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岡根谷実里・クックパッドのプロフィールや経歴と出身や中学高校は?

こんにちは、sadachi です!

レシピ検索No.1のクックパッドに勤務する料理家・岡根谷実里さん、クックパッドのサイトを検索すると、「世界の台所探検家のキッチン」というコーナーがあります。

そうなんですね、彼女こそ世界60か国を巡って、各国の台所を訪れている世界の台所探検家なんですね。

直近の2年間でも訪れた台所は50にものぼり、たまたま訪れた台所は、難民の家庭のもあれば、大富豪のときもあるそうですよ。

1回の渡航で滞在期間は2週間ほどといい、あえて情報は入れずに出向いて、知人から紹介してもらった家や、現地で出会ったお宅に飛び込むんだそうですよ。

このように岡根谷さんを駆り立てるものはなんなんでしょうね。

そこで「岡根谷実里・クックパッドのプロフィールや経歴と出身や中学高校は?」と題しまして、岡根谷実里さんのあれこれをまとめてみましたので、参考にしてくださいね!

それではさっそく、本題へいってみましょう!

Contents

岡根谷実里・クックパッドのプロフィールや経歴と出身や中学高校は?

名 前 :岡根谷 実里(おかねや みさと)
生年月日:1989年
出 身 :長野県長野市
居住地 :東京都
小学校 :信州大学教育学部附属長野小学校
中学校 :信州大学教育学部附属長野中学校
高 校 :長野県長野高等学校
大 学 :東京大学理科一類 土木工学部大学院
所 属 :クックパッド

岡根谷さんが育ったご家族は、お父さんが勤務医でお母さんは専業主婦、3歳上のお兄さんと2歳下の妹さんにお婆ちゃんの6人だったそうです。

何にでも興味を示す活発な女の子の反面、物事に執着することなく飽きっぽい性格だったそうで、小学校と中学校は長野市内の信州大学付属の学校に通います。

そんな女の子が、長野県屈指の進学校・長野高校に入学すると、地理の世界にのめり込むようになります。

すごく楽しそうに授業をする小山昌俊先生に出会ったことも大きいのですが、行ったことのない土地の暮らしそのものが、気候区分や地質から垣間見れることに感動したそうです。

その土地の風土などによって主食が変わったりするのが面白くて、地理のノートは0・3ミリのシャープペンの書き込みで真っ黒になったそうですよ。

もともと勉強は得意だったのですが、地図帳と資料集を見比べながら世界の“理”を自然に学んで行ったんですね。

高校2年のとき岡根谷さんは、お父さんに突然東京大学へ連れていかれたといいます。

東京大学は雲の上の存在と思っていたのが、キャンパスにいた学生を見て「あ、東大生って人間なんだ」と思ったそうです。

東大に入ろう!」、そこから猛勉強をして、東京大学理科一類に合格するんですね。

東大に入学すると、高校時代とは比べ物にならないくらい世界が広がったといいます。

国際交流プログラムにも参加する機会が多数あり、地理の授業で習った知識が現実の世界へと変わっていき、ますます海外への興味がかき立てられたそうですよ。

そういった経験を積む中で、より知らないことが多い途上国に強い興味を覚え、国際協力でインフラ整備をすることで人の幸せを作りたいと土木工学を専攻します。

そして大学院に進学して、オーストリアのウィーン工科大学に留学するんですね。

新鮮な留学生活を送る中で、近隣の国のそれぞれの文化にも興味を抱き、リュックサックを背負ってヒッチハイクで巡った国々は30ヶ国を下らないそうです。

ウィーンの国連機構でインターンシップの機会を得るのですが、デスクワークに飽き足らず現場に出たいと申し出たところ、ケニアのプロジェクトで働けるようになったんですね。

まさに彼女が望んでいたインフラ整備の仕事だったのですが…。

本部で用意された寮には滞在せず、現地の生の生活を体験したいと、ひとり大豆農家の8人家族の家に滞在したそうです。

そこで彼女が直面したものは、ケニアの村の思いもかけない現実だったんですね。

小さな村の人々はある日突然、村の真ん中を通る大型道路の計画が知らされるのです。

このことは、市場も学校も家々もすべて立ち退くことになり、自分たちの生活が破壊されることを意味します。

国全体としては、物流がよくなり、経済も発展するはずの大型道路なんですが、村人は誰ひとりとして喜んではいなかったんですね。

岡根谷さんはここで、人生の転機となる意外な発見を”食卓”に見出すんですね。

あんなに憤慨し騒然としていたのに、手作りの料理を囲んでいるときはみんな笑顔、美味しいご飯を食べる幸せは人類共通なんだと感じた瞬間だったそうですよ。

インフラ整備をすることで人の幸せを作りたいと思った岡根谷さんが、誰一人不幸にしない「料理の力」を目覚めさせた出来事だったんですね。

「自分が変えたいのはどんな社会なのか」を自問自答した結果、ケニアで体験した「料理の力」を表現できる”場”で働きたいと思うようになっていったのです。

2014年、帰国した岡根谷さんは海外展開を始めていたクックパッドに入社します。

当時のクックパッドの企業理念が「毎日の料理を楽しみにすることで、心からの笑顔を増やす」で、岡根谷さんの心にストーンと落ちたといいます。

☆ クックパッド株式会社
☆ 〒150-6012 東京都渋谷区恵比寿4-20-3
(恵比寿ガーデンプレイスタワー12F)
☆ 国内の月間利用者数 約5,400万人
☆ レシピ数 約320万品

 

岡根谷実里の仕事

「世界一おいしい社会科の時間」のイベント『くしゅくしゅのマジック!ブルガリアの“バニッツァ”をつくろう!』

ここは東京・神田の一角にある食堂型ミュージアム「風土はfoodから」、クックパッドの岡根谷実里さんが講師を務めるイベントが開催されています。

岡根谷さんは、海外で台所で見聞きした話を日本の料理イベントで紹介しながら、人類共通の幸せな時間という、力強く生きるための意味を伝えているんですね。

ここで岡根谷さんのイベントを覗いてみましょうね。

このイベントは、3種類のバニッツァを3チームに分かれて作りながら、ブルガリアという国の歴史や風土を知るイベントだそうですよ。

岡根谷さんが質問します
「ブルガリアといえば何を思い出しますか?」
「ヨーグルト」
「では、なぜ、ヨーグルトが普及したのでしょうか」

そして岡根谷さんが解説をします
「ブルガリアは、かつて社会主義国でした。食料政策で大事なのは、すべての人に良質な栄養源を提供することですね。でも当時、肉は生産するのに多くの資源を必要とする高価な食べ物だったんです。そこで、安価で栄養価も高く、多くの人のお腹を満たせるヨーグルトが国営企業によって作られていったのですね」

岡根谷さんが問いかけます
「バニッツァ、日本だったら何に近いと思います?」
「お好み焼き!」「お焼き!」「餃子!」「春巻き!」

フェタチーズを包んだ小麦粉の薄皮(パートフィロ)を「くしゅくしゅ」とまとめながら 岡根谷さんが解説します
「バニッツァは、家庭ごとに作り方が違います。このレシピはこちらのお姉さん、いちばん簡単なのは、このおばあちゃんに教わったものです」
ブルガリアで出会った人の顔写真を見せ、楽しげに土産話をしています

岡根谷さんは、自分たちと同じようなものを食べているとわかると、人は親しみを覚えるといいます。

「あの人たちとは違うんだよ」という意識をなくしたいとも、全然違って見えていても、彼らも私たちと同じ人間、それが投げかけの意図にあるんですよ…と。

場所柄でしょうか、会社帰りの男女が多く集まっています。

参加者たちはバニッツァという料理を食べながら、岡根谷さんの話に耳を傾け、遠い国に暮らす人々の姿を思い浮かべているんですね。

世界60か国を巡って、世界の台所探検家と称せられる岡根谷さん、クックパッドのコーナーでは、世界の台所で現地の人たちと一緒に作った料理の写真とレシピが紹介されています。

ブルガリアの家庭料理、スーダンの焼きなす、コロンビアのとうもろこし粉ケーキ、キューバの黒い豆スープ etc どれも、岡根谷さんが現地で教わってきたレシピなんですね。

岡根谷さんは、台所で一緒に料理をさせてもらうと、その国の歴史や風土、社会や経済の問題などいろんなものが見えてくるといいます。

それが面白いので、料理を通して、遠い世界だと思っているものを身近に伝えたいと、そんな気持ちを強く思ってやっているんですね。

ひとつご紹介しますね、社会主義の国・キューバの食生活の変化についてです。

キューバは社会主義ですから配給制なんですね。主食は黒インゲン豆と米なんですけど、最近はパスタを食べる人が増えているといいます。

ところが、パスタは配給されていないので、手に入れようと思えばとても高価な買い物になるそうなんですね。

経済活動ができるのは国営企業だけだったのですが、最近では自営業などで部分的に緩和され、外貨を獲得する人が出てきたのだそうです。

そんな人が、パスタが食べられるようになった理由だといいます。

もう1つの理由が面白いのですが、それがシングルマザーが増えたからだというんですね。

社会保障がしっかりしているので、養育費も医療費もかからないのがキューバなんですね。

そこで結婚生活がうまくいかなくなると、簡単に結婚生活が解消されてシングルマザーが増えていきます。

アメリカの経済制裁下にあったときは、大家族で暮らした方が合理的で、一度に大量に作れる豆や米料理が主流だったんです…が。

ところが、お母さんと子ども二人だけだったら、豆や米よりも簡単にすぐ作れるパスタが合理的だというんですね。

高いんですけど、時間をお金で買う感覚でパスタが選ばれるようになったそうですよ。

このように岡根谷さんは、世界の「台所」に教わった、ひょっとしたら欠けているかもしれない日本の「食卓」に、”真の豊かさ”を伝えているんでしょうね。

注)本記事内の「ツイートに関しては、Twitterのツイート埋め込み機能」、「インスタグラムの画像に関しては、Instagramの埋め込み機能」を利用して掲載させていただいております。皆さまの貴重な情報に感謝いたします…♪

 


注)アイキャッチ画像に関しましては、「6curry」さんのツイート画像を使用させていただいております…♡

まとめ

今回「岡根谷実里・クックパッドのプロフィールや経歴と出身や中学高校は?」と題しまして、岡根谷実里さんのあれこれをまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?

クックパッドに入社したころは、周囲から変なやつと見られていた岡根谷さん、2~3年経つと印象はずいぶん変わったといいます。

それは、個人的な活動から海外へよく行くことも含めて、目的意識が明確で、気持ちが少しもぶれないアーティストなんだと、認められてきたんですね。

岡根谷さんは”自分の生き方を作れる”、その一番簡単な例が”料理”だといいます。

道路やインフラを変えることや政治を変えることはできなくても、今日、家族で食べるものは作ることができると、岡根谷実里さんは考えているんですね。

それでは、今回はここまでとさせていただきます!

最後までご覧いただき誠にありがとうございました!

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