こんにちは、sadachi です!
澄んだ秋の夜空を見上げると、綺麗な星がキラキラと瞬いていますよね。思わずうっとりと異次元の世界に入ったことはありませんか?
そして昔から日本には、流れ星を見たら願いが叶うというお話が伝わっているのをご存知ですかね。
今は、いつ流星がみられるか分かっていますから、狙ってお願いする人もたくさんいるみたいですよ。
これからは冬の星座が一段と輝く時を迎えるのですが、その中で一番手の流星と言えば10月の代表格「オリオン座流星群」ですよね。
そこで「オリオン座流星群2019北陸の見える方角や時間ピークは?穴場も」と題しまして、今年の見える方角や時間から、またどこで見たらよいかまでをまとめてみましたので、参考にしてくださいね!
それではさっそく、本題へいってみましょう!
Contents
オリオン座流星群2019北陸の見える方角や時間ピークは?
オリオン座の中でふたご座との境界付近を放射点として、放射線状に広がって出現する流星群がオリオン座流星群です。
オリオン座流星群の母天体は、あの有名なハレー彗星です。ハレー彗星に含まれるチリを彗星の通り道に放出していくときに、たくさんのチリが地球の大気に飛び込みオリオン座流星群となって、私たちの目に飛び込んでくるのです。
もう少し詳しくご紹介しますと、宇宙空間にある直径1㎜~数㎝程度のチリ(塵粒=ダスト)が地球の大気圏にぶつかり、地球大気や気化した塵の成分が光を放つ現象を流星と呼んでいます。
毎年、彗星の軌道が地球と交差する時期がほぼ決まっているので、狙い撃ちで流星群の出現を確認することができるんですよ。
ただ見ることができる条件が毎年同じということはないんですね。街の明かりやネオンなどは論外として、郊外の暗いところでも障害になるのが月明かりです!
それでは今年はどうなのでしょうか?
今年(2019年)のオリオン座流星群の極大(ピーク)は、10月22日(火)午前8時ごろと推定されていますので日の出後ということになります。
よって観測の第1候補は、10月22日の0:00~未明までということになります。
★ 第1候補:2019年10月22日(火)0:00~夜明け
★ 第2候補:2019年10月21日(月)及び23日(水)0:00~夜明け
観測の方角としては、南東方向で夜半頃に下弦の月があがってきます。従って、今年の観測条件は「あまりよくない」と言っていいでしょう。
それでも観測できないということではないので、あせらず22日の未明の空にに注目しましょう!
流星は放射点から90度以上離れた場所で発光する場合もありますので、方角にはあまりこだわらず全天を観察するぐらいの感じの方がいいでしょう。
人間の目の機能としていえるのは、暗闇に慣れるまでは時間がかかるということです。15分は我慢して目が慣れるのを待ちましょうね。
そして大事なことは、月が視界に入らないのがベターということですね。また、電波観測に関しては問題なくお楽しみいただけるものと思います。
この時期にご注意していただきたいことは、ズバリ寒さです。最低気温は1日のうちで未明に観測することがほとんどなので、十分考慮に入れての観測が必要です。
因みに、今年のピークの好条件を日本にこだわらずに探してみると、中東から北アフリカ、東ヨーロッパがいいそうですよ!
オリオン座流星群2019北陸の天体観測スポット・穴場も
オリオン座流星群に限らず北陸地方の天体の観測スポットをご紹介しますね!
★ いしかわ子ども交流センター 金沢市法島町11-8
★ 大乗寺丘陵公園 金沢市長坂町・山科町地内
★ 勝尾崎キャンプ場 七尾市能登島えの目町
★ 能登有料道路別所岳サービスエリア 七尾市中島町田岸
★ 安宅関跡 小松市安宅町タ
★ 曽々木海岸 輪島市町野町曽々木ア
★ 白山温泉付近 白山市白峰ハ
★ 石川県柳田星の観察館「満天星」 鳳珠郡能登町上町ロ1-1
★ 有峰記念館付近 富山市有峰
★ 猿倉山森林公園 富山市直坂
★ 富山市科学博物館 富山市西中野町1-8-31
★ 富山市科学文化センター附属富山市天文台 富山市三熊49-4
★ 汐風ドライブイン付近 氷見市中波
★ 黒部市吉田科学館 黒部市吉田574-1
★ 利賀国際キャンプ場 南砺市利賀村上百瀬
★ 道の駅たいら 南砺市東中江
★ エンゼルライン折り返し地点 小浜市宇久
★ 九頭竜湖夢のかけ橋付近 大野市箱ケ瀬
★ 福井県自然保護センター 大野市南六呂師169-11-2
★ 雄島橋付近 坂井市三国町安島
★ 福井県児童科学館 春江町東太郎丸3-1
★ 冠山青少年旅行村キャンプ場 今立郡池田町志津原
★ 広野ダム 南条郡南越前町広野
★ 越前岬灯台付近 丹生郡越前町血ヶ平
このように、天体観測のポイントはたくさんあるのですが、ここでなくても平たく言えばどこでもいいです。といっても、市街地の明かりは避けてくださいね!
周辺が暗くて、明かりが目に入らず、広いところなら観測場所としては問題ないと思います。
穴場スポットですが、珠洲市の見附公園なんてどうでしょうか。軍艦島を前にしてオリオン座流星群を見ることができたら、最高!って思いませんか?
私的には穴場の第1スポットとしておすすめいたします。但し、必ず観られることを保証するものではありませんので、ご了承くださいね。
石川県の穴場スポットをもうひとつご紹介しますと、白山一里野温泉スキー場なんていかがでしょうか? 天空が宏大に広がるような気がするのですが…!?
まとめ
今回「オリオン座流星群2019北陸の見える方角や時間ピークは?穴場も」と題しまして、2019年オリオン座流星群の観測についてまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?
残念ながら今年のオリオン座流星群は、ベストの環境とは言えないのですが、明るいのが特徴の流星ですから、観られたら嬉しいですよね。
オリオン座流星群でなくても、散在流星もありますからいくつか見ることができると思いますよ。
先にも注意点としてご指摘しましたが、大事なことは風邪をひかないように防寒対策をしっかりしてから観察してくださいね。
リラックスした服装で窮屈にならないような姿勢をとって、無理をせずに楽しんでいただきたいと思います。
それでは、今回はここまでとさせていただきます!
最後までご覧いただき誠にありがとうございました!