こんにちは、sadachi. です!
毎週月曜日午後10時から放送のNHK総合『逆転人生』は、逆転無罪判決やスポーツでの大番狂わせ、奇跡の生還 etc を特集する番組になっています。
泣いて、笑って、勇気をもらえる…ドラマよりドラマチックな真実の逆転劇なんですね。
今回人生を逆転させた主人公は、ある新興宗教にのめりこんだ母親のもとで育ち、人生を翻弄された子ども・作家の坂根真実さんです。
母親によって進学や就職、結婚など人生の選択が制限され、精神的に追い込まれていった坂根さんが見つけ出した希望とは!?
そこで「坂根真実がブログに毒親…?プロフィールや経歴は?本とエホバの証人」と題しまして、坂根真実さんについてまとめてみましたので、参考にしてくださいね。
それではさっそく、いってみましょうか!
Contents
坂根真実さんがブログに毒親…?
『解毒 エホバの証人の洗脳から脱出したある女性の手記』(坂根 真実 著) 読んだ。筆者はエホバの証人の二世で洗脳が解けたという。エホバの証人ではDV、離婚が破戒行為であり不貞を働かれない限り離婚できないと知った。 https://t.co/P8dAYLqgdQ pic.twitter.com/4UG8SqVF0z
— obebe (@obebe) August 19, 2018
坂根真実さんは、アメーバ―ブログを運営されています。
坂根さんのブログタイトルは、「『解毒』著者の坂根真実が語る、宗教2世が社会で自立するために気づいたこと」になっているんですね。
最新の坂根さんのブログを紹介しますね、さすが作家さんの文章だけあって、簡潔で読みやすく、内容もサクッと入ってきます。ぜひチェックしてみてください。
【5月10日放送・NHK総合「逆転人生」】脱会者にとっての故郷とは?
【2018年・Abema TV「Wの悲喜劇」】「29年間、ずっと楽しかった」と言えた理由は?
依頼が次々に舞い込む人は何が違うのか?師匠から教わった意外な仕事術とは…
『解毒』は、2016年に角川書店から発行された坂根真実さんの著書になります。
宗教2世とは、文字通りある宗教を信仰している親から生まれ、否応なしにその宗教の信者になる子ども(2世)のことを言います。
「宗教2世問題」や「宗教2世信者」が、宗教を信仰する家庭や生まれた子どもの苦悩として取り上げられ、問題となっていることも事実だそうです。
これは、ある宗教2世の言葉です。
私たち宗教二世というものは生まれつき違う文化の中で育っていて、私はデートは三人以上で行い、週三回は宗教の集会に行き殴られ、大学に行くことは禁忌でした。
そのままその違う文化圏で生きていく方も、日本の文化に帰化した方もひっくるめて宗教二世と呼んでいます。
坂根真実さんは、母親が「エホバの証人」にのめり込み、母親の影響で11歳のときに洗礼を受けて信者になった収去2世なんですね。
坂根さんは自身のブログの中で、「毒親」について記述しているんですね。
何回にもわたって書かれたものみたいですが、でもこの記事は、すでに削除されているようですね、記事そのものは見つからなかったのですが…。
「坂根真実さんの『毒親』の一連の記事によせて」という「魔物の子・元JW1世」さんの記事の中に『毒親』の抜粋が出ていますので、ご紹介します。
坂根真実さんの『毒親』の一連の記事によせて①「こちらから」
坂根真実さんの『毒親』の一連の記事によせて②「こちらから」
これで、現在削除されている『毒親』がどういった方向性のものだったのかは、理解できると思いますので一度チェックしてみてくださいね。
因みに毒親なんですけど、毒になる親の略で、毒と比喩されるような悪影響を子供に及ぼす親のことを言うそうです。
子どもが厄介と感じるような親を指す俗的概念なんですね、ちなみに学術用語ではなく、母親の場合は毒母、毒ママ、父親の場合は毒父などと呼ばれているそうですよ。
坂根さんがご自身の母親のことを書いたのか、それともエホバの証人の全体、もしくはその中の個人のことを書いたのかは、不明です。
坂根真実さんのプロフィールや経歴は?
Wの悲喜劇で見た限り、坂根さんはまだ洗脳されてる感じがする。
結婚離婚に関する教義には否定的だが、それ以外は、たもさんより教団を肯定的に捉えているように見えた。モーターマン1 @RedwingCong「追記”「毒親」についての坂根真実さんのブログを読んで”」 https://t.co/Mh2qVF2i4l
— 梅酒 (@maouumeshu) April 13, 2020
坂根真実さんのプロフィールです。
1977年、東京生まれ。作家。
高校卒業後、2001年から作家になるための修行を開始。また並行して、自身の人生体験から「女性として本当に幸せに生きるために“女性の人権を守る”」をテーマに多数のカウンセリングを行い、2005年、『DVってなに?』を明石書店から出版。
その後、2016年に、宗教2世の苦悩と社会的自立について綴ったノンフィクション『解毒』(角川書店)を出版。
★ 日本うつ病学会正会員
★ 日本トラウマティック・ストレス学会正会員
キリスト教系の宗教「エホバの証人」に11歳のときに洗礼された坂根さん、プライベートが制限され、”信者として正しくあれ”ということを強いられます。
学校生活や就職、結婚などに制限が課され、精神的に追い込まれていったそうなんですね。
それでも必死に教義を守り、教団から評価されるように行動していたのですが…。
エホバの証人では、原則、離婚およびそれに伴う再婚は禁止になっています。
例外として配偶者の不倫による離婚、また死別による再婚は認められているそうです。
結婚していた坂根さんなんですが、”夫のDV”によって離婚したそうです、そのことによって教団から排斥されてしまったんですね、29歳のときです。
排斥された坂根さんですが、10年間協会に通い続ければ排斥が解かれるという特典があり、それを信じて通い続けたそうなんですね。
その中で坂根さんは再婚を果たすのですが、またしても夫のDVに遭ったそうで、この夫とも離婚しているんですね。
因みにこの再婚は淫行と教団に判断され、夫婦ともに排斥されています。
この2度の離婚は相当辛かったようですね、DVの後遺症やエホバからの排斥によってストレスがつのり、入院してしまうんですね。
坂根さんは治療を受ける中で、医師や医療従事者の方との出会いがきっかけとなり、それまで外の人だった人たちとの交流を図るようになるんですね。
さまざまな人との出会いや言葉が、坂根さんの中に自分の大事な哲学を得て、行動となって表れていったそうですよ。
そしてそれまで自分を縛り続けてきた信仰と、逃れられない環境から「自分」を取り戻し、自分の道を歩みはじめたんですね。
坂根真実さんの本とエホバの証人も
逆転人生「宗教2世 親に束縛された人生からの脱出」NHK総合5月10日(月)夜10:00~10:45(45分) https://t.co/hPLtyz5MOI 幼少時から家族ぐるみで「エホバの証人」に入信し、洗脳が解けるまでつらい人生だった坂根真実さんがゲスト。新興宗教にのめりこんだ母親のもとで人生を翻弄された子どもの逆転人生
— YS@ゆうげん (@yuugen_) May 9, 2021
坂根さんの本に行く前に、「エホバの証人(Jehovah’s Witnesses)」を少し解説しておきますね。
エホバの証人は街頭、駅前、戸別の家庭訪問などの熱心な伝道を世界各地で行っているんですね、我が家にも何度か来ているんですよ。
1870年代にチャールズ・テイズ・ラッセルさんによって設立されています。
当初は「国際聖書研究者協会」という組織名だったそうですが、後に「エホバの証人」に改名したとのことなんですね。
現在、世界本部は2016年に、アメリカのニューヨーク州ウォーウィックにあります。
2018年の公表された信者数ですが、全世界で約869万人、最多国アメリカでの信者数は約120万人ほどいるそうです。
日本では、2020年度の最高伝道者数は212,683人だそうですね、アジア諸国ではフィリピンに次いで日本が多いそうですよ。
エホバの証人で問題になるのは、行動様式ですよね。
ここではwikiより、主な行動様式をピックアップしますので、参考にしてくださいね。
・十字架やイコンなども偶像とみなし崇拝の対象としない。
・政治への参加(選挙への立候補および投票など)は行わず、政治的に中立である。
・格闘技・戦争に参加せず、兵役につかない。(良心的兵役拒否)
・国旗敬礼、国歌斉唱を行わない。国旗への敬礼、国歌斉唱は、国家崇拝に該当すると判断している。また国旗・国歌は偶像であり、これへの敬礼は偶像崇拝であるとする。ただ、国旗に対する毀損行為、国旗掲揚や国歌斉唱への妨害行為は行わない。
・信者間を称号で呼ぶことはなく、互いを兄弟または姉妹と呼ぶ。
・他の宗教の冠婚葬祭に出席するか否かは、個人の良心として各信者に委ねられているが、宗教的な行為には一切参加しないため事実上出席できない。
・反聖書的・異教由来とみなす行事は祝わない。誕生日の祝い、クリスマス、昇天祭、ハヌカー、贖罪の日の行事、ラマダンの断食、ハローウィン、感謝祭、聖人の日の祝い、聖霊降臨祭、新年の祝い、七夕、節分、ひな祭り、各国のナショナル・デー(建国記念日や独立記念日、革命記念日の祝い)など、政党の記念日の行事、戦勝記念日や停戦記念日、終戦記念日の行事。
・宗教系の保育所や福祉施設・病院などの利用については、信者個々の良心上の問題とされている。
・淫行、姦淫、マスターベーションなどを汚れた行為と見なしている。
・喫煙、医療目的外の麻薬・薬物使用は汚れとして禁じられている。
・適量の飲酒は禁じていないが、泥酔は禁じている。
・コリント人への第二の手紙6章14節に基づき、基本的に信者としか結婚しない。
・原則、離婚およびそれに伴う再婚は禁止。ただし、配偶者の不倫による離婚、配偶者との死別による再婚は認められている。
・教義に著しく反し、かつ悔い改めが認められない場合は排斥措置が執られる。
・生物の歴史に於ける進化、およびそれが「なぜ」「どうやって」おきたのかについて進化論ではなく創造論を支持している。
いかがでしょうか、やはり私は何度来られても、入信する気にはなれないですね。
では、坂根さんの本(著作)を見ていきましょうね。
坂根さんは、プロフィールにあるように2005年、『DVってなに?』を明石書店から出版しているのですが、見つけることはできませんでした。
2016年1月23日には、角川書店から単行本『解毒~エホバの証人の洗脳から脱出したある女性の手記~』を出版しています。
幼少時から家族でエホバの証人に入信した女性の苦悩に満ちた半生と洗脳が解けるまでを描くノンフィクション。DV、2度の離婚、自殺未遂、家族との断絶を経て、どん底から彼女はアイデンティティを確立していく
という内容で、今夜放送される『逆転人生』では、この本に沿って展開するそうですよ。
★ NHK総合『逆転人生』 5月10日(月) 22:00~22:45
5/10(月) 22:00~22:45にNHK総合で放映予定の「逆転人生」のテーマは、
「宗教2世 親に束縛された人生からの脱出」です。
エホバの証人2世としての体験記「解毒」の著者・坂根真実さんが出演します。
坂根さんのブログの告知記事https://t.co/CW9z53TkHT#宗教2世
(続く↓) pic.twitter.com/xYo9pyZlXj— ナオ (@exjwnao) April 28, 2021
注)本記事内のツイートに関しては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。皆さまの貴重な情報に感謝いたします…♪
注)アイキャッチ画像に関しましては、坂根真実さんのブログからの画像を使用させていただいております…♡
まとめ
今回は「坂根真実がブログに毒親…?プロフィールや経歴は?本とエホバの証人」と題しまして、坂根真実さんについてまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?
坂根さんが結婚された2人は、2人とも教団2世で教団では体罰を推奨しているんですね。
2人に共通しているんですが、父親が母親に体罰(実質的なDV)を加え、母親は子ども(坂根さんの夫)に道具を使っての体罰を与えたとのことなんですね。
こうして、体罰が当たり前として育った2人が、坂根さんにDVを加えたとしても無理からぬことかもしれませんね。
やはり、エホバの証人がおかしいようです。
そんな、坂根真実さんが今夜の『逆転人生』に登場するんですね、どんなお話が展開されるのでしょうか、興味深いので楽しみなんですよ。
それでは、今回はここまでとさせていただきます!
最後までご覧いただき誠にありがとうございました!