こんにちは、sadachi. です!
韓国で次期大統領候補として支持率トップを走る李洛淵(イ・ナギョン)前首相は、8月29日に行われる与党「共に民主党」の代表選への出馬を正式に表明しました。
知日派として知られる李氏は、次期大統領の最有力候補とみられていますが、党内基盤の弱さが弱点と指摘されています。
今回はの代表選への出馬は、2022年3月の大統領選を見据え、党内での求心力を高める狙いがありそうだと、衆目の一致するところです。
隣国韓国の大統領といえば、日本の政治・経済・社会に大きな影響を及ぼすことは必至といえます。
そこで「李洛淵は親日か反日?共に民主党代表選出馬!大統領意識せず国難克服」と題しまして、李洛淵氏がどういった人なのかまとめてみましたので、参考にしてくださいね。
それではさっそく、本題へいってみましょう!
Contents
李洛淵氏を知日派と紹介しましたが、知日派と親日派は明確に違います。
結論から先にしますと李氏は、知日派ではあるが反日派であるということです。
それではここで李洛淵氏が、反日派である根拠を探ってみることにしましょう!
李氏は新聞記者時代の1989年~93年にかけて東京特派員のキャリアがあります。
また国会議員になり、2004年に韓日議員連盟で社会文化分科会委員長、2010年に副会長、2012年には首席副会長のポストに就いています。
これらによって李氏は確かに他の政治家に比べて、日本の政治家にコネがあり、日本のメディアとパイプがあることから「日本通」であることは確かです。
従って、知日派としては、日本からも韓国からも同じ見方をされています。
先の特派員時代に日韓の政治懸案として浮上した「従軍慰安婦問題」がクローズアップされて、東京発の記事は日本に対する批判記事が多かったそうです。
李氏は党内で文在寅(ムン・ジェイン)大統領と距離のある非主流派ではありますが、元慰安婦や元徴用工の問題、さらには領土問題などでは他の韓国の政治家と変わりはないです。
最近のレーダー照射問題、ホワイト国除外問題、GSOMIA破棄の問題、旭日旗問題、日本海の東海併記問題、どれひとつとっても基本的なスタンス、認識は文大統領と同じといっていいでしょう。
でなければ文大統領の下、首相は務まらないからです。
日本の識者の中にも、「李氏は日本大好き人間だそうですね。ならば大統領になっても悪いようにはならないでしょう」という人がいるそうです。
それは大いなる誤解で、李氏は首相時代に「徴用工判決」に関する韓国の取りまとめの責任者だったようですが、
「日本は批判を自制すべきだ」
「日本の対応は賢明ではない」
「日本は謙虚であるべきだ」
と、上から目線の対日批判ばかりしていたのを覚えているでしょうか。
李氏は「反日派」であるばかりか、ますます反日本の腕前を磨き高め、牙を研いでいると言えます。
新型コロナウイルス禍のさ中に行われた韓国国会議員総選挙で、与党「共に民主党」が全300議席のうち5分の3にあたる180議席を獲得し、圧勝しています。
日本に反発する700にもおよぶ市民・社会団体からなる全国組織「安倍糾弾市民行動」が、親日派として知られる議員8人を投票前に「落選させるべき候補」として公表、全員が最大与党「未来統合党」の候補者でした。
実際の当落は、落選が6人当選が2人という結果で、落選の中には次期大統領候補の一騎打ちと注目を集めた黄教安(ファン・ギョアン)党首が与党の李前首相に大差で敗れています。
黄氏を大差で破った李氏は、勇躍「共に民主党」の代表選に出馬したというわけです。
7日の会見では、「金大中(キム・デジュン)、廬武鉉(ノ・ムヒョン)、文在寅大統領をはじめ数多くの指導者を輩出して、民主主義を発展させた歴史を尊重し、党を革新していく」と述べています。
敢えて3人の名を列挙することで、韓国政治に根深い「地域主義」を超えた党内融和を訴える狙いがあるといいます。
共に民主党には、文大統領の盟友であった故廬武鉉元大統領の主流派と故金大中元大統領の非主流派があるそうです。
主流派「親文勢力」は、李氏と別の候補を立てたい意向はあるのですが、家族のスキャンダルで失脚したチョグク前法相ら文氏の側近の問題が噴出し、候補擁立は難航しているといいます。
同じ主流派で盧氏に近い金富謙(キム・ブギョム)前議員が、代表選に出馬する意向を示しています。
金氏は「私は代表任期2年を完走する」と主張、大統領選で短期で代表辞任すると思われる李氏をけん制しているといいます。
日本の場合、自由民主党が第一党で政権を担っていますが、その代表に選ばれた自民党総裁が日本の総理大臣になるのが通例となっています。
韓国の場合は、大統領が所属する第一党の代表が大統領ではないということが分かると思います。
2022年3月に大統領選挙があるとお伝えしましたが、6月2日に行われた最新の世論調査で、李氏は34.3%%で12か月連続1位を記録しています。
2位は「共に民主党」所属の李在明(イ・ジェミョン)京畿道知事で14.2%、3位は最大野党「未来統合党」の黄教安前代表は6.8%だったようです。
そのほか洪準杓(ホン・ジュンピョ)氏で6.4%、安哲秀(アン・チョルス)氏が4.9%、呉世勲(オ・セフン)氏が4.7%と続いているようです。
李氏は9日までの聯合ニュースのインタビューで、「党代表になれば政権の獲得は頭から消し、(新型コロナウイルスの影響による)国難の克服だけに集中する」と強調しています。
次期大統領選の有力候補とされていることに関しては、首相時代に災害や感染症に安定的に対処したことが期待感を生んだのではないかとして、「謙虚に臨みたい」と述べています。
党代表として取り組むべき優先課題は「経済、社会関連立法が急がれ、同時に推進しなければならない」と強調、主流派「親文勢力」の支持取り付けは「特に意識しない」と述べたそうです。
そうはいっても見据えているのは次期大統領でしょうね。
多分、代表選も危なげなく勝利すると思いますので、大統領選に向けて代表を辞任する時の弁を聞いてみたいと思います。
それにしても韓国では信じられないことが起こっているんです。
次期韓国大統領の有力候補の1人と目されていた現役のソウル市長・朴元淳(パク・ウォンスン)氏、大統領選への挑戦の熱意を見せていたのですが、市北部の山中で遺体で発見されています。
セクハラ事件に関連していたとの疑惑が浮上する中、9日から行方不明になっていたとのことです。
朴氏は、慰安婦問題などに取り組む人権は弁護士出身で、2011年の市長選で初当選し現在三期目、新型コロナウイルス防疫の指揮に当たっていたといいます。
どちらにしても、次期大統領候補としては李洛淵氏の敵ではなかったということですか。
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今回は「李洛淵は親日か反日?共に民主党代表選出馬!大統領意識せず国難克服」と題しまして、李洛淵氏がどういった人なのかまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?
やはりお隣の韓国といえば気になりますよね、特に大統領の場合は影響が大きいですから、誰がなるかによって日本の対応も大きく変わりますもんね。
どうも、今のところ断トツともいえるトップを走っている李洛淵氏は、反日らしいんですけど、日本のこともよく知っていそうですから、外交的には入り込めるチャンスがありそうカモですね。
それにしても、韓国の人たちのほとんどは日本が嫌いと見えるんですけど、どうなんでしょう、仲良くするためには好きになることが基本と思うんですけど、難しいですか。。。
それでは、今回はここまでとさせていただきます!
最後までご覧いただき誠にありがとうございました!