こんにちは、sadachi. です!
鈴木亜弥子さんといえば、バドミントンからパラバドミントンの世界に転向して、世界女王までトントンと上り詰めているんですね。
一度2010年に引退したものの、約5年振りに東京2020パラリンピックを目指して、パラバドミントンの世界に復帰を決意したそうですよ。
普通のOLさんをやってその後2016年にコートに復帰したんですが、やはり気になるのは、アスリートとしての体力が戻っているかに尽きるのでは…。
今大会は、中国勢との技術、体力両面での争いを制することが金メダル達成へのカギになると言われています、金は悲願なんですよね。
鈴木さんが出場するパラバドミントン女子シングルスSU5(上肘機能障害)、予選ラウンドは9月1日(水)から行われ、準決勝と3位決定戦、決勝は9月4日(土)に行われます。
そこで「鈴木亜弥子は七十七銀行所属!両親や家族・復帰も!プロフィール経歴」と題しまして、鈴木亜弥子さんについてまとめてみましたので、参考にしてくださいね。
それではさっそく、いってみましょうか!
Contents
鈴木亜弥子さんは、日本の社会人バドミントンチーム対抗リーグ「バドミントンS/Jリーグ」のチーム『七十七銀行バドミントン部』に所属しています。
S/Jリーグの前身は、バドミントン日本リーグ1部なんですね、
因みに「S/J」は「Shuttle(シャトル)」と「Smash(スマッシュ)」、「Speed(スピード)」の3語に共通する頭文字の「S」、「JAPAN」の頭文字「J」に由来するそうです。
東京2020オリンピックに向けて日本バドミントン界のメディア露出機会向上や次世代の競技人口裾野向上のため、リーグ名を「S/Jリーグ」改称したとのことですよ。
2016-2017のシーズンから男子10チーム、女子10チームで対抗戦が開始され、七十七銀行は女子の予選リーグSブロックに所属しているんですね。
残念ながら七十七銀行はまだ優勝経験はなく、2020–21シーズンは新型コロナの影響で中止になっているんですよ。
このチームは健常者のチームなので、鈴木さんは七十七銀行のバドミントン部に2016年から参加して、健常者と一緒に練習を積んでいるんですね。
七十七銀行のバドミントン部には、伊藤綾佳さんや池内萌絵さんら8人の部員がいて、鈴木さんはメンバーの1人なんですよ。
七十七銀行でバドミントンがないときは、人事業務課で仕事をしているとのことです。
七十七銀行にはバドミントン部のほかに、硬式野球部や陸上競技部もあるそうです、結構スポーツに力を入れている会社なんですね。
鈴木亜弥子さんの家族についてですが、鈴木さんのご両親と1歳年上のお姉さんがいらっしゃるので、4人家族ということになりますね。
ご両親もバドミントンの選手で、現在でもそれぞれ社会人チームの一員として活動しているそうですよ。
そんなご両親ですから、お姉さんが先にバドミントンを始め、自然な流れの中で亜弥子さんもバドミントンを始めているんですね。
亜弥子さんはのちに、「バドミントンは、始めるべくして始めたという感じですね」と振り返っているんですよ。
健常者に交じって関東中学生バドミントン大会で優勝するなど、順調だったバドミントンも大学に進学すると陰りが見えてきます。
そんな低迷する中で父親が、「バドミントンにはパラバドミントンもあるよ」と勧めてくれたそうで、亜弥子さんはパラバドミントンに転向したんですね。
一度は引退した亜弥子さんですが、東京2020パラリンピックにパラバドミントンが正式種目になると、ご両親が現役復帰を勧めてくれたそうです。
こうしてパラリンピックの舞台に立つことになった鈴木亜弥子さん、その陰には常にご両親のアドバイスがあったんですね。
それではここで、鈴木亜弥子さんのプロフィールや経歴を確認しておきましょうね!
名 前 : 鈴木 亜弥子(すずき あやこ)
生年月日: 1987年3月14日
年 齢 : 34歳
出 身 : 埼玉県
身 長 : 164cm
体 重 : 57kg
高 校 : 埼玉県立越谷南高等学校
大 学 : 東京経済大学
所 属 : 七十七銀行
職 業 : パラバドミントン選手
クラス : SU5(上肘機能障害)
また、鈴木亜弥子さんのこれまでの主な成績を確認しておきますね。
【2009年】パラバドミントン世界選手権(韓国)
☆ 女子シングルス 優勝
【2010年】アジアパラ競技大会(中国)
☆ 女子シングルス 優勝
【2016年】パラバドミントン国際大会(アイルランド)
☆ 女子シングルス 優勝
【2016年】パラバドミントン国際大会(インドネシア)
☆ 女子シングルス 優勝
【2016年】パラバドミントンアジア選手権(中国)
☆ 女子シングルス 2位
【2016年】日本障がい者バドミントン選手権(千葉)
☆ 女子シングルス 優勝
【2017年】パラバドミントン国際(タイ)
☆ 女子シングルス 優勝
【2017年】ヒューリック・ダイハツJAPAN パラバドミントン国際大会
☆ 女子シングルス 優勝
【2017年】パラバドミントン世界選手権(韓国)
☆ 女子シングルス 優勝
【2019年】タイ国際大会(タイ)
☆ 女子シングルス(SU5) 優勝
☆ 女子ダブルス(SL3-SU5) 優勝
【2019年】アイルランド国際大会(アイルランド)
☆ 女子シングルス(SU5) 優勝
【2019年】パラバドミントン世界選手権(スイス)
☆ 女子シングルス(SU5)2位
☆ 女子ダブルス(SL3-SU5)3位
【2019年】中国国際大会(中国)
☆ 女子シングルス(SU5)2位
☆ 女子ダブルス(SL3-SU5)2位
鈴木亜弥子さんは、先天的に右腕が肩より上がらない障がいをもって誕生しています。
ご両親ともにバドミントンの選手だったことで鈴木さんは、1歳上の姉ともども自然な流れの中でバドミントンを始めているんですね。
そうして始めたのが小学3年生のときだといいます、中学在学中には健常者の中で、関東中学生バドミントン大会では優勝まで果たしたんですよ。
越谷南高校に進学してもインターハイ団体戦で16位、全日本ジュニアバドミントン選手権大会ではダブルスで準優勝するなど、輝かしい成績を残しているんですね。
2005年に東京経済大学に入学しても鈴木さんは、1回生でインカレに出場するなど、順調そのものに見えたんですが…。
健常者と一緒のなかでの対戦には限界があったのでしょうか? 順調だったバドミントンに陰りが見え始め、成績が低迷していきます。
鈴木さんが勝てなくなって苦しんでいたときに、助け舟を出したのが父親で、パラバドミントンを紹介しているんですね、大学3回生のときだったと言います。
父親からパラバドミントンを紹介された鈴木さん、チャレンジしてみようという意欲が湧き、パラバドミントンに転向したんですね。
鈴木さんは、2009年のパラバドミントン世界選手権に出場するといきなり優勝、翌年の中国広州で開催されたアジアパラ競技大会でも優勝しているんですね。
この大会のあと鈴木さんは、2010年にパラバドミントン競技から引退をします。
世界で勝ったことをひと段落として普通のOLとして生活してみたかったのと、パラバドミントンはパラリンピックの競技種目に入っていなかったことを理由にあげているんですね。
その後2013年9月に、東京2020オリンピック・パラリンピックの開催が決定します。
そして鈴木さんは、パラバドミントンが2014年10月に東京2020パラリンピックの正式種目に決まったことによって、心が揺らぐんですね。
そんな鈴木さんの後押しをしたのが、やはりご両親、鈴木さんはご両親の強い勧めで2015年に現役復帰を決めたそうですよ。
それでも約5年にわたって緩んだ体を鍛えるのは並大抵ではなく、その後1年の準備期間を経て本格的に復帰を果たしているんですね。
このタイミングで七十七銀行に転職、バドミントン日本S/Jリーグの七十七銀行バドミントン部に所属して、ブランクで衰えた基礎体力の向上を図ったそうですよ。
そして、2016年のパラバドミントン国際大会(アイルランド)の女子シングルスで優勝、見事に復活を果たしているんですね。
その後の活躍は、先にあげた成績を参照してくださいね。
鈴木さんは、東京2020パラリンピックのパラバドミントンで、「初代女王は譲らない」という意気込みを見せているそうで、金メダルに自信がありそうですね。
注)本記事内のツイートに関しては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。皆さまの貴重な情報に感謝いたします…♪
注)アイキャッチ画像に関しましては、「NHK東京2020」さんのツイート画像を使用させていただいております…♡
今回は「鈴木亜弥子は七十七銀行所属!両親や家族・復帰も!プロフィール経歴」と題しまして、鈴木亜弥子さんについてまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?
厳しい局面でも表情一つ崩さず、淡々とシャトルを追い続ける鈴木さん、東京パラリンピックで初採用されるパラバドミントンにおいて、浮足だったそぶりはないといいます。
「いつも東京大会で金メダルを取るのは私だと考えてきた」
頂点にかける思いの強さは、パラリンピック・ランキング2位という立ち位置から、「ずっと健常者の中でもまれてきた」という自負あってこそのものなんですね。
日本でパラリンピックをやることに価値があるという鈴木亜弥子さん、一生の思い出づくりに向けて、足取りは揺るがないようです。
鈴木亜弥子さんが出場するパラバドミントン女子SU5クラス決勝は、9月4日(土)ですよ、みんなで応援しましょうね。
それでは、今回はここまでとさせていただきます!
最後までご覧いただき誠にありがとうございました!