こんにちは、sadachi. です!
準大手ゼネコンに位置づけられている西松建設が、7都府県の緊急事態宣言を受けて、5月6日まで感染爆発および医療崩壊防止の観点から、営業対応を在宅勤務で対応させていただく場合があると発表しました。
また施工中の現場については、発注者と協議の上、工事中止・現場閉所を基本方針とするとも発表して、各方面から関心を集めています。
そこで、西松建設はどういった会社なのかも含め「西松建設の株価格や年商・沿革や強みも!新型コロナ禍で工事中止!」と題しましてまとめてみましたので、参考にしていただけたら嬉しいです!
それではさっそく、本題へいってみましょう!
西松建設の株価格や年商・沿革や強みも!
トレンドに入ってる西松建設はゼネコン11位の準大手なワケですか。
1社だけでも売上高3000億超えの仕事が止まるというのに、もしこの流れでスーパーゼネコン各社が動き出したりしたら・・・建築下請け絡み、足場、具材及び配送etc・・・と凄まじい影響が出てくるんだなぁ。怖い流れだな pic.twitter.com/pFQxWpigJQ
— 元チャリ屋 (@cyariya_2) April 13, 2020
大手ゼネコンなどに先駆けて工事中止に踏み切った西松建設ですが、どういった会社なんでしょうか、会社概要から見ていきますね。
【西松建設株式会社 NISHIMATSU CONSTRUCTION CO.,LTD.】
★ 本社住所:〒105-6407 東京都港区虎ノ門1丁目17番1号 虎ノ門ヒルズビジネスタワー
★ 本社代表:TEL:03-3502-0232
★ 代表者 :代表取締役社長 髙瀨伸利
★ 創 業 :1874年(明治7年)
★ 設 立 :1937年(昭和12年)9月20日
★ 資本金 :23,513,643,819円
★ 従業員数:2,606人(2019年3月末現在)
★ 主な事業内容:建設事業、開発事業、不動産事業 ほか
西松建設の石川県の実績をみますと、建物では金沢市の「ホテル金沢」や「辰口町役場新庁舎」、2001年に開港した「のと空港」なんかもそうですね。
また山側環状線の「御所トンネル」や「北陸新幹線の梅田・観法寺BI」、「七尾のトンネル工事」や「能美郡美化センター埋立処分地」、「美川人エリーフ工事」などがあります。
全国的には久留米シティプラザや東京警察病院、福大トンネルなの施工実績があり、官公庁から教育施設や文化社会施設、医療施設や老人福祉施設などあらゆる分野の建設や土木事業の実績を持っている会社だということがわかります。
ここ10年の株価格の推移を見ていきましょう!
★ 2011年 660 円 (12/30) 73,649,200
★ 2012年 900 円 (12/28) 79,247,600
★ 2013年 1,670 円 (12/30) 139,625,000
★ 2014年 2,485 円 (12/30) 158,269,600
★ 2015年 2,300 円 (12/30) 154,959,800
★ 2016年 2,830 円 (12/30) 112,514,800
★ 2017年 3,160 円 (12/29) 86,085,000
★ 2018年 2,503 円 (12/28) 83,721,100
★ 2019年 2,470 円 (12/30) 73,473,300
★ 2020年 2,045 円 (04/10) 24,983,200
※ 年 株価格 終値日 累計売買高
今年の4月10日現在の株価格が2,045円になっていますね、この数値がどういう意味合いを持つのかはよくわかりませんが、10年前から見ると相当高値になっているのはわかります。
それでは次に、西松建設の売上高(年商)を見ていきますね。
★ 2011年 2,579億円
★ 2012年 2,639億円
★ 2013年 2,533億円
★ 2014年 3,146億円
★ 2015年 3,430億円
★ 2016年 3,088億円
★ 2017年 3,152億円
★ 2018年 2,844億円
★ 2019年 3,493億円
★ 2020年 3,750億円(予定?)
それでは西松建設の主な沿革(歴史)を確認しておきますね。
★ 1874年 創業
★ 1937年 株式会社西松組を設立
★ 1948年 社名を西松建設株式会社と改称
★ 1948年 東北支店(仙台市)開設
★ 1950年 技術研究所開設
★ 1951年 四国支店(高松市)開設
★ 1951年 熊本支店(1926年3月開設)を九州支店(福岡市)と改称
★ 1957年 多摩川工場開設
★ 1958年 中部支店(名古屋市)開設
★ 1961年 東京証券取引所第2部に上場
★ 1962年 東京建築支店開設
★ 1962年 本社新社屋完成
★ 1963年 東京証券取引所第1部に上場
★ 1964年 札幌支店開設
★ 1965年 香港支店開設
★ 1966年 中国支店(広島市)開設
★ 1972年 横浜支店開設
★ 1974年 東関東支店(千葉市)開設
★ 1998年 愛川衝撃振動研究所(神奈川県愛甲郡)開設
★ 2002年 関東支店と東京建築支店を統合
★ 2005年 北陸支店(新潟市)開設
★ 2008年 海外支店(東京都港区)開設
西松建設が誇る”強み”は「現場力=より良い未来を構築することに成功」とのことです!
建設現場では、いかに事前の準備や最新技術を万全に整えていても、想定をしえない課題が発生することがあるとのことです。
西松建設の「現場力」は、現場におけるきめ細やかな施工管理力と、現場に潜む様々な課題を自ら発見し、自ら解決するチカラで未来を創っていくそうですよ。
特にダムやトンネル等の土木工事に強みを持っていて多数の実績を誇っているほか、官公庁や医療施設などといった公共性の高い建築物も数多く手がけていますよね。
※ 西松建設のマンション建設に関する口コミは「こちら」
西松建設 新型コロナ禍で工事中止!
「受注者から一時中止の希望」なんか言えるわけねーーだろ!!!!西松建設くらいだわ!!!#西松建設#コロナ#建設業 pic.twitter.com/FgNQHeJGiJ
— bafuu (@bafuu0120) April 13, 2020
ある建設会社の幹部は「朝、西松さんのウェブサイトを見てびっくりした」、また別の建設会社でも「あそこまで、よく踏み込んだな」と驚きの声が上がっているんですね。
国土交通省は、緊急事態宣言発令の直後に、宣言対象域内で既に契約を結んでいる直轄工事についての対応策を発表していたんですね。
それによると、受発注者による協議を開いて、受注者(建設会社)から一時中止や工期延長の希望がある場合には、中止措置などを取るとした方針を地方整備局や北海道開発局などに通知したそうなんですね。
これを受けて受注者である建設会社がどんな方針を取るかに注目していたそうなんですが、いち早く反応したのが西松建設だったんですね。
西松建設は、高瀬伸利社長をトップとする事業継続計画対策本部を開催して、今後の対応を協議したそうなんですね。
社内では「工事中止は非常に難しい」といった意見もあったらしいんですが、最終的には感染拡大防止に向けた「企業の社会的責任」を重視したそうです。
大手ゼネコンの大林組は「原則として工事を継続する」と表明していますし、大成建設は「発注者から要請を受けた場合、一時中止などの対応を個別に協議する」そうです。
鹿島建設も自ら積極的に一時中止を申し出る考えがないことを明らかにしたそうで、大手や準大手ゼネコンなどの主要建設会社では、同様の考え方が大勢を占めているそうです。
そんな中での西松建設の決断ですからね、ゼネコン業界を全く知らない私でも心から拍手を贈りたいと思います!
「施工中の現場は発注者と協議のうえ、工事中止・閉所を基本方針とする」。緊急事態宣言を受け、新型コロナ感染拡大防止を重視した西松建設の決断に驚きの声が上がっています。#新型コロナ #COVID19 #緊急事態宣言https://t.co/OiDYSV5DX0
— 日本経済新聞 電子版 (@nikkei) April 12, 2020
本当に同感です。何の補償も後ろ楯もなく社員や作業員、家族の安全を第一に考えての迅速で勇気ある決断だと思います。このようなリーダーの元で働く社員の方は幸せだと思います。関係者の皆さん事態が終息したら一丸となって工期回復のため尽力をお願いします。#西松建設 #髙瀬社長
— horistar (@horistar2) April 12, 2020
私もインフラ関連の現場仕事ですが全く仕事のやり方変わってません。
西松建設さんは素晴らしい判断をなさったと思います。
色々問題がありますがこの流れが続いてくれると願います。#西松建設#工事中止#新型コロナウイルス感染症https://t.co/hiGgpMbpT2— 🍀ぽっかぽかな人生🍀~れいわ新選組応援✊~ (@922shin6) April 13, 2020
素晴らしく勇気のある判断だと思う。人命を優先した西松建設に敬意。愛国心を感じます。 https://t.co/DDfpkcyJaG
— アンジェス (@AnGes___) April 12, 2020
#西松建設#髙瀬社長あっぱれ
西松建設髙瀬社長が早々に建築、土木、官民問わず工事中断、現場閉所の判断は誠に立派な行動だと思います。発注者に申し入れ後との事でしたが、工事中断を断ってきた発注者はあるのでしょうか?他のゼネコンさん決断は早く。西松さんは総理の非常事態宣言同時期です。— horistar (@horistar2) April 12, 2020
西松建設やるなぁ。
鹿島や竹中みたいなスーパーゼネコンも見習って欲しい。
デベロッパーもかな 三菱、三井、住友、東急あたりがやればインパクトでかい。現場なんかクラスターいつしてもおかしくないもんね。
けど政府が日雇いの方達に手当てを出してくれない以上は止められないのかも。 https://t.co/W2LPjv0N9K
— 神田川ハジメ (@mZzQF2NphJmvexI) April 13, 2020
西松建設の工事中止!苦渋の決断かと思います。私は鉄道関係ですが、工事を担当しています。不要不急な工事は延期等を決断しないとリモートワークなんか無理だし、人との接触を減らせない!下請けの給料とか問題はあるけど、今のまま!このまま!では?いつまで経ってもコロナは終わらない。
— まなぶん (@pHJ1RaMnVAixdrN) April 13, 2020
西松建設のコメントの「工事を続けて、万一感染を広げたら、企業の社会的責任が問われる」って、めちゃくちゃ正常な判断。こう言う時にこの判断できる会社が今後の経営に左右しそう。企業には社会的責任が常に付きまとうし。
— ≡ ⌌ ↓ ⌍ㄷ (@misotter) April 13, 2020
大手ゼネコンの西松建設が、緊急事態宣言としでの工事中止を発表‼️
さすが西松建設👍✨— 逆馬 飛車丸 (@takumi14506948) April 10, 2020
先般西松建設さんが出された工事中止のご判断が如何に大きなことであったかがわかります。https://t.co/3fX0n7x089
— 録音室│会社員ならびに投資家 (@oto_i0) April 10, 2020
注)本記事内のツイートに関しては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。皆さまの貴重な情報に感謝いたします…♪
緊急事態宣言 西松建など中堅ゼネコン、工事中止・現場閉所を検討 発注者と協議開始https://t.co/pz2cw1Ud3H
— 日刊工業新聞電子版 BizLine (@Nikkan_BizLine) April 10, 2020
注)アイキャッチ画像に関しましては、「日刊工業新聞電子版 BizLine」さんのツイート画像を使用させていただいております…♡
まとめ
今回「西松建設の株価格や年商・沿革や強みも!新型コロナ禍で工事中止!」と題しまして、西松建設という会社がどういった会社なのかについてまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?
新型コロナウイルス感染拡大が留まるところを知らない今、個人の行動がどうあるべきかは
”耳タコ”なんですが、商店街などのリポートはあっても企業の取組なんかは伝わってきませんでしたね。
そういった中に飛び込んできた西松建設の快挙!感染拡大防止に向けた「企業の社会的責任」を重視、素晴らしいじゃあないですか。
ここへの決断までには苦渋の選択だったと思いますが、西松建設の高瀬社長さんをはじめ中止に動いていただいたすべての方に感謝いたします。
こういったことが全国的に広がると、必ずや終息してくれると信じることができます!
それでは、今回はここまでとさせていただきます!
最後までご覧いただき誠にありがとうございました!