こんにちは、sadachi. です!
竹下義樹さんといえば、日本で初めて点字での司法試験に合格した全盲の弁護士さんなんですね。
何といっても素晴らしいのは、やると決めたらどこまでもやるという、気骨の人なんですよね。
というのも、この司法試験8度も落ちているんですよ、それでもあきらめずにチャレンジを続け、合格の栄誉を手にしているんですね。
そんな竹下さんが、今夜のNHK『逆転人生』に出演されます。
そこで「竹下義樹のプロフィールと経歴は?妻や子供・家族は?全盲弁護士勝訴」と題しまして、竹下義樹さんについてまとめてみましたので、参考にしてくださいね。
それではさっそく、本題へいってみましょう!
Contents
竹下義樹のプロフィールと経歴は?
全盲の弁護士・竹下義樹氏に聞く「差別は無理解から生まれる」 https://t.co/a4MmORlPRh #Yahooニュース
生存権をめぐる様々な訴訟に取り組んでこられた竹下弁護士のインタビュー記事です。
— 稲葉剛 (@inabatsuyoshi) January 24, 2019
ではまず最初に、竹下義樹さんのプロフィールから確認していきましょうね!
【竹下義樹さんのプロフィール】
名 前 : 竹下 義樹(たけした よしき)
生年月日: 1951年2月15日(69歳)
出 身 : 石川県輪島市
趣 味 : スキー、登山、岩登り
中 学 : (?)
中学Ⅱ : 石川県立盲学校理療科
高 校 : 京都府立盲学校普通科専攻科
大 学 : 龍谷大学法学部
所 属 : 弁護士法人つくし総合法律事務所所長
竹下さんは生まれつき、0.1程度の弱視だったといいます。
子供の頃から無類のわんぱくだったといい、体もがっしりしていたので中学のときに相撲部に所属したというんですね。
やりだしたら手を抜かないタイプだったので、厳しい練習にも音を吐かず真面目に取り組んでいたのですが…。
中学3年になると目に違和感を感じて病院で受診をしたところ、「外傷性網膜剝離」と医師から診断されたんですね。
手術を2回受けたとのことですが、視力は0.03の弱視で実際は光を感じる程度、物を見るまでには回復しなかったとのことなんですね。
竹下さんは中学の残りを、金沢市内の盲学校へ通います、そして京都府立盲学校普通科専攻科に進学しているんですね。
盲学校の生徒は、基本的に鍼灸マッサージの資格を取り、就職するのが一般的とされているんですよね。
竹下さんも最初はやりたいことも見つかっていなかったので、鍼灸マッサージの資格を取るために一生懸命訓練をしたそうですよ。
目に見える世界を失った竹下さん、当然でしょうか音の世界にのめり込んでいき、ギターを弾くようになるんですね。
ギターによって普通学級の生徒とも交流を深め、そのことがことがきっかけで弁論大会に出場、2回目の挑戦だったそうですが優勝もしているんですよ。
このように普通学級の生徒から刺激を受けた竹下さんは、「大学に行ってみたい」と思うようになったといいます。
盲学校の担任の先生からは「何を言っているのだ、大学で何を学ぼうとしているのだ?」と聞かれ、とっさに「弁護士になりたい」と言ったそうなんですね。
大学に行きたいという思いを叶えるために、ただかっこいい職業という単純な思いつきでの選択だったそうですよ。
最初は、鍼灸マッサージの職業が既定路線になっているため、先生からは相手にしてもらえませんでしたが、そこは竹下さん、持ち前のガッツで説き伏せたそうですよ。
根気に負けた先生から「やれるとこまでやってみぃ」と言ってもらったといいます。
でも今までマッサージの勉強しかしてこなかったので、高校の勉強を基礎からやり直したそうなんですね。
竹下さんは、こうして20歳のときに龍谷大学法学部に入学しています。
必死で勉強した竹下さん、当然ですが点字で司法試験を受けさせてほしいと法務省に頼むんですが、前例がないため門前払いだったそうですよ。
何度も足を運んだそうですが受け入れられず、そのうち弁護士に同行してもらって点字受験をお願いしたそうなんですね。
それでも断った法務省の職員に、「あんたはそれでも人間か!」と大声で代弁してくれたそうで、ようやく点字受験が実現したとのことですよ。
竹下さんはこれを聞いて、「ああ、僕もいつかはこんな弁護士になりたい。人の為に役に立つ、弱者の代弁者になろう」と心に誓ったというんですね。
それから足掛け10年、8度の失敗の後9度目の挑戦で見事に司法試験に合格したんですよ、1981年のことでしたね。
今現在、全盲の弁護士さんは竹下さん含めて3人おられるそうですが、全盲という視覚障害を抱えての弁護士資格取得は竹下さんが、日本で初めてのことだったんですね。
でも資格を取得しても全盲の弁護士を雇い入れてくれるところはなく、1984年に京都の法律事務所から採用通知が来た時は、すごく嬉しかったそうですよ。
こうして京都弁護士会に所属した竹下さん、1994年5月には「つくし法律事務所」を開設しているんですね。
1991年に京都弁護士会の副会長に就任、2011年には京都に弁護士法人「つくし総合法律事務所」を設立し、翌2012年には東京にも事務所を開設しているんですよ。
現在は京都と東京で、弁護士12名と10名の事務スタッフに、司法書士や税理士、社労士のメンバーを合わせると約50名程度のチームになっているとのことなんですね。
竹下義樹の妻や子供・家族は?
竹下義樹先生のお話を今晩放送とのこと。「「日本初の全盲弁護士“信念の人生”を再び」歴史的裁判を担当し、勝訴してきた全盲の弁護士が登場。日本で初めて点字での司法試験に合格。8度落ちてもあきらめなかった執念の男!」 https://t.co/2PBLJghbN6
— 曽我部真裕 (@masahirosogabe) September 20, 2020
アクティブでチャレンジ精神が強い竹下さん、実は学生時代に結婚されているんですね。
奥さんとは学生時代の点字サークルで知り合ったそうなんですが、奥さんのご両親は全盲の竹下さんとに結婚を認めなかったので、半ば強引な駆け落ち婚だったそうですよ。
竹下さんが司法試験に9回挑戦しているときに、お2人の間には2人のお子さんが誕生しているんですよ。
奥さんと2人のお子さんを含めて一般人ということもあり、名前や年齢などの詳しい情報は公開されていないんですね。
奥さんは同級生かどうかわかりませんが、竹下さんと年齢が近いことは確かですよね。
お子さん2人は、司法試験に挑戦中に生れているとのことで、性別は不明ですが年齢はお2人とも40代ではないでしょうか。
竹下義樹 全盲弁護士歴史的裁判で勝訴!
全盲の弁護士・竹下義樹先生に、あるべき士業の姿を見た! ー アメブロを更新しました#弁護士さんhttps://t.co/5Qj37xfnUB
— 宝塚の呑んだくれオヤジ (@JgTyiHMzWT8wFB8) September 10, 2019
地元では「武闘派」と呼ぶ人もいる全盲の弁護士・竹下義樹さん、山口組の組長を相手どった裁判では弁護団長をつとめて勝訴したといいます。
さらに、生活保護を廃止されたホームレス状態の人が行政を訴えた裁判で、原告を弁護して勝訴しているんですね。
この裁判では、福祉のあり方に一石を投じたそうですよ。
そんな竹下さんですが、今夜の『逆転人生』に出演されて歴史的裁判の勝訴を語ってくれるのでしょうか?
また新型コロナウイルスの影響で生活困窮者が増えていく中、竹下さんは常に弱者に寄り添い支えているといいます。
8度落ちても諦めなかった執念の男・竹下さん、逆転人生「日本初の全盲弁護士“信念の人生”を再び」をご堪能くださいね。
★ NHK総合『逆転人生』 9月21日(月) 夜 10時~10時45分
逆転人生見てるんやが、日本初の全盲弁護士、竹下義樹弁護士
格好良いな🐱✨
8度の司法試験を受けた不屈の精神は見習う所やな👀✨ pic.twitter.com/TrSYev5o3X— Admantite.kk.Hermit(二代目 (@luckyst70838463) September 9, 2019
注)本記事内のツイートに関しては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。皆さまの貴重な情報に感謝いたします…♪
13日参院議員会館にて日本盲人会連合会長の竹下義樹弁護士と対談。
点字こうめい78号の対談企画です。テーマは「視覚障がい者と「平成」~移動、雇用、情報保障の変遷~」バリアフリー法改正や今国会成立を目指す読書バリアフリー法・中央省庁の雇用水増し問題など約1時間。
貴重なお話を伺いました。 pic.twitter.com/6nJbY1lMPk— 山本博司 (@y_hiroshi_1209) March 12, 2019
注)アイキャッチ画像に関しましては、「山本博司」さんのツイート画像を使用させていただいております…♡
まとめ
今回は「竹下義樹のプロフィールと経歴は?妻や子供・家族は?全盲弁護士勝訴」と題しまして、竹下義樹さんについてまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?
竹下さんの人生は、なんか逆転の人生だけじゃなく、逆転に次ぐ逆転の人生といってもいいんじゃあないでしょうか。
それほど波瀾万丈で、スリリングな人生を送ってきていると思いますね。
趣味の部分を見ても、スキーや登山、岩登りととてもアクティブで、全盲の人とは全く思われませんよね。
こんな方が、石川県出身の我が”同胞”だと思うと、嬉しくなっちゃいます!
今夜の『逆転人生』の竹下義樹さん、石川出身という角度から見ても楽しめそうですね。
それでは、今回はここまでとさせていただきます!
最後までご覧いただき誠にありがとうございました!