こんにちは、sadachi. です!
毎週日曜日午後2時から放送のフジテレビ系『ザ・ノンフィクション』は、市井の人々が人生に苦闘しながらも情熱を持って生きる姿を取り上げるドキュメンタリー番組です。
普段は垣間見ることのできない人間の一面や、人間関係、生き方、ひとつの職業などを深く掘り下げている番組なんですね。
それらから見えてくる隠された本質や、記憶に残る事件、出来事などを長期にわたって密着取材し、その事柄のありのままの姿を視聴者に届けているといいます。
この番組で取材を受けたことによって有名になった人も多いそうで、特に反響の大きかった人は「その後」も追いかけ、過去と現在の様子を再構成して放送しています。
今回登場する主人公は、遺影写真専門カメラマンとして人の一番良い表情を引き出し、シャッターを切るスタジオ「素顔館」の館長・能津喜代房さんです。
そこで「能津喜代房 遺影写真家のプロフィールや経歴?スタジオ素顔館とは?」と題しまして、能津喜代房さんについてまとめてみましたので、参考にしてくださいね。
それではさっそく、いってみましょうか!
Contents
能津喜代房さんは、これまでに5,000人を超える遺影を撮ってきた遺影写真家です。
プロのカメラマンだった能津さんは、妻の父である義父の死に際してでしょうか、ハタ…と、写真家なのに遺影を取っていなかった…と、とても後悔したといいます。
このことが遺影に取り組みきっかけになったといい、「遺影があれば亡くなったあとも故人と会話できる」と、遺影専門のカメラマンに転身したそうなんですね。
そんな遺影写真家・能津さんのプロフィールや経歴を見ていきましょうね。
【能津喜代房さん 遺影写真のプロフィール】
名 前 : 能津 喜代房(のづ きよふさ)
生年月日: 1948年10月
年 齢 : 73歳
出 身 : 山口県宇部市
居住地 : 東京都中野区
特 技 : 写真撮影
大 学 : 東京写真大学短期大学部(現:東京工芸大学)
所 属 : 写真スタジオ「素顔館」
職 業 : 遺影写真家、経営者
【受賞歴】
★ 1990年 朝日広告賞部門賞
★ 2002年 ニューヨークADC銅賞、TDC賞受賞
★ 2010年 富士フィルム営業写真コンテスト銅賞受賞
素顔館「ホームページ」
素顔館「Facebook」
ブログ「二河白道」
能津さんは東京写真大学短期大学部を1970年に卒業、大手化粧品メーカーの資生堂に入社して宣伝制作部写真部へ所属しています。
でも水が合わなかったのでしょうか、2年後には資生堂を退社してカメラマンとして独立、フリーカメラマンとして企業広告などに携わっていくんですね。
能津さんは、資生堂を退社した同じ年に結婚をしたそうですよ。
フリーカメラマンになったのはいいのですが当初はオファーがなく、カメラを質に入れるほど苦しい日々が続いたというんですね。
そんな能津さんを友人たちも支えてくれたそうですが、特に奥さんの父親である義父には経済的にも物理的にも精神的にも、多大な援助を受けたといいます。
広告カメラマンとして売れ出すと、当然ですけど収入も安定していきますよね、1988年には「有限会社STUDIO-CAN」を設立するまで、活動の場を広げているんですね。
そうした中で1990年に朝日広告賞部門賞、2002年ニューヨークADC銅賞、TDC賞、2010年には富士フィルム営業写真コンテスト銅賞をそれぞれ受賞するんですね。
その間、50歳の頃といいますから1998年でしょうか、苦しいときに助けてくれた義父が亡くなるんですね。
そのときに、義父の写真を撮っていなかったと気付いたそうなんですね、写真を職業としているのに1枚も撮っていなかった…と。
そのことがきっかけで遺影写真を思いつき、すぐにでも始めたかったそうですが、お子さんがまだ学生だったのでお金がいると、そのまま広告のカメラマンを続けているんですね。
それから10年後の60歳、2008年に遺影写真館ともいえる「素顔館」をオープンさせ、広告写真の世界を捨て遺影写真専門のカメラマンに転身したというわけです。
それではここで、遺影専門の写真館「素顔館」を見ていきましょう!
「素顔館」
★ 所在地 :〒164-0012 東京都中野区本町4-4-15 1F
★ 電話ほか:03-6659-5111(Faxも同じ)
★ 営業時間:10:00~19:00
※ 完全予約制です、電話で予約をお願いします。
★ メール :nozu@sugaokan.com
★ アクセス:
① 東京メトロ丸の内線 新中野駅(3番4番出口)から徒歩6分:新宿方向へ2つ目の信号「中野新橋入り口」を右折150m右側
② 中野新橋駅から徒歩5分:改札を出て左へ神田川を渡ってまっすぐ左側
③ JR中野駅南口よりバス(中71)永福町行き「鍋屋横丁」下車
④ JR中野駅南口よりミニバス(中83)南部高齢者会館行き「新橋通り」下車
★ 駐車場:専用駐車場あり
次に遺影写真ってどのくらいの費用が掛かるのか気になりますよね、ザ~っとですけど見ていきましょう、詳しくはホームページから確認してくださいね。
【とっておき笑顔コース】ヘアメイクセットつき
★ 22,000円(税込)
【いきいき素顔コース】ヘアメイク不要(基本コース)
★ 16,500円(税込)
【安心出張撮影コース】
★ 東京都内23区内
※ ヘアメイクセット:49,500円(税込)+高速代、駐車場代・ガソリン代
※ ヘアメイク不要 :38,500円(税込)+高速代、駐車場代・ガソリン代
★ 東京都内23区外
※ ヘアメイクセット:52,800円(税込)+高速代、駐車場代・ガソリン代
※ ヘアメイク不要 :41,800円(税込)+高速代、駐車場代・ガソリン代
【その他】証明写真撮影
★ 4枚セット:2,200円(税込)
※ 別途3,300円(税込)でデータも受け取れます。
遺影写真というのは、残された家族が末永く見続ける写真なので、「見慣れた表情が一番いい遺影写真だ」と思うと、能津さんは語ります。
カメラの前に立つのは15分くらいなのですが、その前に来館後は30分程度いろんなお話をして寛いでもらうといいます。
リラックスしたあとに撮影に入り、撮影後の写真選びもありますから、全体としては90分程度はかかるそうですよ。
明日午後放送の『ザ・ノンフィクション』では、「笑顔の一枚とあなたの記憶 〜家族へのおくりもの〜」とあいて、遺影写真で出会った様々な人との触れ合いが描かれるんですね。
★フジテレビ系『ザ・ノンフィクション』 12月5日(日)14:00~14:55
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今回は「能津喜代房 遺影写真家のプロフィールや経歴?スタジオ素顔館とは?」と題しまして、能津喜代房さんについてまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?
37歳の息子を突然失った母は、毎朝、息子の写真に手を合わせるたびに思うことがある。
「もっと良い写真があれば…」。遺影写真は友人と一緒に撮ったスナップ写真を引き延ばしたもの。その顔は少しピントがボケている。
「自分の写真はちゃんと残しておきたい」という母が向かったのは、東京・中野にある写真スタジオ・素顔館。ここは「遺影写真」専門の写真館だ。
出典:YAHOO!テレビ
60歳から始めて約13年間の間に撮ってきた遺影写真は5,000人以上になるという能津さん、「元気な時の一枚は家族への贈りもの」と語っています。
一枚の写真が紡ぐ大切な人と家族の記憶…
「いつまでも残る写真を」
遺影写真専門カメラマンと依頼者たちの心の交流…
笑顔の向こう側に…
「能津さんね、私今から思うと、がんになって良かったと思ってるのよ」
「だってね、能津さん、自分がいつ死んでしまうかわかる? わからないでしょう? でも私はね、もうわかったのよ。だから今やらなきゃいけないこと、伝えなきゃいけないこと、残したいこと、全部準備できるんです。これって幸せだと思いません?」
出典:仕事旅行
明日になりますけど午後2時からの『ザ・ノンフィクション』、能津喜代房さん(73歳)を見逃すわけにはいきませんね。
それでは、今回はここまでとさせていただきます!
最後までご覧いただき誠にありがとうございました!