こんにちは、sadachi. です!
都道府県をまたぐ移動自粛が全国的に解除になり、移動が自由になった昨日19日、石川県では新型コロナウイルスのPCR検査を3件行い、いずれも陰性だったと発表しています。
ウイルスの潜伏期間が最大14日間程度とされる中、県内の新規感染者は14日間連続でゼロとなり、県内のコロナ感染「第1波」は収束したと考えて良いとの判断がされています。
県対策本部会議アドバイザーである金沢大学医学系の市村宏教授が述べたもので、今後は感染防止に心掛けながら、徐々に日常生活を取り戻していくように勧めています。
そこで「【石川県新型コロナ第1波収束】金沢やっと来られた!移動全面解禁!」と題しまして、石川県に記念すべきの19日の1日を振り返って、まとめてみましたので参考にしてくださいね。
それではさっそく、本題へいってみましょう!
Contents
石川県では、最初に新型コロナウイルスの感染者が確認された2月21日から、これまでに病院や事業所、飲食店などにクラスター(感染者集団)が発生しているんですね。
クラスター関連を含めた県内の感染者数が299人、うち27人の方が亡くなっています。
県が濃厚接触者の特定とPCR検査を進めた結果、感染経路が不明な患者は5月22日を最後に、確認されていないといいます。
23日以降では、県内最大のクラスターが発生した二ツ屋病院(かほく市)関係だけで感染者が確認されていましたが、それも6月5日から途絶えているんですね。
5日からでしたので、19日で収束の目安となる14日間が経過したということで、たまたま政府が予定していた移動全面自粛解除と一緒の日で、記念の日となりましたね。
市村教授は、「すでに市中にウイルスはいないだろう。二ツ屋病院も、ほぼウイルスは消えたといってもいい」と分析しているんですね。
また「マスクの着用徹底や人との接触を抑えた自粛生活など、県民一人ひとりが努力した結果だ」と私たちを評価しています。
石川県は県境をまたいだ移動を全面解除しましたが、まだ感染が収束していない首都圏や北海道、福岡などからの人の流れも、当然ありますよね。
市村教授は、長い自粛生活は失うものが大きすぎるとして「社会経済のためには緩和せざるを得ない」と、移動制限解除に理解を示しているんです。
が、現状県内で収束を見たとはいえ、上記のようなことを踏まえて、散発的に感染者が発生する可能性はあると強調しているんですね。
ですから、引き続きマスクの着用やこまめな手洗い、人と人の距離確保など予防を怠らない意識が必要だとしています。
「感染者がでたとしても、濃厚接触者の特定や検査といった積極的な疫学検査を行い、感染を広げないことが重要になる」として、冷静な対応を呼びかけているんですね。
「やっと来ることができた」
金沢駅では19日、北陸新幹線で首都圏から訪れた観光客やビジネス客が目立つようになって来ましたね。
東京から観光に訪れたという40代のご夫婦は「この日を待ちに待っていた」といい、5月の連休中に予定を立てたそうですけど、移動の自粛要請を受け3度キャンセルを繰り返したとのことです。
ご夫婦は「兼六園や金沢城、近江町市場を巡りたい」と、金沢駅構内で満面の笑みを浮かべたそうですよ。
白山市に住む息子が建てる家の上棟式に出席するため、横浜から北陸新幹線で石川入りした70代のご夫婦は、金沢駅で出迎えた孫2人に半年ぶりに会ったといいます。
「ずっと自粛生活だったので、孫の顔を久し振りに見ることができて嬉しい」と喜んでいたそうですよ。
埼玉県から金沢に単身赴任している50代の会社員は、近江町市場で購入したという毛ガニやガスエビ、のどぐろの箱を抱え北陸新幹線に乗り込んだといいます。
自宅に帰るのは正月以来だそうで、「家族と犬に会えるのが嬉しい」と笑顔を見せたとのことですよ。
出張で金沢を訪れた50代の会社員は、「ウェブ会議でも仕事はできるが、実際に営業先と会った方が仕事がしやすい」と語ったとのことなんですね。
改札口の駅員によると、「東京方面からの北陸新幹線の乗車率は30%ぐらいで、先週より少し増えた感じ」と述べ、まだまだ回復途中との見方を示したそうですよ。
この日、一部の無料ゾーンをオープンした金沢21世紀美術館では、午前中の来館者が少なかったそうで、静かな再スタートになったそうですよ。
北陸新幹線で同館を訪れた30代のご夫婦は、「移動の解禁と会社の休みが重なったので久し振りに遠出した。21美のスイミングプールが見たかったが閉まっていて残念」と話していたとのことだそうですよ。
兼六園では、移動解禁後もシャッターを閉めたままの茶店が多いそうです。
7月から営業を再開するとしている「出世茶屋」の女将・清水千代子さんは、「東京がまだ危ないのに解禁して大丈夫なのか。お客さんは戻って欲しいけど、またこっちも危なくなるかも」と感染の拡大を心配したとのことです。
このように市内の観光地からは、新型コロナウイルス感染リスクを不安視する声も上がっているとのことですよ。
県金沢城・兼六園管理事務所によると、19日の兼六園の入場者数は449人で、昨年の同じころから見ると10分の1ほどにとどまっているとのことなんですね。
石川県と金沢市が市の南町に整備した「金沢中央案内所」が19日に、都道府県をまたぐ移動の全面解禁に合わせて、プレオープンしています。
7月17日まではプレオープン期間として午前10時から午後6時までの営業となり、18日以降は同10時から午後9時までの営業だそうですよ。
18日の本格オープンには、金沢城鼠多門の鼠多門橋が完成する日で、県内の観光サービスの充実を図るとしているんですね。
案内所は、尾山神社の反対側に位置し、多言語による観光案内のほか、当日の宿泊予約や外国人に人気のあるスマホのSIMカードの販売などを行うそうですよ。
都道府県をまたぐ移動が全面解除された19日、新幹線や空の便に人出が戻って来ているそうですよ。
東京駅の東海道新幹線のホームでは、自粛期間とは打って変わって乗車待ちの列ができたといいますし、全日空も国内線と国際線の全便で営業を再開しているんですね。
その一方で、全国各地の観光地では、人出はまだ戻っていないといいます。
石川県でも県境をまたぐ移動の自粛要請が解禁され、北陸新幹線で遠方に向かおうとするマスク姿の家族連れや、首都圏からのビジネスマンらが大勢行きかっているんですね。
でも解禁されたという笑顔ばかりでもないようですよ。
長野県の実家へ帰省するという2歳の子どもを連れた20代の主婦は、「車内は十分に換気されているとはいえ、感染リスクはゼロではないと思う。なるべく周りに人がいない席に座りたい」と話しています。
実家では数週間過ごすそうですが、「子どもが小さいのでマスクは着けられないが、手洗いをしっかりして気を付けたい」と話して、ホームに向かったそうですよ。
石川県内に住む友人を訪ねに来たという長野市の10代の会社員は、「社内ではしっかりとマスクを着けて過ごした」と話しています。
金沢市へ出張に来ていた千葉市の50代の会社員は、「長距離の移動は感染の恐れを感じて、まだ怖い」と話しているんですね。
移動は嬉しいけど、感染リスクを拭い去ることはできないので、まだまだ怖いというのが実感のようですね。
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今回は「【石川県新型コロナ第1波収束】金沢やっと来られた!移動全面解禁!」と題しまして、石川県に記念すべきの19日の1日を振り返って、まとめてみましたが、いかがだったでしょうか?
プロ野球も開幕した19日、我が阪神タイガースは西勇輝投手が、ホームランを含む2打点と気を吐きましたが、惜しくも逆転負けしています。
そんなプロ野球の開幕と、国の都道府県をまたぐ移動の自粛要請全面解除の日に重なって、石川県の「第1波」が収束したというのは、偶然にしても驚きです。
この石川県の記念日に何があったのかをお伝えしましたが、観光的にはまだまだの感が否めないところがあります。
でも、確実に前に進んでいる実感も感じることができています、嬉しいでしょね!
それでは、今回はここまでとさせていただきます!
最後までご覧いただき誠にありがとうございました!