こんにちは、sadachi. です!
毎週日曜日午後に放送される『ザ・ノンフィクション』、今回は心臓移植を待つ2組の夫婦とその家族を15日と22日の2週にわたって追っているんですね。
テーマは、「私、生きてもいいですか ~心臓移植を待つ夫婦の1000日~」になっています。
関東地方のとある病院で、元料理人のクマさん(当時41)が、人生を賭けた大手術に向かおうとしています。
その彼を見送るのは、大学生と高校生の子どもを持つ容子さん(当時51)、2人はくしくも、同じ病院で同じ病と闘いながら、ともに心臓移植を待つ ”戦友” だったんですね。
そこで「ザ・ノンフィクション私生きてもいいですか?クマさんと容子さんは!」と題しまして、心臓移植の待機患者とその家族についてまとめてみましたので、参考にしていただけたら嬉しいです。
それではさっそく、いってみましょうか!
Contents
ザ・ノンフィクション 私生きてもいいですか?
心臓移植を待つ患者の“揺らぎ”「自分は人が亡くなるのを待っているのか?」#ザ・ノンフィクション #心臓移植 #臓器移植 #拡張型心筋症 #吉田羊 https://t.co/gnv1NUqkMK
— マイナビニュース・エンタメ【公式】 (@mn_enta) November 13, 2020
「私、生きてもいいですか?」
心臓移植を待つ人たちって意外と多いって知っていましたか?
2020年10月31日に現在で、心臓移植を待っている患者は886人に上っているんですね。
腎臓や肝臓など、ほかの臓器移植を含めた待機患者は、なんと12984人もおられるとのことだそうですよ。
1997年に臓器移植法が施行され、2010年には15歳未満からの提供も可能になり、臓器移植の可能性が広がっているはずなんですが…。
2018年に国内で臓器提供された件数は95件、2019年1月から9月末までの件数が90件になっています。
2019年の残りと2020年の状況は分かっていませんが、増えているように見えますよね。
それでも、世界各国から見れば、日本は大きく後れを取っているというんですね。
それは、日本における臓器提供登録者が圧倒的に少ないからなんですね。
2018年の国際臓器提供登録では、人口100万人当たりの臓器提供で、日本は0.88人だそうなんですね。
最多の登録者数を誇るのはスペインで、100万人当たり48人、アメリカでも30人を超えているそうですよ。
お隣の韓国は9.95人と日本の10倍以上、人口が世界最多の中国でも100万人当たり3.67人となっているので、日本は中国の4分の1にとどまっているんですね。
日本は、先進国の中でもっとも移植を待つ期間が長い国と指摘されているんですね。
心臓の場合、小型な植え込み型補助人工心臓が進歩しているので、在宅待機が可能になっているといいます。
そのことにより、心臓移植希望登録者が増え、心臓提供登録件数との差が開いているそうなんですね。
確かに2019年9月までに56件の移植が行われ、2018年の件数を上回ったとのことなんですが、心臓移植待機期間は4年程度と長くなっているそうですよ。
患者やその家族は、「常に合併症などによる死の恐怖と隣り合わせで生きていかなければならない」と、心身の負担が増しているというんですね。
もう少し進めると、国内で心臓移植が認められているのは、東大病院のほか国立循環器病研究センターや東北大学病院など8都道府県の10施設に限られるそうなんですね。
また、脳死を「人の死」と受け入れにくい死生観や、臓器提供を担う病院側の体制整備が不十分なことも移植の停滞を招いていると言われているんですね。
2008年に、国際移植学会が「自国での臓器移植推進」を宣言しているんですね。
でも日本の場合は移植までの時間が待てずに、巨額の治療費を寄付で賄うなどして、海外に活路を見いだすしかないケースも後を絶たないのが実情だそうですよ。
解消できるかどうかは別にして、最低でも心臓移植の実施数が現在の2倍以上、少なくとも年間120例以上に増えることが基本条件になるそうなんですね。
心臓移植を継続して行うには、心臓外科や循環器内科の医師のみならず、多職種で関係するトレーニングを受ける必要があり、膨大な労力がいるとのことですよ。
「私、生きてもいいですか?」……、とてもハードルは高そうですね。
ちなみに、登録開始が始まった1997年10月から2018年12月31日までの、心臓移植患者のデータを解析した結果です。
登録患者総数が1,629人で、移植件数431例(26.5%)、待機中死亡数387例(22.8%)、年齢的には18歳以上1,437人(うち待機中死亡356例)、11歳~18歳未満102人(16例)、11歳未満90人(15例)になっています。
ザ・ノンフィクション クマさんと容子さんは!
ねぇ!ザノンフィクションてゆう日曜の昼にやってる番組知ってる?俺毎週録画で見てるんだけどさ、シャブ中とかヤクザとかホームレスとかアウトローに生きてるやつばっかり取材するドキュメントなんだけどさ、これめっちゃ好き。なんか普通に生きてるのがめっちゃ幸せに感じる。#ザ・ノンフィクション pic.twitter.com/Ih81fe9oqO
— 🐭💜しんしん (@shin_shin634) November 6, 2020
元料理人のクマさんと容子さん、2人が闘う「拡張型心筋症」は心臓が肥大し、血液を送り出す心臓のポンプ機能が低下してしまう原因不明の難病なんですね。
悪化すれば、心臓移植しか助かる道はないといいます。
多くの患者が移植までたどり着けずに、亡くなってしまう現状があるのはお伝えした通りですが、クマさんと容子さんも例外ではないんですね。
2人は体に補助人工心臓(VAD)を埋め込み、いつ来るかわからない移植を待ち続けているとのことなんですね。
そして、この病は2人の人生を大きく変えてしまっているんですよね。
クマさんは料理人の仕事をクビになり、妻の友子さんのアルバイト代に頼って生活するしかないのですが、自分自身にふがいなさを感じているんですね。
そんなクマさん、ケーブルの入り口から入った細菌が体をジワジワとむしばんでいく…!?
容子さんは、愛する子供たちと離れて暮らしているんですね。
そんな容子さん、自分は人が亡くなるのを待っているのか? 人の心臓をもらってまで生きる価値が自分にあるのか? と思い悩んでいるそうですよ。
15日に放送の『ザ・ノンフィクション』、心臓移植の待機患者とその家族の生きることへの渇望と、心の揺らぎを追った3年間の記録だといいます。
★ フジテレビ系『ザ・ノンフィクション』 11月15日(日) 午後2時~午後2時55分
「今もレコーダーに保存している地上波シリーズ」第二弾は雪妃真矢編。
1)お願い!ランキング
2)ザ・ノンフィクション
3)Momm!!
4)天才てれびくんYOU#iceribbon pic.twitter.com/nJCuafeqlu— とりのすシン (@torinosusingh) November 14, 2020
注)本記事内のツイートに関しては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。皆さまの貴重な情報に感謝いたします…♪
フジテレビ「ザ・ノンフィクション」にて放送されます!
是非ご覧下さい。
※日本ではドナーとレシピエントが互いの情報を知り合わないルールになっており、特定されないよう配慮した番組になっております。
なので、お知り合いの方々には、くれぐれもご注意いただきたく、お願い致します。 pic.twitter.com/E72mlCtc8I— ちゃ〜り〜 (@cha_rlie_) November 8, 2020
注)アイキャッチ画像に関しましては、「ちゃ〜り〜」さんのツイート画像を使用させていただいております…♡
まとめ
今回は「ザ・ノンフィクション私生きてもいいですか?クマさんと容子さんは!」と題しまして、心臓移植の待機患者についてまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?
「私、生きてもいいですか?」、希望が見えるのならいいフレーズですよね、でも最終的に悲劇になるのなら…と思うと、ちょっと怖いです。
番組予告の冒頭で「一人の男性が人生を賭けた大手術に向かおうとしていた」とあるので、クマさんが移植手術を受けるということですよね。
また、容子さんは、同じ病と闘いながら…戦友とあるので、容子さんも大丈夫ですよね。
今回の『ザ・ノンフィクション』、2週にわたっての放送になるとのことですが、クマさんと容子さん、見逃すわけにはいきませんね。
それでは、今回はここまでとさせていただきます!
最後までご覧いただき誠にありがとうございました!