こんにちは、sadachi. です!
新型コロナウイルス特別措置法に基づいて全都道府県に発令された緊急事態宣言が14日、正式に石川県や愛知県など39県で解除されましたね。
学校再開の期待など歓迎する親たちの中にも、一気に気が緩んで人が店に押しかけるなど、再び感染者が増えたら不安とする声も多く聞こえます。
解除された各県の知事も、感染者は減じて拡大に一定の歯止めをかけることはできたが、ここで気を緩めることはできないとして、解除後の生活様式が大事と強調しています。
そこで「緊急事態宣言解除後の生活様式や営業再開は?都道府県は21日判断!」と題しまして、政府の専門家会議が提言した新しい生活様式の確認や、営業再開、解除されていない都道府県についてまとめてみましたので、参考にしてくださいね。
それではさっそく、本題へいってみましょう!
Contents
新型コロナウイルス感染症専門家会議からの提言を踏まえて、厚生労働省は「新しい生活様式」をイメージしやすいように実践例で示しています。
新型コロナウイルス感染拡大対策として最も効果があるのは、一人ひとりが密閉、密集、密接の「三密」を徹底的に避けることだといいます。
新しい生活様式の実践例を確認していくときには、ぜひ「三密」をイメージしてみて行ってくださいね、その方が納得いくと思いますよ。
【一人ひとりの基本的感染対策】
▶感染対策のつの3つの基本は、①具体的な距離の確保、②マスクの着用、③手洗いです。
① 人との関係は、できるだけ2m(最低でも1m)空ける
① 遊びに行くなら屋内より屋外で遊ぶ
① 会話をするときは、可能な限り真正面を避ける
② 外出時や屋内にいるとき、会話をするときは、症状がなくてもマスクを着用
③ 家に帰ったらまず手や顔を洗う、できるだけすぐに着替える、シャワーを浴びる
③ 手洗いは30秒程度かけて水とせっけんで丁寧に洗う(手指消毒薬の使用も可)
※ 高齢者や持病のあるような重症化のリスクの高い人と会うときは、体調管理をより厳重にする。
▶移動に関する感染対策
・ 感染が流行している地域からの移動、感染が流行している地域への移動は控える
・ 帰省や旅行は控えめに、出張はやむを得ない場合に
・ 発症したときのために、誰とどこで会ったかメモをする
・ 地域の感染状況を把握、注意する
【日常生活を営む上での基本的生活様式】
・ まめに手洗い、手指消毒
・ せきエチケットの徹底
・ こまめに換気
・ 身体的距離の確保
・ 「三密(密集、密接、密閉)」の徹底回避
・ 毎朝体温測定、健康チェック
・ 発熱や風邪の症状がある場合は無理せず自宅で療養
【日常生活の各場面別の生活様式】
▶買い物
・ 急がない買い物は通販を利用
・ 1人または少人数ですいた時間に
・ 電子決済の利用
・ 計画を立てて素早く済ます
・ サンプルなどの展示品への接触は控えめに
・ レジに並ぶときは、前後のスペースを空ける
▶公共交通機関の利用
・ 会話は控えめに
・ 混んでいる時間帯は避けて
・ 徒歩や自転車利用も併用する
▶娯楽、スポーツなど
・ 公園はすいた時間や場所を選ぶ
・ 筋トレやヨガは自宅で動画を活用
・ ジョギングは少人数で
・ すれ違う時は距離を取るマナーを
・ 予約制を利用してゆったりと
・ 狭い部屋での長居は無用
・ 歌や応援は十分な距離を取るか
・ オンラインを利用
▶食事
・ 持ち帰りや出前、デリバリーも
・ 屋外空間で気持ちよく
・ 大皿は避けて料理は個々に
・ 対面ではなく横並びに座ろう
・ 料理に集中してお喋りは控えめに
・ お酌、グラスやおちょこの回し飲みは避ける
▶冠婚葬祭などの親族行事
・ 多人数の会食は避ける
・ 発熱や風邪の症状がある場合は参加しない
【働き方の新しいスタイル】
・ テレワークやローテーション勤務
・ 時差通勤でゆったりと
・ オフィスは広々と
・ 会議はオンライン
・ 名刺交換はオンライン
・ 対面での打ち合わせは換気とマスク着用
確かにとてもこまやかな具体策になっているので、一人ひとり実践して行けば、大きな効果が期待できると思いますね。
人がこの具体例を「もういいや」と無視すれば、再流行という穴が段々に広がり、とんでもないことになりかねないということを肝に命じましょうね、「三密」ですよ!
飲食店や小売店、その他商業施設や文化施設など、各都道府県でさまざまな休業自粛要請が出され、倒産も1万件を超えるのではとの予測もあるほどの緊急事態になっています。
ということで待ちに待った緊急事態宣言の解除なのですが、テレビから流れてくる映像では店舗が再開して嬉しいなど、徐々に再開が見えて来るでしょうね。
ではここで、特定警戒都道府県の中から解除は厳しいだろうと予測されていたのに、一転して解除になった石川県の営業再開の事例で見ていきましょう。
石川県は、措置法に基づいて106の施設に休業要請を出し、床面積1000㎡以下の施設に休業協力を依頼していました。
おそらく、休業要請解除する方針の中身では39県の中で一番厳しいと思いますよ。
14日の緊急事態宣言の解除を受けて、今日15日から休業要請解除になった施設から見ていきましょう!
今回解除される施設は博物館、美術館、図書館、科学館、記念館、水族館、動物園、植物園の8業種のみで、全面解除については来週前半にも判断したいとしているんですね。
休業協力に関しては全面解除になっているのと、居酒屋や飲食店に協力を求めていた時間短縮営業も解除しています。
それでは、休業協力を求めていた施設(床面積1000㎡以下)を見ていきましょう!
【大学・学習塾など】
大学、専修学校・各種学校、自動車教習所、学習塾、専門学校、高等専修学校、日本語学校・外国語学校、インターナショナルスクール、英会話教室、音楽教室、囲碁・将棋教室、生け花・茶道・書道・絵画教室、そろばん教室、バレエ教室、体操教室
【ホテルまたは旅館】宴会場など
【商業施設】
ペットショップ(ペットフード売り場を除く)、ペット美容室(トリミング)、宝石類や金銀の販売店、住宅展示場(戸建て、マンション)、古物商(質屋を除く)、金券ショップ、古本店、おもちゃ店、鉄道模型店、囲碁・将棋盤店、DVD/ビデオショップ・レンタル、アウトドア用品、スポーツグッズ店、ゴルフショップ、土産物店、旅行代理店(店舗)、アイドルグッズ専門店、ネイルサロン、まつ毛エクステンション、スーパー銭湯、サウナ、エステサロン、日焼けサロン、脱毛サロン、写真店・フォトスタジオ、美術品販売、展望室、岩盤浴
このようになっているのですが、拙速な解除再開よりは、より多くの補償で支援をする方が再流行を防げると思うのですが、いかがでしょうね。
安倍晋三首相は14日の記者会見で、緊急事態宣言を解除した39県でも、第二波を警戒して5月末までは、県をまたいでの往来に自粛を改めて求めています。
解除されていない北海道、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、大阪府、京都府、兵庫県の
8都道府県については、21日をめどに専門家の意見を聞いて解除の是非を判断するとしています。
その時点で可能と判断されれば、31日までとされている緊急事態宣言の解除を前倒しにする考えを表明しています。
8都道府県に関しては、直近1週間の累積報告数が10万人当たり0.5人以上になっていることから、引き続き特定警戒都道府県として重点的に感染拡大防止に向けた取り組みを続けていくとしています。
また引き続き、「最低7割、極力8割程度の接触機会の低減」を目指して、外出自粛の要請を行うとのことです。
職場への出勤に関しても、引き続き「出勤者数の7割削減」を目指しています。
やはり厳しいですね、21日をめどに行われる評価でどのような判断が示されるか、東京都の新規感染者が3月22日以来一桁になっていますから、可能性を信じたいですね。
注)本記事内のツイートに関しては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。皆さまの貴重な情報に感謝いたします…♪
注)アイキャッチ画像に関しましては、「NHKニュース」さんのツイート画像を使用させていただいております…♡
今回は「緊急事態宣言解除後の生活様式や営業再開は?都道府県は21日判断!」と題しまして、政府の専門家会議が提言した新しい生活様式の確認や、営業再開、解除されていない都道府県についてまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?
緊急事態宣言解除の地域では、新しい生活様式の定着を図り、特定警戒都道府県を含めて、相対的にリスクの高い都道府県への移動は避けるように求めています。
新しい生活様式、全部を見ちゃうとたくさんありすぎて、やらなくちゃあと思うと少し倦怠感も覚えるんですけど、基本ということですからね、頑張りましょう!
でも、完全に元の生活に戻ったときに、この新しい生活様式というのは見直されるのでしょうか、このあたりもハッキリしてくれると嬉しいんですけどね。
それでは、今回はここまでとさせていただきます!
最後までご覧いただき誠にありがとうございました!