こんにちは、sadachi. です!
毎週木曜日の夜に放送されている『カンブリア宮殿』のカンブリア紀には、地球で起きた生命の大爆発、そして次なる進化を求めて生物が一斉に誕生しているといいます。
あれから5億5000万年、平成の時代に起きた経済の大変革、そして令和の進化を担って、いま多種多様な人物が次々と誕生しているんですね。
そんな「カンブリア紀の経済人」を迎える、大人のためのトーク・ライブ・ショーが、毎週木曜日にテレビ東京が提供する『カンブリア宮殿』なんですよ。
今回番組に登場するカンブリア紀の経済人は、女性が熱狂する石鹸メーカーである松山油脂の社長・松山剛己さんになります。
そこで「松山剛己プロフィール経歴?結婚や妻・家族マークスアンドウェブとは」と題しまして、松山剛己さんについてまとめてみましたので、参考にしてくださいね。
それではさっそく、いってみましょうか!
Contents
ではまず最初に、松山剛己さんのプロフィールや経歴を見ていきましょう。
【松山剛己さんのプロフィール】
名 前 : 松山 剛己(まつやま つよし)
生 誕 : 1964年
年 齢 : 2022年の誕生日が過ぎれば58歳
出 身 : 東京都墨田区
居住地 : 東京都世田谷区
高 校 : 慶應義塾高等学校
大 学 : 慶應義塾大学経済学部
所 属 : 松山油脂株式会社 代表取締役社長
(株式会社マークスアンドウェブ、株式会社北麓草水社の代表も務める)
職 業 : 実業家
1986年04月: 株式会社博報堂入社
1990年04月: 三菱商事株式会社入社
1994年01月: 松山油脂合名会社(現:松山油脂株式会社)入社
2000年04月: 松山油脂株式会社 代表取締役社長就任
2000年12月: 株式会社マークスアンドウェブ 代表取締役社長就任
松山剛己「Facebook」
松山さんは1964年、1908年から110年以上続く石けん・化粧品製造の松山油脂のオーナー家に生まれています。
1986年に慶応大学経済学部を卒業すると株式会社博報堂に入社、外資系企業に対する商品開発及びマーケティングを担当しているんですね。
その後の1990年には三菱商事株式会社に転職、情報産業企画部に所属しています。
1994年に家業である松山油脂合名会社に入社するのですが、当時グローバル化が進んで海外製品が安く入るようになっていたため、会社は衰退の一途だったといいます。
もともと起業家を目指していたという松山さん、家業を継ぎたいと父親に申し入れたんですが「せっかく三菱商事にいるんだから…」と、入社を断られているんですね。
高祖父から代々続く家業を潰したくないという一心から松山さんは、父親を説得し続けてようやく1994年に松山油脂へ入社したというわけです。
会社の衰退をくい止めるためにはこのままではいけないと、松山さんが入社して取り組んだのは自社ブランドを立ち上げることだったんですね。
これは当時大手企業の下請けだったため、これまでの会社の基盤を否定されるのと、元請けのライバル関係になる不安から社内で大反対になったんですね。
父親も例外ではなく、さらに入社したあとも父親への説得は続きます。
それでもこのままだとジリ貧との考えから商品開発を断行したので、父親を説得してもベテランを含む社員が半数以上辞めたとのことです。
反対派の先鋒だった会社でNo.2だった叔父さんには、退職金を支払って辞めてもらったとのことで、一番つらいことだったと振り返っています。
「一番つらかったのは、会社の常務でナンバー2だった叔父に辞めてもらったこと。叔父と私は見ている時間軸が違ったので、経営方針をいくら話し合っても噛み合わなかったんです。当時、私は小さな成功や実績を積み上げていくことで、会社の新たな変化や進むべき道をみんなに理解してもらいたいと願っていました。しかし、そうしている間も会社の経営状況は刻一刻と厳しくなっていく。叔父や社員達が私に従うのを待っていられる状態ではなかったので、退職金を払って辞めてもらうしかなかったんです。」
出典:BIZHINT
こうして作った初の自社ブランド製品が「無添加せっけん」と「塩入りボディソープ」だったそうで、松山さん自ら量販店や東急ハンズなどにアプローチしていったんですね。
1社成功するとその評判が横へ横へと広がり、量販店との取引が開始されるようになり、そこで売れるようになってからは、他の販売先とも続々と取引が決まっていくんですね。
2000年4月には正式に父親から引き継ぎ、専務から代表取締役社長に就任しています。
自社ブランド製品の開発のほかに着手したのが直営店ビジネスで、同年12月にはマークスアンドウェブを立ち上げたんですね。
今まで、製品といえば下請けの委託先から問屋を経由し、販売店に卸されてエンドユーザーの手元に届いていたのが、自分達で作って即販売できるようになったんですね。
そうした努力が実を結び、入社した当時約4億強だった売り上げが20倍にも伸び、40人程度の従業員が600人以上に増えたと言います。
もっとも、松山さんが入社したときの人数が約40人ということでしたから、半数以上辞めたところをベースにするとものすごい伸び率と言えそうですね。
働き方改革は今も続けていて、「WORK2020」を立ち上げたことにより、優秀な女性がやめなくなり、さらに優秀な女性が入社するようになったと言います。
また、2009年から富士北麓の有機的資源を生かした「北麓草水」、2016年から野菜を中心としたスローフードスタンド「GREENBOWL」の事業展開しているんですよ。
松山さんは慶應義塾大学時代の先輩で、「スープストックトーキョー」などで知られる株式会社スマイルズの社長である遠山正道さんの媒酌で結婚されたそうです。
松山さんのFacebookによると、2011年6月15日に奥さんと息子さん、娘さんと見られる写真が投稿されています。
引用:松山剛己さんのFacebookより
息子さんが小学校の高学年で、娘さんは小学校の低学年のように見受けられます。
このことから松山さんの結婚は、三菱商事のサラリーマン時代ではなかったかと想像しますが、いかがでしょうか。
これが11年前ということですから、息子さんは20歳前後になっていると思われますね。
奥さまのお名前や年齢、ご職業など、またお子さまのお名前や年齢などの詳細は公開されておりませんが、これが家族写真だとすると4人家族で間違いないですね。
休日に家族でサイクリングかピクニックといったところでしょうか、奥さま以下の自転車がどこになるのか気になりますが、仲の良さが伝わってくる写真ですね。
松山さんが2000年に立ち上げた「MARKS&WEB(マークスアンドウェブ)」とは、どのような会社なんでしょうか、また松山油脂とはどんな違いがあるのでしょうか。
気になりますので、まず会社概要を比べてみましょうね。
【松山油脂の会社概要】
★ 社 名 : 松山油脂株式会社(Matsuyama Co.,Ltd.)
★ 所在地 : 〒131-0042 東京都墨田区東墨田2丁目17番8号
★ 電話ほか: 03-3613-1334、Fax:03-3619-1358
★ 設 立 : 1930年6月27日(創業1908年)
★ 資本金 : 18,000,000円
★ 代 表 : 代表取締役社長 松山剛己
★ 売上高 : 4,267,934千円(2021年3月期)
★ 従業員数: 314名(2021年4月1日現在)
★ 事業内容: 透明石けん・化粧石けん・スキンケア製品の製造販売
★ 商品構成: 透明石けん6%、化粧石けん3%、ヘアケア・ボディケア61%、スキンケア27%、その他3%
松山油脂株式会社「ホームページ」
松山油脂株式会社「Instagram」
【マークスアンドウェブの会社概要】
★ 社 名 : 株式会社マークスアンドウェブ
★ 所在地 : 〒153-0043 東京都目黒区東山1丁目11番10号
★ 電話ほか: 03-3715-6868、Fax:03-3715-6869
★ 代 表 : 代表取締役社長 松山剛己
★ 設 立 : 平成12年12月28日
★ 資本金 : 30,000,000万円
★ 従業員数: 348名(2020年10月1日現在)
★ 事業内容: 厳選したオイル・ハーブなどの植物原料、そして精油(エッセンシャルオイル)の香りを最大限に活用したボタニカルアイテムの企画・販売。タオル・帆布等、素材を重視したライフスタイル商品の企画・販売。ホームページにおける、自社商品の通信販売と全国の直営店「MARKS&WEB」の運営。
※ ボタニカルアイテムはフェイスケア・ヘアケア・ボディケアアイテムの総称
★ 商品構成: ボタニカルアイテム70%、雑貨30%
株式会社マークスアンドウェブ「ホームページ」
株式会社マークスアンドウェブ「Twitter」
マークスアンドウェブがボタニカルアイテムに特化して、松山油脂が石けんに特化しているのかと思いましたが、どちらもケア関連が主な商品構成になっていますね。
松山油脂が大元の会社であることは間違いないですね、松山さんが2000年に設立しているところから、従来の下請け業務から抜け出すための象徴のような気がしますね。
松山さんが今後の仕事としてより強調するために、松山油脂を継ぐと決めた以上なくすわけにはいきませんから、新しい会社が必要だったんだと思います。
どちらにしてもお互いが関連会社、会社規模も事業規模もほぼ同じで、今夜11時6分から放送される『カンブリア宮殿』では、これまでの歩み、そしてこれからのことをお話しするとのことですよ。
マークスアンドウェブのフェイスケアや松山油脂のハンドメイドソープなど、商品も両方紹介されるとのことなので、楽しみですよね。
★テレビ東京系『カンブリア宮殿』 2月10日(木)23:06~23:55
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今回は「松山剛己プロフィール経歴?結婚や妻・家族マークスアンドウェブとは」と題しまして、松山剛己さんについてまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?
女性が熱狂する石けんメーカーとしてその名を馳せる「松山油脂」、昔ながらの釜焚き製法にこだわっていると言います。
実直なものづくりはそのままに自社ブランドを立ち上げナチュラルローソンなどで展開、さらにマークスアンドウェブなどの直営ブランドも全国に展開しているんですね。
そして売り上げが20倍に…、それを成し遂げたのは5代目松山剛己さんなんですね。
元は大手の石けん製造を引き受ける下請け企業だったんですが、さまざまな改革を実行して旧体制を見事に打破したというわけです。
今夜の『カンブリア宮殿』は、番組テーマが「創業114年 老舗石鹸メーカー!下請けから人気ブランドに」ということで、売上20倍の立役者・松山さんの登場です。
どのような改革で、そこにはどんな障害があったのか、松山剛己さんはそれまでの歩みやこれからのことをお話しするとのことなので、楽しみにしてくださいね。
それでは、今回はここまでとさせていただきます!
最後までご覧いただき誠にありがとうございました!