こんにちは、貞千です!
今回は「寺町散歩」です。寺町を歩きながらご紹介すると「寺町寺院群」を外すわけにはいきませんよね!
歩いて気付いたのですが、寺町寺院群まで紹介するととても1回では済まないので2回に分けることにしました。最初は寺町5丁目辺りまで歩きますね。今回はその第一弾になります!
寺町寺院群は名称は寺町…なのですが、寺町だけに限っていません!寺町以外でも野町を中心に弥生や千日町、白菊町にまで広がっています。約70もの寺社が集まるここは、三大寺院群の中で最も大きな規模を誇っているんですよ!
それでは、私の住まいから徒歩5~6分の寺町1丁目交差点をスタートして、周辺の風景も交えながら「寺町寺院群」に向かっていきますね!
Contents
寺町散歩!話題の辻家庭園からW坂方面へ
寺町1丁目の交差点角にうどん・そばの加登長があり、歩き始めて最初のお寺が六角堂で有名な宝集寺になります。その次に五百羅漢が安置されている桂岩寺、闕野(がけの)神社と続きます。
闕野神社を通り越して右へ入ると、金沢市指定文化財「辻家庭園」です。加賀藩家老横山家の別荘地だったものを1947年に辻家が所有したとされています。その庭園は、近代的日本庭園群を手掛けた京都の庭園師七代目小川治兵衛の設計によるものです。
現存すれば、兼六園に勝るとも劣らない庭園として金沢の名所になっていたと思われます。そんな当時の壮麗さを随所に活かしながら、結婚式や歓送迎会などができる施設として生まれ変わっています。
辻家庭園は、当時庭園の最先進国といわれる英国の影響を受け、その壮大さと華麗さは欅の木や全長5.5mの大滝、庭石などいたる所で感じることができます。庭園見学500円、お茶付き見学1000円、無料駐車場30台、昼夜各1組限定で会席料理をいただくこともできます。
ご予約・お問い合わせ 076-201-1124隣は加賀料理を提供する料亭「金茶寮」です。では長良坂交差点まで戻り、また寺町通りをW坂方面へ歩いて行きましょう!
寺町散歩!W坂から大桜、そして寺町寺院群へ!
長良坂から寺町2丁目、寺町3丁目南、寺町3丁目交差点を過ぎるといよいよ寺町通り両側にお寺が広がってきます。いよいよ「寺町寺院群」です。因みに、長良坂を下ると犀川・下菊橋たもとです。
通りからは、市指定天然記念物のドウダンツツジがある大蓮連山妙法寺、善隆寺、実成寺、妙福寺、本性寺、境内に保育園がある立像寺、境内に芭蕉の碑がある長久寺、加賀藩初代茶堂頭の市井友仙などの菩提所である本因寺、法光寺、高岸寺、人骨地蔵尊の大円寺などを臨んで寺町5丁目に至ります。
妙福寺の先を右手に降りていくと新桜坂緑地に「W坂」があります。上から見ると英文字のWに見えるところから通称W坂と呼ばれています。石伐坂、清立寺坂、吹屋坂、くの字坂とも呼ばれ最終的にはW坂に落ち着いたと言われています。
寺町5丁目交差点角に正栄山妙典寺があり、本妙寺、伏見寺、諏訪神社を経て寺町5丁目緑地の向かいが瑞亀山松月寺です。境内に樹齢400年といわれる「オオザクラ」があり、国の天然記念物の指定を受けています。
残念ながら、寺町から野田山に向けて住宅街が広がり、それに連れて交通量が増えたため道路側の枝は邪魔にならないようにほとんどが切り取られ、大桜とは言えない姿になっています。学生時代は、バス停の名称も「大桜」だったんですよ!
松月寺のはす向かいが、四校生がこよなく愛したといわれる料亭「つば甚」です。前田利家に仕えたお抱え鍔(つば)師だった鍔家、その三代目甚兵衛が1752年に始めた小亭「つば屋」がつば甚の前身で、金沢では最も由緒ある料亭といってもいいでしょう。
寺町5丁目にはほかに金昌山赤門寺、龍雲寺、国泰寺、金剛寺、西方寺、浄安寺、極楽寺、承証寺、太白山寶勝寺、常徳寺など数多くの寺院が存在します。
蛤坂交差点を南北に走る小径を挟んで東側が寺町、西側が野町になります。蛤坂を片町へ向けて下っていくと犀川大橋に出るローケーションです。
まとめ
寺町は犀川に沿って寺町通りがあるので、よく歩くコースです。犀川を御影大橋まで下って、帰りに寺町へ上がるパターンが多いですね。私としては犀川往復でいいのですが、何しろ家内がポケモンゴーをやっているもので…、スポットのメッカらしいですよ!
なので、勝手知ったるということで進めてきたのですが、自分自身の思い入れもあり、あれも書きたいこれも書きたいということになり、結構散漫になっているなあと思います。寺町寺院群といいながら寺院のことがほとんど記載ないのも反省しています。
冒頭述べたように「寺町散歩」第一弾としてご紹介してきましたがいかがだったでしょうか?
次回は、もう少し突っ込んだ形でご紹介していきたいと考えています!
それでは、今回はここまでとさせていただきます。
また次回の貞千がオススメする金沢風景・グルメ完全攻略ナビでお会いしましょう!
さようなら!