こんにちは、sadachi. です!
石川県は12日、新たに20~80代の男女9人が、新型コロナウイルスに感染したと発表しています。
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カラオケ大会関連のクラスターは44人
ファイザーが開発している新型コロナウイルスのワクチン試験について18歳から55歳の45人を対象に行われ、全ての人の血液から新型コロナに対する抗体が検出されたほか、ウイルスの働きを弱める「中和抗体」の量の上昇も確認された。
被験者の半分以上に頭痛などの症状が出たものの深刻な副作用はない。 pic.twitter.com/wY2IYp4Xw0— Mi2 (@mi2_yes) August 13, 2020
発表された9人は、いずれも軽症か無症状だとのことで、うちカラオケ大会関係クラスターは4人だそうです。
また、これまでに感染経路が分からないとして発表されていた3人が、クラスターに関係していることが判明したとのことで、クラスターの累計は44人に拡大しています。
カラオケ大会関係の4人は、すでに陽性が判明した人の同居者や知人、大会後に接触した人で加賀、白山両市の60~80代の男女となっています。
カラオケ大会関連のクラスタ―以外の感染者5人について、うち感染経路不明者は20代の男女3人で、いずれも発熱や頭痛などの軽症だそうですよ。
残りの2人は金沢市の20代と30代の男性で、茨城県で確認された陽性者と県内で会食したあとに感染が判明した人の知人だそうです。
感染拡大地域からの来訪者と県内で交流したことをきっかけに、同居者や知人にも感染が連鎖している事例が8月だけで4事例20人が確認されているそうです。
内訳は人数が多い順に茨城県関係13人、京都府関係3人、東京都関係2人、愛知県関係2人となっているんですね。
県内の累計感染者数は399人となり、感染状況を監視するため県が設けた4指標のうち、初めて3指標が同時に基準値を上回っています。
基準値を上回ったのは、感染経路不明者数(7日間平均1人未満)の1.7人、検査陽性率(7日間平均7%未満)の7.7%、病床使用率(50%未満)の50.3%で、重症病床使用率(30%未満)は6.7%いしています。
昨日会見した県の北野喜樹健康福祉部長は、現時点での大規模な市中感染には否定的な見方を示しつつ「今月に入って78人が感染していること自体が残念であり、危機感を持って当たらなければいけない。ウイルス保有者が身近にいると考えて行動してほしい」と話したとのことですよ。
▶石川県の谷本正憲知事は12日、加賀地区で新型コロナウイルス感染者が増加していることを受けて、県庁で記者会見をしています。
南加賀、石川中央医療圏の病床確保計画をフェーズ2(感染拡大時)並みに移行し、12病院で67床増の216床に拡充することにしたそうですよ。
能登地区の病床数はフェーズ1(平時)のまま据え置くとしているんですね、増床は1週間程度で完了するそうですよ。
能登地区ではほとんど感染者がいないことから、加賀地区のみで増床することにしたそうですが、地域を区切って病床を調整するのは全国の都道府県でも初めてだとのことですよ。
また病床のひっ迫を防ぐため、今後の感染状況によっては、無症状の人や軽症の人が入院せずに宿泊療養のホテルに直接入ることや、病院での健康観察期間をできる限り短くする対応をとるとしているんですね。
宿泊療養は医師の判断で進めるんですが、高齢者や基礎疾患のある人は対象外としています。
谷本知事は感染症対策と社会経済活動の両立に取り組むため、県民に「新しい生活様式」の徹底や、感染拡大地域との往来の慎重な判断、業種別ガイドラインの順守を求めています。
特に高齢者には「重症化や容体が急変しやすいという特性を理解し、熱中症にも留意しながら慎重な行動をお願いする」と呼び掛けているんですよ。
分別あるお年寄りになりましょうね。
熱中症に注意を!新しい生活様式の夏
【長梅雨で体慣れず 熱中症注意】https://t.co/EimPJ4QuCJ
激しい暑さと湿度で熱中症にかかる危険性が高まっている。今年は梅雨が長かったため、暑さに体がまだ慣れておらず、新型コロナウイルスの感染予防でマスクを着ける機会も多い。いつも以上に注意が必要だ。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) August 12, 2020
8月8日の「リビングかなざわ」に【熱中症対策】が載っていたのでご紹介しますね!
新潟気象台が7月下旬に出した北陸地方の3ヵ月予報によると、8月から10月の気温は平年より高い確率が50%、低い確率が20%と8割の確率で平年並みか暑い夏になりそうです。
熱中症の危険性が高いかどうか判断する際の目安として、注目されているのが「暑さ指数」だとのことですよ。
暑さ指数は、気温や湿度から算出した暑さの指標で、28℃を超えると熱中症患者の発生率が急増するといわれています。
【暑さ指数に応じた注意事項】
<21℃~25℃>
★ 注意すべき生活活動の目安 … 強い生活活動で起こる危険性。
★ 日常生活における注意事項 … 一般に危険性は少ないが激しい運動や重労働時には発生する危険性がある。
★ 熱中症予防のための運動指針(注意) … 死亡事故が発生する可能性がある。熱中症の兆候に注意。運動の合間に水分塩分補給。
<25℃~28℃>
★ 注意すべき生活活動の目安 … 中等度以上の生活活動で起こる危険性。
★ 日常生活における注意事項 … 運動や激しい作業をする際は、定期的に充分に休息を取り入れる。
★ 熱中症予防のための運動指針(警戒) … 積極的に休息をとり、水分塩分補給。激しい運動では、30分おきぐらいに休息。
<28℃~31℃>
★ 注意すべき生活活動の目安 … すべての生活活動で起こる危険性。
★ 日常生活における注意事項 … 外出時は炎天下を避け、室内では室温の上昇に注意する。
★ 熱中症予防のための運動指針(厳重警戒) … 激しい運動や持久走は避ける。積極的に休息をとり、水分塩分補給。体力のない者、暑さに慣れていない者は運動中止。
<31℃以上>
★ 注意すべき生活活動の目安 … すべての生活活動で起こる危険性。
★ 日常生活における注意事項 … 高齢者においては安静状態でも発生する危険性が大きい。外出はなるべく避け、涼しい室内に移動する。
★ 熱中症予防のための運動指針(運動は原則中止) … 特別の場合以外は運動を中止する。特に子どもの場合は中止すべき。
【高齢者への注意点】
温湿度に対する感覚が弱くなり、喉の渇きに対する感覚も鈍くなります。喉が渇かなくても、こまめに水分を補給しましょう。夜、トイレに起きることを嫌って水分をとらない人も多いのですが我慢しないように。また室内でも熱中症になります。屋外の涼しい空気を入れる、エアコンを使用するなどして、室内に熱がこもらないようにしてくださいね。
【子どもへの注意点】
晴れた日は、地面に近いほど気温が高くなります。また幼児は体温調節機能が十分発達していないため、熱中症のリスクが高まります。顔色や汗のかきかたを十分観察し、顔が赤く酷く汗をかいている場合は、深部体温がかなり上昇しています。涼しいところで休息し、十分な水分補給を。また黒色の服を避け、吸汗・速乾素材の服などを着させましょうね。
【スポーツをするときの注意点】
マスクをしたまま運動すると、いつもの運動強度が上がる場合があります。走る速度を落とすなどの調整が必要です。息苦しさを感じたときは、すぐマスクを外して休息を。こまめな水分・塩分の補給や風通しの良い服装や着帽、また屋内では空調の使用を行ってくださいね。
【新しい生活様式における熱中症予防行動のポイント】
① 屋外で、人と十分な距離(2m以上)が確保できるときはマスクを外す
② マスクをしているときは負荷の高い作業や運動は避ける
③ 喉が渇く前にこまめに水分補給(食事以外に1日1.2ℓを摂取)を、大量の汗をかいたときは塩分も補給を
④ 室内を冷房しているときも換気をする必要があり、エアコンの温度設定をこまめに調整する
⑤ 毎日30分程度の運動で、体が暑さに慣れる(暑熱順化)ようにする
【熱中症の症状と対処】
<重症度1>自分で対処が可能
★ 症状:めまいや立ちくらみがする/筋肉のこむら返りがある/汗が止まらない
★ 対処:水分・経口補水液(塩分)を補給/休憩をとる
<重症度2>自分では対処しにくくなる
★ 症状:頭がガンガンする/痛い/吐き気や嘔吐がある/体がだるい(倦怠感)
★ 対処:水分・経口補水液(塩分)を補給
<重症度3>周りの人の手助けが必要
★ 症状:意識がない/体がひきつる/呼びかけに対し返事がおかしい/真っすぐに歩けない
★ 対処:水や氷で首や脇の下、足の付け根などを冷やす/すぐに救急車を呼ぶ
「新しい生活様式」での熱中症対策としては、”こまめ”に”早め”がポイントですよ!
喉が渇く前に「こまめ」に水分補給を!
体の異変に「早め」に気付いて対応を!
▶金沢市は、妊婦が希望すれば、新型コロナウイルス感染の有無を調べるPCR検査を無料で実施することにしたそうで、無症状でも受けることが可能とのことですよ。
厚生労働省がこうした対応を都道府県などに求めているとのことで、市は検査体制や感染対策が整った産科医療機関から順次実施するとしているそうです。
対象は、市内に住民登録をしている原則妊娠36週以降の妊婦さんで、早産のリスクがある場合などは医師の判断で、前倒しで検査ができるとしています。
里帰り出産などで、県外の医療機関で検査を受けた場合、手続きをすれば検査料の払い戻しを受けることができるそうですよ。
▶金沢市打木町の若松工業は、中央小学校芳斉分校の授業・活動用品としてフェースシールド100枚を市教育委員会へ贈っています。
▶津幡町管工事協同組合は津幡町を通じて、町消防本部へ30万円を寄付しています。
ファイザーなど 開発中ワクチンで「抗体」量上昇を確認と発表
アメリカの製薬会社などが開発を進めている新型コロナウイルスのワクチンについて、ヒトでの臨床試験の結果、「抗体」の量が接種後に上昇することが確認されたなどとする初期段階の研究成果が発表されました。https://t.co/o97ulEp05W
— NHK生活・防災 (@nhk_seikatsu) August 13, 2020
注)本記事内のツイートに関しては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。皆さまの貴重な情報に感謝いたします…♪
数万本のひまわりで埋め尽くされた、山陽小野田市のシステム農場「花の海」の畑。パワー全開、夏真っ盛りという感じです(^^) pic.twitter.com/3msNb8I6Ul
— 片柳弘史 (@hiroshisj) August 7, 2020
注)アイキャッチ画像に関しましては、「片柳弘史」さんのツイート画像を使用させていただいております…♡
まとめ
昨年の石川県で熱中症により搬送された人は、4月29日から10月6日の間に678人いたそうです、そのうちの2人が亡くなっているんですね。
石川県の場合、人口10万人当たりの人数は58.84人で、全国平均56.11人よりわずかに多くなっています。
昨年の全国の搬送状況を週別にみると、一番多かったのは7月29日~8月4日で1万8615人、2番目が8月5日~11日で1万2970人、3番目に8月12日~18日で7515人だったんです。
熱中症あなどることなかれ、まだまだ注意が必要ですよ!
それでは、今回はここまでとさせていただきます!
最後までご覧いただき誠にありがとうございました!