行日:7月14日(日)、8月11日(日)・12日(月)、9月15日(日)・22日(日)、10月13日(日)、11月3日(日) ※12月28日(土)は運休
では、お得なチケットをご紹介しますね!
それは「北鉄バス1日フリー乗車券」です。これを持っていると「城下まち金沢周遊バス」や「兼六園シャトル」、路線バスが終日乗り放題、乗り降り自由となります。
路線バスで使えるフリー乗車券の行き先には制限があります。以下の停留場より遠くへ行こうとすると別料金が必要になります。でも観光スポットのほとんどがこの中に含まれますのでご安心くださいね!
中島大橋、小橋町、橋場町、味噌蔵町、小将町、出羽町、幸町、寺町3丁目、沼田町、泉1丁目、増泉、富本町
※路線バスに乗ると「フリー乗車券は次の〇〇まで」とアナウンスされます。
チケットは、事前に購入する必要があります。バスの中では購入不可です!必ず事前にお求めいただいてバス乗ることが必須になっています。
【チケット購入場所】北鉄駅前センター、金沢駅西口バスターミナル北鉄グループ案内所、金沢駅東口バスターミナル北鉄グループ案内所、北鉄バスサービスセンター武蔵エムザ店、片町サービスセンターのほか、市内のホテル等で取り扱をしています。
このチケットを持っていると、降りた先の有料施設のほとんどで入場料の割引を受けることができます。有料施設のチケット購入の際にご提示してみてくださいね!
お茶屋でや近江町市場で普段できない体験をご紹介!
金沢には「ひがし」、「にし」、「主計町」の3つの茶屋街があります。本来は旦那衆の街と呼ばれ一見さんお断りなのですが、お茶屋文化を広く知ってもらいたいと、伝統的なお座敷芸に参加できるプランがあります。
参加料:大人5000円、大学生以下2500円(小学生以上)
13:00~14:00の1時間(受付12:45~)
年内のスケジュールは以下の通りです。
6月:8日・ひがし、15日・にし、22日・主計町、29日・ひがし
9月:28日・ひがし
10月:5日・にし、12日・にし、19日・にし、26日・にし
11月:2日・主計町、9日・ひがし、16日・主計町、23日・にし、30日・ひがし
12月:7日・主計町、14日・にし
お問合せ:金沢市観光協会 076-232-5555(受付9:00~17:45)
「ひがし・主計町」は定員(それぞれ2軒、1軒15名)30名、「にし」は1軒のみで定員15名です。定員になり次第終了です。
金沢芸妓の本物にふれるとして磨き抜かれた伝統の芸、“芸妓の舞”や“お座敷太鼓”を間近で鑑賞することができ、お座敷遊び体験を味わえます。
写真提供:金沢市
実際のお座敷体験をしたいという方には、以下のプランもあります。3茶屋街の芸妓さんの協力により町家で食事付き(別料金)のお座敷体験です。
料金:16200円(お一人分)
毎週:土曜日 18:00~20:00の2時間
場所:In Kanazawa House 金沢市芳斉1-4-28
こはく 080-5708-5610(定員10名、前日の10:00まで受け付け可能)
ひがし茶屋街から徒歩5分の町家で「茶の湯と和しぐさ体験」で和菓子とお抹茶を楽しむことができます。
料金:2000円(お一人分)※2名以上の受付 10:00-21:00
場所:町屋塾 金沢市東山1-34-6
076-252-3176(定員10名、3日前まで受け付け可能)
※着物体験、ランチ付き、夕食付、貸切などのオプションがあります。
ひがし茶屋街の奥で三味線の体験ができます。金沢弁で「飴買い幽霊」などの昔話を聞くことができ、金沢の情景を織り込んだ「千扇小唄」や大野町に伝わる「大野小唄」などの演奏があります。あなた自身は、「さくらさくら」の演奏にチャレンジしてみましょう!
料金:2000円、高校生1500円、小中学生1000円
13:30~、15:00~の2回、約60分
場所:福嶋三弦店 金沢市東山1-1-8
076-258-0707(定員各回15名、空きの場合当日可)
金沢の台所「近江町市場ツアー」のご紹介をします。近近江町市場の関係者のご協力により市場見学(約30分)、市場や新鮮な食材を知り尽くした専門家が魚の捌きや包丁のにぎり方など和食の基本を調理とともに教授(約70分)します。そして、食事(約30分)の3部構成です。
料金:6300円(お一人分)
毎週:土曜日 、隔週:火曜日 10:00~12:20の2時間20分
場所:近江町市場入口ミスタードーナッツ前 10分前に集合
こはく 080-5708-5610(定員10名、前日の12:00まで受け付け可能)
最後に「金沢アカペラ・タウン2019」のご案内です!
8月23日(金)~25日(日)
全国各地から約220グループ・1200人が参加し、金沢に各グループの美しい歌声が響き渡ります。初日の夜に「金沢アカペラ・コンクール」が開催され、24~25日には金沢市内各所でストリートステージが設けられ、各グループの歌声が披露されます。
25日夜にしいのき緑地のファイナルステージでは、コンクールで選抜された優秀なアマチュアグループとプリグループによる演奏が予定されています。
まとめ
金沢市内を歩いていると観光する方でしょうね、地図と周囲をにらめっこしながらきょろきょろしている人を良く見かけます。苦労しているなあといつも思います。
あるときバスに乗っていたとき、後ろのBOX席のお客が〇〇へ行くのにどこで降りたらいいか運転手さんに聞いたところ、運転中だからといって教えてくれなかったらしいのです。それを旦那さんと思しき人に諄々と言っているのです。不親切だ、教えてくれてもいいのに、こっちは客なのに・・・などなどとどまるところを知りません。
それも運転手さんに聞こえよがしな感じで大きい声なのです。私の後ろでうるさいからつい振り向いて、△△で降りたらいいですよと教えたら「あんたに聞いてないでしょ!誰が教えてくれといいました?」だって、唖然としましたが「あんたがうるさいから黙らそうと言ったんじゃい!」と言ったら黙って次の停留場でそそくさと降りていきました。
それ以来、町でも声をかけるのは憚りますが、何とかしてやりたいという気持ちはありますので、金沢の町を切り取るのもいいけどこういった紹介もアリかなと思います!便利バスのご紹介いかがだったでしょうか?
いつも思うのは、もう少しきちんと伝えることができたらと思うのですが、何といっても文章で表現するのは難しいですね。お役に立てば嬉しいです!
それでは、今回はここまでとさせていただきます。
また次回の貞千がオススメする金沢風景・グルメ完全攻略ナビでお会いしましょう!
さようなら!