甘利明の派閥は？娘や家族・先祖もプロフィール経歴に幹事長決まり！

こんにちは、sadachi. です！

人気の河野太郎さんより、手堅さが求められたのでしょうか、自民党は岸田文雄前政調会長を総裁に選出しました。

岸田総裁としてまずやらなければならないのが、党の執行部人事で総裁選から一夜明けた9月30日、人事調整で目まぐるしく動く岸田さんの姿があったそうです。

そして最初に内定したのが、執行部の要とも言われる自民党幹事長、この役職に元労働相や経済産相など数多の役を歴任したベテラン・甘利明さんでした。

自民党幹事長は、党則で「総裁を補佐し、党務を執行する」と位置づけられ、二階俊博さんに見られるごとく最も力を持つ役職と言っても過言ではないでしょう。

そこで「甘利明の派閥は？娘や家族・先祖もプロフィール経歴に幹事長決まり！」と題しまして、甘利明さんについてまとめてみましたので、参考にしてくださいね。

それではさっそく、いってみましょうか！

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甘利明さんの派閥は？

岸田文雄さんの人間性解剖シリーズ④何故私は岸田文雄さんが総裁になるべきだと考えているのか pic.twitter.com/V2hozWxfWo

— 甘利明 (@Akira_Amari) September 20, 2021

甘利明さんは、麻生太郎さん率いる自民党第2勢力である派閥「志公会」に所属しています。

ここから、志公会になるまでの流れをざっと記しておきますね。

現在の岸田派にあたる「宏池会」の会長が加藤紘一さんの時に、派内で対立関係にあった河野洋平さんが麻生さんら15人と共に宏池会を脱退して「大勇会」を立ち上げたんですね。

脱退したのが1998年12月のことで、1999年1月に旗揚げしています。

河野洋平さんの父親である河野一郎さんが創設した河野派（春秋会）とは別ものです。

2006年に麻生さんが弱小派閥である河野派から総裁選に出馬して次点となり、次期総裁の有力候補になったタイミングで河野洋平さんが、麻生さんに大勇会を譲りたいと会長就任を打診したそうです。

麻生さんは「今後の情勢を見極めて判断する」と答え、その後同年12月15日に大勇会を継承しながら麻生さんを会長とした新派閥「為公会」を立ち上げたんですね。

この時点で8年続いた大勇会は消滅、当時衆議院議長だった河野洋平さんを除く河野派全議員の11人と、無派閥の衆院議員であった鴻池祥肇さん、山口俊一さん、赤間二郎さん、鈴木馨祐さんがそれぞれ参加ししています。

2008年に総裁になった麻生さん、総裁派閥として順調に勢力を拡大し、紆余曲折があったものの2017に為公会は「志公会」と改めて発足して現在に至っています。

甘利明さんは、自民党では最初に中曽根派に所属し、その後山崎派の結成に参加したのを機に山崎派に所属しています。

2007年の自民党総裁選では、山崎派が福田康夫さんを支持したのに対し、甘利さんは劣勢を伝えられた麻生さんを支持しているんですね。

甘利さんは2008年の総裁選でも麻生さんの推薦人を務め、4候補の中でトップになった麻生さんの政権では規制改革や国務大臣に就任しています。

麻生さんのどこに魅せられたんでしょうね、このように麻生さんを支持した甘利さんでしたが、すぐに麻生派に入会したわけではないんですね。

甘利さんは、2012年の第46回衆議院議員総選挙で10選を果たしたのちに山崎派を退会、そのあとは無派閥を続けて、2017年の2月に為公会（麻生派）に入会したんですよ。

そして2021年9月、今回の自民党総裁選に出馬した岸田さんの選挙対策本部の顧問に就任、麻生派を束ねて岸田さんの勝利に貢献したというわけなんですね。

甘利明さんの娘や家族・先祖も

人徳は政界No.1の岸田さん｡胆力が備わり､闘うリーダーの目になって来ました｡翔べ！令和の劉備玄徳！#チーム岸田　 #岸田文雄 #自民党総裁選挙2021 pic.twitter.com/MYXYWiRDfP

— 甘利明 (@Akira_Amari) September 21, 2021

甘利明さんには、2人の娘さんがいらっしゃることが知られています。

甘利さんが衆議院議員選挙に出馬する前に父親でしょうね、「選挙に出るなら結婚しておいた方がいい」と言われて、現在の安錦子（あきこ）夫人と結婚したそうです。

お二人に男の子は授からなかったそうですが、娘さん2人が生まれたんですね。

長女の奈多子（なおこ）さんは、東邦大学医学部を卒業して東邦大医療センター大橋病院にお勤めのようです。

次女のお名前は朱（あや）さんといい、慶應義塾大学を卒業されて大学で産業連携の研究などをしている情報がありますが、どうでしょうか。

甘利さんが72歳ですから、年齢のほどは定かではないのですがお2人とも結婚されて、お子さまもいらっしゃるのではないかと想像します。

甘利さんにしてみれば、お孫さんですね。

同居か別居かもわかっていないのですが、甘利さんご夫婦のもとにたまにお孫さんを連れて里帰りをする家族ではないかと想像してみたのですが、いかがでしょうかね。

ちなみに、甘利さんの父親は甘利正さんと言って元衆議院議員、2012年にお亡くなりになったとのことですが、甘利さんは父親の地盤を引き継いでいるんですね。

母親の甘利千代子さんも2012年に、93歳でお亡くなりになっています。

「甘利」という苗字はあまり馴染みがないんですが、全国に4,400人ほどおられて、長野県や神奈川県に多いそうですよ。

甘利家の先祖はと見てみると、これが何とあの戦国武将の武田信玄公に行きつくといいますから驚きです。

武田信玄の親戚にあたる重臣No2の甘利虎泰（あまりとらやす）が、甘利さんの先祖だというんですね。

武田信玄は「風林火山」の旗印のもと、数百回に及ぶ戦でたった1回しか負けていない有名な武将で、その言や人となりは数々のサラリーマンの手引きにもなっています。

武田軍は200騎ほどの機動部隊である騎馬軍団が無敗を誇り、中でも甘利隊は戦場で「甘利隊前へ！」と声がかかっただけで、敵が退散するほど強かったとのことです。

甘利明さんは、そんな武将の子孫だったんですね。

甘利明さんのプロフィールや経歴

大臣室でも事務所でも現金受け取ることで有名な自民党の甘利明@Akira_Amariさんを
自民党の岸田文雄さんはなんと幹事長に！

しかも甘利さんってその調査結果を報告をすると言ったまま6年もその説明から逃げている人ですよ。#岸田文雄さんと甘利明さんに説明を求めます pic.twitter.com/c2uhGXdZ8w https://t.co/znnpzDrTHs

— 尾張おっぺけぺー😷自民公明、国会閉じて6月から夏休み😷 (@toubennbenn) September 30, 2021

それではここで、甘利明さんのプロフィールや経歴を確認しておきましょうね！

【甘利明さんのプロフィール】

名　前　：　甘利明（あまりあきら）
生年月日：　1949年8月27日
年　齢　：　72歳
出　身　：　神奈川県厚木市
居住地　：　神奈川県大和市
血液型　：　A型
趣　味　：　美術品鑑賞、映画鑑賞、カラオケ
特　技　：　ズボンのアイロンかけ、骨董品鑑定、運動（腕立伏せなど）
高　校　：　神奈川県立厚木高等学校
大　学　：　慶應義塾大学法学部政治学科
所　属　：　自由民主党（麻生派）
当選回数：　12回
職　業　：　政治家
賞　罰　：　ガバァリエーレ・ディ・グラン・クローチェ勲章（イタリア共和国より）
アカウント①「ホームページ」
アカウント②「Instagram」
アカウント③「Facebook」
アカウント④「Twitter」
アカウント⑤「ブログ」

甘利明さんは、1972年3月に慶應義塾大学法学部政治学科を卒業すると、4月にはソニー株式会社入社して会社員として務めています。

その後、父親である甘利正さんを見て政治家を目指したと思われます、1974年にソニーを退社して衆議院議員の父親の秘書になっているんですね。

父親の引退を受け、1983年の第37回衆議院議員総選挙に地盤を引き継ぐ形で、新自由クラブ公認となり初当選を果たします。

甘利さんは、衆議院議員初当選以来連続12期の当選を果たし、現在に至っています。

1986年1月に新自由クラブの遊説委員長に就任するんですが、このあと新自由クラブは解党となり、甘利さんは他の多くの議員と共に自由民主党に入党しています。

それではここから、甘利さんの公式サイトを参考に足跡を時系列で辿っていきますね。

1989年06月　通商産業政務次官【宇野内閣】
1989年08月　通商産業政務次官【海部内閣】
1993年07月　自由民主党商工部会長
1995年09月　衆議院商工常任委員長
1997年09月　衆議院財政構造改革特別委員会理事
1998年07月　労働大臣兼国務大臣【小渕内閣】
2000年07月　自由民主党財務委員長
2001年05月　自由民主党筆頭副幹事長
2004年09月　衆議院予算委員長
2006年09月　経済産業大臣【安倍内閣】
2007年08月　経済産業大臣【安倍改造内閣】
2007年09月　経済産業大臣【福田内閣】
2008年09月　内閣府特命担当大臣兼国務大臣【麻生内閣】
2010年09月　自由民主党政治倫理審査会長
2011年10月　自由民主党広報本部長
2011年11月　自由民主党経済･財政･金融政策調査会長
2012年09月　自由民主党政務調査会長
2012年12月　内閣府特命担当大臣兼国務大臣【安倍内閣】
2013年04月　TPP（環太平洋パートナーシップ協定）政府対策本部長
2014年09月　内閣府特命担当大臣兼国務大臣【第2次安倍改造内閣】
2014年12月　内閣府特命担当大臣兼国務大臣【第3次安倍内閣】
2015年10月　内閣府特命担当大臣兼国務大臣【第3次安倍改造内閣】
2016年08月　自由民主党総務会総務
2016年10月　自由民主党税制調査会副会長
2017年11月　自由民主党行政改革推進本部長
2018年10月　自由民主党選挙対策委員長【第4次安倍改造内閣】
2019年09月　自由民主党税制調査会長【第4次安倍第2次改造内閣】

甘利明さん幹事長に決まり！

甘利明氏(麻生派)幹事長起用で最終調整と産経。安倍・麻生氏と3Aと呼ばれ岸田陣営の選対本部顧問を務めた勝利の立役者。二階俊博、林幹雄、森山裕の“3悪人”排除ができるか見物の人事。最終段階で勝ち馬に乗ろうとした二階派重用なら国民の支持は離れる。その防波堤が甘利氏。 https://t.co/104hKVgiwI

— 門田隆将 (@KadotaRyusho) September 30, 2021

甘利さんは、今回の自民党総裁選では自派の河野さんが立候補したにもかかわらず、岸田さんを支持する方針をいち早く打ち出しています。

その甲斐あってでしょうか、72歳にして自民党幹事長に就任することになったんですね。

岸田さんは甘利さんを政権の要となる幹事長に据えることにあたって、理由を「重しになる人が必要だ」と周囲に語ったといいます。

自由民主党幹事長、総務会長、政調会長、選挙対策委員長の四役のうち、最も力を持つのは幹事長だといいます。

党則で「総裁を補佐し、党務を執行する」と位置づけられ、党のカネの使い道や人事を実質的に決め、選挙の公認にも実権を持っています。

「党の隅々まで口を出せる権限」があるため、在任中に「子分」を増やすことも十分可能だというんですね。

二階幹事長は現在82歳、甘利さんも幹事長になったのが72歳だとすると、10年は続けられることになります。

さて、甘利明さんの幹事長、どうなりますことやら、見ものだと思いますね。

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— 日テレ政治部 (@ntvseijibu) September 30, 2021