こんにちは、貞千です!
ハンガリーのセゲドで開かれていたカヌー・スプリント世界選手権最終日、男子カヤックフォア500mの順位決定戦でアジア最速となる3着に入り全体の12位で、見事東京五輪の出場枠を獲得しました。
4人のうちの1人はわれらが石川出身の松下桃太郎選手です。2020年東京五輪で石川県勢初の五輪切符を手にしたことになります。
石川県勢では誰が五輪に出場するのか、ヤキモキしていましたが松下さんでしたね。松下さんは、2012年のロンドン大会に次いで2度目の出場になります。
そこで今回は「松下桃太郎の中学高校や出身地と経歴・妻と子供は?筋肉は自衛隊仕込み?」と題しまして、松下桃太郎さんのことをまとめてみましたので、参考にしていただけたら嬉しいです!
それではさっそく、本題へいってみましょう!
Contents
松下桃太郎の中学高校や出身地と経歴・妻と子供は?
今回の順位戦、最初で遅れたのでダメかなと思いましたけど、それからが良かったですね。息がぴったり合うとパドルの回転もピッタリ同じ、ぐんぐん加速してゴールイン、船首がフィニッシュラインに到達したのは3番目、第3位になったのです。
東京五輪の予選を兼ねた今大会では、アジア最上位に出場枠を与えるとしており、男子カヤックフォア500mはアジア最上位となりクリアしましたが、女子カヤックフォア500mの日本(大村、多田羅、原、小野)は、順位決定戦で14位となってアジア最上位を逃したため、五輪出場枠を獲得できなかったのは残念です。
公益社団法人日本カヌー連盟 (JCF) によると、五輪代表選考基準で出場枠を獲得した選手を日本代表にすると定めているため、4人の代表が確定したことになります。
そのほかに山梨県出身の藤嶋大規選手(31)、松下選手と共にペア200mで2012年ロンドン五輪10位、2014年のアジア大会で金メダルを獲得しています。
(山梨・富士河口湖高、立命大、自衛隊、178㎝、83㎏)
岩手県出身・水本圭治選手(31)、2010年の広州アジア大会ペア200mで金メダルを獲得しています。
(岩手・不来方高、大正大、チョーブロ、176㎝、82㎏)
もうひとりは福島県出身の宮田悠佑選手(28)、2018年の世界選手権ペア500mで13位になっています。
(福島・安達高、鹿屋体大、和歌山県教育センター学びの丘、176㎝、82㎏)
とご紹介したところで、松下桃太郎さんのプロフィールもご紹介しますね。
名 前 :松下 桃太郎(まつした ももたろう)
生年月日:1988年3月3日(31歳)
出 身 :小松市
身 長 :168㎝
体 重 :80㎏
小学校 :(小松市立蓮代寺小学校)
中学校 :小松市立松東中学校
高 校 :石川県立小松商業高等学校
専門学校:日本ベースボール・セキュリティ専門学校
所 属 :自衛隊体育学校第二教育課
近くに木場潟があり、松下さんは小学3年生のときからカヌーを始めたといいますが、小学校の情報はありませんでした。なので、松東中学校に一番近い小学校を載せています。候補としては、木場潟を囲むように小松私立矢田野小学校や小松私立符津小学校、小松私立串小学校、小松私立今江小学校、小松私立向本折小学校などがあります。
お父さんがカヌーをしていたとのことで、小学3年生の頃から川や池に連れて行ってもらい一緒に乗るようになったそうです。それでも、ほかの遊びもしたかったとのことで、イヤイヤなついて行くような面もあったようですね。
中学生になる頃から、いろいろな大会に出るようになり、また海外遠征も経験し、競技を通してだんだん面白くなっていったといいます。
外国へ行くことが楽しかったので、国際大会に出てもプレッシャーを感じることなく戦えたといいます。高校1年生の時に地元の石川県で世界ジュニアの大会が開催されたのですが、この時は地元代表ということで自分自身にプレッシャーをかけて頑張ったといいます。
その後、全国高校選手権200mシングル優勝をはじめ、国内外の大会で次々に上位入賞を果たしています。
カヌー競技に理解のある民間会社に就職し、2006年の日本選手権大会では3種目制覇を達成、2008年の北京オリンピックを目指すことになります。出場権をかけた選考レースを戦っていくわけですが、最終的には僅差で北京五輪に出場することはできませんでした。
この時のショックが大きく、1年近くもパドルを握らなかったといいます。
その時、ナショナルチームのコーチが、チームの海外合宿に来ないかと声をかけてくれたといいます。会社を休んで参加したのですが、ブランクは大きく最初は女子選手について行くのがやっとのことだったといいます。
しかしそこで、カヌーに乗りたいという気持ちが再燃し、これまでお世話になった会社を辞めカヌー一筋の生活に入ることを決めたのです。会社の社長は「頑張れ!」と送り出してくれたそうです。
必死の練習のおかげでしょうか、以前にもましてパワーを身につけた松下さんは、2010年の広州アジア大会では200mカヤックシングル、ペアとも2種目で優勝、日本勢初の金メダルを獲得したのです。
ロンドン五輪のアジア大陸最終予選会・アジアカヌースプリント選手権大会がイランのテヘランで開催され、渡邊(現姓:藤嶋)大規選手と200mペアで優勝、ロンドンの切符を手にします。
2012年のロンドン五輪は10位に終わりますが、2014年の仁川アジア大会で200mカヤックシングルとペアで金メダルを獲得するのです。
2016年のリオデジャネイロ五輪の出場は逃しましたが、また不死鳥のようにセゲドの世界選手権カヤックフォア500mで蘇ったわけですね。
今回の世界選手権、父親の秀一さんはカヌーで国体準優勝の経験があり、インターネットで祈るように応援したといいます。母親の明美さんは「日本からは一切連絡せず祈っていた。最高の親孝行」と涙したそうです。
新聞報道では、ご家族の写真が載っているのですが、奥さまのコメントは出てきません。写真中央に小学生ぐらいのお子さまを抱いた女性が映っているのですが、多分奥さまでしょうね。とても美しい奥さまです。
松下桃太郎の筋肉は自衛隊仕込み?
#カヌー スプリントの世界選手権最終日(25日)、男子カヤックフォア500mの順位決定戦で日本がアジア最上位の3着で全体12位となり、東京オリンピックの出場枠を獲得。日本連盟の規定により松下桃太郎選手、藤嶋大規選手、水本圭治選手、宮田悠佑選手が代表に内定しました。https://t.co/10gzt15688
— 日本オリンピック委員会(JOC) (@Japan_Olympic) August 25, 2019
いつ頃に自衛隊に所属したのでしょうか?2014年のアジア大会優勝の時は石川体育協会に所属していましたからその後でしょうね。
その時は藤嶋選手も富士河口湖町役場の職員でしたから、どこかで二人一緒(?)に自衛隊体育学校に瞬間移動しているんですよ。
そこで筋肉を含めたパワーアップをしているとしたら、2016年のリオ五輪の悔しさを晴らしたのが納得できるんですけど…。
それと、自衛隊の体育学校カヌー班でカヌー漬けということでしょうからね。民間とか役場だったらいくら理解があるといっても、やはり制約を受けますもんね。良かったんじゃあないですか。
まとめ
今回「松下桃太郎の中学高校や出身地と経歴・妻と子供は?筋肉は自衛隊仕込み?」と題しましてまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?
父親の秀一さんは、世界選手権に向け7月初旬の木場潟で目にした鬼気迫る表情で練習しているのを見て、「これまでと集中力が違った。東京五輪で勝ちたいという強い気持ちを感じた」と言います。
現在松下さんが所属する自衛隊教育学校カヌー班の浦博行コーチは「嬉しいの一言、松下選手の努力が報われて良かった」と喜んでいます。
東京五輪に向けては今からスタートですよね、ぜひ頑張ってください!
それでは、今回はここまでとさせていただきます!
最後までご覧いただき誠にありがとうございました!