こんにちは、sadachi. です!
アジアで初めてバリスタの世界チャンピオンになった井崎英典さん、高校中退の落ちこぼれが世界一になるまでの軌跡を放送したNHKの『逆転人生』が、視聴者の要望により明日16日再放送されます。
現在はコンサルタントとして世界中を駆け巡り、新生ラテの監修やチーズケーキのプロデュースなどコーヒーを通して、順風満帆の活躍を見せています。
今やコーヒー界のレジェンドと言ってもいい井崎さんの逆転人生を、再放送の前にもう一度確認しておきましょうね!
そこで今回「井崎英典は高校中退から逆転人生!バリスタ世界一で年収は?お店も」と題しまして、井崎英典さんのコーヒーとの関わりをまとめてみましたので、参考にしていただければ嬉しいです。
それではさっそく、本題へいってみましょう!
Contents
井崎さんが中学時代に始めたバドミントンでは、めきめきと腕を上げ福岡県大会でも上位の成績で、バドミントンの強豪の高校へスポーツ特待生として進学しています。
井崎さんの両親は福岡で、「ハニー珈琲」という喫茶店のかたわら、コーヒー豆などの販売も営んでいたそうですよ。
珈琲豆は海外から調達するなど、こだわりを持って自家焙煎していたそうですが、理解されずに店は赤字が続いていたそうです。
特待生として進学した高校だったんですが、井崎さんは喧嘩などで警察の世話になり、高校1年のときに中退しているんです。
就職も決まらずブラブラしていたときに、手を差し伸べたのが父親だったんですね。
「やる気があるならバリスタをやってみるか?」
【バリスタとは】
バリスタ(barista)は、日本では「カフェなどでコーヒーをいれるプロ」という認識が一般的ですが、もともとはイタリア語で「バール(bar)でサービスをする人」という意味です。バールのカウンターに立ち、客からの注文を受けてエスプレッソをはじめとするコーヒーをいれる職業、およびその職業についている人そのものをいうんですね。
バーのバーテンダーがもっぱら酒類を扱うのに対し、バールで働くバリスタはノン・アルコールの飲料、とりわけコーヒーに関する知識と技術を持っている人なんですね。
井崎さんは、両親が苦労しているコーヒー店を見てきていますから、その仕事をするのは否定的だったといいます。
しかしバリスタという響きが気に入って、店で修業することになるんですね。店での仕事をこなしながら通信制の高校で勉強をしています。
コーヒーにこだわりの父親の仕込みがよかったのか、17歳でジャパンバリスタチャンピオンシップ(JBC)に出場して、160人中24位の成績を残しているんですね、史上最年少だったそうですよ。
これで目覚めたといいますか、優勝者は世界大会に出場できると知り、ワールドバリスタチャンピオンシップで優勝し、バリスタマガジンの表紙を飾る事を目標にしたんですね。
世界一を目指すといっても、父親の店では限界があると感じた井崎さんは、2009年に法政大学国際文化学部国際文化学科に入学と同時に、長野県の丸山珈琲に入社しています。
父親の紹介だったそうですが、この会社はバリスタ日本代表を何人も輩出している名店だった
んですね。
平日は大学の講義とアルバイトをして、週末や長期休暇に長野県小諸市の店舗まで都内から通勤しているんです。
この店のオーナー丸山健太郎さんは、世界を股にかけるバイヤーだったんです。
日本から世界チャンピオンを出したいとの悲願を持っていた丸山社長から、井崎さんは風味の表現方法であるカッピング(テイスティング・評価)を徹底的に仕込まれるんですね。
コーヒーの風味は100種類あり、試作と試飲を繰り返し続けて3年半、2012年にJBCに初優勝して、2013年のワールドバリスタチャンピオンシップ(WBC)に初出場を果たします。
WBCでは、自分のコーヒーとはいえないと納得できず13位で、12位までの決勝に進むことができずに予選で敗退、大会チャンピオンのピート・リカータさんの「私が代表している」という言葉が突き刺さったといいます。
この年法政大学を卒業していた井崎さんは、自分のコーヒーを求めて旅に出たんですね。
井崎さんは、コスタリカの標高2000mの山岳地帯でコーヒーを生産している、エンリケさんを訪ねます。
エンリケさんは、当初生産していたコーヒーを農協で買いたたかれ、その状況を打ち破ろうと小型清算処理機械を自分で購入し、直販することにした人なんですね。
井崎さんは、エンリケさんからそういったことも含めていろんな話を聞いて、一緒にコーヒーをつくることに決め、ここで修業することにしたんです。
井崎さんは、コーヒーの実を水で洗いながら、こすり合わせて果肉を取り出し、タネを天日干しにすることによって、生豆を作っているんですね。
試行錯誤を繰り返し、さまざまな実を作ってようやく、井崎さんは理想のコーヒー豆にたどり着きます。
それを基に日本に帰国して、世界大会に向けて練習を繰り返し、技術を磨き上げたんです。
丸山社長も機会のサポートなど、見守ってくれたそうですよ。
2013年のJBCに2連覇を果たし、再び世界挑戦を手に入れます。
そして2014年、イタリアの港町で開かれたワールドバリスタチャンピオンシップ(WBC)に出場したんですね。
コスタリカからエンリケさんも駆けつけて応援してくれたといいます。
最終的に井崎さんは、6人で争われる決勝に進み、見事優勝して、アジア初、日本人初のWBC世界チャンピオンになったんです。
優勝後の記念写真には、自分を育ててくれた丸山社長と父親の姿もあったそうですよ。
こうして、高校を中退して落ちこぼれた井崎さん、父親から誘われて一念発起、世界一になってバリスタの表紙を飾りたいとした”夢”を実現した瞬間なんですね。
その4か月後には、再びエンリケさんの農場を訪れ、農場に「絆農園」という名前を付けたそうですよ。
世界チャンピオンになったことで、井崎さんは3千店舗を展開する中国のコーヒーチェーンですべての飲料のプロデュースをしています。
お茶文化が根付いている中国で、コーヒーを浸透させるための試行錯誤を続けているというわけですね。
2015年には、コーチとして就任したオーストラリア代表のササ・セスティックを、WBCの優勝に導いています。
2016年1月に株式会社丸山珈琲を退職して、2月にはコーヒーに関する教育や製品開発、コンサルティングなどを行う「SAMURAI COFFEE EXPERIENCE」を設立しているんですね。
その後井崎さんは、2019年に株式会社QAHWA(カフア)という会社を立ち上げたり、さまざまな活動を行いながら、現在に至っています。
因みに、福岡にある父親のお店「ハニー珈琲」は、スペシャルコーヒーを出す老舗店として、12店舗を構えるまでになっているそうですよ。
ー感動再び!ーバリスタ世界王者が教える、自宅で最高コーヒー!
★ NHK『逆転人生』 6月15日(月) 夜 10時~10時45分
スターバックスのバリスタの年収は、経験にもよるでしょうけど400万~500万円と言われています。
またコンサルタントの場合は、外資系で見てみると初任給で500万円以上、20代で年収1000万円というのもざらにいるそうです。
さらに上位級の役職ともなると、年収数千万円にも及ぶそうですよ。
井崎さんの場合は、通常のバリスタではなく世界チャンピオンですから、バリスタだけで1000万円は下らないと思います。
加えてコンサルタントの収入やコーチの報酬、イベント、会社からの報酬などを合わせると少なくても見積もっても年収2~3000万円くらいにはなっていると思いますよ。
井崎さんは、コーヒー専門のコンサルティングなんですね。
バリスタの指導であるとか、エスプレッソマシンの開発、食品メーカーとのコラボなど仕事は多岐に渡っているのですが、敢えて自身のコーヒー店を持たずに活動しているんですね。
ですから、井崎さんのコーヒーを飲みたいと思ったら、父親である井崎克英さんが経営されている「ハニー珈琲」がおすすめになります。ただし福岡中心ですが…!
【ハニー珈琲店舗】
★ ハニー珈琲本店および焙煎工場、配送センター
※ 福岡市博多区那珂 6-1-37
★ ハニー珈琲 西新店
※ 福岡市早良区西新 4-1-1
★ リトルハニー(ハニー珈琲 博多駅前店)
※ 福岡市博多区博多駅前 2-2- 福岡センタービルB2F
★ ハニー珈琲 天神 VIORO店
※ 福岡市中央区天神 2丁目10-3 天神VIORO地下2F
★ ハニー珈琲 高宮店
※ 福岡市南区野間 1丁目1-1 ラクレイス高宮1F
★ ハニー珈琲 アイランドシティ店
※ 福岡市東区香椎照葉 3-4-5 I.C.メディカルビル5階
★ ハニー珈琲 福岡三越店
※ 福岡市中央区天神 2-1-1 福岡三越地下1階
★ ハニー珈琲 九州大学伊都キャンパス店
※ 福岡市西区元岡 744
★ ハニー珈琲 小倉店
※ 福岡県北九州市小倉北区京町 3-7-1
★ ハニー珈琲 アミュプラザおおいた店
※ 大分市要町 1-14
★ リトルハニー 大名店(のれん分け店)
※ 福岡市中央区大名 1-3-5 ARKCUBE101
★ リトルハニー 室見駅前店(のれん分け店)
※ 福岡市早良区室見 5丁目1-27
ハニー珈琲オンラインショップは「こちら」
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今回「井崎英典は高校中退から逆転人生!バリスタ世界一で年収は?お店も」と題しまして、井崎英典さんのコーヒーとの関わりをまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?
高校に入って順調かと思われた井崎英典さん、バドミントン特待生ですからわだかまりはないと思うんですけど、警察沙汰って何があったんでしょうね。
中退してしてくさっているときに声をかけたお父さん、さすがでしたね、この時点で息子の英典さんの素質は分からなかったと思いますが、GoodJobでしょ!
お父さんの経営している「ハニー珈琲」のスペシャルコーヒー、井崎英典さんが監修しているとは、どこにもないのですが、信じて飲んでみるのもアリでしょうね。
それでは、今回はここまでとさせていただきます!
最後までご覧いただき誠にありがとうございました!