こんにちは、sadachi. です!
2017年から本格的にパラバドミントンに取り組み始めた里見紗李奈さん、2019年の世界選手権では、競技を始めてから2年余りでシングルスの金メダルを獲得しているんですね。
また山崎悠麻選手とペアを組む女子ダブルスにおいても、車いすバドミントンで世界ランキング1位と、東京2020パラリンピックで金メダルが期待できる選手なんですね。
パラバドミントンは、2021年9月1日(水)から予選ラウンドがスタートし、各クラスの決勝は9月4日(土)~5日(日)かけて行われます。
里見さんが出場するシングルス決勝は9月4日(土)、ダブルス決勝は5日(日)に行われますので、みんなで応援しましょうね。
車いすバドミントンの世界女王として臨む里見さん、準備万端整いました、何の気負いもなく金メダル目指して”GO!”ですね。
そこで「里見紗李奈のプロフィールや経歴は?父や母家族に結婚もバドミントン」と題しまして、里見紗李奈さんについてまとめてみましたので、参考にしてくださいね。
それではさっそく、いってみましょうか!
Contents
ではまず最初に、里見紗李奈さんのプロフィールや経歴から見ていきましょうね!
名 前 : 里見 紗李奈(さとみ さりな)
愛 称 : さりな
生年月日: 1998年4月9日
年 齢 : 23歳
出 身 : 千葉県千葉市~八街(やちまた)市
身 長 : 160cm
小学校 : 八街市立二洲小学校沖分校
中学校 : 八街市立八街南中学校
高 校 : 千葉県立千城台高等学校
所 属 : NTT都市開発
職 業 : パラバドミントン選手
クラス : 車いすWH1
里見紗李奈さんは、中学1年生に進級したときにバドミントン部に入っています。
現在パラバドミントンの世界では、ランキング1位の選手になっていますが、中学時代は普通で強いといわけではなかったようですね。
高校に入ってからは、部活に熱を入れるわけではなく、ファミレスでアルバイトに精を出していたとのことですよ。
そんな里見さんでしたが、高校3年生になった5月に交通事故に遭い、脊椎を損傷したことで両下肢が動かない障害が残ってしまったんですね。
入院治療に約9カ月を費やしましたが、完全に戻ることはなく、以降の生活には車いすが余儀なくされてしまったんですね。
元来明るかった性格もあり、入院中は健気にも明るく振舞っていたのですが、2017年2月に退院すると車いすで出かけることが耐えられず、引き籠りになってしまったそうです。
このままではいけないと、父親が進めたのがバドミントンだったんですね。
ある日父親が、千葉の車いすバドミントンチーム「パシフィック」の練習を見学に、「ちょっと行ってみないか」と里見さんを連れ出したそうです。
このチームを率いていたのが、車いすバドミントンの世界大会で優勝経験がある村山浩選手だったんですね。
ここでバドミントンを体験し、最初は趣味程度でやっていたのですが、だんだん楽しさが増して、仕舞いには週6度も通うようになっていたというんですね。
そんな時、村山さんから声をかけられます。
「いっぱい練習すれば、パラリンピックを目指せるよ」
この言葉にいち早く反応したのは、里見さん本人ではなくお父さんだったんですね、早速家族に話し、それからは家族全員で里見さんの後押しをするようになったと言います。
その甲斐もあってでしょうか、中学校時代のバドミントンの経験も生きたのでしょう、里見さんはどんどん強くなっていったんですね。
2017年8月のデビュー戦ではシングルス3位になり、12月は日本選手権に挑戦しシングルス準優勝と、村山さんの言葉通りの活躍をしていきます。
ではここで2019年を軸に、里見さんのパラバドミントンの成績を振り返ってみましょうね。
☆ 2018年 ジャパン国際大会 シングルス優勝、女子ダブルス優勝
☆ 2019年 ドバイ国際大会 女子ダブルス優勝
☆ 2019年 トルコ国際大会 女子ダブルス3位
☆ 2019年 カナダ国際大会 シングルス3位、女子ダブルス優勝
☆ 2019年 アイルランド国際大会 シングルス・ 女子ダブルス優勝
☆ 2019年 世界選手権 シングルス優勝、女子ダブルス3位
☆ 2019年 日本国際大会 シングルス3位、女子ダブルス優勝
☆ 2019年 日本選手権 シングルス優勝、女子ダブルス優勝
☆ 2020年 日本選手権 シングルス優勝
※ 2021年 6月現在でシングルス、ダブルス共に世界ランキング1位です。
ここからは里見紗李奈さんの父や母、そして家族に関してお伝えしていきますね。
紗李奈さんの家族構成は、父親の里見敦さんと母親の比奈子さん、それに2人のお兄さんがいるとのことですから5人家族ということになりますね。
父親の敦さんの年齢や職業などは分かっていないのですが、紗李奈さんが車いす生活になると知った時点で家を大改造、すべてバリアフリーにしたそうですよ。
紗李奈さんが家に帰って来て閉じこもりになったとき、必死になって車いすで娘ができることはないかと探したそうなんですね。
そこで見つけたのが、車いすバドミントンチームの「パシフィック」だったというわけです。
敦さんが、いかに娘想いで一生懸命だったか分かりますね、いいお話です。
娘想いという意味では母親の比奈子さんも負けていません、紗李奈さんが事故に遭ったときにはその場に座りこんでしまうほどショックを受けたと言います。
でも紗李奈さんが入院すると毎日、病院に通い足をマッサージしたそうです。
もちろん買い物や、身の回りのことは比奈子さんの役割りで、一生懸命に紗李奈さんのことを支えているのが分かりますよね。
そんな比奈子さんは美容師さんだそうです、紗李奈さんの成人式にはお母さんがメイキャップを施したとのことですよ。
おしゃれをしたいという紗李奈さん、試合のときでも必ずアクセサリーをつけていますよね。
ピアスは世界選手権で優勝したときのお祝いでご両親からプレゼントされたもので、ネックレスは競技を始めたときにお父さんから貰ったそうですよ。
この2つをつけて、金メダルを目指すと紗李奈さんが語っているんですね。
また2人のお兄さんについては、名前や年齢など情報がほとんどないんですが、紗李奈さんがバドミントンを始めたときに2人で相手をしてくれたそうなんですね。
優しい家族の中で育った紗李奈さん、家族に恩返ししたい…そうした思いが紗李奈さんを強くしていると思いますよ。
里見紗李奈さんの結婚についてですが、里見さんが結婚されたという情報はどこにもなく、いま現在独身であることは間違いないですね。
また、彼氏がいるという噂もないですね。
現在23歳の里見さん、パラバドミントンを始めて日が浅く、あっという間に世界に駆け上がったわけですから、恋愛をする暇もなかったと察せられます。
いまは東京2020で頭がいっぱいでしょう、雑念に惑わされることなく金メダルに向かって欲しいとは、応援席でなくても、里見さんご自身でも思っているんじゃないでしょうか。
パラバドミントンは、東京2020パラリンピックで初めて正式競技になったんですね。
里見さんは、6月に行われたパラバドミントンの代表に内定した選手たちの記者会見で、
「パラスポーツを通して、健常者と障害者の壁がなくなっていく社会になったらいいという気持ちはずっとある。私が2種目で金メダルを取ったら、盛り上がって競技の知名度も上がると思うので、そのためにも頑張りたい」
と、意気込みを述べているんですね。
「私が2種目で金メダルを取ったら…」と、金メダルを取る気満々といいますか、もうすでに取ったような(取ることが確実)なコメントですよね。
里見さんとペアを組む、ダブルス世界ランキング1位の山崎悠麻選手も、
「金メダルを取りたい。日の丸を背負ってしっかり自分のパフォーマンスができるように頑張りたい」
と、話しているんですね。
里見さんのシングルス、そして山崎さんとペアを組むダブルス、2つの金メダルが現実のものとなって、私たちの期待を膨らませてくれます。
何とも、嬉しい話じゃあ~、あ~りませんか!
注)本記事内のツイートに関しては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。皆さまの貴重な情報に感謝いたします…♪
注)アイキャッチ画像に関しましては、「とめちゃん」さんのツイート画像を使用させていただいております…♡
今回は「里見紗李奈のプロフィールや経歴は?父や母家族に結婚もバドミントン」と題しまして、里見紗李奈さんについてまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?
里見さんの女子シングルス車いすバドミントン、比較的障害が重いクラス(WH1)の世界ランキング1位に加え、山崎悠麻選手とペアを組む女子ダブルスでも1位と日本のエースと言って間違いないですね。
それも車いすバドミントンを始めたのが2017年でしょ、2019年には世界女王ですからね、その短期間の充実ぶりには驚かされるばかりです。
里見さんは、「一度勝った相手には、絶対負けたくない」という信念の持ち主で、その言から負けることはないということになりますね。
テレビ観戦にはなりますが、9月4日のシングルス、5日のダブルスと里見紗李奈さんから目を離すことはできませんね。
みんなで、そのあとの美酒を味わいましょう…、ね!
それでは、今回はここまでとさせていただきます!
最後までご覧いただき誠にありがとうございました!