こんにちは、sadachi. です!
今夜の『プロフェッショナル 仕事の流儀』は、「限りない探究心が、謎を解く~文化財復元・馬場良治~」とのお題で、文化財復元の第一人者である馬場良治さんが登場します。
馬場さんご自身、日本画家でありながら東京藝大の大学院では、美術研究科保存修復技術を専攻して、重要文化財復元の世界で活躍されている方なんですね。
今夜の番組では、そんな馬場さんに1年間も密着して取材を重ね、かけがえのない伝統文化を人知れず支えているプロフェッショナルに迫っているんですね。
そこで「馬場良治は人間国宝?アトリエや美術館・個展も!プロフィールに経歴」と題しまして、馬場良治さんについてまとめてみましたので、参考にしてくださいね。
それではさっそく、いってみましょうか!
Contents
馬場良治さんは人間国宝?
【#プロフェッショナル 仕事の流儀】
▽8日(火) 午後10:30〔総合〕#平等院鳳凰堂 や #三千院 などを手がけ、国の「選定保存技術保持者」にも認定。数々の国宝などの #文化財 を #復元 してきた第一人者 #馬場良治 さんに1年密着✨https://t.co/nUfUJzJjMB
— NHK大阪放送局 (@nhk_osaka_JOBK) December 7, 2020
馬場良治さんは人間国宝ですか?
いいえ、違います! 将来的には確実に人間国宝になられる方と思いますが、現在はまだ人間国宝ではありません。
人間国宝と言われるのは、京都市伏見区にある国宝の醍醐寺の五重塔の天井部の修復や、仙台市の国宝の大崎八幡宮修復なんかをしているからではないでしょうか。
いまの馬場さんは、文化財の保存のために欠くことのできない伝統的な技術である「選定保存技術」の技能者、それも一級の第一人者と言ってもいいでしょうね。
馬場さんは2017年に紺綬褒章が授与されています。
紺綬褒章は「公益のために私財を寄附し功績顕著なる者」に授与されるそうですが、山口大学200周年を記念して、絵画「奥入瀬雪景…」を寄贈した功績によるそうですよ。
そのほか、2018年に中国文化賞、2019年に文化庁長官表彰を受けているんですね。
馬場良治さんのアトリエや美術館・個展も!
22:30~
平等院鳳凰堂や三千院などを手がけ、国の「選定保存技術保持者」にも認定されている馬場良治。卓越した技と知識、科学技術も駆使し、当時の材料や技法まで忠実に再現。人知れず支える現場に1年密着。「限りない探究心が、謎を解く〜文化財復元・馬場良治〜」 https://t.co/pFvltXTTgL #NHK
— 仮名🌛源氏物語夢探訪 (@CrescentTrip) December 7, 2020
馬場さんは東京も活動の拠点とされているのですが、基本的にお住まいはご出身の山口県に置いているんですね、そしてアトリエも所有されているんですよ。
アトリエ「地神舎」
★ 所在地:〒759-0121 宇部市大字棚井地神84
★ 電 話:0836-44-3996
※ 駐車場は、浄名寺駐車場もご利用くださいとのことですよ。
馬場さんの美術館なんですが、「馬場良治美術館」といったようなものはまだないです。
その代りじゃないんですが、この11月28日にイベントが開催された集古館(馬場良治文化財修復技術研究所=2016年に設立)があるんですね。
「集古館」
★ 所在地:〒759-0207 山口県宇部市大字際波237
★ 電 話:0836-34-2050、FAX 0836-29-3303
★ 駐車場:5台収容 無料(予約不要)
この2館が馬場さんの作品の基本的な発表の場所と言っていいでしょうね、大概の個展はここで開催されているようなんですね。
でも一番最近の個展は、この2館と違ったようです。
『馬場良治展 ~雪舟生誕600年~ 月・雪・風ー心に』が、この9月に山口市のクリエイティブ・スペース赤れんがホールI・IIで開催されていましたね。
馬場良治さんのプロフィールや経歴は?
来週は #平等院 や #三千院 なども手がけた #文化財復元 のプロ!
失われた当時の姿に迫るプロセスは“謎解き”のようでワクワクします。
12/8(火)夜10:30~▼オープニング映像を先行公開!▼
YouTube→https://t.co/9rCWMMDZSI
どーがレージ→https://t.co/s0ao0QdHMZ#NHK #プロフェッショナル— プロフェッショナル仕事の流儀 (@nhk_proff) December 4, 2020
それではここで、馬場良治さんのプロフィールや経歴を確認しておきましょうね。
【馬場良治さんのプロフィール】
名 前 : 馬場 良治(ばば りょうじ)
生年月日: 1949年6月13日(71歳)
出 身 : 山口県宇部市
高 校 : 宇部鴻城高等学校
大 学 : 東京藝術大学美術学部日本画家
大学Ⅱ : 東京藝術大学大学院美術研究科保存修復技術専攻
所 属 : 山口大学客員教授
職 業 : 日本画家、重要文化財復元
馬場さんは1983年大学院修了後に、醍醐寺五重塔や中尊寺金色堂、唐招提寺、厳島神社など日本が誇る歴史的建造物を修復した山崎昭二郎さんに指導を受けています。
1984年に文化庁からの依頼を受けて、本格的に修復や復元といった活動を開始するのですが、報酬が低いため副業としてワコールなどのデザインなんかを手がけたそうですよ。
2003年〜2010年にかけて、歓喜院聖天堂の修理専門委員会委員となり、彩色担当になっているんですね。
以降は、国宝や重要文化財の色彩調査と修復に取り組んでいるんですよ。
【主な修復・復元】
★ 国宝・醍醐寺 五重塔の天井部など、装飾の修復(京都市伏見区)
★ 国宝・大崎八幡宮 梁に描かれた竜の装飾画を修復(仙台市青葉区)
★ 国宝・阿弥陀三尊坐座像収蔵の往生極楽院「舟底型天井画」を再現
※ 三千院(京都市左京区)
今夜放送の『プロフェッショナル 仕事の流儀』は、平等院鳳凰堂など数々の国宝を手がけてきた文化財復元の第一人者・馬場良治さんに1年密着したといいます。
馬場さんは卓越した技と知識、さらに最先端の科学技術も駆使し、いにしえの姿、日本人の心を鮮やかによみがえらせているんですね。
国の「選定保存技術保持者」にも認定されている馬場さんは、約400年前に描かれた「狩野派」のふすま絵の復元もされたそうですよ。
番組では、1年にもわたっての密着だといいますから、相当なボリュームになっているんじゃないですかね。
そこで何を見せてくれるのか、今夜もプロフェッショナルから目を離せませんよ!
★ NHK総合『プロフェッショナル 仕事の流儀』12月8日(火)22時30分~23時15分
やまぐち夢回廊のイベントにも参加されてて、ウィキが出来る程の方なのか
各界アーティストから直接学ぶ!アーティスト×自分プログラム ~日本画家・馬場良治さん~ https://t.co/tOrvmZHErc
— うるちまい (@japonikamai) December 7, 2020
注)本記事内のツイートに関しては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。皆さまの貴重な情報に感謝いたします…♪
平等院鳳凰堂は修学旅行ぶりでした pic.twitter.com/YDOATuccIM
— Setsuko🕊 (@un_sept) December 2, 2020
注)アイキャッチ画像に関しましては、「Setsuko🕊」さんのツイート画像を使用させていただいております…♡
まとめ
今回は「馬場良治は人間国宝?アトリエや美術館・個展も!プロフィールに経歴」と題しまして、馬場良治さんについてまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?
傷んだものの修復とか、消えた箇所の復元や再現など緻密で骨の折れる仕事ですよね。
おまけに報酬はそんなに多くはないとの情報もあり、馬場さんの日本文化の貢献には頭が下がります。
東京藝大の大学院に美術研究科保存修復技術課があるなんて知りませんでしたが、毎年どのくらいの修了生が出ているんでしょね。
日本の文化が途絶えることなく受け継がれていくように、また馬場良治さんなんかの活動がスムーズにいくように願わずにはいられませんね。
それでは、今回はここまでとさせていただきます!
最後までご覧いただき誠にありがとうございました!