こんにちは、貞千です!
初秋の風がようやく心地よく感じるころでしょうか?毎年9月1日~3日にかけて行われる富山八尾の「おわら風の盆」の季節がやってきます。
地方(唄い手、囃子、三味線、太鼓、胡弓)によって奏でられる優雅な調べに合わせて踊る姿は、どこにも見られない妖艶さを漂わせ、その独特な雰囲気とともに観衆を魅了します。
それは日本舞踊の所作を取り入れているからだと言われ、数千に及ぶとされるぼんぼりの光を背景に、その美しい舞姿を際立たせています。
ぼんぼりとまん幕で飾られた町並みは情緒にあふれ、来るもの、見るものを異次元の世界に誘います。
そこで今回は「おわら風の盆2019の行き方や見どころは?駐車場・穴場や日程も!」と題しまして、行き方や見どころなどをまとめていますので、参考にしていただけたら嬉しいです!
それではさっそく、本題へいってみましょう!
Contents
越中八尾おわら風の盆2019の概要
おわら風の盆も近い諏訪町。 pic.twitter.com/oMATYN5jnJ
— やまざき@とやま (@yamazaki_toyama) August 18, 2019
まずは、越中八尾おわら風の盆2019の日程から概要を見ていきましょう!
「おわら風の盆」
★ 開催期間:2019年9月1日(日)~9月3日(火)
「おわら演舞場」
★ 会場:富山市立八尾小学校グラウンド
★ 9月1日(日)上新町、東新町、西町、天満町
★ 9月2日(月)下新町、東町、西新町、諏訪町
★ 9月3日(火)八尾高校郷土芸能部、福島、今町、鏡町
★ 時間:19:00~20:55(各演舞25分、間休憩5分)
★ 料金:指定席 3,600円 自由席 2,100円
※ 雨天中止(ペット同伴不可)
「各町内の輪踊り・町流し」
★ 9月1日/2日:15:00~23:00
※ 17:00~19:00は、夕食・休憩になります。
★ 9月3日:19:00~23:00
※ 19:00以前は、一切踊りはありません。
★ 演舞場出演中の支部は、町流しをしていません。
★ 降雨中の輪踊り・町流しはありません。
★ 出演していない町内へ行くと町流しを見られる機会が増えます。
「おわら風の盆踊り方教室」
★ 会場:八尾曳山展示館
★ 時間:9/1~9/3各日共に14:00~16:00
★ 入館料:大人500円、小人300円
※ 混みあい具合により、踊り方教室に参加できない場合があります。
※ ここで、おわら踊りの基本を覚えて、町の輪踊りに参加ができます。
引用元:おわら風の盆公式サイトより
「問い合わせ」
★ 越中八尾観光協会 076-454-5138
★ 富山市八尾山田商工会 076-455-3181
★ 富山市商工労働部観光政策課 076-443-2072
おわら風の盆2019のアクセス方法と駐車場
富山、越中おわら風の盆。 pic.twitter.com/CNXodtO8HZ
— Yumiko ASAKURA (@Yu_mi_ko_888) August 18, 2019
電車の場合は、富山駅からJR高山本線で25分「JR越中八尾駅」下車、おわら風の盆開催中は行き帰りで各20本、計40本の臨時列車が運行します。地鉄バスは富山駅南口ロータリーの6番乗り場から約45分かかります。
電車バスを利用する場合は、最初に帰りの切符も買い求めておくことをおすすめします。また八尾町中心部までは歩いて30分ほどかかるので、JR越中八尾駅前⇔曳山展示館直通のまちなか連絡バス(200円)が便利です。
「まちなか連絡バス」
★ 運行時間 9/1・2は11:20~13:30、9/3は11:20~16:10
「車のアクセス」
★ 富山駅からタクシーで35分
★ 富山空港からタクシーで20分
★ 北陸自動車道富山I.C、富山西I.Cいずれも25分
※ おわら風の盆の開催期間は、八尾の町に交通規制がされるので要注意です。
※ 交通が規制される時間帯:9/1・2は15:00~25:00、9/3は18:00~25:00
おわら風の盆2019の公式駐車場は2ヵ所(1,700台)になります。それぞれの駐車場から会場周辺までシャトルバスが運行されます。
「おわら風の盆駐車場」
★ 富山市八尾スポーツアリーナ駐車場
※ 住所:〒939-2306 富山市八尾町井田101
★ 八尾ゆめの森テニスコート駐車場
※ 住所:〒939-2331 富山市八尾町下笹原508
★ 料金:自家用マイクロバス 10,000円、一般車 1,000円
★ シャトルバス乗車 1回 500円
※ 運行時間:駐車場から9/1・2は15:00~21:00、9/3は17:00~21:00
※ 運行時間:駐車場へは各日共に23:00で終了
引用元:おわら風の盆公式サイトより
おわら風の盆2019の見どころや穴場スポットをご紹介
越中八尾のおわら風の盆を舞台にした不倫物語 若い頃告げることが出来なかった想いを何十年 …女心の切なさをさゆりさんが風の盆恋歌♪で 切々と歌い上げています??行けなくてもその場にいる感じがして 胡弓の音色が聴こえてくるようです??@fibq0uwZgUtmX7D #マイあさ #nhk_gogoradi #nhk_suppin pic.twitter.com/sbjHJ40nnB
— Lily (@Lily59925412) August 16, 2019
八尾が全国に誇る民謡「越中おわら」は、300年の歴史をもち叙情豊かで気品高く、綿々としてつきぬ哀調の中に優雅さを失わぬ唄と踊りです。
引用:越中八尾おわら風の盆ガイド
ここでは、おわら風の盆2019の前夜祭の詳細のご紹介、また見どころや穴場スポットをご紹介していきますね。
「前夜祭」
★ 開催期間:2019年8月20日(火)~8月30日(金)
※ 8月31日(土)は準備のため、すべての会場が休止しています。
「おわらステージ」
★ 会場:八尾曳山展示館(越中八尾観光会館ホール)
★ 料金:自由席 1,500円
★ 18:30~19:00 おわら風の盆映像上映
★ 19:00~19:30 おわら踊り方解説を実施
★ 19:30~19:50 舞台での「おわら踊り鑑賞」
※ 開場:17:30(雨天決行)
「輪踊りと町流し」
前夜祭では毎晩、1町内が輪踊りや町流しなどを行います。
★ 8月20日(火) 天満町 天満町通り
★ 8月21日(水) 東新町 若宮八幡社・東新町通り
★ 8月22日(木) 東町 東町通り
★ 8月23日(金) 下新町 下新町通り
★ 8月24日(土) 西新町 西新町通り
★ 8月25日(日) 今町 今町通り
★ 8月26日(月) 上新町 上新町通り
★ 8月27日(火) 福島 ふれあい広場・駅前通り
★ 8月28日(水) 諏訪町 諏訪町通り
★ 8月29日(木) 西町 西町通り
★ 8月30日(金) 鏡町 鏡町通り
★ 20:00~22:00 降雨時には中断、晴れれば再開します。
「前夜祭駐車場」
★ 八尾町民ひろば
※ 富山市八尾町福島牧野123
★ 料金:観光バス(マイクロバス以上)5,000円、一般車 1,000円
おわら風の盆2019の見どころは、何といっても「町流し」に出会うことにあると言っても過言ではありません。
「おわら演舞場」に出演していないところがすべて町流しを行っているわけではないので、初めて行く方はどこでどう待ったらいいのか途惑うと思います。
一応、エリアスケジュールはあるのですがこれも目安と考えて、見たいポイントを定めたら30分から1時間は待つくらいの準備が必要でしょう。
特に人気スポットの鏡町「おたや階段」と八尾町道諏訪町本通り「日本の道百選通り」で、町流しに出会えれば最高と言っていいでしょうね!
前夜祭の場合は、1日1町内に限られますので、この方が町流しを見られる確率は圧倒的にあがることと思います。前夜祭に町流しを確実に!一つの選択肢ですね。
ここでおすすめスポット(穴場時間帯)をご紹介しますね!
おすすめスポットは、やはり鏡町「おたや階段」と八尾町道諏訪町本通り「日本の道百選通り」ですね。
おわら風の盆で踊る女性は25歳までの未婚と決まっています。しかしそれは、観光客のための踊りであって、公式な時間がすぎた午後11時くらいになると、観光客も減った中で年齢や性別の縛りを取っ払ったベテラン勢も参入してくるというのです。
また今まで踊っていた若者たちも、すげ笠を取って自由に踊りだしたり、少人数で町流しをしたりと、八尾の町民が自分の思うまま踊りたいように踊るというのが何とも楽しいと思いませんか?
町によってバラツキがあり、必ずしも鏡町や八尾町道諏訪町本通りで行われるとは約束できませんが、やっていたら嬉しいですね。やっていなくても、ここで夜を明かす人は結構いるんですよ。
もうひとつ意識しないとできない体験があります。それは、JR越中八尾駅から始発で帰ると、富山行き、猪谷行きのそれぞれの始発電車を踊り手20名以上でおわら踊りで見送ってくれるのです。
また行きたくなると思いませんか?
まとめ
今回「おわら風の盆2019の行き方や見どころは?駐車場・穴場や日程も!」と題しましてまとめてきましたが、いかがだったでしょうか?
越中八尾おわら風の盆は、人口約2万人の八尾旧町と11町内に全国から20万~30万人が訪れる人気のお祭りになっています。
おわらの語源は、「おわらい(大笑い)」や「おおわら(大藁)」、小原村の娘が唄い始めたからと言う「小原村説」などがあり、風の盆は台風到来の時期に収穫前の稲が風の被害に遭わないように行われてきた豊作祈願のお祭りを「風の盆」とよんでいたということです。
「おわら風の盆」、抒情的ないい響きですね。私も今年はなんとか時間を見つけて、訪れてみたいと思っています。
それでは、今回はここまでとさせていただきます!
最後までご覧いただき誠にありがとうございました!